美濃戸から赤岳・横岳・硫黄岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 11時間40分
  • 21.6km

コースガイド

八ヶ岳の主峰赤岳と中心部の峰々をめぐり、クサリ場やハシゴが随所に現れる岩稜帯を歩く周遊コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
11時間40分
歩行距離
21.6km
最大高低差
1,409m
水場
赤岳鉱泉
トイレ
赤岳鉱泉
 美濃戸口の八ヶ岳山荘前から美濃戸まで林道を進みます。車高の高い四駆車なら美濃戸まで入れます。美濃戸には、やまのこ村・赤岳山荘・美濃戸山荘の3軒の山小屋があり、やまのこ村、赤岳山荘には、各70台ほどの駐車場があります。
 美濃戸山荘上で道は北沢、南沢に分かれ、左にさらに林道を歩くと堰堤のある広場に出て、北沢を渡って登山道に入ります。整備された橋で北沢を何度か渡れば赤岳鉱泉です。赤岳鉱泉前で硫黄岳に続く道と分かれ、行者小屋方面へ。中山乗越から西側にわずかに登ると展望台があり、横岳・阿弥陀岳などの景色を楽しめます。中山乗越から緩く下り、行者小屋が見えた所に地蔵尾根の分岐があります。行者小屋前の広場で、南沢からの登山道が合流します。
 小屋前の広場から文三郎尾根を経由して赤岳ヘ向かいます。歩き始めて10分ほどで阿弥陀岳への分岐があり、ここを直進します。しばらく登ると崩れやすい山肌につけられた長い階段になります。左に赤岳を見上げるようになり山腹のトラバースが終わると、阿弥陀岳、中岳方面からの縦走路と合流します。この先登山道は立場川源流部を巻きながら、急な岩場の中をクサリ、ハシゴも頼りにして、赤岳の南峰頂上に到着です。八ヶ岳の最高峰からの展望は申し分なく、360度の眺めが楽しめます。
 赤岳頂上から狭い吊尾根をわずかに歩き、頂上山荘のある北峰へ。眼下に赤岳天望荘を望みながらの下りに入ります。こちらも崩れやすい岩質の道を、クサリも頼りに慎重に下ります。下り終えた場所が赤岳天望荘です。小屋の東側から抜け、地蔵の頭に向かいます。地蔵尾根の分岐から、さらに稜線を横岳へ向かいます。
 正面に日ノ岳のスラブ状の岩場につけられたクサリ場を登り、日ノ岳、鉾岳、石尊峰と、いくつものピークを越え、諏訪側や佐久側を巻きながら、三叉峰で杣添尾根分岐を過ぎて横岳奥ノ院に着きます。
 奥ノ院からの下りは、狭い岩の上からのハシゴ、狭い岩場のトラバースと緊張する所です。緩やかな砂地の台座ノ頭西側を行き、シカよけネットが張られているコマクサ群落を通れば硫黄岳山荘です。さらに広い尾根を歩き硫黄岳へ。視界の悪い時は大きなケルンが頼りです。
 硫黄岳からは南に横岳・赤岳・阿弥陀岳・権現岳、さらに南アルプスの山々、北には天狗岳、蓼科山と八ヶ岳の中心らしい景色が広がります。ひと息ついてから北へ向かう主稜線と分かれ、西に下ります。崩れがちな道、砂地から鞍部になり少し登って赤岩の頭分岐です。標識を確認し、南にわずかに下れば樹林帯となり、赤岳鉱泉に戻ります。ここからは、登ってきた道を美濃戸口まで戻ります。
横岳から赤岳(左)を振り返る。
硫黄岳頂上からの横岳(左)、赤岳(中央)、阿弥陀岳(右)。
赤岳からの下り途中より横岳方面を眺める
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