鈴蘭橋から剣ヶ峰へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 7時間0分
  • 10.9km

コースガイド

乗鞍高原から肩ノ小屋を経て乗鞍剣ヶ峰に至るコース。下山は、畳平のバスターミナルを目指します
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
7時間0分
歩行距離
10.9km
最大高低差
1,456m
水場
冷泉小屋付近
トイレ
肩ノ小屋
 すずらん橋バス停付近がこのコースの起点となります。広い駐車場と、トイレがあります。まず鈴蘭橋は渡らずに、スキー場内の道を登っていきます。しばらくスキー場内を直登する登山道を進むと、道は左側の樹林帯へと続きます。日差しを遮ってくれるカラマツ林をトラバースするように道は進み、樹林はシラビソ類の樹種が多くなっていきます。
 三本滝分岐点を過ぎると登山道は緩い尾根道となり、しばらくは、シラビソ、コメツガが多く混じる樹林帯を進んでいきます。やがて登山道は、乗鞍エコーラインの車道と交差します。バスやタクシーなどのほか、サイクリングを楽しむ自転車なども通るので注意しましょう。登山道は何箇所か車道を歩く部分を交えながら徐々に高度を上げていきます。途中、2022年の夏より営業を再開した冷泉小屋があります。このあたりまでくると樹林帯の樹高は低くなり、仰ぎ見るような高木は少なくなって、樹種もダケカンバやハンノキなどが多くなります。さらに何回か車道を挟んで登山道は進み、やがて位ヶ原山荘に到着です。先の冷泉小屋とともに、駐輪場やベンチが整備され、サイクリストの休憩ポイントになっています。小屋を過ぎるとナナカマドの群生が目立ち始め、登山道はほどなく森林限界を超えます。6~7月頃、シーズンが早いと雪渓が一部に残り登山道が分かりにくい所がある場合には、岩に描かれたペンキ印や赤布などの目印を探しながら進むことになります。肩ノ小屋口バス停(トイレ、休憩所あり)の手前では、場合によっては沢の増水で通りにくい所もあり、荒れた道に不慣れなら迷わず車道を選択するのがいいでしょう。
 大雪渓脇の登山道を肩ノ小屋まで進みます。肩ノ小屋では畳平からの登山者も混じって賑わっていることでしょう。肩ノ小屋と東大宇宙線研究所の間には頂上までの最後のトイレがあり、万が一の噴火の際の避難シェルターにもなっています。肩ノ小屋からの道は道幅が広く取ってあり、すれ違いに苦労することはほとんどありませんが、多人数のパーティとすれ違うときは登り優先の原則が崩れてしまうこともあります。
 岩状の道が途切れ、尾根のような所に出ると、雪渓を脇に残した権現池が見えます。剣ヶ峰を間近に見ながら頂上直下の分岐では左側の道を進むと、頂上小屋の脇を通って頂上剣ヶ峰へ。パノラマを楽しんだあとは浮き石に注意しながら権現池側の下り道を降ります。
 肩ノ小屋からは乗鞍観測所のある摩利支天岳の脇を通る車道を畳平へと向かいます。
剣ヶ峰への登路より振り返る肩ノ小屋鞍部と摩利支天岳。
サイクリストの休憩スポットにもなっている位ヶ原山荘。多くが最高地点2716mを目指し登る
乗鞍エコーラインと何度も交差する登山道