燕岳から大天井岳・槍ヶ岳へ(表銀座コース)

コース難易度
上級
  • 3泊4日
  • 25時間40分
  • 37.8km

コースガイド

コマクサの群生と花崗岩の奇岩で名高い燕岳から表銀座を歩いて国内第5位の標高を誇る槍ヶ岳へ向かう絶景展望縦走コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
3泊4日
歩行時間
25時間40分
歩行距離
37.8km
最大高低差
1,730m
水場
合戦尾根第一ベンチ
トイレ
各小屋
 表銀座縦走の起点燕岳登山口から急登ながら人気の合戦尾根をたどります。まずは樹林帯の登りが続きます。第一ベンチの裏手を下ると水場があります。荷揚げ用ケーブル下をくぐるとすぐに第二ベンチで、ここから少し傾斜が穏やかになり、適宜休憩をとりながら、長い登りを進みましょう。合戦小屋は売店のみの小屋で宿泊はできません。さらに登って稜線に出ると合戦ノ頭です。ここで展望が開けます。しばらく尾根沿いに進み、山腹をトラバースして燕山荘の真正面に出ます。手続きを済ませたら燕岳を往復しましょう。メガネ岩やイルカ岩など奇岩も多く楽しめます。
 燕山荘からは稜線をたどります。蛙岩を通過し、大下りで標高を下げますが、ほぼ同じだけ登り返します。花と展望を楽しみながらの快適な道ですが、切通岩にはクサリ場があります。大天井岳から槍ヶ岳にかけての東鎌尾根を開削した小林喜作のレリーフがあります。
 鞍部から登りかえすとすぐ大天井岳山頂への道と巻き道の分岐です。巻き道はクサリ場の連続なので、大天井岳山頂方面を目指します。山腹を斜上するように登り切ると、大天荘前の広場です。ここから山頂まで往復20分ほどです。次に常念岳方面への道を分け、大天井ヒュッテ目指して下ります。大天井ヒュッテから登る牛首展望台も絶景ポイントです。
 さらに西岳へ向かいます。途中右手に貧乏沢へ下る踏み跡がありますが、これは北鎌尾根へ向かうもので、一般路ではありません。赤岩岳は山頂を巻きます。また、西岳山頂も巻きますが、ヒュッテ西岳手前の分岐から往復15分ほどで山頂へ登れます。
 ヒュッテ西岳からの道のりは東鎌尾根上の道となります。ここまでの様相と一変して厳しい道となりますので慎重に歩きます。まずは急な下りです。いったん下りわずかに登り返し再び下ると水俣乗越となります。西岳からここまでに長いハシゴ場やクサリ場があります。水俣乗越で槍沢へ下る道を分けると、いよいよ険しい登りです。クサリ場やハシゴ、さらにヤセ尾根と気が抜けません。垂直に近い連続ハシゴもあります。ヒュッテ大槍でほっと一息つけますが、さらに尾根をたどると、2022年に付け替えられた鎖場の尾根となります。槍の穂先を回り込み、槍ヶ岳山荘に到着です。ここから槍ヶ岳山頂までは、ハシゴ、クサリの連続する登りとなります。慎重に三点支持で往復しましょう。
 下山は槍沢から上高地バスターミナルまで下ります。
東鎌尾根、水俣乗越手前から眺める槍ヶ岳
階段状にハシゴが連なる東鎌尾根。
大天井ヒュッテと大天井岳。
水俣乗越。
燕山荘前より燕岳の眺め
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