茨城の登山スポットおすすめ7選 歩きやすくて自然も満喫できる山旅へ

茨城県には、なだらかな稜線と四季の自然を楽しめる里山、信仰を集めてきた歴史ある山、海と山の景色が交差する絶景スポットなど、登山初心者にも歩きやすい山々がそろっています。標高は比較的低めながら、整備された登山道と多彩な見どころがあり、日帰りでも自然を満喫できます。

本記事では、登山初心者の方にも安心して歩ける茨城の山を7座厳選してご紹介。信仰の歴史を感じられる名山や、静かな森林に包まれた癒しのルートなど、それぞれの山の魅力を丁寧にお届けします。週末の自然時間に、ぜひ役立ててください。

2026年6月19日 更新

茨城の登山スポット7座を比較

茨城県には、筑波山のように展望や観光も楽しめる名山から、宝篋山や吾国山のように静かな里山歩きができる山、奥久慈男体山のように岩場のあるチャレンジ向きの山まで、個性豊かな登山スポットがそろっています。まずは標高や難易度、日帰りのしやすさ、見どころを比較しながら、自分の体力や目的に合う山を選んでみましょう。

表は横にスクロールできます。
山名 標高 難易度の目安 日帰りしやすさ おすすめ時期 主な魅力 向いている人
筑波山 877m 初級〜中級 しやすい 3月〜11月 男体山と女体山からなる茨城を代表する名峰。ケーブルカーやロープウェイも利用でき、展望、自然、歴史をまとめて楽しめます。 茨城を代表する山に登りたい人、展望を楽しみたい人、登山と観光を組み合わせたい人
宝篋山 461m 初級 しやすい 3月〜11月 つくば市近郊にある人気の里山。複数の登山コースがあり、山頂からは筑波山や霞ヶ浦を望めます。 静かな山歩きを楽しみたい人、低山で展望を味わいたい人、自分のペースで歩きたい人
八溝山 1,022m 初級〜中級 計画次第 4月〜11月 茨城県最高峰として知られる信仰の山。静かな森歩きや名水、山頂からの展望を楽しめます。 茨城県最高峰に登りたい人、静かな山深い雰囲気を味わいたい人、自然と歴史を楽しみたい人
高峯 519.6m 初級〜中級 しやすい 4月〜5月 春のヤマザクラが美しい山。仏頂山との縦走も人気で、静かな花見登山を楽しめます。 春の花を楽しみたい人、混雑を避けたい人、穏やかな縦走に挑戦したい人
奥久慈男体山 654m 中級 しやすい 4月〜11月 岩場や鎖場がある変化に富んだ山。山頂からの展望もよく、登山らしい達成感を味わえます。 低山からステップアップしたい人、岩場のある山に挑戦したい人、歩きごたえを求める人
吾国山 518m 初級 しやすい 3月〜5月、10月〜11月 春のカタクリ群生地で知られる穏やかな里山。信仰の歴史を感じながら、落ち着いた山歩きを楽しめます。 花を楽しみたい人、静かな里山を歩きたい人、ゆったり自然と向き合いたい人
高鈴山 623m 初級 しやすい 3月〜11月 山頂周辺に展望台や設備が整った歩きやすい山。太平洋や街並みを望む開放的な景色が魅力です。 海の見える山に登りたい人、安心感のある低山を選びたい人、日帰りで気軽に歩きたい人

目的と季節で選ぶ茨城の登山スポット

茨城県の山は、展望を楽しめる名峰から花の名所、岩場のあるチャレンジ向きの山までバリエーションが豊富です。どの山を選ぶか迷ったときは、「何を楽しみたいか」と「いつ登るか」を基準にすると、自分に合った山を見つけやすくなります。ここでは目的と季節ごとに、おすすめの登山スポットを紹介します。

茨城を代表する名峰に登りたいなら「筑波山」

茨城を代表する山に登りたいなら筑波山がおすすめです。男体山と女体山の双耳峰として知られ、関東平野を一望できる展望が魅力。登山道の種類も多く、体力や経験に合わせてコースを選べます。

春の新緑や秋の紅葉はもちろん、一年を通して多くの登山者が訪れるため、茨城の山を語るうえで外せない存在です。

県内最高峰に挑戦したいなら「八溝山」

茨城県最高峰に登りたい人には八溝山が向いています。標高1,022mを誇り、豊かな自然林や名水百選に選ばれた湧水群が見どころです。

比較的静かな環境で歩けるため、人混みを避けながら自然を満喫したい人にも適しています。新緑から紅葉まで長いシーズン楽しめるのも魅力です。

花を楽しむ春山なら「高峯」や「吾国山」

春の花を目当てに登るなら、高峯や吾国山がおすすめです。高峯ではヤマザクラが山肌を彩り、吾国山ではカタクリの群生を見ることができます。

どちらも標高が高すぎず歩きやすいため、景色や季節の移ろいを感じながらのんびり登山を楽しみたい人に向いています。

展望を気軽に楽しみたいなら「宝篋山」や「高鈴山」

日帰りで気軽に展望を楽しみたい人には宝篋山と高鈴山がおすすめです。

宝篋山では筑波山や霞ヶ浦を、高鈴山では太平洋や市街地を望めます。どちらも比較的歩きやすいコースが整備されており、低山ながら満足感のある景色を楽しめるのが特徴です。

岩場や鎖場に挑戦したいなら「奥久慈男体山」

登山経験を積み、少しレベルアップした山に挑戦したい人には奥久慈男体山が適しています。

岩場や鎖場が連続する区間があり、一般的な里山よりも登山らしい緊張感を味わえます。山頂からの展望も良く、歩きごたえや達成感を求める登山者から人気を集めています。

秋の紅葉や静かな山歩きを楽しむなら

秋の茨城は紅葉シーズンを迎え、筑波山や八溝山をはじめ多くの山が色鮮やかに染まります。

にぎわいを楽しみたいなら筑波山、落ち着いた雰囲気の中で歩きたいなら八溝山や吾国山がおすすめです。気候も安定しやすく、茨城の山を満喫しやすい季節といえるでしょう。

筑波山(877m、百名山) 双耳峰と大展望が楽しめる、茨城を代表する名峰

「東の筑波、西の富士」と並び称される筑波山は、関東平野から望む美しい双耳峰の山容で親しまれる茨城の名峰。女体山と男体山が御幸ヶ原を挟んで広がり、標高は高くなくとも登り応えのある山歩きが楽しめます。

登山道は複数あり整備も行き届いており、ケーブルカーやロープウェイを利用すれば山頂近くまで楽にアクセス可能。四季折々の花々や紅葉も美しく、自然と歴史の魅力を一度に味わえる山です。

東京方面からも日帰りでアクセスしやすく、観光も兼ねた登山を楽しみたい方にぴったり。登山道や展望のバリエーションが豊富で、何度訪れても飽きない魅力があります。

宝篋山(461m) 筑波山を望む展望と静けさに癒される、里山の人気スポット

つくば市の北東に位置する宝篋山は、気軽に登れる低山でありながら、展望・自然・静けさのバランスが良く、初心者に人気の山です。登山道は6本以上あり、極楽寺コースや常願寺コースなどバリエーションも豊富。自分のペースに合ったルートを選べるのも魅力です。

山頂には宝篋印塔が立ち、筑波山や霞ヶ浦、晴れた日には富士山まで見渡せるパノラマが広がります。都心からのアクセスも良く、自然に癒されたい週末にぴったり。

筑波山とセットで楽しむ日帰り登山としても人気があり、より静かな山歩きを求める方におすすめです。

八溝山(1,022m、三百名山) 信仰と名水に包まれた、茨城最高峰の静かな名山

茨城・福島・栃木の三県にまたがる八溝山は、古くから修験道の霊山として信仰されてきた歴史ある山。なだらかな山容と、湧水が点在する静かな山歩きが魅力です。

登山道はよく整備されており、初心者でも安心して歩けます。山頂からは那須や日光の山々まで見渡せる雄大な展望が広がり、「名水百選」に選ばれた八溝川湧水群の清らかな水音も心を落ち着かせてくれます。

アクセスにはやや時間を要しますが、週末の日帰り登山も可能。自然の静けさに浸りたい方におすすめの一座です。

高峯(519.6m) ヤマザクラが山肌を染める、春の静かな縦走ルート

桜川市北西部に位置する高峯は、春になるとヤマザクラが一斉に咲き、山肌を淡く彩る姿が見事。山麓の平沢地区から見上げる風景は、まるで桜のパッチワークのようです。

登山道はなだらかで、仏頂山との縦走ルートも人気。山頂は樹林に囲まれて展望はありませんが、西側のパラグライダー離陸場からは南方面の開けた眺望が楽しめます。

桜の季節には日帰りのお花見登山としても好評で、混雑を避けて静かに歩きたい方にぴったりのコースです。

奥久慈男体山(654m) 断崖と岩場の迫力を味わう、変化に富んだチャレンジルート

大子町東南部にそびえる奥久慈男体山は、男性的な岩稜と切り立った山容が印象的。登山道には鎖場や岩場があり、初心者には少しチャレンジ要素のある山ですが、その分、得られる達成感も大きなものがあります。

代表的なルートは大円地から山頂を往復するコース。時間と体力に余裕があれば、袋田の滝方面への縦走ルートもおすすめです。山頂からの展望も抜群で、信仰の対象としても知られています。

日帰りで挑戦できる範囲内ながら登山らしいスリルも味わえるため、筑波山や宝篋山で経験を積んだ方の次なるステップにおすすめです。

吾国山(518m) 春のカタクリが彩る、穏やかな里山と信仰の空間

笠間市にある吾国山は、笠間吾国愛宕県立自然公園に位置する穏やかな山。山頂には田上神社が鎮座し、筑波山や加波山の山並みを望むことができます。

4月上旬には山頂直下にカタクリの群生地が広がり、薄紫の可憐な花々が登山道を彩ります。静かに自然と向き合いたい方におすすめで、歴史ある信仰の山ながら、初心者にも優しいルートが整っています。

混雑しがちな山を避けて、静けさを求める春の山歩きにぴったりの一座です。

高鈴山(623m) 展望台と設備が整った、海と街を望むやさしい山

日立市と常陸太田市にまたがる高鈴山は、高鈴県立自然公園の中心に位置する、登山初心者にも歩きやすい山です。山頂の雨量観測所は遠くからでも目立つ存在で、山歩きの目印にもなっています。

なだらかな登山道にはベンチや展望台、トイレも整備されており、安心して歩けるのが魅力。太平洋の青い海や街並みを望む風景は開放感たっぷりで、気軽な山歩きを楽しめます。

JR常磐線沿線からも日帰りでアクセス可能。海が見える山に惹かれる方にとっては、茨城ならではの一座といえるでしょう。

茨城の登山に関するよくある質問

Q. 茨城で初心者におすすめの登山スポットはどこですか?

A. 茨城県で初心者におすすめの登山スポットとしては、筑波山や宝篋山が挙げられます。どちらも登山道が比較的整備されており、日帰りで楽しみやすいのが特徴です。山頂からの眺望も良く、登山経験が浅い方でも達成感を味わいやすいでしょう。

Q. 茨城県で一番高い山はどこですか?

A. 茨城県最高峰は標高1,022mの八溝山です。豊かな自然林や湧水に恵まれた山で、静かな山歩きを楽しみたい方に人気があります。比較的穏やかなコースが多く、自然観察を目的とした登山にも適しています。

Q. 茨城の山は日帰り登山ができますか?

A. 茨城県内の多くの山は日帰り登山が可能です。筑波山や宝篋山、高鈴山などは半日から1日程度で歩けるコースが整備されています。首都圏からのアクセスも良いため、週末の登山先としても人気があります。

Q. 茨城の登山に適した季節はいつですか?

A. 茨城の登山は春と秋が特に人気です。春は新緑やカタクリなどの山野草を楽しめ、秋は紅葉が見頃を迎えます。夏は暑さ対策が必要となり、冬は凍結や積雪の可能性があるため、事前の情報収集をおすすめします。

Q. 茨城の登山で初心者が準備しておくべき装備はありますか?

A. 低山であっても、登山靴やレインウェア、水分、行動食、登山地図は準備しておきたい装備です。天候は急変することもあるため、防寒着も携行すると安心でしょう。安全に登山を楽しむためにも、事前準備を心がけてください。

Q. 茨城には岩場を楽しめる山もありますか?

A. 茨城県には奥久慈男体山のように岩場や鎖場を楽しめる山もあります。一般的なハイキングコースとは異なり、手を使って登る場面もあるため、登山経験を積んだ方のステップアップ登山にもおすすめです。

Q. 茨城の登山ではクマ対策が必要ですか?

A. 茨城県の山域では、地域によって野生動物の目撃情報が報告されることがあります。登山前に自治体や登山情報を確認し、鈴やラジオなどで存在を知らせながら行動すると安心です。単独行の場合は特に周囲への注意を心がけましょう。

茨城の登山を楽しむなら、事前準備とルート確認を忘れずに

茨城の山々は標高が高くなく、登山初心者にも歩きやすい山が多いのが魅力ですが、一部には急登や岩場を含むルートもあります。安全に楽しむためには、事前の準備がとても大切です。

出発前には天気予報や登山道の状況を確認し、「山と高原地図」など信頼できる地図でルートを把握しておきましょう。スマホアプリ「山と高原地図ホーダイ」なら、GPSで現在地や進行方向を確認できるため、安心感が高まります。
自然に癒される休日を、茨城のやさしい山で過ごしてみてはいかがでしょうか。

『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図。 深田久弥による「日本百名山」をすべて収録し、主要な山岳エリアを網羅しています。 山と高原地図Webでは、登山、トレッキング、ハイキングに関する情報や、おすすめの登山ギアについて紹介していきます!
筑波山・加波山 高鈴山・奥久慈男体山 2026
山と高原地図ホーダイ
道迷いの不安を軽減 登山専用地図アプリ
山と高原地図ホーダイ
紙地図60年以上の信頼をスマホで
複雑な登山道も、正確な地図で不安を軽減。
登山の専門家が調査した正確なルートやコースタイム、見どころ情報までを一つにまとめました。
紙地図「山と高原地図」として60年以上の信頼を重ねてきた情報が、アプリ「山と高原地図ホーダイ」で。
今すぐダウンロードして安全登山を楽しみましょう。