【日帰り】の登山コースガイド

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検索結果851件中  721-740件
  • 葛川坊村から武奈ヶ岳

    葛川坊村から武奈ヶ岳

    まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。
    まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。
  • ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
  • ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
  • 釣瓶岳登山口から武奈ヶ岳

    釣瓶岳登山口から武奈ヶ岳

    朽木から武奈ヶ岳に登るコースを紹介する。栃生のバス停を降りると川べりに登山道を示す道標があるので、ここから山側に舗装道を入る。ヘアピン状に曲がる坂を登ってすぐ、地蔵峠、釣瓶岳への道標がある。ここから民家の前の道を進み、小さな墓地を越えると林道に出る。左へ進むとすぐに釣瓶岳への道標があり、階段状の登山道に入る。始めはつづら折れの急登である。尾根に出るところで道標があり「コメカイ道」の表示に出会う。周囲は広葉樹林となり、しばらく行くとコメカイ道出合がある。さらに上ってアカマツの美林を行くと笹峠道出合となる。どちらも分岐から先は登山道崩落により通行禁止になっているので、右に進路をとり、奥比良の主稜線のイクワタ峠に出る。急に視界が広がり、釣瓶岳などの展望が素晴らしい。釣瓶岳までは急な登りが続くが、振り返ると蛇谷ヶ峰や琵琶湖北部が見渡せ、元気が出る。釣瓶岳からは、灌木の茂みを縫うように南に下ると細川越がある。ブナの林やササの坂を縫いながら北稜を詰めて武奈ヶ岳山頂となる。北稜は冬季、見事な雪の芸術が見られる。
    朽木から武奈ヶ岳に登るコースを紹介する。栃生のバス停を降りると川べりに登山道を示す道標があるので、ここから山側に舗装道を入る。ヘアピン状に曲がる坂を登ってすぐ、地蔵峠、釣瓶岳への道標がある。ここから民家の前の道を進み、小さな墓地を越えると林道に出る。左へ進むとすぐに釣瓶岳への道標があり、階段状の登山道に入る。始めはつづら折れの急登である。尾根に出るところで道標があり「コメカイ道」の表示に出会う。周囲は広葉樹林となり、しばらく行くとコメカイ道出合がある。さらに上ってアカマツの美林を行くと笹峠道出合となる。どちらも分岐から先は登山道崩落により通行禁止になっているので、右に進路をとり、奥比良の主稜線のイクワタ峠に出る。急に視界が広がり、釣瓶岳などの展望が素晴らしい。釣瓶岳までは急な登りが続くが、振り返ると蛇谷ヶ峰や琵琶湖北部が見渡せ、元気が出る。釣瓶岳からは、灌木の茂みを縫うように南に下ると細川越がある。ブナの林やササの坂を縫いながら北稜を詰めて武奈ヶ岳山頂となる。北稜は冬季、見事な雪の芸術が見られる。
  • 北比良峠から武奈ヶ岳周遊

    北比良峠から武奈ヶ岳周遊

    北比良峠から武奈ヶ岳を登った後、ワサビ峠、中峠、金糞峠を経て八雲ヶ原に至る周回コースである。武奈の頂上や西南稜からの遠眺、途中のブナ林や深谷の雰囲気が味わえるだろう。 北比良峠から八雲ヶ原へは西に下るか、北に進み比良ロッジ跡を回り込んで下る。ただロッジ跡への連絡道は途中大きく陥没しており通行注意。連絡道東斜面には天巧磨崖仏があり、余裕があれば見ておくとよい。往復15分である。この付近一帯、かつてはロープウェイの山上駅やスキー場だったが、今は年毎に変貌しつつあるのを目の当たりにできる。八雲ヶ原ではゆっくり湿原を散策したい。季節の湿地植物や池の生物が観察できよう。このあとゲレンデ跡を通り、武奈ヶ岳の登りに入る。武奈ヶ岳へはイブルキノコバを経て頂上に行く。ここ数年の大雨で道が荒れ、崩落箇所も数箇所あるので気をつける。 頂上からは西南稜をワサビ峠まで下りる。下りの坂からは京都北山方面、比良南部の展望がきくが、岩場があり、ザレ場もあるので気を付けて下りよう。ワサビ峠の下りは急だが、そこから中峠、そして金糞峠は落ち着いた雰囲気の味わえる道だ。金糞峠からは奥ノ深谷源流の渓流美を楽しみながら八雲ヶ原に戻るが、稜線沿いを北比良峠に歩くのもよい。
    北比良峠から武奈ヶ岳を登った後、ワサビ峠、中峠、金糞峠を経て八雲ヶ原に至る周回コースである。武奈の頂上や西南稜からの遠眺、途中のブナ林や深谷の雰囲気が味わえるだろう。 北比良峠から八雲ヶ原へは西に下るか、北に進み比良ロッジ跡を回り込んで下る。ただロッジ跡への連絡道は途中大きく陥没しており通行注意。連絡道東斜面には天巧磨崖仏があり、余裕があれば見ておくとよい。往復15分である。この付近一帯、かつてはロープウェイの山上駅やスキー場だったが、今は年毎に変貌しつつあるのを目の当たりにできる。八雲ヶ原ではゆっくり湿原を散策したい。季節の湿地植物や池の生物が観察できよう。このあとゲレンデ跡を通り、武奈ヶ岳の登りに入る。武奈ヶ岳へはイブルキノコバを経て頂上に行く。ここ数年の大雨で道が荒れ、崩落箇所も数箇所あるので気をつける。 頂上からは西南稜をワサビ峠まで下りる。下りの坂からは京都北山方面、比良南部の展望がきくが、岩場があり、ザレ場もあるので気を付けて下りよう。ワサビ峠の下りは急だが、そこから中峠、そして金糞峠は落ち着いた雰囲気の味わえる道だ。金糞峠からは奥ノ深谷源流の渓流美を楽しみながら八雲ヶ原に戻るが、稜線沿いを北比良峠に歩くのもよい。
  • シャクナゲ尾根と深谷源流周遊

    シャクナゲ尾根と深谷源流周遊

    北比良峠から南のシャクナゲ尾根を歩き、南比良峠より奥の深谷へおりて、八雲ヶ原まで戻るというコースである。途中の金糞峠より深谷へおりてもおもしろい。 まず、北比良峠の南にある小高いピーク、前山を越える。このあと、ゆるいアップダウンを繰り返しながら木立の間を抜けて行くと約40分で金糞峠に着く。この道はシャクナゲが多く、シャクナゲ尾根といわれている。5月の連休のころは見応えがある。 金糞峠で一服し、さらに尾根筋を南に進む。堂満分岐までには琵琶湖側に切り立った崖があり、注意が必要だ。分岐点を過ぎ、堂満の西尾根を越えて、なお行くと南比良峠に着く。 ここから、大橋への道はあまり踏まれていない。途中、谷をまたぐところで迷いやすい箇所があるので注意する。迷ったら、右岸に道を探すとよい。大橋からの奥ノ深谷は季節を問わず、趣のある道であるが、近年は荒れ気味で、道が不明瞭な部分もある。渓流のせせらぎを聞きながら、ゆっくり八雲ヶ原に向かいたい。
    北比良峠から南のシャクナゲ尾根を歩き、南比良峠より奥の深谷へおりて、八雲ヶ原まで戻るというコースである。途中の金糞峠より深谷へおりてもおもしろい。 まず、北比良峠の南にある小高いピーク、前山を越える。このあと、ゆるいアップダウンを繰り返しながら木立の間を抜けて行くと約40分で金糞峠に着く。この道はシャクナゲが多く、シャクナゲ尾根といわれている。5月の連休のころは見応えがある。 金糞峠で一服し、さらに尾根筋を南に進む。堂満分岐までには琵琶湖側に切り立った崖があり、注意が必要だ。分岐点を過ぎ、堂満の西尾根を越えて、なお行くと南比良峠に着く。 ここから、大橋への道はあまり踏まれていない。途中、谷をまたぐところで迷いやすい箇所があるので注意する。迷ったら、右岸に道を探すとよい。大橋からの奥ノ深谷は季節を問わず、趣のある道であるが、近年は荒れ気味で、道が不明瞭な部分もある。渓流のせせらぎを聞きながら、ゆっくり八雲ヶ原に向かいたい。
  • イン谷から堂満岳

    イン谷から堂満岳

    比良の暮雪で有名な堂満岳に堂満東稜道を登り、正面谷を下りるコースである。堂満岳は北壁の岩場でも有名である。登り口はイン谷口。まずは正面谷に架かる橋を渡り、いったん南へ向かう。200mほど下ったところに桜のコバという分岐があり、道標がある。そこで西方向の山道に入る。次に、小さな木の橋を渡り、別荘の脇をすり抜けて行くと、いったん舗装道に出る。ここを西に詰めたところから登山道に入る。 始めはアカマツの山を登る。ついで谷筋となり植林地になる。谷筋を詰め、そこから右にまっすぐ斜面を登る。道が平らになってくるとノタノホリである。静かなこの池にはイモリが棲み、6月にはモリアオガエルが卵塊をぶらさげる。 ノタノホリを過ぎ分岐を右にとり、尾根をまたぐと植林の北斜面となる。道はいったん水平となり、谷筋に入る。道ははじめ不明瞭だが傾斜を増し、やがて山腹を大きく斜めに切りながら登るようになる。 標高700mを過ぎる頃、前方が明るくなり始め、稜線に出る。ここから広葉樹の心地よい稜線を詰め、最後の急登を凌げば堂満岳頂上である。琵琶湖の景色を十分堪能したら金糞峠に下る。あとは正面谷を注意して下りよう。
    比良の暮雪で有名な堂満岳に堂満東稜道を登り、正面谷を下りるコースである。堂満岳は北壁の岩場でも有名である。登り口はイン谷口。まずは正面谷に架かる橋を渡り、いったん南へ向かう。200mほど下ったところに桜のコバという分岐があり、道標がある。そこで西方向の山道に入る。次に、小さな木の橋を渡り、別荘の脇をすり抜けて行くと、いったん舗装道に出る。ここを西に詰めたところから登山道に入る。 始めはアカマツの山を登る。ついで谷筋となり植林地になる。谷筋を詰め、そこから右にまっすぐ斜面を登る。道が平らになってくるとノタノホリである。静かなこの池にはイモリが棲み、6月にはモリアオガエルが卵塊をぶらさげる。 ノタノホリを過ぎ分岐を右にとり、尾根をまたぐと植林の北斜面となる。道はいったん水平となり、谷筋に入る。道ははじめ不明瞭だが傾斜を増し、やがて山腹を大きく斜めに切りながら登るようになる。 標高700mを過ぎる頃、前方が明るくなり始め、稜線に出る。ここから広葉樹の心地よい稜線を詰め、最後の急登を凌げば堂満岳頂上である。琵琶湖の景色を十分堪能したら金糞峠に下る。あとは正面谷を注意して下りよう。
  • 大津ワンゲル道から釈迦岳

    大津ワンゲル道から釈迦岳

    大津ワンゲル道は思いのほか厳しく感じる道である。頂上までが長く、上に行くほど険しさが増すからであろうか。 まずはイン谷口から北へ100mほど進む。舗装路の広がった右手に大津ワンゲル道入口の道標と登山ポストがある。橋を渡り、登り始めると、最初は侵食された狭い道が続くが、鞍部を過ぎて尾根を巻くころから明るい里山のような雰囲気に変わる。ゆるい坂をしばらく行くと、やがて道は傾斜を増し、標高680m付近で雄松山荘道(道標無し)と出会う。これより上、尾根は狭くなり、北側は切り立った崖になっている箇所も出てくる。一箇所、数mの岩登りをするところもある。ロープが張ってあるが、気をつけて登りたい。 岩場の上部はいよいよ道狭く、北側は切り立ち、木の根が浮き出ていたり段差が大きかったりで歩きにくくなる。そうこうするうちにイチョウガレのザレ場である。登りよりは下りが危険な箇所である。ここを過ぎて少し歩くと南から登ってくる道との合流点に着く。ブナの木が生え、なにかほっとした感じになる。ここから頂上までは10分ほどである。帰りは来た道を戻るか南へ下る道からイン谷口への道、あるいは北比良峠へ行くかのいずれかとなる。
    大津ワンゲル道は思いのほか厳しく感じる道である。頂上までが長く、上に行くほど険しさが増すからであろうか。 まずはイン谷口から北へ100mほど進む。舗装路の広がった右手に大津ワンゲル道入口の道標と登山ポストがある。橋を渡り、登り始めると、最初は侵食された狭い道が続くが、鞍部を過ぎて尾根を巻くころから明るい里山のような雰囲気に変わる。ゆるい坂をしばらく行くと、やがて道は傾斜を増し、標高680m付近で雄松山荘道(道標無し)と出会う。これより上、尾根は狭くなり、北側は切り立った崖になっている箇所も出てくる。一箇所、数mの岩登りをするところもある。ロープが張ってあるが、気をつけて登りたい。 岩場の上部はいよいよ道狭く、北側は切り立ち、木の根が浮き出ていたり段差が大きかったりで歩きにくくなる。そうこうするうちにイチョウガレのザレ場である。登りよりは下りが危険な箇所である。ここを過ぎて少し歩くと南から登ってくる道との合流点に着く。ブナの木が生え、なにかほっとした感じになる。ここから頂上までは10分ほどである。帰りは来た道を戻るか南へ下る道からイン谷口への道、あるいは北比良峠へ行くかのいずれかとなる。
  • 北小松から釈迦岳

    北小松から釈迦岳

    北比良の最高峰に北小松から登るコースである。途中、比良げんき村、楊梅滝があるので立ち寄ってみるとよい。 JR北小松駅の北側に楊梅滝へ通じる舗装道がある。坂がきつく、カーブの多い道だが、この道を40分ほど歩くと楊梅滝入口に着く。車ならここに5台分程度の駐車場がある。 入口の横の橋を渡ると登山道である。途中、滝見台で樹間から滝を眺め、花崗岩のごろごろする道を登り、ひと汗かく頃涼峠に着く。手前に崩落箇所あり注意。涼峠で道は分岐する。右手はオトシに通じているがここは左の道を進む。始めは平坦だが、徐々にきつくなる。ヤケ山の頂上近くは段差も大きく、滑りやすくなっているので注意する。 ヤケ山からは、平坦部を経て、いったん鞍部に下りる。ここからヤケオ山までは急な登りである。かつては、この登りは坂のきつさ以上に雨後のぬかるみがひどい時があった。今は側道が造られて、そのようなこともなくなったが、以前は登山者泣かせの道であった。 この急坂を登るとヤケオ山である。ヤケオ山の頂上はなだらかで、タンヤマノ頭付近から釈迦の手前までは灌木地帯である。展望がきいて気持ちのよい山歩きが楽しめる。ところどころ崩壊地の際を通るので転落しないよう注意が必要だ。
    北比良の最高峰に北小松から登るコースである。途中、比良げんき村、楊梅滝があるので立ち寄ってみるとよい。 JR北小松駅の北側に楊梅滝へ通じる舗装道がある。坂がきつく、カーブの多い道だが、この道を40分ほど歩くと楊梅滝入口に着く。車ならここに5台分程度の駐車場がある。 入口の横の橋を渡ると登山道である。途中、滝見台で樹間から滝を眺め、花崗岩のごろごろする道を登り、ひと汗かく頃涼峠に着く。手前に崩落箇所あり注意。涼峠で道は分岐する。右手はオトシに通じているがここは左の道を進む。始めは平坦だが、徐々にきつくなる。ヤケ山の頂上近くは段差も大きく、滑りやすくなっているので注意する。 ヤケ山からは、平坦部を経て、いったん鞍部に下りる。ここからヤケオ山までは急な登りである。かつては、この登りは坂のきつさ以上に雨後のぬかるみがひどい時があった。今は側道が造られて、そのようなこともなくなったが、以前は登山者泣かせの道であった。 この急坂を登るとヤケオ山である。ヤケオ山の頂上はなだらかで、タンヤマノ頭付近から釈迦の手前までは灌木地帯である。展望がきいて気持ちのよい山歩きが楽しめる。ところどころ崩壊地の際を通るので転落しないよう注意が必要だ。
  • 寒風峠からリトル比良

    寒風峠からリトル比良

    北小松から涼峠を経てオトシへ入る。オトシは盆地状になった湿地帯で、小川が流れ、湿地があり、岩や灌木も多い。平坦でどこか庭園を歩いている気分になる。 寒風峠からはいよいよリトル比良の稜線だ。どの部分もそれほど大きな木はなく、花崗岩の巨岩が行く手を遮ったりする。何度かのアップダウンを繰り返して稜線を行くと約1時間40分で林道鵜川村井線に出会う。 ここから30分の登りで岩阿沙利山、先端への立ち入りは禁止されている。そこを下りてコルを過ぎれば、巨岩が現れ、さらに進んで鳥越峰出合となる。鳥越峰の頂上は右手の分岐を少し入ったすぐ左手にあるが、ブッシュの中で展望もない。 岳山へは分岐を左に進む。オウム岩は少し道からそれて突き出ているが、ここからは眺めが良い。ここを下って鞍部を過ぎれば道は右に屈曲し、岩に囲まれて祠のある岳山に至る。ここからは花崗岩のザレ場や白坂とよばれる露岩地帯を横に見ながら約1時間で音羽の大炊神社に着く。 なお、鳥越峰出合を右に行けば、見張山、打下城跡を観て近江高島駅に下りられるが、見張山までの尾根は倒木が多く迷いやすいので注意。また、見張山から天頑山方面へ下りることもできる。送電線下から高島方面の眺めが良いが、尾根が急で注意が必要だ。
    北小松から涼峠を経てオトシへ入る。オトシは盆地状になった湿地帯で、小川が流れ、湿地があり、岩や灌木も多い。平坦でどこか庭園を歩いている気分になる。 寒風峠からはいよいよリトル比良の稜線だ。どの部分もそれほど大きな木はなく、花崗岩の巨岩が行く手を遮ったりする。何度かのアップダウンを繰り返して稜線を行くと約1時間40分で林道鵜川村井線に出会う。 ここから30分の登りで岩阿沙利山、先端への立ち入りは禁止されている。そこを下りてコルを過ぎれば、巨岩が現れ、さらに進んで鳥越峰出合となる。鳥越峰の頂上は右手の分岐を少し入ったすぐ左手にあるが、ブッシュの中で展望もない。 岳山へは分岐を左に進む。オウム岩は少し道からそれて突き出ているが、ここからは眺めが良い。ここを下って鞍部を過ぎれば道は右に屈曲し、岩に囲まれて祠のある岳山に至る。ここからは花崗岩のザレ場や白坂とよばれる露岩地帯を横に見ながら約1時間で音羽の大炊神社に着く。 なお、鳥越峰出合を右に行けば、見張山、打下城跡を観て近江高島駅に下りられるが、見張山までの尾根は倒木が多く迷いやすいので注意。また、見張山から天頑山方面へ下りることもできる。送電線下から高島方面の眺めが良いが、尾根が急で注意が必要だ。
  • 八淵の滝から広谷を経て北比良峠

    八淵の滝から広谷を経て北比良峠

    ガリバー村から入る非常に風光明媚なコースである。しかし、ここ数年の崩落は相当に激しく完全に上級者向けコースとなった。 大摺鉢までは元々遊歩道だったが、崩落箇所も増え注意を要する。途中で、谷筋へ下りる分岐を見送り、崩落地の迂回路を通り、渡渉して大摺鉢に着く。大摺鉢は広い滝壺と岩場、それに大岩のごろごろしているのが特徴だ。大岩のひとつに篆書体で「八徳」と読める字が彫ってある。1916年堀田知事により彫り込まれたものという。なお、この滝の下部には唐戸滝がある。 上部はさらに小摺鉢から難所の貴船滝へと続くが、近年の滑落事故多発により、立入禁止の看板が設置されている。上部へ行くには大摺鉢から広谷へ行くルートをとる。この支流のルートも小滝が連続し、道荒れもあるので注意してほしい。渡渉点でヘアピン状に方向を変え、七遍返し分岐を過ぎ、ずっと登っていくと広谷へ行けるので、そこから八雲ヶ原を経由して北比良峠へ行くとよい。 なお、上級者で、七遍返し分岐から連絡路を辿ってオガサカ分岐へ行かれる場合は迷いやすく、七遍返し付近もクサリ場が多いので十分に注意のこと。
    ガリバー村から入る非常に風光明媚なコースである。しかし、ここ数年の崩落は相当に激しく完全に上級者向けコースとなった。 大摺鉢までは元々遊歩道だったが、崩落箇所も増え注意を要する。途中で、谷筋へ下りる分岐を見送り、崩落地の迂回路を通り、渡渉して大摺鉢に着く。大摺鉢は広い滝壺と岩場、それに大岩のごろごろしているのが特徴だ。大岩のひとつに篆書体で「八徳」と読める字が彫ってある。1916年堀田知事により彫り込まれたものという。なお、この滝の下部には唐戸滝がある。 上部はさらに小摺鉢から難所の貴船滝へと続くが、近年の滑落事故多発により、立入禁止の看板が設置されている。上部へ行くには大摺鉢から広谷へ行くルートをとる。この支流のルートも小滝が連続し、道荒れもあるので注意してほしい。渡渉点でヘアピン状に方向を変え、七遍返し分岐を過ぎ、ずっと登っていくと広谷へ行けるので、そこから八雲ヶ原を経由して北比良峠へ行くとよい。 なお、上級者で、七遍返し分岐から連絡路を辿ってオガサカ分岐へ行かれる場合は迷いやすく、七遍返し付近もクサリ場が多いので十分に注意のこと。
  • 黒谷から八淵の滝を経て北比良峠

    黒谷から八淵の滝を経て北比良峠

    黒谷から八淵の滝を経てまぼろしの滝展望台(今は滝は見えない)を通るコースを紹介する。黒谷でバスを降りたら、集落を通過しそのまま舗装された林道を進んで行く。べばやし橋という橋を越えると浄水場があるが、ここから地道で川の右岸をずっと進む。1kmほど進むと小水力発電所の取水施設がある。ここを通り過ぎて300mほど行くと、橋と堰堤が現れその先で林道は終わる。 橋で左岸に渡ったところから登山道である。崩落して道が荒れているが慎重に進み、渡渉すると、ガリバー村上部の登山道から谷筋へ下りてきた道と出合う。この先の障子滝方面は岩盤崩落で通れないので、ガリバー村上部の登山道に合流しよう。そして、そこから大摺鉢で渡歩し、七遍返し分岐で左前に進み谷に出る。七遍返し付近はクサリ場も多く慎重に進む。 オガサカ道へ入らずに、そのまま谷沿いに進むと、小さな谷間の平坦部に出る。さらに進むと左手斜面に登山道がある。急坂を登っていくとシャクナゲやアスナロが増えてくる。そのアスナロの木に「まぼろしの滝→」の看板があるが、木が成長して今は滝は見えない。ここから約5分でひょっこりとゲレンデ跡に出る。
    黒谷から八淵の滝を経てまぼろしの滝展望台(今は滝は見えない)を通るコースを紹介する。黒谷でバスを降りたら、集落を通過しそのまま舗装された林道を進んで行く。べばやし橋という橋を越えると浄水場があるが、ここから地道で川の右岸をずっと進む。1kmほど進むと小水力発電所の取水施設がある。ここを通り過ぎて300mほど行くと、橋と堰堤が現れその先で林道は終わる。 橋で左岸に渡ったところから登山道である。崩落して道が荒れているが慎重に進み、渡渉すると、ガリバー村上部の登山道から谷筋へ下りてきた道と出合う。この先の障子滝方面は岩盤崩落で通れないので、ガリバー村上部の登山道に合流しよう。そして、そこから大摺鉢で渡歩し、七遍返し分岐で左前に進み谷に出る。七遍返し付近はクサリ場も多く慎重に進む。 オガサカ道へ入らずに、そのまま谷沿いに進むと、小さな谷間の平坦部に出る。さらに進むと左手斜面に登山道がある。急坂を登っていくとシャクナゲやアスナロが増えてくる。そのアスナロの木に「まぼろしの滝→」の看板があるが、木が成長して今は滝は見えない。ここから約5分でひょっこりとゲレンデ跡に出る。
  • 畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
  • 畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
  • グリーンパーク想い出の森から蛇谷ヶ峰

    グリーンパーク想い出の森から蛇谷ヶ峰

    くつき温泉てんくうやバンガローのあるグリーンパーク想い出の森、次はここから蛇谷ヶ峰に登るコースである。ここから東南方面へバンガローの並ぶ道を500mほど進むと舗装路から地道に変わり木立の間に銀色のタンク様の施設が見えてくる。ここを過ぎた左手に小尾根に上がる登山口がある。目立たないが道標があるので注意して見つけよう。小尾根を進み釜ノ谷の渡渉点を過ぎると、道は傾斜を増し、地図上の557m地点へ着く。途中、今までの木道に変わって、新しくジグザグ道がつくられ、尾根側に安全に上り下りができるようになった。557m地点は旧朽木いきものふれあいの里跡からの道との合流点でもあり、道標があって広く休憩に適している。 この出合から急登を頑張れば、カツラの谷分岐(カツラ谷へ行く場合は柏集落へ下山する)を経て、さわらび草原道との出合広場に着く。ベンチもあり、休憩に適する。さわらび草原道は朽木スキー場に通じている。ここから蛇谷ヶ峰の頂上はすぐである。前にも書いたが頂上からは安曇川方面をはじめ、北琵琶湖から湖北の山々、そして北陸方面まで一望でき、素晴らしい。
    くつき温泉てんくうやバンガローのあるグリーンパーク想い出の森、次はここから蛇谷ヶ峰に登るコースである。ここから東南方面へバンガローの並ぶ道を500mほど進むと舗装路から地道に変わり木立の間に銀色のタンク様の施設が見えてくる。ここを過ぎた左手に小尾根に上がる登山口がある。目立たないが道標があるので注意して見つけよう。小尾根を進み釜ノ谷の渡渉点を過ぎると、道は傾斜を増し、地図上の557m地点へ着く。途中、今までの木道に変わって、新しくジグザグ道がつくられ、尾根側に安全に上り下りができるようになった。557m地点は旧朽木いきものふれあいの里跡からの道との合流点でもあり、道標があって広く休憩に適している。 この出合から急登を頑張れば、カツラの谷分岐(カツラ谷へ行く場合は柏集落へ下山する)を経て、さわらび草原道との出合広場に着く。ベンチもあり、休憩に適する。さわらび草原道は朽木スキー場に通じている。ここから蛇谷ヶ峰の頂上はすぐである。前にも書いたが頂上からは安曇川方面をはじめ、北琵琶湖から湖北の山々、そして北陸方面まで一望でき、素晴らしい。
  • マキノ高原から赤坂山

    マキノ高原から赤坂山

    マキノ高原へはJRマキノ駅からコミュニティバスに乗るか、車で行く。冬はスキー場になるが、その他の季節は広大なオートキャンプ場になっている。駐車場から温泉横を通り、ゲレンデの舗装道を登って行くと、正面に坂が見えるが、そこへは入らず、もう一つ奥の坂から入る。坂には階段が付けられている。この階段の坂道は結構続き、このコースで実は一番きつい。この坂を登りきってしばらく行ったところに小さな広場があり、ここで一服、態勢を立て直す。 ここからはゆるやかな坂となり、そのまま武奈の木平まで行ける。左にカーブし、わずかの急坂を登ったところが武奈の木平で、看板と休憩舎がある。ここからは赤坂山手前の鉄塔や明王ノ禿が樹間から見え、休憩によい。 そして石畳のある水平道から砂防ダムを経て稜線へと進み、尾根を巻くつづら折れの道を鉄塔に向かって登る。石畳はこの道が若狭とマキノを結んで物資の輸送に使われた昔日の賑わいを彷彿とさせる。途中、鉄塔への脇道を入ると、湖西方面、赤坂山の展望が良い。ここから頂上までは草原道で、粟柄越を頂上方向に進み、石仏を右に見て頂上はすぐである。頂上からの展望は抜群である。なお明王ノ禿を経て三国山へは1時間、さらにマキノ林道から白谷まで2時間半程度であるが、下りてからの長い林道歩きは疲れた足には少しつらい。
    マキノ高原へはJRマキノ駅からコミュニティバスに乗るか、車で行く。冬はスキー場になるが、その他の季節は広大なオートキャンプ場になっている。駐車場から温泉横を通り、ゲレンデの舗装道を登って行くと、正面に坂が見えるが、そこへは入らず、もう一つ奥の坂から入る。坂には階段が付けられている。この階段の坂道は結構続き、このコースで実は一番きつい。この坂を登りきってしばらく行ったところに小さな広場があり、ここで一服、態勢を立て直す。 ここからはゆるやかな坂となり、そのまま武奈の木平まで行ける。左にカーブし、わずかの急坂を登ったところが武奈の木平で、看板と休憩舎がある。ここからは赤坂山手前の鉄塔や明王ノ禿が樹間から見え、休憩によい。 そして石畳のある水平道から砂防ダムを経て稜線へと進み、尾根を巻くつづら折れの道を鉄塔に向かって登る。石畳はこの道が若狭とマキノを結んで物資の輸送に使われた昔日の賑わいを彷彿とさせる。途中、鉄塔への脇道を入ると、湖西方面、赤坂山の展望が良い。ここから頂上までは草原道で、粟柄越を頂上方向に進み、石仏を右に見て頂上はすぐである。頂上からの展望は抜群である。なお明王ノ禿を経て三国山へは1時間、さらにマキノ林道から白谷まで2時間半程度であるが、下りてからの長い林道歩きは疲れた足には少しつらい。
  • 国境高原スノーパークから乗鞍岳

    国境高原スノーパークから乗鞍岳

    高島トレイルの出発点ともなっている国境高原スノーパークから登るコースを紹介する。頂上は灌木の中だが、頂上から在原側の稜線上には、関西電力の電波塔等が並ぶ。ここへは作業道も通じ、一帯は草原状で福井側の展望も良い。なお、作業道は関係者以外通行禁止である。 国境高原スノーパークへは高島市コミュニティバスか車で行く。車の場合、冬は駐車場が開くが、夏場は鎖が張られて、その前はバス回転場となるため、駐車スペースは無い。 スキー場入口にある高島トレイル案内板から西に約50m入ると、右手に大谷ゲレンデに通じる広い道がついている。ここからゲレンデに入り、大谷第一コースの最上部まで登る。この最上部にあるリフト終点前広場の北端に全く目立たない登山道入口がある。ここから小尾根にとりついて10分程歩くと、右手に鉄塔の見える出合に出る。 ここから標高789m付近の稜線までは実に気持ちのよい広葉樹林である。上部は見事なブナ林も形成する。急坂もあるが、この広葉樹林は必見だ。鞍部を経て、坂を登り、しばらく進みY字路で左の薄い踏み跡の方へ登っていく。この先灌木で歩きづらく、ほぼ水平で、どこが頂上か分かりにくいが、しばらく進むと、建物の横に標識が立つ。拍子抜けの頂上だが、これより南に、草原状の伸びやかな稜線があり奥琵琶湖の眺望が良い。
    高島トレイルの出発点ともなっている国境高原スノーパークから登るコースを紹介する。頂上は灌木の中だが、頂上から在原側の稜線上には、関西電力の電波塔等が並ぶ。ここへは作業道も通じ、一帯は草原状で福井側の展望も良い。なお、作業道は関係者以外通行禁止である。 国境高原スノーパークへは高島市コミュニティバスか車で行く。車の場合、冬は駐車場が開くが、夏場は鎖が張られて、その前はバス回転場となるため、駐車スペースは無い。 スキー場入口にある高島トレイル案内板から西に約50m入ると、右手に大谷ゲレンデに通じる広い道がついている。ここからゲレンデに入り、大谷第一コースの最上部まで登る。この最上部にあるリフト終点前広場の北端に全く目立たない登山道入口がある。ここから小尾根にとりついて10分程歩くと、右手に鉄塔の見える出合に出る。 ここから標高789m付近の稜線までは実に気持ちのよい広葉樹林である。上部は見事なブナ林も形成する。急坂もあるが、この広葉樹林は必見だ。鞍部を経て、坂を登り、しばらく進みY字路で左の薄い踏み跡の方へ登っていく。この先灌木で歩きづらく、ほぼ水平で、どこが頂上か分かりにくいが、しばらく進むと、建物の横に標識が立つ。拍子抜けの頂上だが、これより南に、草原状の伸びやかな稜線があり奥琵琶湖の眺望が良い。
  • 京阪私市駅から生駒山へ

    京阪私市駅から生駒山へ

    京阪私市駅最寄りの、私市水辺プラザから遊歩道を歩きます。星の里いわふねを川沿いに通過し、徐々に自然を感じながら歩みを進めると、府民の森ほしだの木道に入ります。ほどなくトイレや案内所のあるピトンの小屋と、右手には「なみはや国体」の公式競技場として使用された、高さ16.5mの大きなクライミングウォールが出現します。体験用ウォールもあるので、時間に余裕があれば試してみましょう。 道なりに坂道を登ると、前方に「星のブランコ」という吊橋が見えてきます。鳥のさえずりや立夏の風、鮮やかに山を彩る紅葉など、季節ごとに移りゆく風景に心を奪われることでしょう。 やまびこ広場に入り、管理道を南へ進むと、眼下にはまぶしく光る御影石が並ぶ飯盛霊園が広がります。墓地内の脇を通過して国道163号へ。下田原西交差点で信号を渡り、国道を離れ住宅地へ入り、進むこと約5分、戎公園バス停前の小さな橋を渡って川沿いを道なりに進み、ビオトープ原田の里山ゲートを潜ると、再び山道が始まります。堂尾池沿いにしばらく進むと自動車道に出ます。歩道を北西へ3分ほど進んだところにある信号のない横断歩道を渡ります。ここは見落としやすいうえ、比較的交通量が多いので、注意して横断してください。 ここから府民の森むろいけ園地に入ります。自然林に囲まれた遊歩道が張り巡らされ、目的に応じたルートが楽しめます。この園地を西に抜ければ飯盛山経由でJR四条畷駅へ、野崎観音経由でJR野崎駅へ行くことも可能です。どちらも園地から約1時間です。 むろいけ園地を後にして、細い山道を抜けると阪奈道路に出ます。歩道橋を渡り、田園を眺めながら道路を進むと再び山道へ入ります。ゴルフ場の脇を通りすぎて、燈籠ゲート(石の灯籠)から府民の森くさか園地に入ります。歩きやすい管理道を登るとくさかコース合流点で南側からくさかハイキングコースと合流します。ここから近鉄石切駅まで約50分で下山可能です。このコースは、春先になると白くて愛らしいこぶしの花がハイカーを出迎えてくれます。 管理道をさらに進むと、府民の森ぬかた園地に入ります。興法寺との分岐が辻子谷コースとの出合です。この園には関西屈指のあじさい園があり、6月中頃から幻の紫陽花や七段花などが見頃を迎えます。ぜひカメラを持って訪れてください。あじさいプロムナード最上位の通路から生駒縦走歩道を外れ、あじさい新道経由で山頂へ向かいます。摂河泉コースと合流後、信貴生駒スカイラインのトンネルを潜り急登を上り詰めれば、電波塔とその向こうに生駒山頂遊園地が現れます。生駒山山頂の三角点はミニSLの敷地内にあります。
    京阪私市駅最寄りの、私市水辺プラザから遊歩道を歩きます。星の里いわふねを川沿いに通過し、徐々に自然を感じながら歩みを進めると、府民の森ほしだの木道に入ります。ほどなくトイレや案内所のあるピトンの小屋と、右手には「なみはや国体」の公式競技場として使用された、高さ16.5mの大きなクライミングウォールが出現します。体験用ウォールもあるので、時間に余裕があれば試してみましょう。 道なりに坂道を登ると、前方に「星のブランコ」という吊橋が見えてきます。鳥のさえずりや立夏の風、鮮やかに山を彩る紅葉など、季節ごとに移りゆく風景に心を奪われることでしょう。 やまびこ広場に入り、管理道を南へ進むと、眼下にはまぶしく光る御影石が並ぶ飯盛霊園が広がります。墓地内の脇を通過して国道163号へ。下田原西交差点で信号を渡り、国道を離れ住宅地へ入り、進むこと約5分、戎公園バス停前の小さな橋を渡って川沿いを道なりに進み、ビオトープ原田の里山ゲートを潜ると、再び山道が始まります。堂尾池沿いにしばらく進むと自動車道に出ます。歩道を北西へ3分ほど進んだところにある信号のない横断歩道を渡ります。ここは見落としやすいうえ、比較的交通量が多いので、注意して横断してください。 ここから府民の森むろいけ園地に入ります。自然林に囲まれた遊歩道が張り巡らされ、目的に応じたルートが楽しめます。この園地を西に抜ければ飯盛山経由でJR四条畷駅へ、野崎観音経由でJR野崎駅へ行くことも可能です。どちらも園地から約1時間です。 むろいけ園地を後にして、細い山道を抜けると阪奈道路に出ます。歩道橋を渡り、田園を眺めながら道路を進むと再び山道へ入ります。ゴルフ場の脇を通りすぎて、燈籠ゲート(石の灯籠)から府民の森くさか園地に入ります。歩きやすい管理道を登るとくさかコース合流点で南側からくさかハイキングコースと合流します。ここから近鉄石切駅まで約50分で下山可能です。このコースは、春先になると白くて愛らしいこぶしの花がハイカーを出迎えてくれます。 管理道をさらに進むと、府民の森ぬかた園地に入ります。興法寺との分岐が辻子谷コースとの出合です。この園には関西屈指のあじさい園があり、6月中頃から幻の紫陽花や七段花などが見頃を迎えます。ぜひカメラを持って訪れてください。あじさいプロムナード最上位の通路から生駒縦走歩道を外れ、あじさい新道経由で山頂へ向かいます。摂河泉コースと合流後、信貴生駒スカイラインのトンネルを潜り急登を上り詰めれば、電波塔とその向こうに生駒山頂遊園地が現れます。生駒山山頂の三角点はミニSLの敷地内にあります。
  • 生駒山から暗峠へ

    生駒山から暗峠へ

    電波塔のある南口から生駒山上遊園地を抜け、右側の摂河泉コース入口へ進みましょう。急な階段に注意してあじさい新道との分岐を見送り、ほどなく生駒縦走歩道と合流します。やや薄暗い別石十三仏前をフェンス沿いに進み、ぬかた園地の木のゲート脇を通り抜けます。そこから500mほどでコンクリートに○模様が書かれた国道308号と合流します。 国道とは思えないほどの急勾配ながら、暗峠の最高地は大阪府と奈良県の県境であり、峠付近の美しくも威厳がある石畳からは、ここが古来からどの時代も変わらず極めて重要な峠であることを感じずにはいられません。ちなみに、この峠から北向きにも山道があり、急登を詰めると奈良と大阪の市街地が一望できる絶景のパノラマ駐車場に出合います。
    電波塔のある南口から生駒山上遊園地を抜け、右側の摂河泉コース入口へ進みましょう。急な階段に注意してあじさい新道との分岐を見送り、ほどなく生駒縦走歩道と合流します。やや薄暗い別石十三仏前をフェンス沿いに進み、ぬかた園地の木のゲート脇を通り抜けます。そこから500mほどでコンクリートに○模様が書かれた国道308号と合流します。 国道とは思えないほどの急勾配ながら、暗峠の最高地は大阪府と奈良県の県境であり、峠付近の美しくも威厳がある石畳からは、ここが古来からどの時代も変わらず極めて重要な峠であることを感じずにはいられません。ちなみに、この峠から北向きにも山道があり、急登を詰めると奈良と大阪の市街地が一望できる絶景のパノラマ駐車場に出合います。
  • 暗峠から高安山を経て信貴山へ

    暗峠から高安山を経て信貴山へ

    暗峠から南へ向かい、府民の森なるかわ園地へ入ります。坂道を登って視界が開けると、ぼくらの広場です。大阪平野を一望でき、近くには森のレストハウスやトイレがあります。再び生駒縦走歩道へ入ると、ほどなく鳴川峠です。信貴生駒スカイラインに並走して階段を進みます。ここから小刻みにアップダウンが続きます。 急坂を登り切ると、鐘の鳴る展望台に出ます。右の階段を下り、分岐をさらに右に進みます。赤い高架橋を渡り、スカイライン沿いに進めば、左手側のこんもりとした最高点に十三塚の石標が確認できます。ほどなく十三峠でみずのみコースとの出合です。スカイラインの下をくぐり、近鉄高安山駅へ向かう道中の右手側に、高安山山頂登り口があります。高安山霊園脇を通り、恩智峠を経て信貴山のどか村に到着します。一般道から外周を回り、開運橋を渡れば信貴山朝護孫子寺です。山城跡のある山頂を目指すもよし、ご本堂へお参りして戒壇巡りで心願成就するのもよいでしょう。
    暗峠から南へ向かい、府民の森なるかわ園地へ入ります。坂道を登って視界が開けると、ぼくらの広場です。大阪平野を一望でき、近くには森のレストハウスやトイレがあります。再び生駒縦走歩道へ入ると、ほどなく鳴川峠です。信貴生駒スカイラインに並走して階段を進みます。ここから小刻みにアップダウンが続きます。 急坂を登り切ると、鐘の鳴る展望台に出ます。右の階段を下り、分岐をさらに右に進みます。赤い高架橋を渡り、スカイライン沿いに進めば、左手側のこんもりとした最高点に十三塚の石標が確認できます。ほどなく十三峠でみずのみコースとの出合です。スカイラインの下をくぐり、近鉄高安山駅へ向かう道中の右手側に、高安山山頂登り口があります。高安山霊園脇を通り、恩智峠を経て信貴山のどか村に到着します。一般道から外周を回り、開運橋を渡れば信貴山朝護孫子寺です。山城跡のある山頂を目指すもよし、ご本堂へお参りして戒壇巡りで心願成就するのもよいでしょう。