【滋賀県】の登山コースガイド

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岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
46件
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検索結果46件中  21-40件
  • 白滝谷から蓬莱山

    白滝谷から蓬莱山

    坊村から地主神社の横を通って明王谷の林道に入る。ただし、林道へは車は立入禁止。また、近年林道で大規模な壁面崩落があった。通行には十分注意のこと。途中、三の滝に立ち寄るのもよい。約1時間で牛コバ、そこから登山道に入る。ほどなく谷べりの道となる。ここ数年の豪雨で道は荒れ、危険箇所も増えているが、大岩や小滝を楽しみながら上っていくと、ジグザグの急登にさしかかる。ここを越えてしばらく行けば夫婦滝入口への広場となる。ここから夫婦滝までは約5分である。また、ここは白滝山コースとの分岐にもなっている。ここを過ぎると谷の様子は少し穏やかになる。ゆるやかな流れや淵を横目に橋を渡ると、周りはびわ湖バレイの散策コースの風情となり、広い汁谷に着く。最後はスキーコースの急な斜面を登って蓬莱山頂に至る。夫婦滝より上は人工物が多く趣にかけるが、それまでは比良の中で最も身近に渓流美を味わえるコースではなかろうか。なお、びわ湖バレイからくる場合、このコースは決して安易な道ではないので観光気分で下りないこと。とくに夫婦滝より下部は崩壊している箇所も多く、足元をしっかりさせておかないと危険である。 なお、白滝山から長池方面を巡るコースも捨てがたい。道がわかりにくいので上級者向けとなるが、白滝山からの池めぐりや長池から汁谷へのルートも趣がある。
    坊村から地主神社の横を通って明王谷の林道に入る。ただし、林道へは車は立入禁止。また、近年林道で大規模な壁面崩落があった。通行には十分注意のこと。途中、三の滝に立ち寄るのもよい。約1時間で牛コバ、そこから登山道に入る。ほどなく谷べりの道となる。ここ数年の豪雨で道は荒れ、危険箇所も増えているが、大岩や小滝を楽しみながら上っていくと、ジグザグの急登にさしかかる。ここを越えてしばらく行けば夫婦滝入口への広場となる。ここから夫婦滝までは約5分である。また、ここは白滝山コースとの分岐にもなっている。ここを過ぎると谷の様子は少し穏やかになる。ゆるやかな流れや淵を横目に橋を渡ると、周りはびわ湖バレイの散策コースの風情となり、広い汁谷に着く。最後はスキーコースの急な斜面を登って蓬莱山頂に至る。夫婦滝より上は人工物が多く趣にかけるが、それまでは比良の中で最も身近に渓流美を味わえるコースではなかろうか。なお、びわ湖バレイからくる場合、このコースは決して安易な道ではないので観光気分で下りないこと。とくに夫婦滝より下部は崩壊している箇所も多く、足元をしっかりさせておかないと危険である。 なお、白滝山から長池方面を巡るコースも捨てがたい。道がわかりにくいので上級者向けとなるが、白滝山からの池めぐりや長池から汁谷へのルートも趣がある。
  • イン谷から武奈ヶ岳

    イン谷から武奈ヶ岳

    琵琶湖側から武奈ヶ岳へ登るコースはいくつかあるが、正面谷とダケ道のコースを紹介しよう。上記のタイムは正面谷からコヤマノ岳を経由して武奈ヶ岳に至るコースである。ただし、正面谷は利用者が多いものの、途中の青ガレと呼ばれるガレ場や金糞峠手前の急登は険しく危険だ。また、青ガレまでの道は斜面の崩壊が進み、危険な状況になっている。十分注意してほしい。 正面谷へはイン谷口をまっすぐ西に林道を上がる。園地や堰堤を過ぎると大山口だが、ここもまっすぐ進む。カーブは曲がらず、そのまま川沿いの登山道に入る。なお進み、左に登ると旧道に合流する。やがて小さな堰の下流で渡渉して青ガレに取り付く。ガレ場では左端が通路、登りきってから水平道を経て金糞峠への急登となる。ヨキトウゲ谷は一転、中古生層の落ち着いた谷筋である。中峠まで行き、ササとブナがきれいなコヤマノ岳に向かう。ここから武奈ヶ岳は目と鼻の先である。 ダケ道コースは大山口から入り、八雲ヶ原を経て武奈ヶ岳に至る。ダケ道は、関係者の努力で整備され歩きやすくなった。カモシカ台で一息つき、さらに登り、荒々しい神璽谷を見下ろしながら進むと北比良峠に出る。そこから八雲ヶ原に下ったら、武奈ヶ岳までは1時間強である。
    琵琶湖側から武奈ヶ岳へ登るコースはいくつかあるが、正面谷とダケ道のコースを紹介しよう。上記のタイムは正面谷からコヤマノ岳を経由して武奈ヶ岳に至るコースである。ただし、正面谷は利用者が多いものの、途中の青ガレと呼ばれるガレ場や金糞峠手前の急登は険しく危険だ。また、青ガレまでの道は斜面の崩壊が進み、危険な状況になっている。十分注意してほしい。 正面谷へはイン谷口をまっすぐ西に林道を上がる。園地や堰堤を過ぎると大山口だが、ここもまっすぐ進む。カーブは曲がらず、そのまま川沿いの登山道に入る。なお進み、左に登ると旧道に合流する。やがて小さな堰の下流で渡渉して青ガレに取り付く。ガレ場では左端が通路、登りきってから水平道を経て金糞峠への急登となる。ヨキトウゲ谷は一転、中古生層の落ち着いた谷筋である。中峠まで行き、ササとブナがきれいなコヤマノ岳に向かう。ここから武奈ヶ岳は目と鼻の先である。 ダケ道コースは大山口から入り、八雲ヶ原を経て武奈ヶ岳に至る。ダケ道は、関係者の努力で整備され歩きやすくなった。カモシカ台で一息つき、さらに登り、荒々しい神璽谷を見下ろしながら進むと北比良峠に出る。そこから八雲ヶ原に下ったら、武奈ヶ岳までは1時間強である。
  • イン谷から武奈ヶ岳

    イン谷から武奈ヶ岳

    琵琶湖側から武奈ヶ岳へ登るコースはいくつかあるが、正面谷とダケ道のコースを紹介しよう。上記のタイムは正面谷からコヤマノ岳を経由して武奈ヶ岳に至るコースである。ただし、正面谷は利用者が多いものの、途中の青ガレと呼ばれるガレ場や金糞峠手前の急登は険しく危険だ。また、青ガレまでの道は斜面の崩壊が進み、危険な状況になっている。十分注意してほしい。 正面谷へはイン谷口をまっすぐ西に林道を上がる。園地や堰堤を過ぎると大山口だが、ここもまっすぐ進む。カーブは曲がらず、そのまま川沿いの登山道に入る。なお進み、左に登ると旧道に合流する。やがて小さな堰の下流で渡渉して青ガレに取り付く。ガレ場では左端が通路、登りきってから水平道を経て金糞峠への急登となる。ヨキトウゲ谷は一転、中古生層の落ち着いた谷筋である。中峠まで行き、ササとブナがきれいなコヤマノ岳に向かう。ここから武奈ヶ岳は目と鼻の先である。 ダケ道コースは大山口から入り、八雲ヶ原を経て武奈ヶ岳に至る。ダケ道は、関係者の努力で整備され歩きやすくなった。カモシカ台で一息つき、さらに登り、荒々しい神璽谷を見下ろしながら進むと北比良峠に出る。そこから八雲ヶ原に下ったら、武奈ヶ岳までは1時間強である。
    琵琶湖側から武奈ヶ岳へ登るコースはいくつかあるが、正面谷とダケ道のコースを紹介しよう。上記のタイムは正面谷からコヤマノ岳を経由して武奈ヶ岳に至るコースである。ただし、正面谷は利用者が多いものの、途中の青ガレと呼ばれるガレ場や金糞峠手前の急登は険しく危険だ。また、青ガレまでの道は斜面の崩壊が進み、危険な状況になっている。十分注意してほしい。 正面谷へはイン谷口をまっすぐ西に林道を上がる。園地や堰堤を過ぎると大山口だが、ここもまっすぐ進む。カーブは曲がらず、そのまま川沿いの登山道に入る。なお進み、左に登ると旧道に合流する。やがて小さな堰の下流で渡渉して青ガレに取り付く。ガレ場では左端が通路、登りきってから水平道を経て金糞峠への急登となる。ヨキトウゲ谷は一転、中古生層の落ち着いた谷筋である。中峠まで行き、ササとブナがきれいなコヤマノ岳に向かう。ここから武奈ヶ岳は目と鼻の先である。 ダケ道コースは大山口から入り、八雲ヶ原を経て武奈ヶ岳に至る。ダケ道は、関係者の努力で整備され歩きやすくなった。カモシカ台で一息つき、さらに登り、荒々しい神璽谷を見下ろしながら進むと北比良峠に出る。そこから八雲ヶ原に下ったら、武奈ヶ岳までは1時間強である。
  • 葛川坊村から武奈ヶ岳

    葛川坊村から武奈ヶ岳

    まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。
    まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。
  • 葛川坊村から武奈ヶ岳

    葛川坊村から武奈ヶ岳

    まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。
    まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。
  • ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
  • ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳

    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
    現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。
  • 釣瓶岳登山口から武奈ヶ岳

    釣瓶岳登山口から武奈ヶ岳

    朽木から武奈ヶ岳に登るコースを紹介する。栃生のバス停を降りると川べりに登山道を示す道標があるので、ここから山側に舗装道を入る。ヘアピン状に曲がる坂を登ってすぐ、地蔵峠、釣瓶岳への道標がある。ここから民家の前の道を進み、小さな墓地を越えると林道に出る。左へ進むとすぐに釣瓶岳への道標があり、階段状の登山道に入る。始めはつづら折れの急登である。尾根に出るところで道標があり「コメカイ道」の表示に出会う。周囲は広葉樹林となり、しばらく行くとコメカイ道出合がある。さらに上ってアカマツの美林を行くと笹峠道出合となる。どちらも分岐から先は登山道崩落により通行禁止になっているので、右に進路をとり、奥比良の主稜線のイクワタ峠に出る。急に視界が広がり、釣瓶岳などの展望が素晴らしい。釣瓶岳までは急な登りが続くが、振り返ると蛇谷ヶ峰や琵琶湖北部が見渡せ、元気が出る。釣瓶岳からは、灌木の茂みを縫うように南に下ると細川越がある。ブナの林やササの坂を縫いながら北稜を詰めて武奈ヶ岳山頂となる。北稜は冬季、見事な雪の芸術が見られる。
    朽木から武奈ヶ岳に登るコースを紹介する。栃生のバス停を降りると川べりに登山道を示す道標があるので、ここから山側に舗装道を入る。ヘアピン状に曲がる坂を登ってすぐ、地蔵峠、釣瓶岳への道標がある。ここから民家の前の道を進み、小さな墓地を越えると林道に出る。左へ進むとすぐに釣瓶岳への道標があり、階段状の登山道に入る。始めはつづら折れの急登である。尾根に出るところで道標があり「コメカイ道」の表示に出会う。周囲は広葉樹林となり、しばらく行くとコメカイ道出合がある。さらに上ってアカマツの美林を行くと笹峠道出合となる。どちらも分岐から先は登山道崩落により通行禁止になっているので、右に進路をとり、奥比良の主稜線のイクワタ峠に出る。急に視界が広がり、釣瓶岳などの展望が素晴らしい。釣瓶岳までは急な登りが続くが、振り返ると蛇谷ヶ峰や琵琶湖北部が見渡せ、元気が出る。釣瓶岳からは、灌木の茂みを縫うように南に下ると細川越がある。ブナの林やササの坂を縫いながら北稜を詰めて武奈ヶ岳山頂となる。北稜は冬季、見事な雪の芸術が見られる。
  • 北比良峠から武奈ヶ岳周遊

    北比良峠から武奈ヶ岳周遊

    北比良峠から武奈ヶ岳を登った後、ワサビ峠、中峠、金糞峠を経て八雲ヶ原に至る周回コースである。武奈の頂上や西南稜からの遠眺、途中のブナ林や深谷の雰囲気が味わえるだろう。 北比良峠から八雲ヶ原へは西に下るか、北に進み比良ロッジ跡を回り込んで下る。ただロッジ跡への連絡道は途中大きく陥没しており通行注意。連絡道東斜面には天巧磨崖仏があり、余裕があれば見ておくとよい。往復15分である。この付近一帯、かつてはロープウェイの山上駅やスキー場だったが、今は年毎に変貌しつつあるのを目の当たりにできる。八雲ヶ原ではゆっくり湿原を散策したい。季節の湿地植物や池の生物が観察できよう。このあとゲレンデ跡を通り、武奈ヶ岳の登りに入る。武奈ヶ岳へはイブルキノコバを経て頂上に行く。ここ数年の大雨で道が荒れ、崩落箇所も数箇所あるので気をつける。 頂上からは西南稜をワサビ峠まで下りる。下りの坂からは京都北山方面、比良南部の展望がきくが、岩場があり、ザレ場もあるので気を付けて下りよう。ワサビ峠の下りは急だが、そこから中峠、そして金糞峠は落ち着いた雰囲気の味わえる道だ。金糞峠からは奥ノ深谷源流の渓流美を楽しみながら八雲ヶ原に戻るが、稜線沿いを北比良峠に歩くのもよい。
    北比良峠から武奈ヶ岳を登った後、ワサビ峠、中峠、金糞峠を経て八雲ヶ原に至る周回コースである。武奈の頂上や西南稜からの遠眺、途中のブナ林や深谷の雰囲気が味わえるだろう。 北比良峠から八雲ヶ原へは西に下るか、北に進み比良ロッジ跡を回り込んで下る。ただロッジ跡への連絡道は途中大きく陥没しており通行注意。連絡道東斜面には天巧磨崖仏があり、余裕があれば見ておくとよい。往復15分である。この付近一帯、かつてはロープウェイの山上駅やスキー場だったが、今は年毎に変貌しつつあるのを目の当たりにできる。八雲ヶ原ではゆっくり湿原を散策したい。季節の湿地植物や池の生物が観察できよう。このあとゲレンデ跡を通り、武奈ヶ岳の登りに入る。武奈ヶ岳へはイブルキノコバを経て頂上に行く。ここ数年の大雨で道が荒れ、崩落箇所も数箇所あるので気をつける。 頂上からは西南稜をワサビ峠まで下りる。下りの坂からは京都北山方面、比良南部の展望がきくが、岩場があり、ザレ場もあるので気を付けて下りよう。ワサビ峠の下りは急だが、そこから中峠、そして金糞峠は落ち着いた雰囲気の味わえる道だ。金糞峠からは奥ノ深谷源流の渓流美を楽しみながら八雲ヶ原に戻るが、稜線沿いを北比良峠に歩くのもよい。
  • イン谷から堂満岳

    イン谷から堂満岳

    比良の暮雪で有名な堂満岳に堂満東稜道を登り、正面谷を下りるコースである。堂満岳は北壁の岩場でも有名である。登り口はイン谷口。まずは正面谷に架かる橋を渡り、いったん南へ向かう。200mほど下ったところに桜のコバという分岐があり、道標がある。そこで西方向の山道に入る。次に、小さな木の橋を渡り、別荘の脇をすり抜けて行くと、いったん舗装道に出る。ここを西に詰めたところから登山道に入る。 始めはアカマツの山を登る。ついで谷筋となり植林地になる。谷筋を詰め、そこから右にまっすぐ斜面を登る。道が平らになってくるとノタノホリである。静かなこの池にはイモリが棲み、6月にはモリアオガエルが卵塊をぶらさげる。 ノタノホリを過ぎ分岐を右にとり、尾根をまたぐと植林の北斜面となる。道はいったん水平となり、谷筋に入る。道ははじめ不明瞭だが傾斜を増し、やがて山腹を大きく斜めに切りながら登るようになる。 標高700mを過ぎる頃、前方が明るくなり始め、稜線に出る。ここから広葉樹の心地よい稜線を詰め、最後の急登を凌げば堂満岳頂上である。琵琶湖の景色を十分堪能したら金糞峠に下る。あとは正面谷を注意して下りよう。
    比良の暮雪で有名な堂満岳に堂満東稜道を登り、正面谷を下りるコースである。堂満岳は北壁の岩場でも有名である。登り口はイン谷口。まずは正面谷に架かる橋を渡り、いったん南へ向かう。200mほど下ったところに桜のコバという分岐があり、道標がある。そこで西方向の山道に入る。次に、小さな木の橋を渡り、別荘の脇をすり抜けて行くと、いったん舗装道に出る。ここを西に詰めたところから登山道に入る。 始めはアカマツの山を登る。ついで谷筋となり植林地になる。谷筋を詰め、そこから右にまっすぐ斜面を登る。道が平らになってくるとノタノホリである。静かなこの池にはイモリが棲み、6月にはモリアオガエルが卵塊をぶらさげる。 ノタノホリを過ぎ分岐を右にとり、尾根をまたぐと植林の北斜面となる。道はいったん水平となり、谷筋に入る。道ははじめ不明瞭だが傾斜を増し、やがて山腹を大きく斜めに切りながら登るようになる。 標高700mを過ぎる頃、前方が明るくなり始め、稜線に出る。ここから広葉樹の心地よい稜線を詰め、最後の急登を凌げば堂満岳頂上である。琵琶湖の景色を十分堪能したら金糞峠に下る。あとは正面谷を注意して下りよう。
  • 大津ワンゲル道から釈迦岳

    大津ワンゲル道から釈迦岳

    大津ワンゲル道は思いのほか厳しく感じる道である。頂上までが長く、上に行くほど険しさが増すからであろうか。 まずはイン谷口から北へ100mほど進む。舗装路の広がった右手に大津ワンゲル道入口の道標と登山ポストがある。橋を渡り、登り始めると、最初は侵食された狭い道が続くが、鞍部を過ぎて尾根を巻くころから明るい里山のような雰囲気に変わる。ゆるい坂をしばらく行くと、やがて道は傾斜を増し、標高680m付近で雄松山荘道(道標無し)と出会う。これより上、尾根は狭くなり、北側は切り立った崖になっている箇所も出てくる。一箇所、数mの岩登りをするところもある。ロープが張ってあるが、気をつけて登りたい。 岩場の上部はいよいよ道狭く、北側は切り立ち、木の根が浮き出ていたり段差が大きかったりで歩きにくくなる。そうこうするうちにイチョウガレのザレ場である。登りよりは下りが危険な箇所である。ここを過ぎて少し歩くと南から登ってくる道との合流点に着く。ブナの木が生え、なにかほっとした感じになる。ここから頂上までは10分ほどである。帰りは来た道を戻るか南へ下る道からイン谷口への道、あるいは北比良峠へ行くかのいずれかとなる。
    大津ワンゲル道は思いのほか厳しく感じる道である。頂上までが長く、上に行くほど険しさが増すからであろうか。 まずはイン谷口から北へ100mほど進む。舗装路の広がった右手に大津ワンゲル道入口の道標と登山ポストがある。橋を渡り、登り始めると、最初は侵食された狭い道が続くが、鞍部を過ぎて尾根を巻くころから明るい里山のような雰囲気に変わる。ゆるい坂をしばらく行くと、やがて道は傾斜を増し、標高680m付近で雄松山荘道(道標無し)と出会う。これより上、尾根は狭くなり、北側は切り立った崖になっている箇所も出てくる。一箇所、数mの岩登りをするところもある。ロープが張ってあるが、気をつけて登りたい。 岩場の上部はいよいよ道狭く、北側は切り立ち、木の根が浮き出ていたり段差が大きかったりで歩きにくくなる。そうこうするうちにイチョウガレのザレ場である。登りよりは下りが危険な箇所である。ここを過ぎて少し歩くと南から登ってくる道との合流点に着く。ブナの木が生え、なにかほっとした感じになる。ここから頂上までは10分ほどである。帰りは来た道を戻るか南へ下る道からイン谷口への道、あるいは北比良峠へ行くかのいずれかとなる。
  • 北小松から釈迦岳

    北小松から釈迦岳

    北比良の最高峰に北小松から登るコースである。途中、比良げんき村、楊梅滝があるので立ち寄ってみるとよい。 JR北小松駅の北側に楊梅滝へ通じる舗装道がある。坂がきつく、カーブの多い道だが、この道を40分ほど歩くと楊梅滝入口に着く。車ならここに5台分程度の駐車場がある。 入口の横の橋を渡ると登山道である。途中、滝見台で樹間から滝を眺め、花崗岩のごろごろする道を登り、ひと汗かく頃涼峠に着く。手前に崩落箇所あり注意。涼峠で道は分岐する。右手はオトシに通じているがここは左の道を進む。始めは平坦だが、徐々にきつくなる。ヤケ山の頂上近くは段差も大きく、滑りやすくなっているので注意する。 ヤケ山からは、平坦部を経て、いったん鞍部に下りる。ここからヤケオ山までは急な登りである。かつては、この登りは坂のきつさ以上に雨後のぬかるみがひどい時があった。今は側道が造られて、そのようなこともなくなったが、以前は登山者泣かせの道であった。 この急坂を登るとヤケオ山である。ヤケオ山の頂上はなだらかで、タンヤマノ頭付近から釈迦の手前までは灌木地帯である。展望がきいて気持ちのよい山歩きが楽しめる。ところどころ崩壊地の際を通るので転落しないよう注意が必要だ。
    北比良の最高峰に北小松から登るコースである。途中、比良げんき村、楊梅滝があるので立ち寄ってみるとよい。 JR北小松駅の北側に楊梅滝へ通じる舗装道がある。坂がきつく、カーブの多い道だが、この道を40分ほど歩くと楊梅滝入口に着く。車ならここに5台分程度の駐車場がある。 入口の横の橋を渡ると登山道である。途中、滝見台で樹間から滝を眺め、花崗岩のごろごろする道を登り、ひと汗かく頃涼峠に着く。手前に崩落箇所あり注意。涼峠で道は分岐する。右手はオトシに通じているがここは左の道を進む。始めは平坦だが、徐々にきつくなる。ヤケ山の頂上近くは段差も大きく、滑りやすくなっているので注意する。 ヤケ山からは、平坦部を経て、いったん鞍部に下りる。ここからヤケオ山までは急な登りである。かつては、この登りは坂のきつさ以上に雨後のぬかるみがひどい時があった。今は側道が造られて、そのようなこともなくなったが、以前は登山者泣かせの道であった。 この急坂を登るとヤケオ山である。ヤケオ山の頂上はなだらかで、タンヤマノ頭付近から釈迦の手前までは灌木地帯である。展望がきいて気持ちのよい山歩きが楽しめる。ところどころ崩壊地の際を通るので転落しないよう注意が必要だ。
  • 寒風峠からリトル比良

    寒風峠からリトル比良

    北小松から涼峠を経てオトシへ入る。オトシは盆地状になった湿地帯で、小川が流れ、湿地があり、岩や灌木も多い。平坦でどこか庭園を歩いている気分になる。 寒風峠からはいよいよリトル比良の稜線だ。どの部分もそれほど大きな木はなく、花崗岩の巨岩が行く手を遮ったりする。何度かのアップダウンを繰り返して稜線を行くと約1時間40分で林道鵜川村井線に出会う。 ここから30分の登りで岩阿沙利山、先端への立ち入りは禁止されている。そこを下りてコルを過ぎれば、巨岩が現れ、さらに進んで鳥越峰出合となる。鳥越峰の頂上は右手の分岐を少し入ったすぐ左手にあるが、ブッシュの中で展望もない。 岳山へは分岐を左に進む。オウム岩は少し道からそれて突き出ているが、ここからは眺めが良い。ここを下って鞍部を過ぎれば道は右に屈曲し、岩に囲まれて祠のある岳山に至る。ここからは花崗岩のザレ場や白坂とよばれる露岩地帯を横に見ながら約1時間で音羽の大炊神社に着く。 なお、鳥越峰出合を右に行けば、見張山、打下城跡を観て近江高島駅に下りられるが、見張山までの尾根は倒木が多く迷いやすいので注意。また、見張山から天頑山方面へ下りることもできる。送電線下から高島方面の眺めが良いが、尾根が急で注意が必要だ。
    北小松から涼峠を経てオトシへ入る。オトシは盆地状になった湿地帯で、小川が流れ、湿地があり、岩や灌木も多い。平坦でどこか庭園を歩いている気分になる。 寒風峠からはいよいよリトル比良の稜線だ。どの部分もそれほど大きな木はなく、花崗岩の巨岩が行く手を遮ったりする。何度かのアップダウンを繰り返して稜線を行くと約1時間40分で林道鵜川村井線に出会う。 ここから30分の登りで岩阿沙利山、先端への立ち入りは禁止されている。そこを下りてコルを過ぎれば、巨岩が現れ、さらに進んで鳥越峰出合となる。鳥越峰の頂上は右手の分岐を少し入ったすぐ左手にあるが、ブッシュの中で展望もない。 岳山へは分岐を左に進む。オウム岩は少し道からそれて突き出ているが、ここからは眺めが良い。ここを下って鞍部を過ぎれば道は右に屈曲し、岩に囲まれて祠のある岳山に至る。ここからは花崗岩のザレ場や白坂とよばれる露岩地帯を横に見ながら約1時間で音羽の大炊神社に着く。 なお、鳥越峰出合を右に行けば、見張山、打下城跡を観て近江高島駅に下りられるが、見張山までの尾根は倒木が多く迷いやすいので注意。また、見張山から天頑山方面へ下りることもできる。送電線下から高島方面の眺めが良いが、尾根が急で注意が必要だ。
  • 畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
  • 畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰

    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
    蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。
  • グリーンパーク想い出の森から蛇谷ヶ峰

    グリーンパーク想い出の森から蛇谷ヶ峰

    くつき温泉てんくうやバンガローのあるグリーンパーク想い出の森、次はここから蛇谷ヶ峰に登るコースである。ここから東南方面へバンガローの並ぶ道を500mほど進むと舗装路から地道に変わり木立の間に銀色のタンク様の施設が見えてくる。ここを過ぎた左手に小尾根に上がる登山口がある。目立たないが道標があるので注意して見つけよう。小尾根を進み釜ノ谷の渡渉点を過ぎると、道は傾斜を増し、地図上の557m地点へ着く。途中、今までの木道に変わって、新しくジグザグ道がつくられ、尾根側に安全に上り下りができるようになった。557m地点は旧朽木いきものふれあいの里跡からの道との合流点でもあり、道標があって広く休憩に適している。 この出合から急登を頑張れば、カツラの谷分岐(カツラ谷へ行く場合は柏集落へ下山する)を経て、さわらび草原道との出合広場に着く。ベンチもあり、休憩に適する。さわらび草原道は朽木スキー場に通じている。ここから蛇谷ヶ峰の頂上はすぐである。前にも書いたが頂上からは安曇川方面をはじめ、北琵琶湖から湖北の山々、そして北陸方面まで一望でき、素晴らしい。
    くつき温泉てんくうやバンガローのあるグリーンパーク想い出の森、次はここから蛇谷ヶ峰に登るコースである。ここから東南方面へバンガローの並ぶ道を500mほど進むと舗装路から地道に変わり木立の間に銀色のタンク様の施設が見えてくる。ここを過ぎた左手に小尾根に上がる登山口がある。目立たないが道標があるので注意して見つけよう。小尾根を進み釜ノ谷の渡渉点を過ぎると、道は傾斜を増し、地図上の557m地点へ着く。途中、今までの木道に変わって、新しくジグザグ道がつくられ、尾根側に安全に上り下りができるようになった。557m地点は旧朽木いきものふれあいの里跡からの道との合流点でもあり、道標があって広く休憩に適している。 この出合から急登を頑張れば、カツラの谷分岐(カツラ谷へ行く場合は柏集落へ下山する)を経て、さわらび草原道との出合広場に着く。ベンチもあり、休憩に適する。さわらび草原道は朽木スキー場に通じている。ここから蛇谷ヶ峰の頂上はすぐである。前にも書いたが頂上からは安曇川方面をはじめ、北琵琶湖から湖北の山々、そして北陸方面まで一望でき、素晴らしい。
  • 比良縦走1

    比良縦走1

    縦走1は葛川側から入り朽木側にぬけるコース、すなわち南比良、北比良南部から奥比良に至るコースである。 平からアラキ峠へはバス停から花折峠側に寄った林道(旧の国道)を経て登山道に入る。林道の入り口、登山道入り口には道標がある。アラキ峠から権現山はほぼ一直線の急な植林道である。頑張って登ろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。八雲ヶ原で一応、半分というところ。 後半は武奈ヶ岳登山から始まる。武奈ヶ岳までは一般コース、そこから北稜をたどる。林道が並行しているので注意して歩こう。横谷峠でいったん道が畑方面に下るので不安になるが、そのまま進んでまた稜線に戻るので心配無用だ。あと蛇谷ヶ峰の下りで、くつき温泉への分岐を間違わないこと。標高557mの道標が立っている。
    縦走1は葛川側から入り朽木側にぬけるコース、すなわち南比良、北比良南部から奥比良に至るコースである。 平からアラキ峠へはバス停から花折峠側に寄った林道(旧の国道)を経て登山道に入る。林道の入り口、登山道入り口には道標がある。アラキ峠から権現山はほぼ一直線の急な植林道である。頑張って登ろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。八雲ヶ原で一応、半分というところ。 後半は武奈ヶ岳登山から始まる。武奈ヶ岳までは一般コース、そこから北稜をたどる。林道が並行しているので注意して歩こう。横谷峠でいったん道が畑方面に下るので不安になるが、そのまま進んでまた稜線に戻るので心配無用だ。あと蛇谷ヶ峰の下りで、くつき温泉への分岐を間違わないこと。標高557mの道標が立っている。
  • 比良縦走2

    比良縦走2

    琵琶湖側で栗原から高島の音羽に抜けるコース。途中までは、これまで毎年秋に開催されてきた大津市志賀町「チャレンジ比良登山大会」のコースと重なる。 栗原から権現山は頂上直前の登りが急だががんばろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。北比良峠から寒風峠まではそれぞれの下りに気をつけよう。急坂に加えてザレ場や木の根株、ぬかるみがところどころで現れる。 寒風峠から先はさほど問題になる箇所はないと思われるが、滝山、嘉峰ヶ岳付近で右の稜線に入り込まないことと、岳山から音羽への下りに気を付けることである。最後の長い下り道は予想以上に疲れる。ザレ場や礫のごろごろしている部分もあるので、足をくじかないよう注意して歩こう。
    琵琶湖側で栗原から高島の音羽に抜けるコース。途中までは、これまで毎年秋に開催されてきた大津市志賀町「チャレンジ比良登山大会」のコースと重なる。 栗原から権現山は頂上直前の登りが急だががんばろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。北比良峠から寒風峠まではそれぞれの下りに気をつけよう。急坂に加えてザレ場や木の根株、ぬかるみがところどころで現れる。 寒風峠から先はさほど問題になる箇所はないと思われるが、滝山、嘉峰ヶ岳付近で右の稜線に入り込まないことと、岳山から音羽への下りに気を付けることである。最後の長い下り道は予想以上に疲れる。ザレ場や礫のごろごろしている部分もあるので、足をくじかないよう注意して歩こう。
  • マキノ高原から赤坂山

    マキノ高原から赤坂山

    マキノ高原へはJRマキノ駅からコミュニティバスに乗るか、車で行く。冬はスキー場になるが、その他の季節は広大なオートキャンプ場になっている。駐車場から温泉横を通り、ゲレンデの舗装道を登って行くと、正面に坂が見えるが、そこへは入らず、もう一つ奥の坂から入る。坂には階段が付けられている。この階段の坂道は結構続き、このコースで実は一番きつい。この坂を登りきってしばらく行ったところに小さな広場があり、ここで一服、態勢を立て直す。 ここからはゆるやかな坂となり、そのまま武奈の木平まで行ける。左にカーブし、わずかの急坂を登ったところが武奈の木平で、看板と休憩舎がある。ここからは赤坂山手前の鉄塔や明王ノ禿が樹間から見え、休憩によい。 そして石畳のある水平道から砂防ダムを経て稜線へと進み、尾根を巻くつづら折れの道を鉄塔に向かって登る。石畳はこの道が若狭とマキノを結んで物資の輸送に使われた昔日の賑わいを彷彿とさせる。途中、鉄塔への脇道を入ると、湖西方面、赤坂山の展望が良い。ここから頂上までは草原道で、粟柄越を頂上方向に進み、石仏を右に見て頂上はすぐである。頂上からの展望は抜群である。なお明王ノ禿を経て三国山へは1時間、さらにマキノ林道から白谷まで2時間半程度であるが、下りてからの長い林道歩きは疲れた足には少しつらい。
    マキノ高原へはJRマキノ駅からコミュニティバスに乗るか、車で行く。冬はスキー場になるが、その他の季節は広大なオートキャンプ場になっている。駐車場から温泉横を通り、ゲレンデの舗装道を登って行くと、正面に坂が見えるが、そこへは入らず、もう一つ奥の坂から入る。坂には階段が付けられている。この階段の坂道は結構続き、このコースで実は一番きつい。この坂を登りきってしばらく行ったところに小さな広場があり、ここで一服、態勢を立て直す。 ここからはゆるやかな坂となり、そのまま武奈の木平まで行ける。左にカーブし、わずかの急坂を登ったところが武奈の木平で、看板と休憩舎がある。ここからは赤坂山手前の鉄塔や明王ノ禿が樹間から見え、休憩によい。 そして石畳のある水平道から砂防ダムを経て稜線へと進み、尾根を巻くつづら折れの道を鉄塔に向かって登る。石畳はこの道が若狭とマキノを結んで物資の輸送に使われた昔日の賑わいを彷彿とさせる。途中、鉄塔への脇道を入ると、湖西方面、赤坂山の展望が良い。ここから頂上までは草原道で、粟柄越を頂上方向に進み、石仏を右に見て頂上はすぐである。頂上からの展望は抜群である。なお明王ノ禿を経て三国山へは1時間、さらにマキノ林道から白谷まで2時間半程度であるが、下りてからの長い林道歩きは疲れた足には少しつらい。
  • 国境高原スノーパークから乗鞍岳

    国境高原スノーパークから乗鞍岳

    高島トレイルの出発点ともなっている国境高原スノーパークから登るコースを紹介する。頂上は灌木の中だが、頂上から在原側の稜線上には、関西電力の電波塔等が並ぶ。ここへは作業道も通じ、一帯は草原状で福井側の展望も良い。なお、作業道は関係者以外通行禁止である。 国境高原スノーパークへは高島市コミュニティバスか車で行く。車の場合、冬は駐車場が開くが、夏場は鎖が張られて、その前はバス回転場となるため、駐車スペースは無い。 スキー場入口にある高島トレイル案内板から西に約50m入ると、右手に大谷ゲレンデに通じる広い道がついている。ここからゲレンデに入り、大谷第一コースの最上部まで登る。この最上部にあるリフト終点前広場の北端に全く目立たない登山道入口がある。ここから小尾根にとりついて10分程歩くと、右手に鉄塔の見える出合に出る。 ここから標高789m付近の稜線までは実に気持ちのよい広葉樹林である。上部は見事なブナ林も形成する。急坂もあるが、この広葉樹林は必見だ。鞍部を経て、坂を登り、しばらく進みY字路で左の薄い踏み跡の方へ登っていく。この先灌木で歩きづらく、ほぼ水平で、どこが頂上か分かりにくいが、しばらく進むと、建物の横に標識が立つ。拍子抜けの頂上だが、これより南に、草原状の伸びやかな稜線があり奥琵琶湖の眺望が良い。
    高島トレイルの出発点ともなっている国境高原スノーパークから登るコースを紹介する。頂上は灌木の中だが、頂上から在原側の稜線上には、関西電力の電波塔等が並ぶ。ここへは作業道も通じ、一帯は草原状で福井側の展望も良い。なお、作業道は関係者以外通行禁止である。 国境高原スノーパークへは高島市コミュニティバスか車で行く。車の場合、冬は駐車場が開くが、夏場は鎖が張られて、その前はバス回転場となるため、駐車スペースは無い。 スキー場入口にある高島トレイル案内板から西に約50m入ると、右手に大谷ゲレンデに通じる広い道がついている。ここからゲレンデに入り、大谷第一コースの最上部まで登る。この最上部にあるリフト終点前広場の北端に全く目立たない登山道入口がある。ここから小尾根にとりついて10分程歩くと、右手に鉄塔の見える出合に出る。 ここから標高789m付近の稜線までは実に気持ちのよい広葉樹林である。上部は見事なブナ林も形成する。急坂もあるが、この広葉樹林は必見だ。鞍部を経て、坂を登り、しばらく進みY字路で左の薄い踏み跡の方へ登っていく。この先灌木で歩きづらく、ほぼ水平で、どこが頂上か分かりにくいが、しばらく進むと、建物の横に標識が立つ。拍子抜けの頂上だが、これより南に、草原状の伸びやかな稜線があり奥琵琶湖の眺望が良い。