夏山計画の参考に。「ヤマチズ」ユーザーが選んだ登山コースランキングを発表!

登山アプリ「ヤマチズ」利用ユーザーに最も閲覧された登山ルートTOP10(7月)をご紹介します。山域全体の人気だけでなく、実際にどのコースが歩かれているのかという具体的なコース選びのヒントとしてご活用ください。

初心者向けの観光ルートから高山植物が咲き誇る縦走路、一生に一度は歩きたい王道ルートまで、夏の登山の魅力が詰まったラインナップです。

2026年8月6日 更新

人気ルートTOP10のランキング発表

7月中にヤマチズ内で閲覧・計画された人気の登山ルートTOP10一覧です。

順位 登山ルート 主な山域・山名
1位(同率) 乗鞍畳平バスターミナルから剣ヶ峰へ 北アルプス・乗鞍岳
1位(同率) 吉田ルート 富士山
1位(同率) 砂防新道から御前峰・観光新道下山 白山
4位 八方尾根から唐松岳・五竜岳へ 北アルプス
5位(同率) おんたけロープウェイを利用して剣ヶ峰へ 御嶽山
5位(同率) 一ノ沢から常念岳・蝶ヶ岳へ 北アルプス
5位(同率) 田の原から王滝頂上を経て剣ヶ峰へ 御嶽山
8位 大弛峠から金峰山へ 奥秩父
9位(同率) 古池から秩父御岳山へ 奥秩父
10位 和田小屋から苗場山(祓川コース)と赤湯温泉 越後・苗場山

ランキング1位〜10位のルート詳細

注目の1位から順に、それぞれのルートの特徴やコース概要、おすすめポイントを詳しく解説していきます。自身の体力や登山経験、見たい絶景に合わせて気になるコースをチェックしてみてください。

<第1位(同率)> 乗鞍畳平バスターミナルから剣ヶ峰へ

①エリア

北アルプス(乗鞍岳)

②山の特徴

北アルプス最南端に位置する標高3,026mの高峰。23の峰と7つの湖沼からなる広大な山容を持ち、夏には高山植物のお花畑が広がります。

③コースの特徴

標高2,700mの畳平バスターミナルまでマイカー規制の路線バスでアクセス可能。標高差わずか約300m、往復約3時間で3,000m峰の主峰・剣ヶ峰に登頂できる抜群のアプローチを誇ります。

④おすすめポイント

•日本一手軽に3,000m峰の山頂へアプローチできます。
•高山植物の群落や特別天然記念物のライチョウに出会えるチャンスが多いです。
•登山道が整備されており、高山登山の入門や足慣らしに最適です。

<第1位(同率)> 吉田ルート

①エリア

富士山

②山の特徴

標高3,776mを誇る日本最高峰にして言わずと知れた日本のシンボル。山梨県側・静岡県側に計4つの登山ルートが存在します。

③コースの特徴

山梨県側の富士スバルライン五合目(標高約2,300m)から登り始める、最も利用者が多くメジャーなルート。山小屋や救護所が多く配置されており、初めての富士登山でも安心して挑戦できます。

④おすすめポイント

•登山道沿いに豊富な山小屋があり、休憩やサポート体制が充実しています。
•ご来光を望むスポットが多く、山頂からの大パノラマと雲海を満喫できます。
•下り専用道(下山道)が分かれているため、安全かつスムーズに下山できます。

<第1位(同率)> 砂防新道から御前峰・観光新道下山

①エリア

白山

②山の特徴

加賀(石川県)と飛騨(岐阜県)の県境に位置する日本百名山・日本三名山(富士山・立山・白山)の一つ。豊かな自然と歴史ある信仰の山です。

③コースの特徴

別当出合から登りやすい「砂防新道」で山頂(御前峰)を目指し、帰りは尾根伝いに絶景と高山植物を楽しめる「観光新道」を下る周回ルート。メリハリのある日帰り〜1泊登山が楽しめます。

④おすすめポイント

•白山を代表する高山植物(ハクサンフウロなど)の群落を堪能できます。
•登りと下りで異なる景色が楽しめ、飽きずに周回できます。
•室堂の施設が充実しており、日帰りだけでなく山小屋泊でも快適に過ごせます。

<第4位> 八方尾根から唐松岳・五竜岳へ

①エリア

北アルプス(後立山連峰)

②山の特徴

後立山連峰の中央付近に位置する唐松岳と五竜岳。ダイナミックな岩峰と絶景の稜線美が人気のエリアです。

③コースの特徴

八方アルペンライン(ゴンドラ・リフト)を利用して一気に標高を稼ぎ、八方池や唐松岳を経て五竜岳へ至る縦走コース。北アルプスの迫力ある稜線歩きを堪能できます。

④おすすめポイント

•八方池に映る白馬三山の絶景など、道中のビュースポットが豊富にあります。
•唐松岳から五竜岳へのダイナミックな稜線歩きで高い達成感を味わえます。
•アプローチにゴンドラやリフトが使えるため、高山縦走の入門に最適です。

<第5位(同率)> おんたけロープウェイを利用して剣ヶ峰へ

①エリア

御嶽山

②山の特徴

長野県と岐阜県にまたがる標高3,067mの独立峰。古くから信仰の山として知られ、山頂付近には複数の火口湖が存在します。

③コースの特徴

おんたけロープウェイで飯森高原駅(標高2,150m)までアクセスし、飯森各所や行場を経て最高峰の剣ヶ峰を目指すコース。木曽側の豊かな自然と歴史を感じられるルートです。

④おすすめポイント

•ロープウェイ利用で初期の標高差をカットし、体力を温存できます。
•整備された木道を歩きながら高山植物や広大な展望を楽しめます。
•独立峰ならではの圧倒的な高度感と360度の大パノラマを満喫できます。

<第5位(同率)> 一ノ沢から常念岳・蝶ヶ岳へ

①エリア

北アルプス(常念山脈)

②山の特徴

安曇野から望む美しいピラミッド型の常念岳と、高山植物が豊富な蝶ヶ岳。穂高連峰・槍ヶ岳の大展望台として絶大な人気を誇ります。

③コースの特徴

一ノ沢登山口から樹林帯を抜け、常念乗越を経て常念岳山頂へ。その後、常念山脈の稜線を辿って蝶ヶ岳へと巡る1泊2日の王道縦走コースです。

④おすすめポイント

•稜線上から槍ヶ岳や穂高連峰の絶景を常に間近に眺めながら歩けます。
•蝶ヶ岳山頂付近からの「槍・穂高の夕景と朝焼け」は必見の美しさです。
•樹林帯から岩場、高山植物の稜線までバランス良く登山の醍醐味が詰まっています。

<第5位(同率)> 田の原から王滝頂上を経て剣ヶ峰へ

①エリア

御嶽山

②山の特徴

標高3,000mを超える雄大な山容を持ち、四季折々の美しい高山景観を魅せる信仰の名峰。

③コースの特徴

王滝口(田の原・標高2,180m)からスタートする御嶽山のクラシックルート。田の原天然公園から王滝頂上・剣ヶ峰へ向けて、整備された道を登っていきます。

④おすすめポイント

•田の原登山口までマイカーやバスで容易にアクセス可能です。
•王滝頂上や剣ヶ峰周辺の迫力ある火口壁や信仰の史跡を見学できます。
•登り始めの田の原天然公園から仰ぎ見る御嶽山の雄姿は圧巻です。

<第8位> 大弛峠から金峰山へ

①エリア

奥秩父

②山の特徴

標高2,599m、奥秩父主脈の象徴的な山。山頂にそびえ立つ巨大な奇岩「五丈岩」が目印です。

③コースの特徴

車でアクセスできる日本最高所の峠「大弛峠(標高2,365m)」からスタート。標高差約230mほどで五丈岩の立つ金峰山山頂へ立てる、最短・最楽の入門向けコースです。

④おすすめポイント

•標高差が小さいため、本格的な高山や奥秩父の雰囲気を手軽に味わえます。
•山頂に鎮座する巨岩「五丈岩」の圧倒的な存在感を楽しめます。
•シラビソやコメツガの静かな樹林帯と、稜線に出てからの開けた展望の両方を堪能できます。

<第9位(同率)> 古池から秩父御岳山へ

①エリア

奥秩父

②山の特徴

埼玉県秩父市に位置する標高1,080mの山。木曽の御嶽山に由来する信仰の山としても知られています。

③コースの特徴

古池バス停周辺からアプローチし、落葉樹林や歴史ある石仏が残る登山道を歩いて山頂を目指す、静けさを味わえる日帰りコースです。

④おすすめポイント

•混雑を避けて静かな里山・低山歩きを楽しみたい方に最適です。
•道中で秩父の豊かな歴史や山岳信仰の面影に触れられます。
•夏の暑い時期でも樹林帯の木漏れ日の中で日帰りハイキングを楽しめます。

<第10位> 和田小屋から苗場山(祓川コース)と赤湯温泉

①エリア

越後(新潟県)・苗場山

②山の特徴

山頂部に広大な高層湿原が広がる標高2,145mの百名山。無数の池塘(ちとう)と高山植物が織りなす風景が幻想的です。

③コースの特徴

かぐらスキー場・和田小屋から祓川(はらいがわ)コースを登り、苗場山頂の雲上湿原を踏破した後、秘湯として名高い「赤湯温泉」へと下る歩き応え十分のコース。

④おすすめポイント

•山頂に広がる雲上の大湿原と池塘群の美しさはまさに天上の楽園です。
•下山後に車では行けない山中の秘湯「赤湯温泉」で疲れを癒やせます。
•渡渉や標高差があり、変化に富んだ本格的なトレッキングを楽しめます。

ランクインしたルートの特徴をチェック!

今回ランクインしたルートには、夏山ならではの人気の傾向が見られました。特に注目したいのは次の3点です。

特徴1:アクセス容易な3,000m峰ルートが人気

1位の乗鞍岳(畳平)や5位の御嶽山(ロープウェイ・田の原)に代表されるように、「バスやロープウェイで標高2,000m台まで一気に登れるルート」が非常に強い人気を集めています。夏の暑さを避けて手軽に涼しい高山へ行ける点や、体力を温存しつつ3,000m峰の絶景やライチョウ・高山植物に出会えるアプローチの良さが好まれる理由です。

特徴2:夏の王道・クラシックルートを歩きたい!

同率1位に輝いた富士山の「吉田ルート」や白山の「砂防新道〜観光新道」といった、「一度は登っておきたい定番の有名ルート」も根強い人気を誇ります。整備された登山道や充実した山小屋施設があるため安心感が高く、夏の本格登山の目標として選ばれています。

特徴3:絶景の稜線歩き・日帰り〜縦走

4位の「八方尾根〜唐松岳・五竜岳」や5位の「常念岳〜蝶ヶ岳」のように、「山頂に立つだけでなく、絶景の稜線を歩くこと」を目的としたルートが多くランクインしました。日帰りの達成感から1泊2日の本格縦走まで、景観の美しさと歩き応えを両立したコースが広く支持されています。

夏山登山の計画は早めの準備がおすすめ!

バスやロープウェイで手軽に高山風景を楽しめるルートから、誰もが一度は憧れる王道の縦走コースまで、夏山ならではの魅力的なルートが勢揃いする結果となりました。

気になる山域や走破してみたいコースは見つかりましたか?
行きたいルートが決まったら、さっそく「ヤマチズ」で詳細なルート案内やコースタイム、最新の山行記録をチェックして、安全で楽しい夏の登山計画を立ててみましょう!

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