長野で日帰り登山を楽しもう!おすすめ10座 初心者から経験者まで楽しめる
長野県は日本アルプスをはじめとする名山が豊富な登山の聖地。日帰りでも楽しめる絶景ルートが充実しています。
今回は、初心者からステップアップを目指す方まで楽しめる、日帰り可能なおすすめ登山スポット10座をご紹介します。
目次
長野の登山スポット10座を比較
長野県には、ロープウェイやバスを利用して日帰りで楽しめる山から、体力や経験を積んで挑戦したい本格的な山まで、多彩な登山スポットがあります。ここでは、標高や難易度、日帰りのしやすさ、おすすめ時期などを一覧で比較できるようにまとめました。自分の体力や登山経験、楽しみたい景色に合わせて山を選んでみましょう。
| 山名 | 標高 | 難易度の目安 | 日帰りしやすさ | おすすめ時期 | 主な魅力 | 向いている人 |
| 乗鞍岳 | 3,026m | 入門〜初級 | しやすい | 6月〜10月 | 畳平までバスでアクセスでき、標高差を抑えて3,000m級の山岳風景を楽しめます。高山植物や池、秋の紅葉も魅力です。 | 高山の景色を日帰りで楽しみたい人、アルプス登山に挑戦したい人、体力面の負担を抑えたい人 |
| 燕岳 | 2,763m | 中級 | 計画次第 | 6月〜10月 | 合戦尾根を登る北アルプスの人気ルート。稜線からは槍ヶ岳をはじめとする雄大な山並みを望めます。 | 北アルプスらしい稜線歩きを楽しみたい人、急登に挑戦したい人、登山経験を一段上げたい人 |
| 唐松岳 | 2,696m | 初級〜中級 | 計画次第 | 7月〜10月 | 八方アルペンラインを使ってアプローチ可能。八方池や白馬連峰の大パノラマなど、展望のよさが魅力です。 | 展望のよい尾根歩きを楽しみたい人、北アルプスの絶景を見たい人、歩きごたえのある日帰り登山をしたい人 |
| 木曽駒ヶ岳 | 2,956m | 入門〜初級 | しやすい | 7月〜10月 | 駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷カールまで上がれる中央アルプスの人気峰。高山植物や紅葉、迫力あるカール地形を楽しめます。 | 中央アルプスの景色を楽しみたい人、ロープウェイを活用したい人、花や紅葉を目的に登りたい人 |
| 甲斐駒ヶ岳 | 2,967m | 中級〜上級 | 経験者向け | 7月〜10月 | 白い岩稜が美しい南アルプスの名峰。北沢峠から登るルートでは、仙丈ヶ岳や北岳などの大展望を楽しめます。 | 南アルプスの名峰に挑戦したい人、長時間歩行に慣れている人、岩場や高山帯の登山経験を積みたい人 |
| 北横岳 | 2,480m | 初級 | しやすい | 12月〜3月 6月〜10月 |
北八ヶ岳ロープウェイを使って坪庭から登れる山。冬は雪山登山の入門ルートとしても人気があります。 | 八ヶ岳の雰囲気を気軽に味わいたい人、雪山登山に挑戦したい人、短めのコースで展望を楽しみたい人 |
| 焼岳 | 2,455m | 初級〜中級 | しやすい | 6月〜10月 | 噴煙が上がる活火山ならではの景観が魅力。樹林帯から火山帯へ移り変わる、変化に富んだ登山を楽しめます。 | 北アルプスの個性的な景色を見たい人、火山らしい荒々しい風景を楽しみたい人、日帰りで達成感を得たい人 |
| 蝶ヶ岳 | 2,677m | 中級 | 計画次第 | 6月〜10月 | 槍ヶ岳や穂高連峰を正面に望む大展望が魅力。樹林帯の長い登りを越えた先に、北アルプス屈指のパノラマが広がります。 | 槍・穂高の展望を楽しみたい人、長めの登山に慣れている人、北アルプスでステップアップしたい人 |
| 硫黄岳 | 2,760m | 中級 | 計画次第 | 6月〜10月 | 苔むした樹林帯から荒々しい火山地形へと景色が変化。山頂からは赤岳や阿弥陀岳など南八ヶ岳の稜線を望めます。 | 八ヶ岳でステップアップしたい人、変化のある登山道を歩きたい人、ダイナミックな稜線風景を楽しみたい人 |
| 横川山 | 1,620m | 初級〜中級 | 計画次第 | 1月〜3月 5月〜11月 |
冬の霧氷や雪景色が美しい中央アルプス南部の山。条件がよければ、白く染まった森とアルプスの展望を楽しめます。 | 静かな山歩きを楽しみたい人、冬の霧氷を見たい人、装備を整えて雪山に挑戦したい人 |
目的と季節で選ぶ長野の日帰り登山スポット

長野県には、3,000m級のアルプスを気軽に楽しめる山から、本格的な稜線歩きに挑戦できる山、四季折々の景色を満喫できる山まで、さまざまな日帰り登山スポットがあります。山選びに迷ったら、登山の目的や訪れる季節に合わせて選ぶのがおすすめです。
ここでは、長野の日帰り登山スポットの中から、目的別・季節別におすすめの山を紹介します。
3,000m級の山に日帰りで挑戦したい人におすすめ
「いつかは3,000m級に登ってみたい」という人には、乗鞍岳と木曽駒ヶ岳がおすすめです。
どちらもバスやロープウェイを利用して標高の高い地点までアクセスできるため、体力的な負担を抑えながら本格的な高山の景色を楽しめます。アルプスデビューや、高所の景色を気軽に満喫したい人にも人気の山です。
北アルプスらしい絶景を楽しみたい人におすすめ
雄大な北アルプスの景色を満喫したいなら、燕岳・唐松岳・蝶ヶ岳がおすすめです。
燕岳では花崗岩の奇岩群と槍ヶ岳の展望、唐松岳では白馬連峰を望む稜線歩き、蝶ヶ岳では槍ヶ岳・穂高連峰を正面に望む大パノラマを楽しめます。それぞれ違った魅力があり、北アルプスらしい景色を満喫したい人に適しています。
登山経験を積みたい人におすすめ
歩きごたえのある日帰り登山に挑戦したいなら、甲斐駒ヶ岳や硫黄岳がおすすめです。
甲斐駒ヶ岳は長時間歩行と急登が続くため体力が求められ、硫黄岳は八ヶ岳らしい岩場や火山地形を体験できます。どちらも標高差やコースタイムが長めなので、今後さらに難易度の高い山へ挑戦したい人のステップアップにも適しています。
四季の自然を楽しみたい人におすすめ
季節ごとの景色を楽しみたいなら、乗鞍岳・木曽駒ヶ岳・横川山がおすすめです。
夏には高山植物が咲き誇り、秋には鮮やかな紅葉が山肌を彩ります。また、横川山は冬になると霧氷や雪景色を楽しめるスポットとして知られています。季節によって異なる表情を見せるため、何度訪れても新しい魅力に出会えるでしょう。
雪山登山に挑戦したい人におすすめ
冬の登山を始めたい人には、北横岳や横川山がおすすめです。
北横岳はロープウェイを利用できることから、雪山登山の入門コースとして人気があります。一方、横川山では霧氷や雪景色を楽しめますが、冬山装備や天候判断が必要です。どちらも十分な装備と事前準備を整え、安全第一で登山を楽しみましょう。
長野の日帰り登山スポット1. 北アルプスの登竜門に。初心者でもいける3000m峰「乗鞍岳」へ(北アルプス / 松本市)

岐阜県高山市と長野県松本市にまたがる、日本百名山の一つ「乗鞍岳(のりくらだけ、標高3026m)」。日本に23座しかない3000m峰の一つですが、初心者でも登頂できる登山スポットとして知られています。
その理由は登山口までのアプローチ。標高約2700mの畳平(たたみだいら)までバスで移動できるため、実質は標高差300mほどであり、ハイキング感覚で日本アルプスの世界を満喫できます。

畳平から山頂までは往復2時間30分ほど。7月〜8月の高山植物の季節になると、登山道の各所には色とりどりの花が咲き乱れ、より一層高山の趣が引き立ちます。
途中には不消ヶ池や権現池など、神秘的な池が点在し、残雪がみられることも。初夏(6月)から秋(9月〜10月)どのシーズンに登っても、四季折々美しい絶景に出会えるためおすすめの登山スポットです。
長野の日帰り登山スポット2. アルプス指折りの急登・合戦尾根を越えて「燕岳」へ(北アルプス / 安曇野市)

北アルプスにおける本格登山入門の山として、不動の人気を誇っている「燕岳(つばくろだけ、標高2763m)」。花崗岩で形成される、鎧のような山容が特徴の登山スポットです。
安曇野市の中房温泉(なかぶさおんせん)から、山頂まで往復8時間ほどで登頂可能。日帰りで楽しむことができるほか、燕山荘(えんざんそう)に宿泊して1泊2日で贅沢に楽しむ登山愛好家も数多くいます。

そんな「燕岳」の醍醐味は、北アルプスの名コース・表銀座の出発点であり、アルプス三大急登の一つに選ばれている合戦尾根(かっせんおね)が見せる眺望の変化。
前半は緑が鮮やかな樹林帯を進み、中盤には少しずつ景色が開け、後半には槍ヶ岳(やりがたけ、標高3180m)を中心とする北アルプス主脈が180度展開します。天気が良ければ富士山ものぞみ、稜線にはイルカ岩をはじめとした見所が多いのもポイントです。
長野の日帰り登山スポット3. 八方アルペンラインを使って後立山連峰の「唐松岳」へ(北アルプス / 白馬村)

燕岳と同じく北アルプスで高い人気を誇る、後立山連峰の「唐松岳(からまつだけ、標高2696m)」。白馬八方(はっぽう)尾根スキー場から、八方アルペンラインを経由してアプローチできるほか、夏期には黒菱(くろびし)林道の終点まで車でアクセスして入山することができます。
八方アルペンラインの終点・八方池山荘から山頂まで往復約7時間。登山道は、ほぼ全ての区間で展望が抜群で、北アルプスの圧倒的な山岳パノラマを楽しめるのが魅力です。

中でも、八方尾根の途中にある「八方池(はっぽういけ)」は、白馬(はくば)連峰が水面へ映り込む、神秘的な絶景スポットとして知られています。
早朝には、透き通った水面と登山者の活気。夕暮れには残照のオレンジ色と静寂など、時間帯によって味わえる風情が変化。登りごたえと絶景を両方味わえる、初心者におすすめしたい登山スポットです。
長野の日帰り登山スポット4. 自然の宝庫。千畳敷カールから中央アルプス「木曽駒ヶ岳」へ(中央アルプス / 木曽郡)

中央アルプスの主峰にして日本百名山の「木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ、標高2956m)」。日本一の高低差をつなぐ駒ヶ岳ロープウェイで標高約2600mまで移動できるため、最初にご紹介した乗鞍岳と同じく、入門者向けの登山スポットとして知られています。
ロープウェイの降車後すぐ広がる「千畳敷(せんじょうじき)カール」が特に有名で、岩稜に吸い込まれるような大迫力の登山道が特徴です。

「木曽駒ヶ岳」は花の名山として知られており、7〜8月には色彩豊かな高山植物が迎えてくれます。またニホンザルも数多く生息しており、運が良ければ団らんしている家族の姿が見られることもあります。
北アルプスとはまた違った山岳情緒を楽しむことができ、初秋(10月上旬)に鑑賞できる錦絵のような千畳敷カールの紅葉も必見の登山スポットです。
長野の日帰り登山スポット5. 南アルプス林道バスを使って、南アルプスの貴公子「甲斐駒ヶ岳」へ(南アルプス / 伊那市)

南アルプスの最北にある「甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ、標高2967m)」。マニアックな登山愛好家の間では黒戸(くろと)尾根コースが人気ですが、一方で初心者にオススメしたいのが北沢峠から駒津峰(こまつみね)を経由して山頂を目指すルートです。
北沢峠(標高約2000m)までは南アルプス林道バスでアクセスでき、北沢峠から山頂まで往復7〜8時間を歩く内容になります。

途中の双児山(ふたごやま)からは、“南アルプスの貴公子”と呼ばれる白亜の岩稜が美しい山容をのぞみ、駒津峰以降はパノラマ縦走が楽しめます。山頂直下は直登ルートと迂回ルートがありますが、自信のない方は後者を選びましょう。
甲斐駒ヶ岳の山体に取り付けば、仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ、標高3033m)や北岳(きただけ、標高3193m)など南アルプスの高峰を見渡す大展望が待っています。10月上旬には、山肌を埋め尽くす大スケールの紅葉がとても素晴らしい登山スポットです。
長野の日帰り登山スポット6. 雪山登山入門に。北八ヶ岳ロープウェイを使って「北横岳」(八ヶ岳 / 茅野市)

登山の難易度が高くなる厳冬期(12月〜3月)。日本アルプスの山々の多くは上級者向けとなりますが、長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳(やつがたけ)連峰には、比較的易しい登山スポットが揃っています。
中でも特に、初心者の方におすすめしたい山が「北横岳(きたよこだけ、標高2480m)」。北八ヶ岳ロープウェイを使って標高約2200mの坪庭(つぼにわ)までアクセスし、往復3時間ほどで雪山ハイキングを楽しめる登山スポットです。

登山道中には、一面真っ白に染まった坪庭の雪原や、御嶽山(おんたけさん、標高3067m)・南アルプスなど日本屈指の高峰を見渡す稜線。山頂からは、北アルプスを背景に佇む蓼科山(たてしなさん、標高2530m、別名・諏訪富士)の絶景が広がります。
ルート上で危険な場所はありませんが、北横岳ヒュッテ以降は少し勾配が上がるので、アイゼンをしっかり噛ませて登るように意識しましょう。積雪が多い場合、ワカン(輪かんじき)やスノーシューの持参がベターです。
住所:長野県茅野市北山
アクセス:茅野市街から山麓駅まで約35分、山麓駅から山頂駅まで北八ヶ岳ロープウェイで約7分
コースタイム:北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅→(約10分)→坪庭→(約35分)→北横岳ヒュッテ→(約15分)→北横岳南峰→(約5分)→北横岳北峰
備考:12月〜3月には雪山登山装備が必要。冬靴とアイゼンを携行しましょう。
公式HPはこちらから(北八ヶ岳ロープウェイ)
長野の日帰り登山スポット7. 中の湯登山口から、噴煙吹き上げる異観の山「焼岳」へ(北アルプス / 松本市)

北アルプスの山々の中で、特異な景観を見せる「焼岳(やけだけ、標高2455m)」。乗鞍火山帯において、唯一の活火山として知られている登山スポットです。上高地の景勝地「大正池(たいしょういけ)」も、焼岳の噴出物により、せき止められて形成されました。
登山ルートは主に二つありますが、中の湯温泉を起点とする「新中の湯ルート」がおすすめです。前半は野趣に富んだ樹林帯を進み、後半には白い蒸気が漂う鐘状火山(しょうじょうかざん、別名・トロイデ)を仰ぎ見るミステリアスな登山道が続きます。

登山道を進むにつれて、樹林帯から火山帯へと、劇的な景色変化を見せてくれるのが特徴。頂上へ到着すれば、活火山らしい荒涼とした山肌が展開し、明神岳(みょうじんだけ、標高2931m)と霞沢岳(かすみさわだけ、標高2646m)の間に広がる、上高地を俯瞰します。
北アルプスの自然を、少し違う角度から楽しめる「焼岳」。山の美しさと荒々しさの二つの側面を存分に味わえる点で、このエリアでも稀有な存在と言える登山スポットです。
長野の日帰り登山スポット8. 日本離れした北アルプスの絶景。三股から「蝶ヶ岳」へ(北アルプス / 松本市)

北アルプスの主脈と並走する常念山脈(じょうねんさんみゃく)。そのピークの一つである「蝶ヶ岳(ちょうがたけ、標高2677m)」は、マニアックな登山愛好家に親しまれる登山スポットです。
その理由は、山頂に待ち受ける絶景。奥穂高岳(おくほだかだけ、標高3190m)や槍ヶ岳(やりがたけ、標高3180m)といった、日本屈指の山岳パノラマが展開。特に残雪期(5月〜6月)には、いっそう山の存在感が引き立ち、どこか日本離れした美しさです。

登山口の三股(みつまた)駐車場から山頂まで往復8時間ほど。深い樹林帯を進んでいく登山道が特徴です。残雪期に登る場合、山頂直下で雪渓(※1)を通過するため、アイゼンが必須になります。
また稜線へ辿り着いたら、岩峰となっている「蝶槍(ちょうやり)」まで足をのばしてみてください。鎧のような岩稜をそなえた「常念岳(じょうねんだけ、標高2857m)」の神々しい山容を望むことができますよ。
(※1)雪渓:夏も雪でうずまっている、高山の谷。
備考:残雪期(5月〜6月)に登る場合、アイゼンをはじめとする雪山登山の装備が必要です。
長野の日帰り登山スポット9. 第4の日本アルプス!桜平から南八ヶ岳の「硫黄岳」へ(八ヶ岳 / 茅野市)

八ヶ岳連峰の中で、ステップアップに最適な山として知られる「硫黄岳(いおうだけ、標高2760m)」。西山麓の桜平(さくらだいら)から、夏沢鉱泉(なつさわこうせん)・オーレン小屋を経て、往復6時間ほどで登ることができる登山スポットです。
前半は、まるでジブリに登場する”もののけ姫”の世界のように、苔が覆う鬱蒼とした樹林帯。夏沢峠から劇的に景観をかえ、双耳峰(そうじほう、※2)が特徴な天狗岳(てんぐだけ、標高2646m)を背景に、赤茶けた荒涼な山肌を登っていきます。

そして山頂へ到達すれば、赤岳(あかだけ、標高2899m)や阿弥陀岳(あみだだけ、標高2805m)などを見渡す、南八ヶ岳のダイナミックな稜線が展開。”第4のアルプス”とも称される、標高3000m弱の山々たちです。
また山頂には爆裂火口跡が残っており、かつての火山活動を物語っていることもポイント。まるでどこか違う惑星を歩いているような、冒険心くすぐる世界が広がっている登山スポットです。
(※2)双耳峰:2つの山頂を有する山のこと
長野の日帰り登山スポット10. 中央アルプス最南端・冬の名山「横川山」へ(中央アルプス / 阿智村)

近年、長野県阿智村で人気が高まっている「横川山(よこかわやま、標高1620m)」。日本百名山の一つ・恵那山の北部に位置し、たおやかな山容が特徴の登山スポットです。
人気の理由は、美しい雪景色と日本アルプスの大パノラマの二つが味わえるため。厳冬期(1月〜3月)には、”エビの尻尾”と呼ばれるほど霧氷が育ち、標高3000m級の山々と雄大な共演を見せてくれます。

登山道は、せいなの森キャンプ場からの1ルートのみ。山頂まで往復6時間ほどで登頂することが可能です。厳冬期(1月〜3月)は雪が深いため、スノーシューやワカンを持参するのがベター。
前半は樹林帯を歩く展望の少ない道ですが、気候条件が良ければ、青空とのコントラストが美しい霧氷(むひょう、※3)の天井を楽しめます。下山後は、近くの昼神温泉(ひるがみおんせん)へ立ち寄りましょう。
(※3)霧氷:空気中の水分が、過冷却によって木々へ付着する現象
備考:12月〜3月には雪山登山装備が必要。冬靴とアイゼンを携行しましょう。
長野の日帰り登山でよくある質問

Q. 長野の日帰り登山は初心者でも楽しめますか?
A. はい、長野県には初心者でも挑戦しやすい日帰り登山の山が数多くあります。ロープウェイやシャトルバスを利用できる木曽駒ヶ岳や乗鞍岳、比較的歩きやすい北横岳などは、体力的な負担を抑えながら絶景を楽しめる人気の山です。自分の体力や登山経験に合った山を選ぶことが、安全で楽しい登山につながります。
Q. 長野の日帰り登山におすすめの季節はいつですか?
A. 一般的には6月から10月頃がおすすめです。新緑や高山植物を楽しむなら初夏、紅葉を満喫するなら9月下旬から10月中旬が人気でしょう。ただし、標高の高い山では夏でも気温が低く、秋は早い時期から積雪することもあるため、最新の天候や登山道情報を確認してください。
Q. 長野の日帰り登山ではどのような服装が適していますか?
A. 登山では吸汗速乾性のあるウェアと、防寒着・レインウェアの携行がおすすめです。長野県の山は標高が高く、麓と山頂では10℃以上気温差があることも珍しくありません。天候が急変する場合もあるため、重ね着で体温調整しやすい服装を心がけると安心です。
Q. 公共交通機関だけでも長野の日帰り登山はできますか?
A. できます。長野県には、ロープウェイや路線バスを利用してアクセスできる山が多くあります。木曽駒ヶ岳や乗鞍岳、唐松岳などは公共交通機関を利用する登山者も多く、マイカーがなくても日帰り登山を計画しやすいでしょう。ただし、運行期間やダイヤは季節によって異なるため、事前確認が大切です。
Q. 長野で日帰りでも北アルプスの絶景を楽しめる山はありますか?
A. はい、燕岳や蝶ヶ岳、唐松岳などは日帰りでも北アルプスの雄大な景色を楽しめる人気の山です。アクセス方法によって難易度や歩行時間は異なりますが、天気に恵まれれば槍ヶ岳や穂高連峰を望める絶景が広がります。体力や経験に応じて山を選ぶことがポイントです。
Q. 長野の日帰り登山ではどれくらいの体力が必要ですか?
A. 山によって必要な体力は大きく異なります。ロープウェイを利用できるコースなら比較的短時間で登れる一方、燕岳や蝶ヶ岳などは6〜8時間程度歩くコースもあります。コースタイムだけで判断せず、休憩時間も含めて余裕のある登山計画を立てることが重要です。
Q. 長野の日帰り登山で注意すべきポイントはありますか?
A. 長野県の山は標高が高く、夏でも冷え込みや天候の急変に注意が必要です。また、人気の山では登山口の駐車場やバスが混雑することもあります。登山前には天気予報や登山道情報を確認し、早めの出発と無理のない行動計画を心がけましょう。
長野には初心者でも挑戦できる日帰り登山スポットがたくさん

長野県のおすすめ登山スポットはいかがでしたでしょうか。今回は日本アルプスや八ヶ岳を中心とする、日本屈指の高峰たちをご紹介してきました。
ともするとハードルが高いと思われているかもしれない、長野県の山々ですが、しっかり登る山を吟味すれば、初心者の方でもリスクなく、日本屈指の山岳絶景を日帰りで味わうことができます。
また、ある程度登れるようになると、ステップアップに最適な山も多いです。これから登山を始める方や、より登山の幅を広げていきたい方は、ぜひ長野県の山へ足を運んでみてはいかがでしょうか?























