【近畿】の登山コースガイド
近畿
検索結果171件中
101-120件
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葛川坊村から武奈ヶ岳
- 日帰り
- 2時間55分
葛川坊村から武奈ヶ岳
- 日帰り
- 2時間55分
まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。 -
葛川坊村から武奈ヶ岳
- 日帰り
- 5時間5分
葛川坊村から武奈ヶ岳
- 日帰り
- 5時間5分
まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。まずは西南稜コースを紹介する。このコースは始めが急であるが、そこをがんばれば西南稜の快適な稜線歩きが楽しめる。 坊村でバスを降りたら地主神社前に行き、明王院の橋を渡り院内に入る。そのまま進むと登山道である。まずは植林の急なジグザグ道を登る。標高600mを越えると広葉樹林に変わり、道は明るくなって幾分気分も和らぐが、相変わらず坂は急だ。標高800mを過ぎるころから、坂はゆるやかになる。ここからもうひと息登ると御殿山。御殿山からは西南稜から武奈ヶ岳方面が一望できる。この西南稜は快適な稜線で、蓬莱山方面の眺めも良い。武奈ヶ岳山頂は360度パノラマで景色は最高である。 もうひとつ、坊村から牛コバ、小川新道を経て武奈ヶ岳に至るコースを紹介する。牛コバまでは林道である。終点の手前にある道標地点から奥ノ深谷方面に入る。初めはつづら折れのきつい坂である。続くトラバース道は幅狭く、なお倒木や崩落で危険箇所が多い。深谷(現在、渡渉はロープのみ)も注意して渡る。しばらくで小川新道の道標がある。道標を左折して注意して踏み跡をたどり、北東方向へ進み、その先の谷筋に取り付く。ここから急な岩場状の谷を詰める。月見岩で道が落ち着くが、ここまでは難所である。上部はブナの美林が続き、中峠に通じる。 -
ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳
- 日帰り
- 3時間45分
ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳
- 日帰り
- 3時間45分
現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。 -
ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳
- 日帰り
- 3時間45分
ガリバー村から広谷を経て武奈ヶ岳
- 日帰り
- 3時間45分
現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。現在、八淵の滝のコース状況が相当厳しくなってきており、ガリバー村から武奈ヶ岳に登るときには、このコースをおすすめしたい。 まずガリバー村から八淵の滝大摺鉢まで登山道を歩き、大摺鉢で川を渡って広谷コースへ入る。ここは大雨で橋が流され現在も鎖があるのみなので、十分注意したい。ここからしばらく支谷を西に20分ほど進み、谷を渡る。ほどなく七遍返し方面へ下りる細い分岐道が左に付いているが、ここはまっすぐ進む。あとは滝の音を聞きながら登り、稜線を巻いて水平道を行けば広谷に出る。広谷からはふた手のコースがとれる。川を渡るとイブルキノコバから武奈ヶ岳ヘのコースである。イブルキノコバからは谷沿いに進むコースと尾根を進むコースがある(上部で合流する)。どちらもブナやカエデが多く、ゆっくりと探勝しながら登ることをおすすめする。 もうひとつは広谷で川を渡らず、スゲ原方面に進むコースである。広谷の出合いから川に沿って行くと、すぐに広谷小屋(利用不可)の前を過ぎる。何度か渡渉を繰り返すとスゲ原に着く。狭いながらも源流部の湿原でのどかな雰囲気が漂う。ここからは15分ほどの登りで細川越につき、約1時間の北稜を登って武奈ヶ岳である。 -
釣瓶岳登山口から武奈ヶ岳
- 日帰り
- 4時間5分
釣瓶岳登山口から武奈ヶ岳
- 日帰り
- 4時間5分
朽木から武奈ヶ岳に登るコースを紹介する。栃生のバス停を降りると川べりに登山道を示す道標があるので、ここから山側に舗装道を入る。ヘアピン状に曲がる坂を登ってすぐ、地蔵峠、釣瓶岳への道標がある。ここから民家の前の道を進み、小さな墓地を越えると林道に出る。左へ進むとすぐに釣瓶岳への道標があり、階段状の登山道に入る。始めはつづら折れの急登である。尾根に出るところで道標があり「コメカイ道」の表示に出会う。周囲は広葉樹林となり、しばらく行くとコメカイ道出合がある。さらに上ってアカマツの美林を行くと笹峠道出合となる。どちらも分岐から先は登山道崩落により通行禁止になっているので、右に進路をとり、奥比良の主稜線のイクワタ峠に出る。急に視界が広がり、釣瓶岳などの展望が素晴らしい。釣瓶岳までは急な登りが続くが、振り返ると蛇谷ヶ峰や琵琶湖北部が見渡せ、元気が出る。釣瓶岳からは、灌木の茂みを縫うように南に下ると細川越がある。ブナの林やササの坂を縫いながら北稜を詰めて武奈ヶ岳山頂となる。北稜は冬季、見事な雪の芸術が見られる。朽木から武奈ヶ岳に登るコースを紹介する。栃生のバス停を降りると川べりに登山道を示す道標があるので、ここから山側に舗装道を入る。ヘアピン状に曲がる坂を登ってすぐ、地蔵峠、釣瓶岳への道標がある。ここから民家の前の道を進み、小さな墓地を越えると林道に出る。左へ進むとすぐに釣瓶岳への道標があり、階段状の登山道に入る。始めはつづら折れの急登である。尾根に出るところで道標があり「コメカイ道」の表示に出会う。周囲は広葉樹林となり、しばらく行くとコメカイ道出合がある。さらに上ってアカマツの美林を行くと笹峠道出合となる。どちらも分岐から先は登山道崩落により通行禁止になっているので、右に進路をとり、奥比良の主稜線のイクワタ峠に出る。急に視界が広がり、釣瓶岳などの展望が素晴らしい。釣瓶岳までは急な登りが続くが、振り返ると蛇谷ヶ峰や琵琶湖北部が見渡せ、元気が出る。釣瓶岳からは、灌木の茂みを縫うように南に下ると細川越がある。ブナの林やササの坂を縫いながら北稜を詰めて武奈ヶ岳山頂となる。北稜は冬季、見事な雪の芸術が見られる。 -
北比良峠から武奈ヶ岳周遊
- 日帰り
- 4時間35分
北比良峠から武奈ヶ岳周遊
- 日帰り
- 4時間35分
北比良峠から武奈ヶ岳を登った後、ワサビ峠、中峠、金糞峠を経て八雲ヶ原に至る周回コースである。武奈の頂上や西南稜からの遠眺、途中のブナ林や深谷の雰囲気が味わえるだろう。 北比良峠から八雲ヶ原へは西に下るか、北に進み比良ロッジ跡を回り込んで下る。ただロッジ跡への連絡道は途中大きく陥没しており通行注意。連絡道東斜面には天巧磨崖仏があり、余裕があれば見ておくとよい。往復15分である。この付近一帯、かつてはロープウェイの山上駅やスキー場だったが、今は年毎に変貌しつつあるのを目の当たりにできる。八雲ヶ原ではゆっくり湿原を散策したい。季節の湿地植物や池の生物が観察できよう。このあとゲレンデ跡を通り、武奈ヶ岳の登りに入る。武奈ヶ岳へはイブルキノコバを経て頂上に行く。ここ数年の大雨で道が荒れ、崩落箇所も数箇所あるので気をつける。 頂上からは西南稜をワサビ峠まで下りる。下りの坂からは京都北山方面、比良南部の展望がきくが、岩場があり、ザレ場もあるので気を付けて下りよう。ワサビ峠の下りは急だが、そこから中峠、そして金糞峠は落ち着いた雰囲気の味わえる道だ。金糞峠からは奥ノ深谷源流の渓流美を楽しみながら八雲ヶ原に戻るが、稜線沿いを北比良峠に歩くのもよい。北比良峠から武奈ヶ岳を登った後、ワサビ峠、中峠、金糞峠を経て八雲ヶ原に至る周回コースである。武奈の頂上や西南稜からの遠眺、途中のブナ林や深谷の雰囲気が味わえるだろう。 北比良峠から八雲ヶ原へは西に下るか、北に進み比良ロッジ跡を回り込んで下る。ただロッジ跡への連絡道は途中大きく陥没しており通行注意。連絡道東斜面には天巧磨崖仏があり、余裕があれば見ておくとよい。往復15分である。この付近一帯、かつてはロープウェイの山上駅やスキー場だったが、今は年毎に変貌しつつあるのを目の当たりにできる。八雲ヶ原ではゆっくり湿原を散策したい。季節の湿地植物や池の生物が観察できよう。このあとゲレンデ跡を通り、武奈ヶ岳の登りに入る。武奈ヶ岳へはイブルキノコバを経て頂上に行く。ここ数年の大雨で道が荒れ、崩落箇所も数箇所あるので気をつける。 頂上からは西南稜をワサビ峠まで下りる。下りの坂からは京都北山方面、比良南部の展望がきくが、岩場があり、ザレ場もあるので気を付けて下りよう。ワサビ峠の下りは急だが、そこから中峠、そして金糞峠は落ち着いた雰囲気の味わえる道だ。金糞峠からは奥ノ深谷源流の渓流美を楽しみながら八雲ヶ原に戻るが、稜線沿いを北比良峠に歩くのもよい。 -
イン谷から堂満岳
- 日帰り
- 6時間55分
イン谷から堂満岳
- 日帰り
- 6時間55分
比良の暮雪で有名な堂満岳に堂満東稜道を登り、正面谷を下りるコースである。堂満岳は北壁の岩場でも有名である。登り口はイン谷口。まずは正面谷に架かる橋を渡り、いったん南へ向かう。200mほど下ったところに桜のコバという分岐があり、道標がある。そこで西方向の山道に入る。次に、小さな木の橋を渡り、別荘の脇をすり抜けて行くと、いったん舗装道に出る。ここを西に詰めたところから登山道に入る。 始めはアカマツの山を登る。ついで谷筋となり植林地になる。谷筋を詰め、そこから右にまっすぐ斜面を登る。道が平らになってくるとノタノホリである。静かなこの池にはイモリが棲み、6月にはモリアオガエルが卵塊をぶらさげる。 ノタノホリを過ぎ分岐を右にとり、尾根をまたぐと植林の北斜面となる。道はいったん水平となり、谷筋に入る。道ははじめ不明瞭だが傾斜を増し、やがて山腹を大きく斜めに切りながら登るようになる。 標高700mを過ぎる頃、前方が明るくなり始め、稜線に出る。ここから広葉樹の心地よい稜線を詰め、最後の急登を凌げば堂満岳頂上である。琵琶湖の景色を十分堪能したら金糞峠に下る。あとは正面谷を注意して下りよう。比良の暮雪で有名な堂満岳に堂満東稜道を登り、正面谷を下りるコースである。堂満岳は北壁の岩場でも有名である。登り口はイン谷口。まずは正面谷に架かる橋を渡り、いったん南へ向かう。200mほど下ったところに桜のコバという分岐があり、道標がある。そこで西方向の山道に入る。次に、小さな木の橋を渡り、別荘の脇をすり抜けて行くと、いったん舗装道に出る。ここを西に詰めたところから登山道に入る。 始めはアカマツの山を登る。ついで谷筋となり植林地になる。谷筋を詰め、そこから右にまっすぐ斜面を登る。道が平らになってくるとノタノホリである。静かなこの池にはイモリが棲み、6月にはモリアオガエルが卵塊をぶらさげる。 ノタノホリを過ぎ分岐を右にとり、尾根をまたぐと植林の北斜面となる。道はいったん水平となり、谷筋に入る。道ははじめ不明瞭だが傾斜を増し、やがて山腹を大きく斜めに切りながら登るようになる。 標高700mを過ぎる頃、前方が明るくなり始め、稜線に出る。ここから広葉樹の心地よい稜線を詰め、最後の急登を凌げば堂満岳頂上である。琵琶湖の景色を十分堪能したら金糞峠に下る。あとは正面谷を注意して下りよう。 -
大津ワンゲル道から釈迦岳
- 日帰り
- 4時間10分
大津ワンゲル道から釈迦岳
- 日帰り
- 4時間10分
大津ワンゲル道は思いのほか厳しく感じる道である。頂上までが長く、上に行くほど険しさが増すからであろうか。 まずはイン谷口から北へ100mほど進む。舗装路の広がった右手に大津ワンゲル道入口の道標と登山ポストがある。橋を渡り、登り始めると、最初は侵食された狭い道が続くが、鞍部を過ぎて尾根を巻くころから明るい里山のような雰囲気に変わる。ゆるい坂をしばらく行くと、やがて道は傾斜を増し、標高680m付近で雄松山荘道(道標無し)と出会う。これより上、尾根は狭くなり、北側は切り立った崖になっている箇所も出てくる。一箇所、数mの岩登りをするところもある。ロープが張ってあるが、気をつけて登りたい。 岩場の上部はいよいよ道狭く、北側は切り立ち、木の根が浮き出ていたり段差が大きかったりで歩きにくくなる。そうこうするうちにイチョウガレのザレ場である。登りよりは下りが危険な箇所である。ここを過ぎて少し歩くと南から登ってくる道との合流点に着く。ブナの木が生え、なにかほっとした感じになる。ここから頂上までは10分ほどである。帰りは来た道を戻るか南へ下る道からイン谷口への道、あるいは北比良峠へ行くかのいずれかとなる。大津ワンゲル道は思いのほか厳しく感じる道である。頂上までが長く、上に行くほど険しさが増すからであろうか。 まずはイン谷口から北へ100mほど進む。舗装路の広がった右手に大津ワンゲル道入口の道標と登山ポストがある。橋を渡り、登り始めると、最初は侵食された狭い道が続くが、鞍部を過ぎて尾根を巻くころから明るい里山のような雰囲気に変わる。ゆるい坂をしばらく行くと、やがて道は傾斜を増し、標高680m付近で雄松山荘道(道標無し)と出会う。これより上、尾根は狭くなり、北側は切り立った崖になっている箇所も出てくる。一箇所、数mの岩登りをするところもある。ロープが張ってあるが、気をつけて登りたい。 岩場の上部はいよいよ道狭く、北側は切り立ち、木の根が浮き出ていたり段差が大きかったりで歩きにくくなる。そうこうするうちにイチョウガレのザレ場である。登りよりは下りが危険な箇所である。ここを過ぎて少し歩くと南から登ってくる道との合流点に着く。ブナの木が生え、なにかほっとした感じになる。ここから頂上までは10分ほどである。帰りは来た道を戻るか南へ下る道からイン谷口への道、あるいは北比良峠へ行くかのいずれかとなる。 -
北小松から釈迦岳
- 日帰り
- 4時間0分
北小松から釈迦岳
- 日帰り
- 4時間0分
北比良の最高峰に北小松から登るコースである。途中、比良げんき村、楊梅滝があるので立ち寄ってみるとよい。 JR北小松駅の北側に楊梅滝へ通じる舗装道がある。坂がきつく、カーブの多い道だが、この道を40分ほど歩くと楊梅滝入口に着く。車ならここに5台分程度の駐車場がある。 入口の横の橋を渡ると登山道である。途中、滝見台で樹間から滝を眺め、花崗岩のごろごろする道を登り、ひと汗かく頃涼峠に着く。手前に崩落箇所あり注意。涼峠で道は分岐する。右手はオトシに通じているがここは左の道を進む。始めは平坦だが、徐々にきつくなる。ヤケ山の頂上近くは段差も大きく、滑りやすくなっているので注意する。 ヤケ山からは、平坦部を経て、いったん鞍部に下りる。ここからヤケオ山までは急な登りである。かつては、この登りは坂のきつさ以上に雨後のぬかるみがひどい時があった。今は側道が造られて、そのようなこともなくなったが、以前は登山者泣かせの道であった。 この急坂を登るとヤケオ山である。ヤケオ山の頂上はなだらかで、タンヤマノ頭付近から釈迦の手前までは灌木地帯である。展望がきいて気持ちのよい山歩きが楽しめる。ところどころ崩壊地の際を通るので転落しないよう注意が必要だ。北比良の最高峰に北小松から登るコースである。途中、比良げんき村、楊梅滝があるので立ち寄ってみるとよい。 JR北小松駅の北側に楊梅滝へ通じる舗装道がある。坂がきつく、カーブの多い道だが、この道を40分ほど歩くと楊梅滝入口に着く。車ならここに5台分程度の駐車場がある。 入口の横の橋を渡ると登山道である。途中、滝見台で樹間から滝を眺め、花崗岩のごろごろする道を登り、ひと汗かく頃涼峠に着く。手前に崩落箇所あり注意。涼峠で道は分岐する。右手はオトシに通じているがここは左の道を進む。始めは平坦だが、徐々にきつくなる。ヤケ山の頂上近くは段差も大きく、滑りやすくなっているので注意する。 ヤケ山からは、平坦部を経て、いったん鞍部に下りる。ここからヤケオ山までは急な登りである。かつては、この登りは坂のきつさ以上に雨後のぬかるみがひどい時があった。今は側道が造られて、そのようなこともなくなったが、以前は登山者泣かせの道であった。 この急坂を登るとヤケオ山である。ヤケオ山の頂上はなだらかで、タンヤマノ頭付近から釈迦の手前までは灌木地帯である。展望がきいて気持ちのよい山歩きが楽しめる。ところどころ崩壊地の際を通るので転落しないよう注意が必要だ。 -
寒風峠からリトル比良
- 日帰り
- 7時間15分
寒風峠からリトル比良
- 日帰り
- 7時間15分
北小松から涼峠を経てオトシへ入る。オトシは盆地状になった湿地帯で、小川が流れ、湿地があり、岩や灌木も多い。平坦でどこか庭園を歩いている気分になる。 寒風峠からはいよいよリトル比良の稜線だ。どの部分もそれほど大きな木はなく、花崗岩の巨岩が行く手を遮ったりする。何度かのアップダウンを繰り返して稜線を行くと約1時間40分で林道鵜川村井線に出会う。 ここから30分の登りで岩阿沙利山、先端への立ち入りは禁止されている。そこを下りてコルを過ぎれば、巨岩が現れ、さらに進んで鳥越峰出合となる。鳥越峰の頂上は右手の分岐を少し入ったすぐ左手にあるが、ブッシュの中で展望もない。 岳山へは分岐を左に進む。オウム岩は少し道からそれて突き出ているが、ここからは眺めが良い。ここを下って鞍部を過ぎれば道は右に屈曲し、岩に囲まれて祠のある岳山に至る。ここからは花崗岩のザレ場や白坂とよばれる露岩地帯を横に見ながら約1時間で音羽の大炊神社に着く。 なお、鳥越峰出合を右に行けば、見張山、打下城跡を観て近江高島駅に下りられるが、見張山までの尾根は倒木が多く迷いやすいので注意。また、見張山から天頑山方面へ下りることもできる。送電線下から高島方面の眺めが良いが、尾根が急で注意が必要だ。北小松から涼峠を経てオトシへ入る。オトシは盆地状になった湿地帯で、小川が流れ、湿地があり、岩や灌木も多い。平坦でどこか庭園を歩いている気分になる。 寒風峠からはいよいよリトル比良の稜線だ。どの部分もそれほど大きな木はなく、花崗岩の巨岩が行く手を遮ったりする。何度かのアップダウンを繰り返して稜線を行くと約1時間40分で林道鵜川村井線に出会う。 ここから30分の登りで岩阿沙利山、先端への立ち入りは禁止されている。そこを下りてコルを過ぎれば、巨岩が現れ、さらに進んで鳥越峰出合となる。鳥越峰の頂上は右手の分岐を少し入ったすぐ左手にあるが、ブッシュの中で展望もない。 岳山へは分岐を左に進む。オウム岩は少し道からそれて突き出ているが、ここからは眺めが良い。ここを下って鞍部を過ぎれば道は右に屈曲し、岩に囲まれて祠のある岳山に至る。ここからは花崗岩のザレ場や白坂とよばれる露岩地帯を横に見ながら約1時間で音羽の大炊神社に着く。 なお、鳥越峰出合を右に行けば、見張山、打下城跡を観て近江高島駅に下りられるが、見張山までの尾根は倒木が多く迷いやすいので注意。また、見張山から天頑山方面へ下りることもできる。送電線下から高島方面の眺めが良いが、尾根が急で注意が必要だ。 -
畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰
- 日帰り
- 2時間50分
畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰
- 日帰り
- 2時間50分
蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。 -
畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰
- 日帰り
- 1時間40分
畑および朽木スキー場から蛇谷ヶ峰
- 日帰り
- 1時間40分
蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。蛇谷ヶ峰に登るコースをふたつ紹介する。まずは畑から須川峠(ボボフダ峠)に登るコース。畑でバスを降りたら、前の橋は渡らずに北方向に集落を抜ける。道はそのまま棚田のあぜ道となり、途中で右に曲がり林道鵜川村井線に出る。林道には獣除けの金網が張ってあるが、開閉できる扉が付けられているので、そこを開けて林道に出る。 林道に出たら左に600mほど歩き、「ボボフダ峠」の小さな案内板に従って須川峠への登山道に入る。植林地で迷いやすいがテープを頼りに進んで行く。谷筋では数箇所崩落地もある。谷の奥の標高450m付近が最も迷いやすいが、右にトラバースすれば問題ない。あとはつづら折れを繰り返して尾根を登り、峠に着く。峠からは稜線沿いの道、滝谷ノ頭から少し細い尾根が続いて面白いが、左に折れて急坂を登れば頂上である。 朽木スキー場からは2通りある。まず登山者用駐車場からゲレンデの西端を登っていくと、その奥に道標の立つ入り口が見える。ここを入るのがひとつ目のコース。この道は標高650m付近の尾根までがつづら折れで、少し体力がいるが歩行には問題ない。尾根に出た後はゆるい坂を経て、最後がんばれば頂上に着く。ふたつ目はリフト終点から入るが、急坂ですすめられない。 -
グリーンパーク想い出の森から蛇谷ヶ峰
- 日帰り
- 2時間45分
グリーンパーク想い出の森から蛇谷ヶ峰
- 日帰り
- 2時間45分
くつき温泉てんくうやバンガローのあるグリーンパーク想い出の森、次はここから蛇谷ヶ峰に登るコースである。ここから東南方面へバンガローの並ぶ道を500mほど進むと舗装路から地道に変わり木立の間に銀色のタンク様の施設が見えてくる。ここを過ぎた左手に小尾根に上がる登山口がある。目立たないが道標があるので注意して見つけよう。小尾根を進み釜ノ谷の渡渉点を過ぎると、道は傾斜を増し、地図上の557m地点へ着く。途中、今までの木道に変わって、新しくジグザグ道がつくられ、尾根側に安全に上り下りができるようになった。557m地点は旧朽木いきものふれあいの里跡からの道との合流点でもあり、道標があって広く休憩に適している。 この出合から急登を頑張れば、カツラの谷分岐(カツラ谷へ行く場合は柏集落へ下山する)を経て、さわらび草原道との出合広場に着く。ベンチもあり、休憩に適する。さわらび草原道は朽木スキー場に通じている。ここから蛇谷ヶ峰の頂上はすぐである。前にも書いたが頂上からは安曇川方面をはじめ、北琵琶湖から湖北の山々、そして北陸方面まで一望でき、素晴らしい。くつき温泉てんくうやバンガローのあるグリーンパーク想い出の森、次はここから蛇谷ヶ峰に登るコースである。ここから東南方面へバンガローの並ぶ道を500mほど進むと舗装路から地道に変わり木立の間に銀色のタンク様の施設が見えてくる。ここを過ぎた左手に小尾根に上がる登山口がある。目立たないが道標があるので注意して見つけよう。小尾根を進み釜ノ谷の渡渉点を過ぎると、道は傾斜を増し、地図上の557m地点へ着く。途中、今までの木道に変わって、新しくジグザグ道がつくられ、尾根側に安全に上り下りができるようになった。557m地点は旧朽木いきものふれあいの里跡からの道との合流点でもあり、道標があって広く休憩に適している。 この出合から急登を頑張れば、カツラの谷分岐(カツラ谷へ行く場合は柏集落へ下山する)を経て、さわらび草原道との出合広場に着く。ベンチもあり、休憩に適する。さわらび草原道は朽木スキー場に通じている。ここから蛇谷ヶ峰の頂上はすぐである。前にも書いたが頂上からは安曇川方面をはじめ、北琵琶湖から湖北の山々、そして北陸方面まで一望でき、素晴らしい。 -
比良縦走1
- 1泊2日
- 16時間15分
比良縦走1
- 1泊2日
- 16時間15分
縦走1は葛川側から入り朽木側にぬけるコース、すなわち南比良、北比良南部から奥比良に至るコースである。 平からアラキ峠へはバス停から花折峠側に寄った林道(旧の国道)を経て登山道に入る。林道の入り口、登山道入り口には道標がある。アラキ峠から権現山はほぼ一直線の急な植林道である。頑張って登ろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。八雲ヶ原で一応、半分というところ。 後半は武奈ヶ岳登山から始まる。武奈ヶ岳までは一般コース、そこから北稜をたどる。林道が並行しているので注意して歩こう。横谷峠でいったん道が畑方面に下るので不安になるが、そのまま進んでまた稜線に戻るので心配無用だ。あと蛇谷ヶ峰の下りで、くつき温泉への分岐を間違わないこと。標高557mの道標が立っている。縦走1は葛川側から入り朽木側にぬけるコース、すなわち南比良、北比良南部から奥比良に至るコースである。 平からアラキ峠へはバス停から花折峠側に寄った林道(旧の国道)を経て登山道に入る。林道の入り口、登山道入り口には道標がある。アラキ峠から権現山はほぼ一直線の急な植林道である。頑張って登ろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。八雲ヶ原で一応、半分というところ。 後半は武奈ヶ岳登山から始まる。武奈ヶ岳までは一般コース、そこから北稜をたどる。林道が並行しているので注意して歩こう。横谷峠でいったん道が畑方面に下るので不安になるが、そのまま進んでまた稜線に戻るので心配無用だ。あと蛇谷ヶ峰の下りで、くつき温泉への分岐を間違わないこと。標高557mの道標が立っている。 -
比良縦走2
- 1泊2日
- 15時間15分
比良縦走2
- 1泊2日
- 15時間15分
琵琶湖側で栗原から高島の音羽に抜けるコース。途中までは、これまで毎年秋に開催されてきた大津市志賀町「チャレンジ比良登山大会」のコースと重なる。 栗原から権現山は頂上直前の登りが急だががんばろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。北比良峠から寒風峠まではそれぞれの下りに気をつけよう。急坂に加えてザレ場や木の根株、ぬかるみがところどころで現れる。 寒風峠から先はさほど問題になる箇所はないと思われるが、滝山、嘉峰ヶ岳付近で右の稜線に入り込まないことと、岳山から音羽への下りに気を付けることである。最後の長い下り道は予想以上に疲れる。ザレ場や礫のごろごろしている部分もあるので、足をくじかないよう注意して歩こう。琵琶湖側で栗原から高島の音羽に抜けるコース。途中までは、これまで毎年秋に開催されてきた大津市志賀町「チャレンジ比良登山大会」のコースと重なる。 栗原から権現山は頂上直前の登りが急だががんばろう。権現山から蓬莱山までは快適なスカイラインコース。ホッケ山と蓬莱山の登りを頑張り、蓬莱山からの下りに気を付ける。 打見山から木戸峠はロープウェイ乗り場北のゲレンデを下る。結構急な下りなので足元に注意しよう。汁谷キャンプ場跡の中央付近に木戸峠への道標があり、ここを右折、峠に出る。このあとは比良岳、烏谷山の登りを頑張り荒川峠に出る。烏谷山の下りが急で滑りやすいので注意する。烏谷山から八雲ヶ原までは、金糞峠手前で右の崖に注意する以外、とくに問題ない。北比良峠から寒風峠まではそれぞれの下りに気をつけよう。急坂に加えてザレ場や木の根株、ぬかるみがところどころで現れる。 寒風峠から先はさほど問題になる箇所はないと思われるが、滝山、嘉峰ヶ岳付近で右の稜線に入り込まないことと、岳山から音羽への下りに気を付けることである。最後の長い下り道は予想以上に疲れる。ザレ場や礫のごろごろしている部分もあるので、足をくじかないよう注意して歩こう。 -
マキノ高原から赤坂山
- 日帰り
- 2時間40分
マキノ高原から赤坂山
- 日帰り
- 2時間40分
マキノ高原へはJRマキノ駅からコミュニティバスに乗るか、車で行く。冬はスキー場になるが、その他の季節は広大なオートキャンプ場になっている。駐車場から温泉横を通り、ゲレンデの舗装道を登って行くと、正面に坂が見えるが、そこへは入らず、もう一つ奥の坂から入る。坂には階段が付けられている。この階段の坂道は結構続き、このコースで実は一番きつい。この坂を登りきってしばらく行ったところに小さな広場があり、ここで一服、態勢を立て直す。 ここからはゆるやかな坂となり、そのまま武奈の木平まで行ける。左にカーブし、わずかの急坂を登ったところが武奈の木平で、看板と休憩舎がある。ここからは赤坂山手前の鉄塔や明王ノ禿が樹間から見え、休憩によい。 そして石畳のある水平道から砂防ダムを経て稜線へと進み、尾根を巻くつづら折れの道を鉄塔に向かって登る。石畳はこの道が若狭とマキノを結んで物資の輸送に使われた昔日の賑わいを彷彿とさせる。途中、鉄塔への脇道を入ると、湖西方面、赤坂山の展望が良い。ここから頂上までは草原道で、粟柄越を頂上方向に進み、石仏を右に見て頂上はすぐである。頂上からの展望は抜群である。なお明王ノ禿を経て三国山へは1時間、さらにマキノ林道から白谷まで2時間半程度であるが、下りてからの長い林道歩きは疲れた足には少しつらい。マキノ高原へはJRマキノ駅からコミュニティバスに乗るか、車で行く。冬はスキー場になるが、その他の季節は広大なオートキャンプ場になっている。駐車場から温泉横を通り、ゲレンデの舗装道を登って行くと、正面に坂が見えるが、そこへは入らず、もう一つ奥の坂から入る。坂には階段が付けられている。この階段の坂道は結構続き、このコースで実は一番きつい。この坂を登りきってしばらく行ったところに小さな広場があり、ここで一服、態勢を立て直す。 ここからはゆるやかな坂となり、そのまま武奈の木平まで行ける。左にカーブし、わずかの急坂を登ったところが武奈の木平で、看板と休憩舎がある。ここからは赤坂山手前の鉄塔や明王ノ禿が樹間から見え、休憩によい。 そして石畳のある水平道から砂防ダムを経て稜線へと進み、尾根を巻くつづら折れの道を鉄塔に向かって登る。石畳はこの道が若狭とマキノを結んで物資の輸送に使われた昔日の賑わいを彷彿とさせる。途中、鉄塔への脇道を入ると、湖西方面、赤坂山の展望が良い。ここから頂上までは草原道で、粟柄越を頂上方向に進み、石仏を右に見て頂上はすぐである。頂上からの展望は抜群である。なお明王ノ禿を経て三国山へは1時間、さらにマキノ林道から白谷まで2時間半程度であるが、下りてからの長い林道歩きは疲れた足には少しつらい。 -
国境高原スノーパークから乗鞍岳
- 日帰り
- 2時間0分
国境高原スノーパークから乗鞍岳
- 日帰り
- 2時間0分
高島トレイルの出発点ともなっている国境高原スノーパークから登るコースを紹介する。頂上は灌木の中だが、頂上から在原側の稜線上には、関西電力の電波塔等が並ぶ。ここへは作業道も通じ、一帯は草原状で福井側の展望も良い。なお、作業道は関係者以外通行禁止である。 国境高原スノーパークへは高島市コミュニティバスか車で行く。車の場合、冬は駐車場が開くが、夏場は鎖が張られて、その前はバス回転場となるため、駐車スペースは無い。 スキー場入口にある高島トレイル案内板から西に約50m入ると、右手に大谷ゲレンデに通じる広い道がついている。ここからゲレンデに入り、大谷第一コースの最上部まで登る。この最上部にあるリフト終点前広場の北端に全く目立たない登山道入口がある。ここから小尾根にとりついて10分程歩くと、右手に鉄塔の見える出合に出る。 ここから標高789m付近の稜線までは実に気持ちのよい広葉樹林である。上部は見事なブナ林も形成する。急坂もあるが、この広葉樹林は必見だ。鞍部を経て、坂を登り、しばらく進みY字路で左の薄い踏み跡の方へ登っていく。この先灌木で歩きづらく、ほぼ水平で、どこが頂上か分かりにくいが、しばらく進むと、建物の横に標識が立つ。拍子抜けの頂上だが、これより南に、草原状の伸びやかな稜線があり奥琵琶湖の眺望が良い。高島トレイルの出発点ともなっている国境高原スノーパークから登るコースを紹介する。頂上は灌木の中だが、頂上から在原側の稜線上には、関西電力の電波塔等が並ぶ。ここへは作業道も通じ、一帯は草原状で福井側の展望も良い。なお、作業道は関係者以外通行禁止である。 国境高原スノーパークへは高島市コミュニティバスか車で行く。車の場合、冬は駐車場が開くが、夏場は鎖が張られて、その前はバス回転場となるため、駐車スペースは無い。 スキー場入口にある高島トレイル案内板から西に約50m入ると、右手に大谷ゲレンデに通じる広い道がついている。ここからゲレンデに入り、大谷第一コースの最上部まで登る。この最上部にあるリフト終点前広場の北端に全く目立たない登山道入口がある。ここから小尾根にとりついて10分程歩くと、右手に鉄塔の見える出合に出る。 ここから標高789m付近の稜線までは実に気持ちのよい広葉樹林である。上部は見事なブナ林も形成する。急坂もあるが、この広葉樹林は必見だ。鞍部を経て、坂を登り、しばらく進みY字路で左の薄い踏み跡の方へ登っていく。この先灌木で歩きづらく、ほぼ水平で、どこが頂上か分かりにくいが、しばらく進むと、建物の横に標識が立つ。拍子抜けの頂上だが、これより南に、草原状の伸びやかな稜線があり奥琵琶湖の眺望が良い。 -
瓜生山から比叡山へ
- 6時間25分
瓜生山から比叡山へ
- 6時間25分
京都市内から望み、最も目立つ山が比叡山である。変化に富んだ比叡山のロングルートを紹介しよう。まず、比叡山南西支稜上の瓜生山から縦走し、音羽川源流を経て無動寺の寺院をお参りする。そして、大比叡山頂に立ち、平安時代からの参拝道、雲母坂を下るコースだ。 北白川仕伏町バス停より、京都一周トレイルの標識に導かれてバプテスト病院の横を抜ける。大山祇神社や清沢口石切り場跡を見て沢沿いの道を登ると、臨済禅の発展に尽くした白隠禅師の恩人である白幽子仙人が巌居した跡地だ。かつて北白川城本丸があったとされる瓜生山頂には、勝軍地蔵が安置された石室が残されている。 北白川城出丸(本丸の物見の砦)があった白鳥山山頂は、雑木林に囲まれてかつての面影はない。曼殊院の背後にあるてん子山へは、登山道から往復15分の寄り道になる。三角点はあるが、ここも林に囲まれて展望はない。 弁財天二ノ鳥居で京都一周トレイルと分かれ、花崗岩が明るい雰囲気をつくる音羽川沿いの林道を行く。稲荷神社を見て、比叡山ドライブウェイ下のトンネル歩道をくぐると東海自然歩道に合流する。鳥居がある桜茶屋跡を過ぎると、「七曲り」と呼ばれる水平な道が続く。いくつかの寺院がある無動寺に着いたら、明王堂境内を訪れてみよう。目の前に広がる琵琶湖の展望に驚くばかりだ。 坂本ケーブルの延暦寺駅から、「西尊院堂すぐこの上」の石標がある急な山道を登って、無動寺バス停へ。車道をそのまま登ると東塔へ行ってしまうので注意しよう。 無動寺バス停前の三叉路の信号を渡り、ガーデンミュージアム方面へ30m行くと古い墓地へ登る山道がある(道標はない)。墓地を突っ切ると、檜林の山道はやがて尾根に合流して西に向かう。「智證大師御」を過ぎると、無線中継所やテレビアンテナ、給水プールなどの施設がある山頂台地に着く。檜に囲まれた小さな丘の上に三角点のある最高地点、大比叡山頂がある。残念ながら、ここからの展望はまったくない。 山頂から西に下るとすぐに車道に合流し、ガーデンミュージアムの前にある、広い比叡山頂駐車場に出る。比叡山のもうひとつの山頂である四明岳山頂は、ガーデンミュージアムの敷地内にある。ガーデンミュージアム北側の車道を南西へ進み、スキー場跡地から雲母坂への登山道に入る。このあたりも登山者向けの道標が少なく、道がいくつかあるのでわかりにくい。 平安時代から比叡山と都を結ぶ主要路である雲母坂は、ここで見られる花崗岩に含まれる雲母がきらきらと光るので、その名がつけられた。後醍醐天皇に仕えた武将、千種忠顕の碑からどんどん下っていくと浄刹結界址の石碑を見て、水飲対陣跡碑に着く。この石碑は、1336(延元元)年に足利尊氏の攻撃から比叡山へ逃れた後醍醐天皇を擁護するための戦いがここであったことを示すものだ。修学院離宮の敷地の柵が出てくるあたりから、登山道は雨の侵食で深くえぐられて歩きにくくなる。雲母坂登山口から修学院駅まで、音羽川沿いに住宅街を下ろう。京都市内から望み、最も目立つ山が比叡山である。変化に富んだ比叡山のロングルートを紹介しよう。まず、比叡山南西支稜上の瓜生山から縦走し、音羽川源流を経て無動寺の寺院をお参りする。そして、大比叡山頂に立ち、平安時代からの参拝道、雲母坂を下るコースだ。 北白川仕伏町バス停より、京都一周トレイルの標識に導かれてバプテスト病院の横を抜ける。大山祇神社や清沢口石切り場跡を見て沢沿いの道を登ると、臨済禅の発展に尽くした白隠禅師の恩人である白幽子仙人が巌居した跡地だ。かつて北白川城本丸があったとされる瓜生山頂には、勝軍地蔵が安置された石室が残されている。 北白川城出丸(本丸の物見の砦)があった白鳥山山頂は、雑木林に囲まれてかつての面影はない。曼殊院の背後にあるてん子山へは、登山道から往復15分の寄り道になる。三角点はあるが、ここも林に囲まれて展望はない。 弁財天二ノ鳥居で京都一周トレイルと分かれ、花崗岩が明るい雰囲気をつくる音羽川沿いの林道を行く。稲荷神社を見て、比叡山ドライブウェイ下のトンネル歩道をくぐると東海自然歩道に合流する。鳥居がある桜茶屋跡を過ぎると、「七曲り」と呼ばれる水平な道が続く。いくつかの寺院がある無動寺に着いたら、明王堂境内を訪れてみよう。目の前に広がる琵琶湖の展望に驚くばかりだ。 坂本ケーブルの延暦寺駅から、「西尊院堂すぐこの上」の石標がある急な山道を登って、無動寺バス停へ。車道をそのまま登ると東塔へ行ってしまうので注意しよう。 無動寺バス停前の三叉路の信号を渡り、ガーデンミュージアム方面へ30m行くと古い墓地へ登る山道がある(道標はない)。墓地を突っ切ると、檜林の山道はやがて尾根に合流して西に向かう。「智證大師御」を過ぎると、無線中継所やテレビアンテナ、給水プールなどの施設がある山頂台地に着く。檜に囲まれた小さな丘の上に三角点のある最高地点、大比叡山頂がある。残念ながら、ここからの展望はまったくない。 山頂から西に下るとすぐに車道に合流し、ガーデンミュージアムの前にある、広い比叡山頂駐車場に出る。比叡山のもうひとつの山頂である四明岳山頂は、ガーデンミュージアムの敷地内にある。ガーデンミュージアム北側の車道を南西へ進み、スキー場跡地から雲母坂への登山道に入る。このあたりも登山者向けの道標が少なく、道がいくつかあるのでわかりにくい。 平安時代から比叡山と都を結ぶ主要路である雲母坂は、ここで見られる花崗岩に含まれる雲母がきらきらと光るので、その名がつけられた。後醍醐天皇に仕えた武将、千種忠顕の碑からどんどん下っていくと浄刹結界址の石碑を見て、水飲対陣跡碑に着く。この石碑は、1336(延元元)年に足利尊氏の攻撃から比叡山へ逃れた後醍醐天皇を擁護するための戦いがここであったことを示すものだ。修学院離宮の敷地の柵が出てくるあたりから、登山道は雨の侵食で深くえぐられて歩きにくくなる。雲母坂登山口から修学院駅まで、音羽川沿いに住宅街を下ろう。 -
愛宕山
- 4時間50分
愛宕山
- 4時間50分
愛宕山北面の首無地蔵のあるサカサマ峠より裏参道を登り、表参道を下るコースを紹介する。清滝バス停から出発し、清滝川に沿って車道を北へ向かう。自家用車の人は有料駐車場がある。清滝川沿いの東海自然歩道と別れ堂承川沿いの林道を行く。月輪寺への分岐を過ぎ、梨ノ木谷を登って行くとだんだん傾斜が増して、林道から登山道へと変わる。尾根まで登ると首無地蔵があるサカサマ峠だ。京都市街地の展望が開けている。 峠から愛宕山頂がある愛宕神社まで、昔から北山に住む人々が参拝に使った裏参道を登る。ゆるやかで自然林がきれいな、気持ちの良い道が続く。889.8mの三角点に立ちたい人は、途中で寄り道をすることになる。愛宕山頂近くの林道に合流し、竜ヶ岳方面へ向かうと10分ほどで鉄塔が立つ展望の開けた三角点へ行くことができる。 境内に着いたら長い石段を登って火伏せの神様が祀られる愛宕神社をお参りしよう。下山は歩きやすい表参道を行く。境内から総門をくぐり、大きな杉並木の道を下ると水尾分かれだ。このT字路を左に曲がり、大杉神社を過ぎると五合目の東屋がある。「あたごしんこ」の茶屋跡、急な石段の壺割坂、火燧権現跡、お助け水などを見ながら下るうちに登山口の鳥居に着く。最後は清滝バス停まで10分ほど車道を登ろう。愛宕山北面の首無地蔵のあるサカサマ峠より裏参道を登り、表参道を下るコースを紹介する。清滝バス停から出発し、清滝川に沿って車道を北へ向かう。自家用車の人は有料駐車場がある。清滝川沿いの東海自然歩道と別れ堂承川沿いの林道を行く。月輪寺への分岐を過ぎ、梨ノ木谷を登って行くとだんだん傾斜が増して、林道から登山道へと変わる。尾根まで登ると首無地蔵があるサカサマ峠だ。京都市街地の展望が開けている。 峠から愛宕山頂がある愛宕神社まで、昔から北山に住む人々が参拝に使った裏参道を登る。ゆるやかで自然林がきれいな、気持ちの良い道が続く。889.8mの三角点に立ちたい人は、途中で寄り道をすることになる。愛宕山頂近くの林道に合流し、竜ヶ岳方面へ向かうと10分ほどで鉄塔が立つ展望の開けた三角点へ行くことができる。 境内に着いたら長い石段を登って火伏せの神様が祀られる愛宕神社をお参りしよう。下山は歩きやすい表参道を行く。境内から総門をくぐり、大きな杉並木の道を下ると水尾分かれだ。このT字路を左に曲がり、大杉神社を過ぎると五合目の東屋がある。「あたごしんこ」の茶屋跡、急な石段の壺割坂、火燧権現跡、お助け水などを見ながら下るうちに登山口の鳥居に着く。最後は清滝バス停まで10分ほど車道を登ろう。 -
峰山・朝日峯
- 5時間20分
峰山・朝日峯
- 5時間20分
栂ノ尾より峰山と朝日峯を縦走するコースを紹介する。栂ノ尾バス停より出発する。マイカーの人は、バス停横に駐車場がある。登山口は高山寺境内の中だ。まず高山寺拝観料を払い、境内中央の石段を登り詰めたところにある明恵上人御廟をめざす。御廟背後の山側に向かって右手に上がる登山道から入山する。杉林に覆われた沢沿いの道は、やがて右手の尾根を越える。時計を逆回りするように、峰山の頂上に近い北斜面を巻くように登る。樹木に覆われた山頂からの展望はない。 ここから朝日峯まで、なだらかな縦走路が続く。杉や桧の植林地の中にある高さ4mほどの大岩を見て、602mピークを過ぎると道は林道に変わる。愛宕山、竜ヶ岳、朝日峯などを見渡せるビューポイントがある。朝日峯への分岐から山頂までは、15分ぐらいだ。山頂からは、比良山地南部から比叡山や大文字山、京都市街方面まで、北東から南への大展望が開けている。 分岐に戻り林道を行くと松尾峠はすぐだ。峠にある東屋の中には、花崗岩の大きな地蔵様が祀られている。峠から尾根に沿って南に林道は延びているが、登山道は尾根の左斜面をへつるように行く。急な尾根を下りきると谷山6号橋の前に出る。谷山川沿いの林道を下って清滝川に架かる橋を渡り、槙ノ尾バス停をめざそう。栂ノ尾より峰山と朝日峯を縦走するコースを紹介する。栂ノ尾バス停より出発する。マイカーの人は、バス停横に駐車場がある。登山口は高山寺境内の中だ。まず高山寺拝観料を払い、境内中央の石段を登り詰めたところにある明恵上人御廟をめざす。御廟背後の山側に向かって右手に上がる登山道から入山する。杉林に覆われた沢沿いの道は、やがて右手の尾根を越える。時計を逆回りするように、峰山の頂上に近い北斜面を巻くように登る。樹木に覆われた山頂からの展望はない。 ここから朝日峯まで、なだらかな縦走路が続く。杉や桧の植林地の中にある高さ4mほどの大岩を見て、602mピークを過ぎると道は林道に変わる。愛宕山、竜ヶ岳、朝日峯などを見渡せるビューポイントがある。朝日峯への分岐から山頂までは、15分ぐらいだ。山頂からは、比良山地南部から比叡山や大文字山、京都市街方面まで、北東から南への大展望が開けている。 分岐に戻り林道を行くと松尾峠はすぐだ。峠にある東屋の中には、花崗岩の大きな地蔵様が祀られている。峠から尾根に沿って南に林道は延びているが、登山道は尾根の左斜面をへつるように行く。急な尾根を下りきると谷山6号橋の前に出る。谷山川沿いの林道を下って清滝川に架かる橋を渡り、槙ノ尾バス停をめざそう。