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岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
135件
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検索結果135件中  61-80件
  • 戸来岳

    戸来岳

    平子沢登山口から登り出します。日本アルプスを世に紹介したウォルター・ウエストンもこの地に来ていて、登山口のキャンプ場には「ウォルター・ウエストン謝恩碑」があります。 登り出すとすぐに道は二分しますが、左の道を進んでいきます。伐採道の道でもあり、幅が広く歩きやすいです。土砂崩れで道幅が狭くなる中を進んでいくと林道にポンと出ます。長漕地区から「大石神ピラミッド」経由でここまで出ることも可能です。 林道を左手に20mほど進むと、青森県自然環境保全地区の看板が立っています。道標に従って林道から山道へ入ります。すぐに左手からの作業道と一緒になります。 少しの区間ですが、幅の広い道をたどります。太いブナが出てくると山道になり細くなってきます。朽ちかけ苔むした階段が出てくると急坂になります。ここは濡れていると滑りやすいので、ゆっくり登りましょう。大駒ヶ岳への急登の途中に、「日本一のダケカンバ」の木が立っています。 登るに従って傾斜も緩くなり、オンコ(イチイ)の木が目の高さより少し高く見られるようになると大駒ヶ岳山頂です。西側に三角形の三ッ岳が見えます。ひと休みした後、三ッ岳まで足をのばしましょう。 ミネザクラやコメツツジの多い急斜面を下って鞍部から急登すると、戸来岳の最高峰三ッ岳山頂です。十和田湖、八甲田の山並みが遠望できます。休憩して大駒ヶ岳へ戻る途中、右手に十和利山への道が分岐しますが、今はササの道になっています。 大駒ヶ岳へ戻り、大休息してから、ゆっくり下ることにしましょう。 ※日本アルプスを世に紹介したウェストンは、1903(明治36)年に戸来村(現新郷村)を訪れ、青森飢饉で困窮する村民に救いの手(米・みそ・毛布)を差し延べたと言われています。
    平子沢登山口から登り出します。日本アルプスを世に紹介したウォルター・ウエストンもこの地に来ていて、登山口のキャンプ場には「ウォルター・ウエストン謝恩碑」があります。 登り出すとすぐに道は二分しますが、左の道を進んでいきます。伐採道の道でもあり、幅が広く歩きやすいです。土砂崩れで道幅が狭くなる中を進んでいくと林道にポンと出ます。長漕地区から「大石神ピラミッド」経由でここまで出ることも可能です。 林道を左手に20mほど進むと、青森県自然環境保全地区の看板が立っています。道標に従って林道から山道へ入ります。すぐに左手からの作業道と一緒になります。 少しの区間ですが、幅の広い道をたどります。太いブナが出てくると山道になり細くなってきます。朽ちかけ苔むした階段が出てくると急坂になります。ここは濡れていると滑りやすいので、ゆっくり登りましょう。大駒ヶ岳への急登の途中に、「日本一のダケカンバ」の木が立っています。 登るに従って傾斜も緩くなり、オンコ(イチイ)の木が目の高さより少し高く見られるようになると大駒ヶ岳山頂です。西側に三角形の三ッ岳が見えます。ひと休みした後、三ッ岳まで足をのばしましょう。 ミネザクラやコメツツジの多い急斜面を下って鞍部から急登すると、戸来岳の最高峰三ッ岳山頂です。十和田湖、八甲田の山並みが遠望できます。休憩して大駒ヶ岳へ戻る途中、右手に十和利山への道が分岐しますが、今はササの道になっています。 大駒ヶ岳へ戻り、大休息してから、ゆっくり下ることにしましょう。 ※日本アルプスを世に紹介したウェストンは、1903(明治36)年に戸来村(現新郷村)を訪れ、青森飢饉で困窮する村民に救いの手(米・みそ・毛布)を差し延べたと言われています。
  • 十和利山

    十和利山

    以前は多くの登山者で賑わった山ですが、今日ではその数は少なくなっているようです。 迷ヶ平駐車場から国道454号を渡った所が登山口です。道は直進します。東西分岐の標柱はクマにかじられ分からなくなっていますが、道は一本道なので分岐点はすぐ分かります。ここでは左の道をとります。平坦な道を進んでいくと、開けた場所に出ます。かつてキャンプ場だった所で、ここから登りになります。 すぐに左手の木々が伐採されている中を横目に登っていきます。登るに従って傾斜が増してきますが、登りやすい道です。山頂直下で左手(北)の三ッ岳からの道と合流しますが、ササの道になって歩くのが大変困難です。すぐに山頂分岐で右手に折れれば裸地化した十和利山山頂です。十和田湖の展望がすこぶる良い山頂で、ずっと景色を眺めていたい所です。 休んでから下山にかかります。山頂分岐を右手に折れると急坂の下りです。両側のササや木々につかまりながら下っていきます。滑りやすい黒土なので、十分に注意してください。とくに雨天や降雪直後は注意が必要です。降雪時は軽アイゼンがあると良いでしょう。 道が平坦になると前方に風力発電の風車などが見えてきます。再び下りにかかると、まもなく東西分岐に出ます。ここを左折して進むと登山口に戻ります。 ※この地区はタケノコ(ネマガリタケ・学名・チシマザサ)がよく生えます(5月末から6月中旬頃)。タケノコはクマが好んで食べるため、この時期クマによる死亡事故が何件も発生しています。時期をずらすなど、入山する際は十分注意してください。
    以前は多くの登山者で賑わった山ですが、今日ではその数は少なくなっているようです。 迷ヶ平駐車場から国道454号を渡った所が登山口です。道は直進します。東西分岐の標柱はクマにかじられ分からなくなっていますが、道は一本道なので分岐点はすぐ分かります。ここでは左の道をとります。平坦な道を進んでいくと、開けた場所に出ます。かつてキャンプ場だった所で、ここから登りになります。 すぐに左手の木々が伐採されている中を横目に登っていきます。登るに従って傾斜が増してきますが、登りやすい道です。山頂直下で左手(北)の三ッ岳からの道と合流しますが、ササの道になって歩くのが大変困難です。すぐに山頂分岐で右手に折れれば裸地化した十和利山山頂です。十和田湖の展望がすこぶる良い山頂で、ずっと景色を眺めていたい所です。 休んでから下山にかかります。山頂分岐を右手に折れると急坂の下りです。両側のササや木々につかまりながら下っていきます。滑りやすい黒土なので、十分に注意してください。とくに雨天や降雪直後は注意が必要です。降雪時は軽アイゼンがあると良いでしょう。 道が平坦になると前方に風力発電の風車などが見えてきます。再び下りにかかると、まもなく東西分岐に出ます。ここを左折して進むと登山口に戻ります。 ※この地区はタケノコ(ネマガリタケ・学名・チシマザサ)がよく生えます(5月末から6月中旬頃)。タケノコはクマが好んで食べるため、この時期クマによる死亡事故が何件も発生しています。時期をずらすなど、入山する際は十分注意してください。
  • 嶽温泉コース

    嶽温泉コース

    嶽温泉広場の山手にあった「山のホテル」跡の左手に鳥居が建っていて、ここが登山口になります。 登り始めるとすぐに稲荷神社が右に建っているので、安全登山を願って手を合わせていきましょう。登山道はまっすぐにのびていて、湯ノ沢分岐などを過ぎて、ひたすら登りつつけていきます。 1時間も登ると左手に巨木の森への分岐が出てきますが、ササが茂っています。ここでひと休みしてから再び登ります。 ブナ林の中をひたすら登り続け、右手に急角度に道が曲がるあたりから、傾斜も急になってきます。ブナの木の根が階段上になり、やがて左側から津軽岩木スカイラインを走る車の音が聞こえてくると、スカイライン八合目のリフト乗り場の角に着きます。九合目へは、リフト乗り場の発電機室の方に回り込んで進みます。 さらに小灌木の中を登っていきます。パッと視界が開けると、鳥ノ海噴火口に着きます。ここから左手に回って岩場を登り、鳳鳴ヒュッテに出ます。ここからは岩場の急坂になります。鼻こぐりと言われる急斜面、大きな岩を手足を総動員してゆっくり登っていきます。以前この急斜面ではスリップと落石による死亡事故が起きているので慎重に進みましょう。 二の御坂を登ると少しの平坦地になり、ひと休みしてさらに三の御坂を登ると岩木山神社奥宮のある岩木山の山頂に到着です。大きな岩の間に三角点があり、安全の鐘があります。 展望はすばらしく、八甲田、白神山地、八幡平、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山までもが一望できます。 下りはスカイライン八合目まで下りますが、三の御坂、二の御坂はスリップに注意して下さい。 スカイライン八合目からはバスを利用して嶽温泉に戻りますが、事前に最終バスの時刻を確認しておきましょう。
    嶽温泉広場の山手にあった「山のホテル」跡の左手に鳥居が建っていて、ここが登山口になります。 登り始めるとすぐに稲荷神社が右に建っているので、安全登山を願って手を合わせていきましょう。登山道はまっすぐにのびていて、湯ノ沢分岐などを過ぎて、ひたすら登りつつけていきます。 1時間も登ると左手に巨木の森への分岐が出てきますが、ササが茂っています。ここでひと休みしてから再び登ります。 ブナ林の中をひたすら登り続け、右手に急角度に道が曲がるあたりから、傾斜も急になってきます。ブナの木の根が階段上になり、やがて左側から津軽岩木スカイラインを走る車の音が聞こえてくると、スカイライン八合目のリフト乗り場の角に着きます。九合目へは、リフト乗り場の発電機室の方に回り込んで進みます。 さらに小灌木の中を登っていきます。パッと視界が開けると、鳥ノ海噴火口に着きます。ここから左手に回って岩場を登り、鳳鳴ヒュッテに出ます。ここからは岩場の急坂になります。鼻こぐりと言われる急斜面、大きな岩を手足を総動員してゆっくり登っていきます。以前この急斜面ではスリップと落石による死亡事故が起きているので慎重に進みましょう。 二の御坂を登ると少しの平坦地になり、ひと休みしてさらに三の御坂を登ると岩木山神社奥宮のある岩木山の山頂に到着です。大きな岩の間に三角点があり、安全の鐘があります。 展望はすばらしく、八甲田、白神山地、八幡平、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山までもが一望できます。 下りはスカイライン八合目まで下りますが、三の御坂、二の御坂はスリップに注意して下さい。 スカイライン八合目からはバスを利用して嶽温泉に戻りますが、事前に最終バスの時刻を確認しておきましょう。
  • 百沢コース

    百沢コース

    岩木山神社前バス停から歩き、岩木山神社大鳥居で一礼し登り始めます。石畳の参道を拝殿前の楼門を左に折れ、杉林を進むと桜林公園に出ます。さらに進むとスキー場に出て、そのまま進んで登山口に着きます。ここから樹林帯に入っていきます。 小沢を渡ると急な登りになる。ここが七曲です。徐々に高度を上げていくとカラスの休場、更に展望のない道を登っていくと鼻コクリに着く。再び登っていくと大きな石があります。姥石です。展望のない樹林帯はまだ続き、道が右手にカーブすると焼止まりヒュッテが建っています。ここから山道は大沢に入り、沢底を右に左へと渡りながら登っていきますが、沢が荒れているので注意が必要です。また、この付近は7月下旬まで雪渓が残ります。 とくに6月中頃は、雪渓の中央部を歩いているとボッと穴に落ちることが多々あるため、なるべく雪渓の端の方を歩くなど十分注意が必要です。また雪渓歩きに慣れていない人は、軽アイゼンの使用をおすすめします。雪消えを待ってミチノクコザクラのピンク色の花が登山者を迎えてくれます。 坊主ころがしの急登を終え、沢音が聞こえてくると錫杖清水です。冷水でのどを潤して登ると直径20mほどの池がある種蒔苗代です。ここから第一の御坂の急坂を登ると登山リフト方面の道が合流する鳳鳴ヒュッテ前に着きます。 二の御坂、三の御坂と岩場の急坂を登り終えると岩木山神社奥宮のある岩木山山頂に到着です。奥宮に参拝してひと息つきましょう。 下山は計画や体力に合わせて、登った山道を戻るのも良いですし、登山リフトで八合目駐車場へ下りて、バスを利用して嶽温泉へ向かうのも良いでしょう。下山後は、嶽温泉でひと風呂浴びて帰るのがおすすめです。
    岩木山神社前バス停から歩き、岩木山神社大鳥居で一礼し登り始めます。石畳の参道を拝殿前の楼門を左に折れ、杉林を進むと桜林公園に出ます。さらに進むとスキー場に出て、そのまま進んで登山口に着きます。ここから樹林帯に入っていきます。 小沢を渡ると急な登りになる。ここが七曲です。徐々に高度を上げていくとカラスの休場、更に展望のない道を登っていくと鼻コクリに着く。再び登っていくと大きな石があります。姥石です。展望のない樹林帯はまだ続き、道が右手にカーブすると焼止まりヒュッテが建っています。ここから山道は大沢に入り、沢底を右に左へと渡りながら登っていきますが、沢が荒れているので注意が必要です。また、この付近は7月下旬まで雪渓が残ります。 とくに6月中頃は、雪渓の中央部を歩いているとボッと穴に落ちることが多々あるため、なるべく雪渓の端の方を歩くなど十分注意が必要です。また雪渓歩きに慣れていない人は、軽アイゼンの使用をおすすめします。雪消えを待ってミチノクコザクラのピンク色の花が登山者を迎えてくれます。 坊主ころがしの急登を終え、沢音が聞こえてくると錫杖清水です。冷水でのどを潤して登ると直径20mほどの池がある種蒔苗代です。ここから第一の御坂の急坂を登ると登山リフト方面の道が合流する鳳鳴ヒュッテ前に着きます。 二の御坂、三の御坂と岩場の急坂を登り終えると岩木山神社奥宮のある岩木山山頂に到着です。奥宮に参拝してひと息つきましょう。 下山は計画や体力に合わせて、登った山道を戻るのも良いですし、登山リフトで八合目駐車場へ下りて、バスを利用して嶽温泉へ向かうのも良いでしょう。下山後は、嶽温泉でひと風呂浴びて帰るのがおすすめです。
  • 弥生新コース

    弥生新コース

    弥生コースは集落の人たちによって整備されていたコースですが、2016年そのうちの下部、弥生いこいの広場からの伐採道が整備され、歩きやすくなりました。 弥生いこいの広場の食堂を背にして左の道を少し歩くと登山口になります。ミズナラの林に続く広い道は明るく歩きやすいです。 旧道コースと三合目で合流し、ブナなどの樹林で展望はない中を登っていきます。右手に大きな岩が座っているところが姥石です。石神信仰の名残でしょうか、同じ地名があちこちにあります。 ここから少しずつ道が掘れてきて、ひと登りすると大石です。目の高さに小灌木やササがあり、登るに従ってこれらの間から下界がチラチラと見えてきます。パッと視界が開けると八合目の標柱が建っている小さな湿地に出ます。 ここから左手の小灌木の急坂になり、灌木に足を取られながら登っていきます。右に大きな岩が見えると急坂につけられたねじれた道になります。ササをつかんでゆっくり登っていきます。左手は急斜面のため、転落しないよう注意が必要です。登山道自体も急傾斜のためとくに滑りやすくなっています。この付近は本コースで一番緊張する場所です。慎重に歩を進めましょう。 大きな岩を回り込むと九合目になります。標柱が行く方向を指してくれて、山頂にいる人の声も聞えるのですが、細い灌木帯の超急坂になり、岩と岩の間に足が上がらないような場所です。 ようやく大きな岩がゴロゴロする岩木山山頂です。岩木山神社奥宮に手を合わせてからひと休みしましょう。 このコースは意外に体力を消耗するので、下りはスカイライン八合目からバスを使うのが良いでしょう。
    弥生コースは集落の人たちによって整備されていたコースですが、2016年そのうちの下部、弥生いこいの広場からの伐採道が整備され、歩きやすくなりました。 弥生いこいの広場の食堂を背にして左の道を少し歩くと登山口になります。ミズナラの林に続く広い道は明るく歩きやすいです。 旧道コースと三合目で合流し、ブナなどの樹林で展望はない中を登っていきます。右手に大きな岩が座っているところが姥石です。石神信仰の名残でしょうか、同じ地名があちこちにあります。 ここから少しずつ道が掘れてきて、ひと登りすると大石です。目の高さに小灌木やササがあり、登るに従ってこれらの間から下界がチラチラと見えてきます。パッと視界が開けると八合目の標柱が建っている小さな湿地に出ます。 ここから左手の小灌木の急坂になり、灌木に足を取られながら登っていきます。右に大きな岩が見えると急坂につけられたねじれた道になります。ササをつかんでゆっくり登っていきます。左手は急斜面のため、転落しないよう注意が必要です。登山道自体も急傾斜のためとくに滑りやすくなっています。この付近は本コースで一番緊張する場所です。慎重に歩を進めましょう。 大きな岩を回り込むと九合目になります。標柱が行く方向を指してくれて、山頂にいる人の声も聞えるのですが、細い灌木帯の超急坂になり、岩と岩の間に足が上がらないような場所です。 ようやく大きな岩がゴロゴロする岩木山山頂です。岩木山神社奥宮に手を合わせてからひと休みしましょう。 このコースは意外に体力を消耗するので、下りはスカイライン八合目からバスを使うのが良いでしょう。
  • 蟶山コース

    蟶山コース

    白神岳登山口駅から少し南へ行き線路を渡ると国道101号で、向かい側に登山口標柱が立っています。舗装道の日野林道を2.4kmほどで広い駐車場のある登山口に着きます。緊急時に泊まれる立派な休憩所があり、さらに500mほど進むと旧登山口。登山計画書をポストに入れ、ここから山道を進みます。 ブナ、ヒバ、ミズナラなど混交林の少し暗い中を緩く登って行き、大きな看板が立つ二股分岐に着きます。右の二股コースは健脚者向けコースで、道が荒れており増水時は通行できません。左の蟶山コースへと歩を進めます。このあたりはヒバ林でうす暗い感じの道です。 道が濡れてくると、最後の水場の標識があります。ひと休みし、水平歩きをすると急坂になります。ここからは急坂になり、ブナにロープが張られています。水場から蟶山分岐までは急坂です。急坂を終えて、尾根に乗るとT字路の蟶山分岐。左の道を約170mで蟶山ですが、ブナ林で囲まれて展望はありません。 右にのびるブナ林の道を登り下りしながら少しづつ高度を稼いでいきます。やがて977m標高点の手前で一度急になり、森林限界を越すと胸付八丁の急坂になります。一歩ごとに高度を上げていきます。右手前方に山頂のトイレが見えてきて、道が平坦になると大峰分岐です。左は大峰岳を経て十二湖、青池へと続く縦走路です。 大峰分岐を右の道へと歩を進めます。山頂までは700mほどの距離です。主尾根を登り下りしながら進んでいくうちに、特に標識はないため、最高地点の1235mを通過してしまいます。夏にはイブキトラノオ、ニッコウキスゲ、チシマフウロなどが足元に咲き、お花畑となります。途中に白山大権現が祀られた石祠があります。 右手のトイレを見ればすぐ山頂避難小屋で、目の前の一段高い所が1等三角点のある白神岳山頂です。欲しいままに360度の展望を楽しみ、ひと休みして下山します。帰路は往路を戻りますが、大峰分岐から十二湖方面に進まないように注意しましょう。
    白神岳登山口駅から少し南へ行き線路を渡ると国道101号で、向かい側に登山口標柱が立っています。舗装道の日野林道を2.4kmほどで広い駐車場のある登山口に着きます。緊急時に泊まれる立派な休憩所があり、さらに500mほど進むと旧登山口。登山計画書をポストに入れ、ここから山道を進みます。 ブナ、ヒバ、ミズナラなど混交林の少し暗い中を緩く登って行き、大きな看板が立つ二股分岐に着きます。右の二股コースは健脚者向けコースで、道が荒れており増水時は通行できません。左の蟶山コースへと歩を進めます。このあたりはヒバ林でうす暗い感じの道です。 道が濡れてくると、最後の水場の標識があります。ひと休みし、水平歩きをすると急坂になります。ここからは急坂になり、ブナにロープが張られています。水場から蟶山分岐までは急坂です。急坂を終えて、尾根に乗るとT字路の蟶山分岐。左の道を約170mで蟶山ですが、ブナ林で囲まれて展望はありません。 右にのびるブナ林の道を登り下りしながら少しづつ高度を稼いでいきます。やがて977m標高点の手前で一度急になり、森林限界を越すと胸付八丁の急坂になります。一歩ごとに高度を上げていきます。右手前方に山頂のトイレが見えてきて、道が平坦になると大峰分岐です。左は大峰岳を経て十二湖、青池へと続く縦走路です。 大峰分岐を右の道へと歩を進めます。山頂までは700mほどの距離です。主尾根を登り下りしながら進んでいくうちに、特に標識はないため、最高地点の1235mを通過してしまいます。夏にはイブキトラノオ、ニッコウキスゲ、チシマフウロなどが足元に咲き、お花畑となります。途中に白山大権現が祀られた石祠があります。 右手のトイレを見ればすぐ山頂避難小屋で、目の前の一段高い所が1等三角点のある白神岳山頂です。欲しいままに360度の展望を楽しみ、ひと休みして下山します。帰路は往路を戻りますが、大峰分岐から十二湖方面に進まないように注意しましょう。
  • 荒沢登山口から田代岳へ

    荒沢登山口から田代岳へ

    荒沢登山口から登り出します。この登山口がすでに一合目です。 ブナ林の中の小沢に沿って登っていきます。サワグルミ・ホオノキなどの水分を好む木々が目立つ中を緩く登ると二合目で、その少し先で道は山道を行く林内コースと分岐します。林内コースは途中、三合目の少し手前でまた合流します。川沿コースは荒れてきているため、林内コースの通行をおすすめします。 三合目からはほぼ平坦地のブナ林の中を進んで行きます。湿原の直前の九合目に出るまで全く展望のない山道です。やがて、大広手分岐(四合目)で左手から大広手コースが合流し、さらに直進すると五合目で右手から上荒沢コースが合流します。五合目からは緩く登って行きます。 各合目を通過しながら登って行くと、パッと視界が開ける九合目湿原の北端に出ます。木道の両側は池塘群で、ミツガシワが生育しています。九合目には右手に「神の田」があり、ここでは一年の稲作の作柄を占う半夏生の行事が行われます。(夏至から数えて11日目にあたる7月2日頃までの期間を半夏生といいます。) ここから山頂へ向かって急坂を登って行きます。道の両側に咲いている高山植物を愛でながら、ゆっくり登っていきましょう。やがて避難小屋が建っている田代岳山頂です。山頂直下からの眼下に見る池塘群は見事のひと言です。また、北に八甲田連峰、西に岩木山、南に鳥海山などの山々の展望も素晴らしいものです。 展望を楽しんだ後、下りは登ってきた道を戻りますが、二合目から一合目の間は道が細く急な箇所があるので注意して歩きましょう。 ※大広手コースは、初めは小沢に沿って登り出しますが、すぐに伐採通になり緩く登って行きます。四合目で荒沢コースと合流します。道は広く急なところもないので初心者向けのコースです。トイレは荒沢登山口と、大広手登山口の駐車場、糸滝公園前にあります。
    荒沢登山口から登り出します。この登山口がすでに一合目です。 ブナ林の中の小沢に沿って登っていきます。サワグルミ・ホオノキなどの水分を好む木々が目立つ中を緩く登ると二合目で、その少し先で道は山道を行く林内コースと分岐します。林内コースは途中、三合目の少し手前でまた合流します。川沿コースは荒れてきているため、林内コースの通行をおすすめします。 三合目からはほぼ平坦地のブナ林の中を進んで行きます。湿原の直前の九合目に出るまで全く展望のない山道です。やがて、大広手分岐(四合目)で左手から大広手コースが合流し、さらに直進すると五合目で右手から上荒沢コースが合流します。五合目からは緩く登って行きます。 各合目を通過しながら登って行くと、パッと視界が開ける九合目湿原の北端に出ます。木道の両側は池塘群で、ミツガシワが生育しています。九合目には右手に「神の田」があり、ここでは一年の稲作の作柄を占う半夏生の行事が行われます。(夏至から数えて11日目にあたる7月2日頃までの期間を半夏生といいます。) ここから山頂へ向かって急坂を登って行きます。道の両側に咲いている高山植物を愛でながら、ゆっくり登っていきましょう。やがて避難小屋が建っている田代岳山頂です。山頂直下からの眼下に見る池塘群は見事のひと言です。また、北に八甲田連峰、西に岩木山、南に鳥海山などの山々の展望も素晴らしいものです。 展望を楽しんだ後、下りは登ってきた道を戻りますが、二合目から一合目の間は道が細く急な箇所があるので注意して歩きましょう。 ※大広手コースは、初めは小沢に沿って登り出しますが、すぐに伐採通になり緩く登って行きます。四合目で荒沢コースと合流します。道は広く急なところもないので初心者向けのコースです。トイレは荒沢登山口と、大広手登山口の駐車場、糸滝公園前にあります。
  • 恐山~大尽山

    恐山~大尽山

    古くから修験者が活動していた恐山は、近世に入ると地蔵信仰の中心となり、豊作(大漁)の祈願や死者供養あるいは湯治の場として人々の崇敬を集めてきました。また恐山参りは年に3回(春・夏・秋)行われ、春(豊作・大漁の祈願)と秋(豊作・大漁のお礼)は主として現世利益の祈祷で、夏の大祭は死者供養が主となっていました。 恐山への参詣道には4つのルート(川内口、田名部口、大湊口、正津川口)があり、主に江戸時代から昭和(戦前)にかけて利用されていました。4ルートの中で比較的古道が残っていて歩きやすいのは川内口の「八木沢越え」で、お地蔵様を拝みながら恐山菩提寺へと向かいます。これから紹介する大尽山へのコースはその一部です。 湯坂(カルデラ内壁)を下ってすぐの所に広い駐車場(自然歩道入口)があります。ここから湖畔の平坦な自然歩道(春にはミズバショウの大群落、秋にはトリカブトの花が美しい)を小川を辿り、数回渡りながら進むと大尽山登山口に着きます。 登山口からは登りとなり、大尽沢を右下に見ながらカルデラ内壁を登っていきます。この辺りは恐山山地森林生態系保護地域に指定されていて、ヒバの優占が著しい森林やヒバとブナの混交する森林が発達するとともに、標高が高くなるにつれてブナの純林に移行していきます。菅江真澄(江戸後期の国学者・旅行家)も、ヒバの伐採の様子を見学するために大尽山を訪れています。 約1時間でT字路となり、右に少し進むと「一体地蔵」で、川内コース(八木沢越え)の最高地点(標高約600m)です。祠の小さな地蔵さんが迎えてくれます。この道を「六体地蔵」から「四体地蔵」へ、さらに鳥居へと下っていくと八木沢の流れとなり、渡渉してすぐのところに駐車場があります。 大尽山山頂へはT字路を左へ進みます。大尽山山頂からはハート形の宇曽利山湖、釜臥山など蓮華八葉の山々、東に尻屋崎と太平洋、西に津軽半島の山々、南東に陸奥湾、北に北海道など、360度のパノラマを楽しむことができます。復路は、山頂近くの急坂に注意しながらT字路まで戻り、往路を引き返します。 なお恐山菩提寺方面には途中に三途の川・奪衣婆と懸衣翁の石像・太鼓橋・観音像(石像)・丁塚石(壹丁)などがあり、駐車場では大きな六地蔵が迎えてくれます。また自然歩道入口付近には「鬼石」(江戸時代の名所)があり、境内には恐山温泉(4ヵ所の湯桁)もあるので、時間に余裕があれば立ち寄るのがおすすめです。
    古くから修験者が活動していた恐山は、近世に入ると地蔵信仰の中心となり、豊作(大漁)の祈願や死者供養あるいは湯治の場として人々の崇敬を集めてきました。また恐山参りは年に3回(春・夏・秋)行われ、春(豊作・大漁の祈願)と秋(豊作・大漁のお礼)は主として現世利益の祈祷で、夏の大祭は死者供養が主となっていました。 恐山への参詣道には4つのルート(川内口、田名部口、大湊口、正津川口)があり、主に江戸時代から昭和(戦前)にかけて利用されていました。4ルートの中で比較的古道が残っていて歩きやすいのは川内口の「八木沢越え」で、お地蔵様を拝みながら恐山菩提寺へと向かいます。これから紹介する大尽山へのコースはその一部です。 湯坂(カルデラ内壁)を下ってすぐの所に広い駐車場(自然歩道入口)があります。ここから湖畔の平坦な自然歩道(春にはミズバショウの大群落、秋にはトリカブトの花が美しい)を小川を辿り、数回渡りながら進むと大尽山登山口に着きます。 登山口からは登りとなり、大尽沢を右下に見ながらカルデラ内壁を登っていきます。この辺りは恐山山地森林生態系保護地域に指定されていて、ヒバの優占が著しい森林やヒバとブナの混交する森林が発達するとともに、標高が高くなるにつれてブナの純林に移行していきます。菅江真澄(江戸後期の国学者・旅行家)も、ヒバの伐採の様子を見学するために大尽山を訪れています。 約1時間でT字路となり、右に少し進むと「一体地蔵」で、川内コース(八木沢越え)の最高地点(標高約600m)です。祠の小さな地蔵さんが迎えてくれます。この道を「六体地蔵」から「四体地蔵」へ、さらに鳥居へと下っていくと八木沢の流れとなり、渡渉してすぐのところに駐車場があります。 大尽山山頂へはT字路を左へ進みます。大尽山山頂からはハート形の宇曽利山湖、釜臥山など蓮華八葉の山々、東に尻屋崎と太平洋、西に津軽半島の山々、南東に陸奥湾、北に北海道など、360度のパノラマを楽しむことができます。復路は、山頂近くの急坂に注意しながらT字路まで戻り、往路を引き返します。 なお恐山菩提寺方面には途中に三途の川・奪衣婆と懸衣翁の石像・太鼓橋・観音像(石像)・丁塚石(壹丁)などがあり、駐車場では大きな六地蔵が迎えてくれます。また自然歩道入口付近には「鬼石」(江戸時代の名所)があり、境内には恐山温泉(4ヵ所の湯桁)もあるので、時間に余裕があれば立ち寄るのがおすすめです。
  • 釜臥山

    釜臥山

    水源池公園北駐車場から歩きはじめます。芦崎の砂嘴など陸奥湾の風景を振り返り、山頂近くの巨石群を見上げながら登っていくと「望海雪楼(休憩所)」に着きます。すぐ先にある七面山から少し登ると水源池コース、さらに進むと観音堂コースと合流します。この辺りから灌木帯となり、木の根や浮石が多く歩きにくくなります。灌木帯を抜けると巨石群(薬師天・大黒天)で、観音堂からの「山掛け」コースと合流します。 薬師天は、「山掛け」コース(観音堂~仁王岩~不動岩~薬師天~大黒天~山頂~胎内潜り~不動岩~観音堂)の通過点で、この先道は二つに分かれます。釜臥山山頂からは360度のパノラマ(宇曽利山湖・太平洋・津軽半島・北海道)を楽しむことができます。釜臥山展望台からは、田名部平野の夜景(世界夜景遺産「光のアゲハチョウ」)を眺めることができます。復路は、「水源池コース」の樹林帯を北駐車場へ下っていくこともできます。
    水源池公園北駐車場から歩きはじめます。芦崎の砂嘴など陸奥湾の風景を振り返り、山頂近くの巨石群を見上げながら登っていくと「望海雪楼(休憩所)」に着きます。すぐ先にある七面山から少し登ると水源池コース、さらに進むと観音堂コースと合流します。この辺りから灌木帯となり、木の根や浮石が多く歩きにくくなります。灌木帯を抜けると巨石群(薬師天・大黒天)で、観音堂からの「山掛け」コースと合流します。 薬師天は、「山掛け」コース(観音堂~仁王岩~不動岩~薬師天~大黒天~山頂~胎内潜り~不動岩~観音堂)の通過点で、この先道は二つに分かれます。釜臥山山頂からは360度のパノラマ(宇曽利山湖・太平洋・津軽半島・北海道)を楽しむことができます。釜臥山展望台からは、田名部平野の夜景(世界夜景遺産「光のアゲハチョウ」)を眺めることができます。復路は、「水源池コース」の樹林帯を北駐車場へ下っていくこともできます。
  • 縫道石山

    縫道石山

    登山口駐車場には、案内板と熊除け鈴の貸出箱が設置されており、そこから歩きはじめます。ブナやヒバの樹林の中を進んでいくと約10分でじじ岩・ばば岩分岐に着きます。「ばば岩」からは緑に包まれた縫道石山が大きく見えます。 分岐から下り坂となり、鞍部には標識「野平分岐」があります。ここから登りとなり、道は岩壁の基部を右に回り込み山頂北東部の尾根へと続いています。鎖場、大岩、ハシゴ、ロープのある足場の悪い斜面を登りきると、平らで大きな岩が並んでいる縫道石山山頂です。 山頂からの展望は雄大で、津軽海峡の向こうに北海道の山々(北海道駒ケ岳、函館山)、陸奥湾の南方には八甲田連峰や岩木山が横たわっています。また山頂の大岩には、オオウラヒダイワタケがびっしりと張り付き、小さな割れ目には僅かながらミヤマキンバイが生育しています。山頂からは往路を引き返します。
    登山口駐車場には、案内板と熊除け鈴の貸出箱が設置されており、そこから歩きはじめます。ブナやヒバの樹林の中を進んでいくと約10分でじじ岩・ばば岩分岐に着きます。「ばば岩」からは緑に包まれた縫道石山が大きく見えます。 分岐から下り坂となり、鞍部には標識「野平分岐」があります。ここから登りとなり、道は岩壁の基部を右に回り込み山頂北東部の尾根へと続いています。鎖場、大岩、ハシゴ、ロープのある足場の悪い斜面を登りきると、平らで大きな岩が並んでいる縫道石山山頂です。 山頂からの展望は雄大で、津軽海峡の向こうに北海道の山々(北海道駒ケ岳、函館山)、陸奥湾の南方には八甲田連峰や岩木山が横たわっています。また山頂の大岩には、オオウラヒダイワタケがびっしりと張り付き、小さな割れ目には僅かながらミヤマキンバイが生育しています。山頂からは往路を引き返します。
  • 雄国沼せせらぎ探勝路

    雄国沼せせらぎ探勝路

    雄国沼登山道入口バス停から50mほど先が雄国沼雄子沢登山口です。雄子沢川の流れる音を聞きながら、なだらかに歩きます。はじめはカラマツ、杉、ミズナラが周囲に見られますが、次第にブナ林に変わっていきます。 1時間ほどで分岐となり、右は雄国山へ行く道です。左に進んで小沢(水場)を渡ると無人小屋の雄国沼休憩舎に着きます。ここから右へ進み、林道を行き分岐を左へ進むと登山道になり、しばらく行くとT字路に出ます。左へ行くとすぐに雄国沼湿原に着きます。湿原は右回り一方通行の木道歩きとなっています。6月中旬~7月上旬のシーズンにはニッコウキスゲの大群落が見事です。 湿原歩きを楽しんだら雄国休憩舎に戻り、小沢を通って分岐を左の雄国山方面に向かいます。雄国山の展望ヤグラからは雄国沼が眼下に広がり、会津盆地、飯豊山まで360度の大展望が得られます。 ここからは、なだらかな下りが続き、出てきた分岐を左へ。しばらく下ってラビスパ西口に出ます。温泉施設とバス停があります。
    雄国沼登山道入口バス停から50mほど先が雄国沼雄子沢登山口です。雄子沢川の流れる音を聞きながら、なだらかに歩きます。はじめはカラマツ、杉、ミズナラが周囲に見られますが、次第にブナ林に変わっていきます。 1時間ほどで分岐となり、右は雄国山へ行く道です。左に進んで小沢(水場)を渡ると無人小屋の雄国沼休憩舎に着きます。ここから右へ進み、林道を行き分岐を左へ進むと登山道になり、しばらく行くとT字路に出ます。左へ行くとすぐに雄国沼湿原に着きます。湿原は右回り一方通行の木道歩きとなっています。6月中旬~7月上旬のシーズンにはニッコウキスゲの大群落が見事です。 湿原歩きを楽しんだら雄国休憩舎に戻り、小沢を通って分岐を左の雄国山方面に向かいます。雄国山の展望ヤグラからは雄国沼が眼下に広がり、会津盆地、飯豊山まで360度の大展望が得られます。 ここからは、なだらかな下りが続き、出てきた分岐を左へ。しばらく下ってラビスパ西口に出ます。温泉施設とバス停があります。
  • 猫魔ヶ岳やまびこ探勝路

    猫魔ヶ岳やまびこ探勝路

    本コースは登山道歩きで、雄国沼までは距離も長くなるので、探勝路とはいえ中級のコースです。 八方台登山口の駐車場の奥から入り、なだらかなブナ林を行きます。途中左に猫魔八方台の道標があります。ここは旧コースで現在は使われていません。ヤブになり道はないので入らないように。直進して登り猫魔ヶ岳の頂上へ。ここからの展望は360度のパノラマで、会津盆地が眼下に広がります。 20m行った1等三角点の場所から下り、登り返した分岐を右へ。すぐに大きな猫石があり、雄国沼とその先に飯豊連峰、南方向には猪苗代湖が見えます。 ここから緩やかに下り、途中3箇所小沢を横切って視界が開けると雄国沼に着きます。沼を見ながら行くと雄国沼休憩舎があります。帰路は登りとなるので、雄国沼で十分休憩してからもと来た道を戻りましょう。
    本コースは登山道歩きで、雄国沼までは距離も長くなるので、探勝路とはいえ中級のコースです。 八方台登山口の駐車場の奥から入り、なだらかなブナ林を行きます。途中左に猫魔八方台の道標があります。ここは旧コースで現在は使われていません。ヤブになり道はないので入らないように。直進して登り猫魔ヶ岳の頂上へ。ここからの展望は360度のパノラマで、会津盆地が眼下に広がります。 20m行った1等三角点の場所から下り、登り返した分岐を右へ。すぐに大きな猫石があり、雄国沼とその先に飯豊連峰、南方向には猪苗代湖が見えます。 ここから緩やかに下り、途中3箇所小沢を横切って視界が開けると雄国沼に着きます。沼を見ながら行くと雄国沼休憩舎があります。帰路は登りとなるので、雄国沼で十分休憩してからもと来た道を戻りましょう。
  • 猪苗代登山口から磐梯山へ

    猪苗代登山口から磐梯山へ

    猪苗代スキー場にある猪苗代登山口からスタートします。マイカーの場合駐車場は、センターハウスばんだいの駐車場と、もう1つ下に猪苗代スキー場駐車場が利用できます。 コースはまずスキー場の作業道を登っていき、リフト施設手前の所から左の登山道に入ります。しばらく行くと急登となり、リフト終点手前から右にトラバースすると松の木があり、ここは中央ゲレンデの上部になります。左へ登って一合目、天の庭に着きます。川桁山や猪苗湖が見えます。 ところどころ磐梯山と猪苗代湖が望める灌木帯を進み、赤埴山分岐となります。赤埴山へは右を登って行きます。ガレ場に出ると見晴しが良くなり、磐梯山と猪苗代湖が望めます。 着いた赤埴山山頂(二合目)は展望が良く、櫛ヶ峰や安達太良山が望めます。下ってトラバースコースと合流すると平坦な道になり、コースから左下へ20mほどの所に鏡ヶ池が見下ろせます。磐梯山東壁が湖面に映っています。コースに戻り、赤埴林道分岐を過ぎるとダケカンバ帯で、湿原と池がある沼ノ平からは磐梯山の東壁が真近に見え、火山の荒々しさを感じます。 右から渋谷登山道が合流し、ひと登りすると川上温泉からのコースが右から合流する分岐に着きます。この分岐から40mほど先に三合目の天狗岩(石碑)があります。 ここからは一転して火山の荒々しい道となります。ガレ道を登り黄金清水を通って弘法清水(四合目)へ。どちらも実に冷たい水が出ています。ここに2軒の小屋があり、売店がありますが宿泊はできません。小屋前の広場は休憩ポイントです。トイレは携帯トイレが利用でき、携帯トイレブースは弘法清水小屋にあります。 弘法清水の分岐では右から八方台のコースが合流します。ここから山頂までは急登となり、滑りやすいので注意してください。磐梯山山頂は広い岩畳の台地で、大展望です。飯豊連峰はもちろん燧ヶ岳や会津駒ヶ岳、越後の山並みも見えます。 景色を堪能した後、往路を戻りましょう。赤埴山へは登り返さずトラバース道を行きます。さらに一合目天の庭から頑張って猪苗代登山口に戻り着きます。
    猪苗代スキー場にある猪苗代登山口からスタートします。マイカーの場合駐車場は、センターハウスばんだいの駐車場と、もう1つ下に猪苗代スキー場駐車場が利用できます。 コースはまずスキー場の作業道を登っていき、リフト施設手前の所から左の登山道に入ります。しばらく行くと急登となり、リフト終点手前から右にトラバースすると松の木があり、ここは中央ゲレンデの上部になります。左へ登って一合目、天の庭に着きます。川桁山や猪苗湖が見えます。 ところどころ磐梯山と猪苗代湖が望める灌木帯を進み、赤埴山分岐となります。赤埴山へは右を登って行きます。ガレ場に出ると見晴しが良くなり、磐梯山と猪苗代湖が望めます。 着いた赤埴山山頂(二合目)は展望が良く、櫛ヶ峰や安達太良山が望めます。下ってトラバースコースと合流すると平坦な道になり、コースから左下へ20mほどの所に鏡ヶ池が見下ろせます。磐梯山東壁が湖面に映っています。コースに戻り、赤埴林道分岐を過ぎるとダケカンバ帯で、湿原と池がある沼ノ平からは磐梯山の東壁が真近に見え、火山の荒々しさを感じます。 右から渋谷登山道が合流し、ひと登りすると川上温泉からのコースが右から合流する分岐に着きます。この分岐から40mほど先に三合目の天狗岩(石碑)があります。 ここからは一転して火山の荒々しい道となります。ガレ道を登り黄金清水を通って弘法清水(四合目)へ。どちらも実に冷たい水が出ています。ここに2軒の小屋があり、売店がありますが宿泊はできません。小屋前の広場は休憩ポイントです。トイレは携帯トイレが利用でき、携帯トイレブースは弘法清水小屋にあります。 弘法清水の分岐では右から八方台のコースが合流します。ここから山頂までは急登となり、滑りやすいので注意してください。磐梯山山頂は広い岩畳の台地で、大展望です。飯豊連峰はもちろん燧ヶ岳や会津駒ヶ岳、越後の山並みも見えます。 景色を堪能した後、往路を戻りましょう。赤埴山へは登り返さずトラバース道を行きます。さらに一合目天の庭から頑張って猪苗代登山口に戻り着きます。
  • 翁島登山口から裏磐梯スキー場へ

    翁島登山口から裏磐梯スキー場へ

    出発地となる翁島登山口(一合目)は押立温泉から先の所にあります。マイカーの場合は広場に駐車できます。 登山口から登ってすぐに車道を横切り、さらに登って行くとまた車道に出るので、ここは車道を右へ。100mほどで右側の登山道に入ります。樹林の中を登って行き、二合目の大石(祠はありません)に着きます。すぐ左にはスキー場のリフトがあり、ゲレンデになっています。 さらに登ると左手からロープウェイ山頂駅からの道が合流します。道標はありません。さらに進んで左側へトラバースする箇所はロープがあり岩が滑りやすいので慎重に。その上の展望の良い所が三合目ですが目印はありません。 周囲は次第に灌木となり展望も良くなりますが、急登が続きます。岩場の四合目となり、振り返ると猪苗代湖が眼下に広がり、高度感があります。ここから天狗岩は50mほど先で、さらに山頂までは25分ほどかかります。山頂手前はミネウスユキソウなどたくさんの高山植物の群落が次々と展開します。登山者で賑わっている所になると山頂です。 磐梯山山頂は展望が良く、360度のパノラマです。ここから下って弘法清水の分岐に出ます。右へ行くと水場があり2軒の売店があります。分岐を左に進み、またすぐの分岐(お花畑)を左へ下って行きます。急ではありませんが、ロープが何箇所もあり、左下が急斜面なので滑落注意です。 道は火口壁側になり、コースのすぐ右に展望の良い所があり、桧原湖や吾妻連峰が見えます。展望箇所にロープが張ってありますが、その先は絶壁なので出ないように。急な下りとなり、右前に小沼が見えるとなだらかになり裏磐梯スキー場分岐です。直進は八方台登山口へ、右が裏磐梯スキー場です。 ここを右へ下っていくと、平坦になり、しばらく行くと右に赤茶けた銅沼があります。銅沼からは荒々しい噴火壁が見え、噴火のすさまじさが見てとれます。火口原方面の分岐となり、直進してスキー場ゲレンデを下っていきます。リフトの下を通ってロープのゲートがある裏磐梯スキー場登山口に着きます。 車道を右に行くとスキー場の駐車場ですが、直進して県道に出ます。ここに裏磐梯登山口の看板があります。県道を右へ10分弱で裏磐梯高原駅バス停に着きます。
    出発地となる翁島登山口(一合目)は押立温泉から先の所にあります。マイカーの場合は広場に駐車できます。 登山口から登ってすぐに車道を横切り、さらに登って行くとまた車道に出るので、ここは車道を右へ。100mほどで右側の登山道に入ります。樹林の中を登って行き、二合目の大石(祠はありません)に着きます。すぐ左にはスキー場のリフトがあり、ゲレンデになっています。 さらに登ると左手からロープウェイ山頂駅からの道が合流します。道標はありません。さらに進んで左側へトラバースする箇所はロープがあり岩が滑りやすいので慎重に。その上の展望の良い所が三合目ですが目印はありません。 周囲は次第に灌木となり展望も良くなりますが、急登が続きます。岩場の四合目となり、振り返ると猪苗代湖が眼下に広がり、高度感があります。ここから天狗岩は50mほど先で、さらに山頂までは25分ほどかかります。山頂手前はミネウスユキソウなどたくさんの高山植物の群落が次々と展開します。登山者で賑わっている所になると山頂です。 磐梯山山頂は展望が良く、360度のパノラマです。ここから下って弘法清水の分岐に出ます。右へ行くと水場があり2軒の売店があります。分岐を左に進み、またすぐの分岐(お花畑)を左へ下って行きます。急ではありませんが、ロープが何箇所もあり、左下が急斜面なので滑落注意です。 道は火口壁側になり、コースのすぐ右に展望の良い所があり、桧原湖や吾妻連峰が見えます。展望箇所にロープが張ってありますが、その先は絶壁なので出ないように。急な下りとなり、右前に小沼が見えるとなだらかになり裏磐梯スキー場分岐です。直進は八方台登山口へ、右が裏磐梯スキー場です。 ここを右へ下っていくと、平坦になり、しばらく行くと右に赤茶けた銅沼があります。銅沼からは荒々しい噴火壁が見え、噴火のすさまじさが見てとれます。火口原方面の分岐となり、直進してスキー場ゲレンデを下っていきます。リフトの下を通ってロープのゲートがある裏磐梯スキー場登山口に着きます。 車道を右に行くとスキー場の駐車場ですが、直進して県道に出ます。ここに裏磐梯登山口の看板があります。県道を右へ10分弱で裏磐梯高原駅バス停に着きます。
  • 八方台登山口から磐梯山へ

    八方台登山口から磐梯山へ

    磐梯山ゴールドライン八方台からの登山道は、標高差が少なく最短距離で登れるため、登山者が最も多いコースです。駐車場から車道を横切った所に八方台登山口があり、ここからブナ林の中の広い登山道を歩きはじめます。 視界の広がる所に出ると磐梯山山頂方面が望めます。このあたりは火山性ガス発生が発生しているのですみやかに通過しましょう。下った所にある壊れた建物は中ノ湯跡です。この付近も硫黄の匂いが漂っています。木道のある小さな湿原を過ぎるとすぐに分岐となり、裏磐梯スキー場登山口コースと合流します。ここを右の弘法清水へ向かいます。左手の樹間には小沼が見えます。 ここからダケカンバ林の急登となります。上部では3~4箇所ロープの柵があります。下は絶壁です。展望の良い所があり、吾妻山、桧原湖が望めます。ここから樹間右手に入り、なだらかなトラバースの道にロープが4~5箇所設置されています。右下は急斜面なので滑落に注意です。 やがて分岐に出て、左のお花畑経由のコースをとります。お花畑は広い平坦地に広がっており、高山植物が早い時期から多く見られ、山頂、天狗岩、櫛ヶ峰が真近に見えます。また、眼下には桧原湖、吾妻連峰の展望も開けます。この付近は火口上部でもあり、北側は絶壁で崩れやすいのでコースから出ないように気をつけてください。 天狗岩(三合目)からの分岐を合わせれば、弘法清水(四合目)はすぐ。弘法清水には2軒の売店・休憩所がありますが、宿泊はできません。ここから急登を頑張れば、ようやく磐梯山山頂です。山頂からは360度の大展望が楽しめ、吾妻山、安達太良山、飯豊山、遠くは燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、南会津や越後方面の山まで望めます 下りは弘法清水まで戻り、分岐を左手の八方台に下山します。
    磐梯山ゴールドライン八方台からの登山道は、標高差が少なく最短距離で登れるため、登山者が最も多いコースです。駐車場から車道を横切った所に八方台登山口があり、ここからブナ林の中の広い登山道を歩きはじめます。 視界の広がる所に出ると磐梯山山頂方面が望めます。このあたりは火山性ガス発生が発生しているのですみやかに通過しましょう。下った所にある壊れた建物は中ノ湯跡です。この付近も硫黄の匂いが漂っています。木道のある小さな湿原を過ぎるとすぐに分岐となり、裏磐梯スキー場登山口コースと合流します。ここを右の弘法清水へ向かいます。左手の樹間には小沼が見えます。 ここからダケカンバ林の急登となります。上部では3~4箇所ロープの柵があります。下は絶壁です。展望の良い所があり、吾妻山、桧原湖が望めます。ここから樹間右手に入り、なだらかなトラバースの道にロープが4~5箇所設置されています。右下は急斜面なので滑落に注意です。 やがて分岐に出て、左のお花畑経由のコースをとります。お花畑は広い平坦地に広がっており、高山植物が早い時期から多く見られ、山頂、天狗岩、櫛ヶ峰が真近に見えます。また、眼下には桧原湖、吾妻連峰の展望も開けます。この付近は火口上部でもあり、北側は絶壁で崩れやすいのでコースから出ないように気をつけてください。 天狗岩(三合目)からの分岐を合わせれば、弘法清水(四合目)はすぐ。弘法清水には2軒の売店・休憩所がありますが、宿泊はできません。ここから急登を頑張れば、ようやく磐梯山山頂です。山頂からは360度の大展望が楽しめ、吾妻山、安達太良山、飯豊山、遠くは燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、南会津や越後方面の山まで望めます 下りは弘法清水まで戻り、分岐を左手の八方台に下山します。
  • 浄土平から西吾妻山縦走

    浄土平から西吾妻山縦走

    本コースは、吾妻連峰を東から西に向けて縦走する歩きごたえのあるコースです。1泊2日で設定していますが、後半の歩行距離が長いので、2泊3日のプランにするとより余裕をもって山歩きを楽しめるでしょう。 磐梯吾妻スカイラインの浄土平から天文台の右側を通り、浄土平湿原の木道分岐の次の分岐で右に入り酸ヶ平へ。 一切経山山頂は広く平坦で、360度の展望です。北側からは神秘的な色あいの五色沼が見えます。沼を見ながら下りますが、ザレた道は滑りやすいのでゆっくり進みましょう。 樹間を出て、沼を間近に見ながら五色沼分岐を左へ登ると家形山に着きます。一切経山、五色沼が美しく望めます。ここから樹林帯となります。五色温泉・霧ノ平への道標分岐を左に行くと分岐(三叉路)があり、直進して東大巓方向に向かいます。 下っていき、なだらかになった所の分岐は堀田林道からの登山道、そしてすぐ先の分岐は姥湯からの登山道です。展望が良い兵子へは往復10分程です。 ニセ烏帽子山、烏帽子山と進んで行きます。烏帽子山は岩場で、昭元山、東大巓、中吾妻山、谷地平、猪苗代湖も見えます。大倉新道谷地平分岐から展望の良い木道になります。東大巓の山頂(三角点)は道標から左へ20mほどですが展望はありません。下った分岐で、右の弥兵衛平・滑川温泉に向かいます。 1日目は弥兵衛平小屋(明月荘)に泊まります。水場は滑川温泉コースへ下って10分ほどの木道のところにある金明水を利用します。 2日目は主稜分岐に戻り人形石方面に向かいます。藤十郎付近から、これまで歩いてきた東大巓と、その右奥に東吾妻山が見えます。。 いろは沼と呼ばれる池塘群を通り登って行くと、岩の台地となっている人形石に着きます。展望が良く、これまで歩いてきた東吾妻方面とこれから向かう西吾妻山も望めます。ここの分岐を右に行くと天元台高原スキー場のリフトがあるので、エスケープルートに利用できます。 西吾妻山方面に向かい、高原植物の群落がある大凹の湿地帯になります。途中に水場があるので、西吾妻小屋に泊まる場合はここで補給すると良いでしょう。ここから岩づたいの登りになります。木道になると湿原が広がり池塘群もあります。こちらもいろは沼です。岩の重なっている梵天岩はペンキ目印を右へ巻いて行きます。岩原の天狗岩に出て、道標を左へ西吾妻山に向かいます。 吾妻山の最高峰西吾妻山山頂は樹林に囲まれて展望はありません。山頂から下った分岐を右へ向かうと、左手100mほどのところ西吾妻小屋があります。若女平コースは分岐を左に入り、樹林になります。若女平からはダケカンバ林に変わり、緩やかになります。小和清水の水場はコースから右へ20mほどの所です。ブナ林の道を下り、さらに急な下りとなるので、滑らないよう注意して下さい。ようやく下りきると、藤右ェ門沢の橋を渡って、西吾妻スカイバレーに出ます。若女平登山口道標があります。ここから徒歩10分程で白布温泉に到着です。
    本コースは、吾妻連峰を東から西に向けて縦走する歩きごたえのあるコースです。1泊2日で設定していますが、後半の歩行距離が長いので、2泊3日のプランにするとより余裕をもって山歩きを楽しめるでしょう。 磐梯吾妻スカイラインの浄土平から天文台の右側を通り、浄土平湿原の木道分岐の次の分岐で右に入り酸ヶ平へ。 一切経山山頂は広く平坦で、360度の展望です。北側からは神秘的な色あいの五色沼が見えます。沼を見ながら下りますが、ザレた道は滑りやすいのでゆっくり進みましょう。 樹間を出て、沼を間近に見ながら五色沼分岐を左へ登ると家形山に着きます。一切経山、五色沼が美しく望めます。ここから樹林帯となります。五色温泉・霧ノ平への道標分岐を左に行くと分岐(三叉路)があり、直進して東大巓方向に向かいます。 下っていき、なだらかになった所の分岐は堀田林道からの登山道、そしてすぐ先の分岐は姥湯からの登山道です。展望が良い兵子へは往復10分程です。 ニセ烏帽子山、烏帽子山と進んで行きます。烏帽子山は岩場で、昭元山、東大巓、中吾妻山、谷地平、猪苗代湖も見えます。大倉新道谷地平分岐から展望の良い木道になります。東大巓の山頂(三角点)は道標から左へ20mほどですが展望はありません。下った分岐で、右の弥兵衛平・滑川温泉に向かいます。 1日目は弥兵衛平小屋(明月荘)に泊まります。水場は滑川温泉コースへ下って10分ほどの木道のところにある金明水を利用します。 2日目は主稜分岐に戻り人形石方面に向かいます。藤十郎付近から、これまで歩いてきた東大巓と、その右奥に東吾妻山が見えます。。 いろは沼と呼ばれる池塘群を通り登って行くと、岩の台地となっている人形石に着きます。展望が良く、これまで歩いてきた東吾妻方面とこれから向かう西吾妻山も望めます。ここの分岐を右に行くと天元台高原スキー場のリフトがあるので、エスケープルートに利用できます。 西吾妻山方面に向かい、高原植物の群落がある大凹の湿地帯になります。途中に水場があるので、西吾妻小屋に泊まる場合はここで補給すると良いでしょう。ここから岩づたいの登りになります。木道になると湿原が広がり池塘群もあります。こちらもいろは沼です。岩の重なっている梵天岩はペンキ目印を右へ巻いて行きます。岩原の天狗岩に出て、道標を左へ西吾妻山に向かいます。 吾妻山の最高峰西吾妻山山頂は樹林に囲まれて展望はありません。山頂から下った分岐を右へ向かうと、左手100mほどのところ西吾妻小屋があります。若女平コースは分岐を左に入り、樹林になります。若女平からはダケカンバ林に変わり、緩やかになります。小和清水の水場はコースから右へ20mほどの所です。ブナ林の道を下り、さらに急な下りとなるので、滑らないよう注意して下さい。ようやく下りきると、藤右ェ門沢の橋を渡って、西吾妻スカイバレーに出ます。若女平登山口道標があります。ここから徒歩10分程で白布温泉に到着です。
  • 浄土平から東吾妻山周遊

    浄土平から東吾妻山周遊

    浄土平から西に姥ヶ原へ向かいます。階段の登りから振り返ると吾妻小富士と浄土平が見下ろせます。姥ヶ原入口を直進し、十字路の東吾妻登山道・姥ヶ原登山口を左に入ります。木道はすぐに終わり、オオシラビソ樹林の中を登っていきます。樹林を抜けると視界が良くなり、ハイマツ帯が広がります。振り返ると一切経山と鎌沼が望めます。荒れている修復中の道を登れば山頂はすぐです。 東吾妻山山頂からの展望は素晴らしく、吾妻連峰主稜の山並みと、谷地平湿原、磐梯山、猪苗代湖、裏磐梯の湖まで見えます。山頂から下るとすぐに樹林帯となり、展望台への分岐に着きます。展望台からも申し分ない展望です。 分岐に戻って進むと、湿原と池塘が広がり、高山植物が多く咲いています。樹林に入りしばらくすると下りとなりますが、滑りやすいので注意です。ようやくなだらかになり木道になると、景場平の湿原になります。ベンチがあり休憩に良いスポットです。振り返ると、東吾妻山が大きく見えます。 さらに樹林を下っていくと磐梯吾妻スカイラインに着き、鳥子平登山口です。車道を横切って鳥子平湿原に進みます。こじんまりしていますが池塘があり、高山植物が多く咲き乱れます。樹林に入り平坦な道が続きますが、ところどころぬかるんでいるところがあります。吾妻小富士が見えるようになるとキャンプ場のある兎平です。 分岐を右へいき、吾妻小舎の前を通ります。仙水沼への分岐を過ぎスカイラインの車道を横切ると、浄土平湿原の木道です。前方に一切経山が望めます。直進して駐車場横を通り、浄土平のビジターセンターに着きます。
    浄土平から西に姥ヶ原へ向かいます。階段の登りから振り返ると吾妻小富士と浄土平が見下ろせます。姥ヶ原入口を直進し、十字路の東吾妻登山道・姥ヶ原登山口を左に入ります。木道はすぐに終わり、オオシラビソ樹林の中を登っていきます。樹林を抜けると視界が良くなり、ハイマツ帯が広がります。振り返ると一切経山と鎌沼が望めます。荒れている修復中の道を登れば山頂はすぐです。 東吾妻山山頂からの展望は素晴らしく、吾妻連峰主稜の山並みと、谷地平湿原、磐梯山、猪苗代湖、裏磐梯の湖まで見えます。山頂から下るとすぐに樹林帯となり、展望台への分岐に着きます。展望台からも申し分ない展望です。 分岐に戻って進むと、湿原と池塘が広がり、高山植物が多く咲いています。樹林に入りしばらくすると下りとなりますが、滑りやすいので注意です。ようやくなだらかになり木道になると、景場平の湿原になります。ベンチがあり休憩に良いスポットです。振り返ると、東吾妻山が大きく見えます。 さらに樹林を下っていくと磐梯吾妻スカイラインに着き、鳥子平登山口です。車道を横切って鳥子平湿原に進みます。こじんまりしていますが池塘があり、高山植物が多く咲き乱れます。樹林に入り平坦な道が続きますが、ところどころぬかるんでいるところがあります。吾妻小富士が見えるようになるとキャンプ場のある兎平です。 分岐を右へいき、吾妻小舎の前を通ります。仙水沼への分岐を過ぎスカイラインの車道を横切ると、浄土平湿原の木道です。前方に一切経山が望めます。直進して駐車場横を通り、浄土平のビジターセンターに着きます。
  • 高湯温泉から一切経山へ

    高湯温泉から一切経山へ

    高湯バス停から吾妻スカイラインを浄土平方面に行き、湯泉神社で右の道路に入り、古い道標の所から樹林の中を緩やかに登って行きます。一度スカイラインを横切って急登が続き、またスカイラインに出て、車道を斜め右に横断します。緩やかになると、左から不動沢登山口からの道が合流します。 さらに登って行くと賽河原で、ここからは平坦な道が続きます。途中「山鳥山」、「湯ノ平」、「井戸溝」などのプレートを見て、慶応吾妻山荘の分岐へ。さらに登り、大根森と呼ばれるガレ場に出ると展望が開けます。五色沼分岐を過ぎて樹林を登って行き、火山肌のガレて滑りやすい急登を過ぎて一切経山山頂に着きます。ガレた広い山頂はとても良い展望で、特に五色沼は「吾妻の瞳」と呼ばれ格別な眺めです。 帰路は、ガレた道を滑らないよう足元に注意して下ります。
    高湯バス停から吾妻スカイラインを浄土平方面に行き、湯泉神社で右の道路に入り、古い道標の所から樹林の中を緩やかに登って行きます。一度スカイラインを横切って急登が続き、またスカイラインに出て、車道を斜め右に横断します。緩やかになると、左から不動沢登山口からの道が合流します。 さらに登って行くと賽河原で、ここからは平坦な道が続きます。途中「山鳥山」、「湯ノ平」、「井戸溝」などのプレートを見て、慶応吾妻山荘の分岐へ。さらに登り、大根森と呼ばれるガレ場に出ると展望が開けます。五色沼分岐を過ぎて樹林を登って行き、火山肌のガレて滑りやすい急登を過ぎて一切経山山頂に着きます。ガレた広い山頂はとても良い展望で、特に五色沼は「吾妻の瞳」と呼ばれ格別な眺めです。 帰路は、ガレた道を滑らないよう足元に注意して下ります。
  • 滑川温泉から弥兵衛平湿原へ

    滑川温泉から弥兵衛平湿原へ

    起点となる滑川温泉の旅館横を通り吊橋を渡ると道標があり、ここからジグザグに登っていきます。大滝展望台の所で、左方向に登って行きます。滝が連続する大滝沢が俯瞰できる所は崩壊ガレ場でロープがあり、左上に巻いていきます。サビたレールのある滑川鉱山跡を過ぎ、沢を2本渡ります。最初の沢は手前を左へ上流に進み渡ります。姥湯分岐となります。 入道沢、潜滝沢、久蔵沢を渡り、左手へ平坦なトラバースの道となります。コース崩壊地のロープ設置箇所から階段状の急な登りになります。木道が出てくるとしばらくして金明水の水場に到着。しっかり水を補給しておきましょう。また階段状の道を登り木道になると、弥平衛平小屋(明月荘)に着きます。この日はここで泊まることにして、明星湖まで往復しましょう。このあたりは広大な高層湿原で、池溏が多く高山植物や秋の草モミジも見事です。 2日目、小屋から木道を主稜に向かいます。主稜の分岐を左へ進むと道標があります。ここから右へ20mの所に東大巓の三角点がありますが展望はありません。縦走路の木道からは展望が良く、東吾妻山、一切経山、烏帽子山などが望めます。谷地平への分岐を過ぎると樹林帯に入ります。 登りついた昭元山の展望は一部のみ。下って登り返すと烏帽子山。昭元山、中吾妻山が大きく見え、谷地平と猪苗代湖も見えます。ニセ烏帽子山を経て兵子の分岐道標に着きます。兵子は岩峰で展望が非常に良く、往復10分ほどなのでぜひ寄ってみましょう。 兵子分岐、堀田林道分岐、登りになって分岐(三叉路)へ。家形山山頂からは五色沼、一切経山が間近に見えます。 帰路は分岐(三叉路)まで戻らず、手前の分岐道標「五色温泉」とある方向へ。10分ほどで分岐があり、ここから急な下りとなります。やがて緩やかな樹林を下り、ガレ場の霧ノ平に出ます。高倉山が前方に見え、振り返るとコースの尾根の奥に家形山が見えます。 霧ノ平から左の樹林に下ります。一ツ清水の水場を過ぎ、緩やかなブナ林の道から車道に出ます。駐車場から車道を歩き、滑川雨量観測所の建物から先、左の小道へ入ると滑川温泉の旅館に着きます。
    起点となる滑川温泉の旅館横を通り吊橋を渡ると道標があり、ここからジグザグに登っていきます。大滝展望台の所で、左方向に登って行きます。滝が連続する大滝沢が俯瞰できる所は崩壊ガレ場でロープがあり、左上に巻いていきます。サビたレールのある滑川鉱山跡を過ぎ、沢を2本渡ります。最初の沢は手前を左へ上流に進み渡ります。姥湯分岐となります。 入道沢、潜滝沢、久蔵沢を渡り、左手へ平坦なトラバースの道となります。コース崩壊地のロープ設置箇所から階段状の急な登りになります。木道が出てくるとしばらくして金明水の水場に到着。しっかり水を補給しておきましょう。また階段状の道を登り木道になると、弥平衛平小屋(明月荘)に着きます。この日はここで泊まることにして、明星湖まで往復しましょう。このあたりは広大な高層湿原で、池溏が多く高山植物や秋の草モミジも見事です。 2日目、小屋から木道を主稜に向かいます。主稜の分岐を左へ進むと道標があります。ここから右へ20mの所に東大巓の三角点がありますが展望はありません。縦走路の木道からは展望が良く、東吾妻山、一切経山、烏帽子山などが望めます。谷地平への分岐を過ぎると樹林帯に入ります。 登りついた昭元山の展望は一部のみ。下って登り返すと烏帽子山。昭元山、中吾妻山が大きく見え、谷地平と猪苗代湖も見えます。ニセ烏帽子山を経て兵子の分岐道標に着きます。兵子は岩峰で展望が非常に良く、往復10分ほどなのでぜひ寄ってみましょう。 兵子分岐、堀田林道分岐、登りになって分岐(三叉路)へ。家形山山頂からは五色沼、一切経山が間近に見えます。 帰路は分岐(三叉路)まで戻らず、手前の分岐道標「五色温泉」とある方向へ。10分ほどで分岐があり、ここから急な下りとなります。やがて緩やかな樹林を下り、ガレ場の霧ノ平に出ます。高倉山が前方に見え、振り返るとコースの尾根の奥に家形山が見えます。 霧ノ平から左の樹林に下ります。一ツ清水の水場を過ぎ、緩やかなブナ林の道から車道に出ます。駐車場から車道を歩き、滑川雨量観測所の建物から先、左の小道へ入ると滑川温泉の旅館に着きます。
  • 白布湯元から西吾妻山へ

    白布湯元から西吾妻山へ

    米沢駅から白布温泉、天元台ロープウェイ湯元駅前までバスがあります。ロープウェイ、リフトを乗り継いで終点北望台へ。リフト降り場からすぐに分岐があり、左の人形石方面に進みます。登りが続き樹林を出ると岩の広がる台地の人形石に着きます。ひときわ大きい岩のあたりからはとくに展望が良く、東大巓、一切経山、中吾妻山が望めます。西吾妻山が大きく見えます。 人形石から西吾妻山方面に向かいます。木道の中大巓分岐でリフト降り場からの道が合流します。左へ下って行くと湿原、池塘があり高山植物が数多く咲いている大凹に着きます。水場を過ぎると急な岩の登りになるので滑らないよう注意して下さい。緩やかになると木道となり湿原、池塘が続きます。 梵天岩手前で登りになり、ペンキ印に従って右へトラバースして行きます。まっすぐいくと展望の良い箇所があり、池塘群と東大巓、一切経山、中吾妻山、西吾妻山が見えます。岩づたいに道標のある所に出るとコースと合流します。樹林を抜け、岩原に出ます。ここが天狗岩で前方奥に吾妻神社が見えます。 道標分岐から左へ行き西吾妻山に到着です。山頂は樹林の中で展望はありません。西に下って行くと湿原になり木道分岐を右へ。すぐ左にカマボコ型の赤い屋根、西吾妻小屋があります。若女平コース分岐を直進し、少し登ると吾妻神社のある天狗岩に出ます。 中大巓分岐に戻り、左のかもしか展望台経由で北望台に戻ります。下山は、リフトを使わずにリフトの建物右からスキー場を下って行きます。はじめは急な下りですが次第に緩やかになります。第一リフト(しらかばリフト)の下を右側に出るとスキー場作業道で、ここで途中からゲレンデを通ってアルブ天元台(天元台ロッヂ)に出ても良いです。 アルブ天元台の手前を左へ行くと木にプレート道標があり、ここから新高湯温泉に下って行きます。ここから車道となり、天元台ロープウェイ湯元駅に出ます。
    米沢駅から白布温泉、天元台ロープウェイ湯元駅前までバスがあります。ロープウェイ、リフトを乗り継いで終点北望台へ。リフト降り場からすぐに分岐があり、左の人形石方面に進みます。登りが続き樹林を出ると岩の広がる台地の人形石に着きます。ひときわ大きい岩のあたりからはとくに展望が良く、東大巓、一切経山、中吾妻山が望めます。西吾妻山が大きく見えます。 人形石から西吾妻山方面に向かいます。木道の中大巓分岐でリフト降り場からの道が合流します。左へ下って行くと湿原、池塘があり高山植物が数多く咲いている大凹に着きます。水場を過ぎると急な岩の登りになるので滑らないよう注意して下さい。緩やかになると木道となり湿原、池塘が続きます。 梵天岩手前で登りになり、ペンキ印に従って右へトラバースして行きます。まっすぐいくと展望の良い箇所があり、池塘群と東大巓、一切経山、中吾妻山、西吾妻山が見えます。岩づたいに道標のある所に出るとコースと合流します。樹林を抜け、岩原に出ます。ここが天狗岩で前方奥に吾妻神社が見えます。 道標分岐から左へ行き西吾妻山に到着です。山頂は樹林の中で展望はありません。西に下って行くと湿原になり木道分岐を右へ。すぐ左にカマボコ型の赤い屋根、西吾妻小屋があります。若女平コース分岐を直進し、少し登ると吾妻神社のある天狗岩に出ます。 中大巓分岐に戻り、左のかもしか展望台経由で北望台に戻ります。下山は、リフトを使わずにリフトの建物右からスキー場を下って行きます。はじめは急な下りですが次第に緩やかになります。第一リフト(しらかばリフト)の下を右側に出るとスキー場作業道で、ここで途中からゲレンデを通ってアルブ天元台(天元台ロッヂ)に出ても良いです。 アルブ天元台の手前を左へ行くと木にプレート道標があり、ここから新高湯温泉に下って行きます。ここから車道となり、天元台ロープウェイ湯元駅に出ます。