日本全国の登山コースガイド
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検索結果1117件中
761-780件
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木の香ランドから女岳
- 日帰り
- 0時間45分
木の香ランドから女岳
- 日帰り
- 0時間45分
JR筑肥線大入駅から歩き出し国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどる。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝して真名子にある木の香ランドにたどり着く。アプローチは長いが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道である。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園。この施設を起点にして女岳、浮嶽の登山をする。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋がある。これを渡り植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出る。そこが第二の登山口になる。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着く。頂上は明るく、北側の海岸線が望める。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出る。JR筑肥線大入駅から歩き出し国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどる。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝して真名子にある木の香ランドにたどり着く。アプローチは長いが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道である。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園。この施設を起点にして女岳、浮嶽の登山をする。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋がある。これを渡り植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出る。そこが第二の登山口になる。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着く。頂上は明るく、北側の海岸線が望める。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出る。 -
荒谷峠から浮嶽
- 日帰り
- 1時間0分
荒谷峠から浮嶽
- 日帰り
- 1時間0分
JR筑肥線大入駅から歩き出し、国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどります。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝しながら真名子にある木の香ランドにたどり着きます。アプローチは長いですが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道です。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園です。この施設を起点にして女岳や浮嶽の登山を行います。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋があります。これを渡り、植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出ると、そこが第二の登山口となります。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり、大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着きます。頂上は明るく、北側の海岸線が望めます。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出ます。JR筑肥線大入駅から歩き出し、国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどります。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝しながら真名子にある木の香ランドにたどり着きます。アプローチは長いですが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道です。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園です。この施設を起点にして女岳や浮嶽の登山を行います。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋があります。これを渡り、植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出ると、そこが第二の登山口となります。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり、大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着きます。頂上は明るく、北側の海岸線が望めます。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出ます。 -
道原から九州自然歩道を経て福智山
- 日帰り
- 2時間50分
道原から九州自然歩道を経て福智山
- 日帰り
- 2時間50分
鱒渕ダムを起点にして福智山に登るコースで、九州自然歩道にも含まれています。バスで道原終点下車後、ダムまで2.4km進み、ダムに上がって湖面にかかる吊橋を渡り、湖畔のサイクルロードをたどって登山口に着きます。 九州自然歩道の案内板から左に入り、広い道を進んで山側に分かれる道に出会い、これに入ります。平坦な路を5分で強羅の橋を渡ると急な登りが始まり、頭上に直線的に延びる道が見えます。登りきって小さな流れを越えるとすぐにホッテ谷分れがあります。ホッテ谷新道は右に上り、歩庭平を経て縦走路の烏落につながります。 自然歩道の標識に従って直進し、谷筋を登り、小さな尾根と小さな谷を横切りながら徐々に高度を稼いで尾根に上がります。アカガシの林で説明の案内を見て尾根をたどります。いちど尾根を外れ、流れを渡って登ると幅広いコルにあがり、左に行けば鈴ヶ岩屋があります。 この辺りは福智平と呼ばれ、山頂からその裾野にかけていちめんにススキ原が広がり、秋には日差しを受けて輝くじゅうたんの趣があります。その中を登り、低いクマザサに覆われた山頂に着きます。360度の眺望が得られ、南側のススキの原や北に伸びる広大な森林は印象的です。 北に下れば上野越、八丁辻の道と分かれ、さらに下ると山小屋「荒宿荘」があり、たぬき水の水場があります。そのまま下って烏落に着くと、東へホッテ谷、西に内ヶ磯への道が分かれ、北には尺岳へ縦走路が延びています。鱒渕ダムを起点にして福智山に登るコースで、九州自然歩道にも含まれています。バスで道原終点下車後、ダムまで2.4km進み、ダムに上がって湖面にかかる吊橋を渡り、湖畔のサイクルロードをたどって登山口に着きます。 九州自然歩道の案内板から左に入り、広い道を進んで山側に分かれる道に出会い、これに入ります。平坦な路を5分で強羅の橋を渡ると急な登りが始まり、頭上に直線的に延びる道が見えます。登りきって小さな流れを越えるとすぐにホッテ谷分れがあります。ホッテ谷新道は右に上り、歩庭平を経て縦走路の烏落につながります。 自然歩道の標識に従って直進し、谷筋を登り、小さな尾根と小さな谷を横切りながら徐々に高度を稼いで尾根に上がります。アカガシの林で説明の案内を見て尾根をたどります。いちど尾根を外れ、流れを渡って登ると幅広いコルにあがり、左に行けば鈴ヶ岩屋があります。 この辺りは福智平と呼ばれ、山頂からその裾野にかけていちめんにススキ原が広がり、秋には日差しを受けて輝くじゅうたんの趣があります。その中を登り、低いクマザサに覆われた山頂に着きます。360度の眺望が得られ、南側のススキの原や北に伸びる広大な森林は印象的です。 北に下れば上野越、八丁辻の道と分かれ、さらに下ると山小屋「荒宿荘」があり、たぬき水の水場があります。そのまま下って烏落に着くと、東へホッテ谷、西に内ヶ磯への道が分かれ、北には尺岳へ縦走路が延びています。 -
七重の滝から山瀬越を経て尺岳
- 日帰り
- 3時間50分
七重の滝から山瀬越を経て尺岳
- 日帰り
- 3時間50分
七重の滝は、文字通り滝が連なる渓谷で、沢登りの対象にもなっていますが、渓谷沿いに登山道があり、次々に現れる滝を眺めながら登るコースです。一方で岩場やクサリ場も多いため、注意が必要になります。 七重の滝登山口は、バスで道原終点下車後、ダムまで2.4km進み、ダムに上がって湖面にかかる吊橋を渡り、湖畔のサイクルロードをたどった登山口から西へ100m進んだところで、山瀬林道の入り口に標識があります。林道に入り、まもなく右にカーブするところで林道を外れ直進し、すぐに川を渡ります。谷沿いに進み、300mほどで流れを渡ると、まもなく滝見吊橋が現れ、正面に滝が現れ、七重の滝が始まります。 右岸の広場から斜面にクサリのある岩場を登り、小尾根に上がり込みます。これから右手に二の滝、三の滝と名付けられた滝が現れ、斜面のトラバースや、クサリ場も2箇所出てきます。最後の大滝を過ぎると、橋を渡り、てっぺん広場に出て、山瀬林道から延びてきた水平歩道に合流します。上流に進んで豊前越、山瀬越の分岐点(山瀬)に着きます。左に行けば豊前越まで30分、山瀬越は右に取り、林道を横切って上がり込むと峠に着きます。 尺岳へは縦走路を右(北)に進み、あまり起伏もなく、尺岳平に着きます。尺岳平は広い草地の広場で、休憩舎があり憩うことができます。広場の北側の踏み跡をたどって尺岳山頂までひと息です。尺岳山頂には岩の上に小ぶりの祠があり、ヤマトタケルノミコトを祀っています。七重の滝は、文字通り滝が連なる渓谷で、沢登りの対象にもなっていますが、渓谷沿いに登山道があり、次々に現れる滝を眺めながら登るコースです。一方で岩場やクサリ場も多いため、注意が必要になります。 七重の滝登山口は、バスで道原終点下車後、ダムまで2.4km進み、ダムに上がって湖面にかかる吊橋を渡り、湖畔のサイクルロードをたどった登山口から西へ100m進んだところで、山瀬林道の入り口に標識があります。林道に入り、まもなく右にカーブするところで林道を外れ直進し、すぐに川を渡ります。谷沿いに進み、300mほどで流れを渡ると、まもなく滝見吊橋が現れ、正面に滝が現れ、七重の滝が始まります。 右岸の広場から斜面にクサリのある岩場を登り、小尾根に上がり込みます。これから右手に二の滝、三の滝と名付けられた滝が現れ、斜面のトラバースや、クサリ場も2箇所出てきます。最後の大滝を過ぎると、橋を渡り、てっぺん広場に出て、山瀬林道から延びてきた水平歩道に合流します。上流に進んで豊前越、山瀬越の分岐点(山瀬)に着きます。左に行けば豊前越まで30分、山瀬越は右に取り、林道を横切って上がり込むと峠に着きます。 尺岳へは縦走路を右(北)に進み、あまり起伏もなく、尺岳平に着きます。尺岳平は広い草地の広場で、休憩舎があり憩うことができます。広場の北側の踏み跡をたどって尺岳山頂までひと息です。尺岳山頂には岩の上に小ぶりの祠があり、ヤマトタケルノミコトを祀っています。 -
内ヶ磯から福智山
- 日帰り
- 2時間40分
内ヶ磯から福智山
- 日帰り
- 2時間40分
内ヶ磯側からの登山口は福智山ダム(2004年竣工)建設によって大きく変化しました。直方駅から内ヶ磯までは車かタクシーを利用します。内ヶ磯貯水池の縁を進むと新しいダムが立ちはだかります。ダム下から階段を上がり、ダム堤に出ます。車を利用する場合、ダム湖の周回道は右回りの一方通行で、駐車場は数台分なので、ダム下の駐車場を利用します。 湖畔を進み、最奥の三軒屋橋から頓野林道に入ります。林道が山側に曲がる地点では谷沿いの道を選び、セゼリ谷の音を聞きながら林を行きます。大塔の別れで道はふたつに分かれ、右は薙野を経て上野越に行きます。左を取ると豪快な大塔滝まで25分です。滝からは右の急な斜面を登ります。道は谷に沿って上り、やがて林が開け、細くなった流れを渡って右岸の尾根の中腹に上がります。道はそのままトラバースしてまもなく烏落に着きます。標高723mの広いコルで、尺岳、福智山の縦走路が通り、東はホッテ谷新道です。ここから南へ、正面に見える山頂に向かってまっすぐに登ります。山小屋荒宿荘を経て20分で山頂に着きます。内ヶ磯側からの登山口は福智山ダム(2004年竣工)建設によって大きく変化しました。直方駅から内ヶ磯までは車かタクシーを利用します。内ヶ磯貯水池の縁を進むと新しいダムが立ちはだかります。ダム下から階段を上がり、ダム堤に出ます。車を利用する場合、ダム湖の周回道は右回りの一方通行で、駐車場は数台分なので、ダム下の駐車場を利用します。 湖畔を進み、最奥の三軒屋橋から頓野林道に入ります。林道が山側に曲がる地点では谷沿いの道を選び、セゼリ谷の音を聞きながら林を行きます。大塔の別れで道はふたつに分かれ、右は薙野を経て上野越に行きます。左を取ると豪快な大塔滝まで25分です。滝からは右の急な斜面を登ります。道は谷に沿って上り、やがて林が開け、細くなった流れを渡って右岸の尾根の中腹に上がります。道はそのままトラバースしてまもなく烏落に着きます。標高723mの広いコルで、尺岳、福智山の縦走路が通り、東はホッテ谷新道です。ここから南へ、正面に見える山頂に向かってまっすぐに登ります。山小屋荒宿荘を経て20分で山頂に着きます。 -
内ヶ磯から福智山
- 日帰り
- 2時間15分
内ヶ磯から福智山
- 日帰り
- 2時間15分
内ヶ磯側からの登山口は福智山ダム(2004年竣工)建設によって大きく変化しました。直方駅から内ヶ磯までは車かタクシーを利用します。内ヶ磯貯水池の縁を進むと新しいダムが立ちはだかります。ダム下から階段を上がり、ダム堤に出ます。車を利用する場合、ダム湖の周回道は右回りの一方通行で、駐車場は数台分なのでダム下の駐車場を利用します。 湖畔を進み、最奥の三軒屋橋から頓野林道に入ります。林道が山側に曲がる地点では谷沿いの道を選び、セゼリ谷の音を聞きながら林を行きます。大塔の別れで道はふたつに分かれ、右は薙野を経て上野越に行きます。左を取ると豪快な大塔滝まで25分です。滝からは右の急な斜面を登ります。道は谷に沿って上り、やがて林が開け、細くなった流れを渡って右岸の尾根の中腹に上がります。道はそのままトラバースしてまもなく烏落に着きます。標高723mの広いコルで、尺岳、福智山の縦走路が通り、東はホッテ谷新道です。ここから南へ、正面に見える山頂に向かってまっすぐに登ります。山小屋荒宿荘を経て20分で山頂に着きます。内ヶ磯側からの登山口は福智山ダム(2004年竣工)建設によって大きく変化しました。直方駅から内ヶ磯までは車かタクシーを利用します。内ヶ磯貯水池の縁を進むと新しいダムが立ちはだかります。ダム下から階段を上がり、ダム堤に出ます。車を利用する場合、ダム湖の周回道は右回りの一方通行で、駐車場は数台分なのでダム下の駐車場を利用します。 湖畔を進み、最奥の三軒屋橋から頓野林道に入ります。林道が山側に曲がる地点では谷沿いの道を選び、セゼリ谷の音を聞きながら林を行きます。大塔の別れで道はふたつに分かれ、右は薙野を経て上野越に行きます。左を取ると豪快な大塔滝まで25分です。滝からは右の急な斜面を登ります。道は谷に沿って上り、やがて林が開け、細くなった流れを渡って右岸の尾根の中腹に上がります。道はそのままトラバースしてまもなく烏落に着きます。標高723mの広いコルで、尺岳、福智山の縦走路が通り、東はホッテ谷新道です。ここから南へ、正面に見える山頂に向かってまっすぐに登ります。山小屋荒宿荘を経て20分で山頂に着きます。 -
菅生の滝から尺岳
- 日帰り
- 1時間50分
菅生の滝から尺岳
- 日帰り
- 1時間50分
菅生の滝は北九州市内で最大の滝と言われ、夏の納涼地としてだけでなく、四季を通じて訪れる人が多い場所です。菅生寺、妙法寺や滝に迫る須川神社といった場所が滝を中心に幽玄な境地を醸し出しており、訪れる者に深い静寂と自然の美しさを感じさせます。 道原でバスを降り、鱒渕ダムへの道と分かれて、菅生の滝付近まで約40分ほど歩きます。道原貯水池や菅生寺を過ぎ、菅生橋を渡って川沿いに進んでいくと、さらに橋を渡って菅生の滝に到着します。 登山道は橋の手前から左に入り、川沿いに進んでいきます。杉林の急な斜面を登り、やがて林道に出ます。林道の記念碑を通り過ぎ、橋を渡ると登山口の標識が見えます。すぐに流れを渡り、車止めの杭が立つ場所を通り過ぎます。自然林に覆われたゆるやかな谷を進み、2度ほど渡渉を行いながら、左岸に直線的に付けられた道を進みます。縦走路に近づくと、杉林をゆるやかに登り、尺岳の肩と呼ばれるコルに到着します。右に行けば田代方面、西に下れば四方越から竜王峡に下る道が続いています。左に登ると、すぐに尺岳平に到達し、広い草地には東屋が建ち、格好の休憩地となります。北側の踏み跡をたどりながら尺岳の山頂に到着します。菅生の滝は北九州市内で最大の滝と言われ、夏の納涼地としてだけでなく、四季を通じて訪れる人が多い場所です。菅生寺、妙法寺や滝に迫る須川神社といった場所が滝を中心に幽玄な境地を醸し出しており、訪れる者に深い静寂と自然の美しさを感じさせます。 道原でバスを降り、鱒渕ダムへの道と分かれて、菅生の滝付近まで約40分ほど歩きます。道原貯水池や菅生寺を過ぎ、菅生橋を渡って川沿いに進んでいくと、さらに橋を渡って菅生の滝に到着します。 登山道は橋の手前から左に入り、川沿いに進んでいきます。杉林の急な斜面を登り、やがて林道に出ます。林道の記念碑を通り過ぎ、橋を渡ると登山口の標識が見えます。すぐに流れを渡り、車止めの杭が立つ場所を通り過ぎます。自然林に覆われたゆるやかな谷を進み、2度ほど渡渉を行いながら、左岸に直線的に付けられた道を進みます。縦走路に近づくと、杉林をゆるやかに登り、尺岳の肩と呼ばれるコルに到着します。右に行けば田代方面、西に下れば四方越から竜王峡に下る道が続いています。左に登ると、すぐに尺岳平に到達し、広い草地には東屋が建ち、格好の休憩地となります。北側の踏み跡をたどりながら尺岳の山頂に到着します。 -
竜王峡から尺岳
- 日帰り
- 1時間30分
竜王峡から尺岳
- 日帰り
- 1時間30分
竜王峡は福智山や尺岳へと続くいくつかの登山コースが集まる主要な登山拠点です。このエリアにはキャンプ場が整備されており、駐車場やトイレといった施設も完備されているので、登山者にとって便利な拠点となっています。 福智山へは、竜王峡広場から鳥居をくぐり、谷沿いを登って山瀬越に出ます。そこから縦走路を進んで山頂を目指します。 尺岳に向かうには、駐車場の脇から橋を渡り、キャンプ場を抜けて竜ヶ丘公園へ出ます。そこから尾根に取り付くと、赤松尾根を伝って急な尾根を登り、縦走路に出ることができます。 また、四方越方面を経由して行く場合、安入寺公民館から広い道路を通り、安入寺の集落を上がっていくと、整備された川沿いの道に入ります。約15分ほど登ると、広い道が尽き、左に踏み跡が続いています。ジグザグに登り、狭いコルに出ると、畑からの道が合流します。ここにはベンチと「四方越」という表示があり、ヤセ尾根を急登していくことになります。その後、尾根の北斜面をトラバースして水場に到達します。この水場は広い谷の源流にあり、山頂直下の場所に位置しており、尺岳が産み出す水のような自然の恵みが感じられます。道は一度縦走路に出て、左に行けば尺岳平を経て尺岳山頂に到着します。竜王峡は福智山や尺岳へと続くいくつかの登山コースが集まる主要な登山拠点です。このエリアにはキャンプ場が整備されており、駐車場やトイレといった施設も完備されているので、登山者にとって便利な拠点となっています。 福智山へは、竜王峡広場から鳥居をくぐり、谷沿いを登って山瀬越に出ます。そこから縦走路を進んで山頂を目指します。 尺岳に向かうには、駐車場の脇から橋を渡り、キャンプ場を抜けて竜ヶ丘公園へ出ます。そこから尾根に取り付くと、赤松尾根を伝って急な尾根を登り、縦走路に出ることができます。 また、四方越方面を経由して行く場合、安入寺公民館から広い道路を通り、安入寺の集落を上がっていくと、整備された川沿いの道に入ります。約15分ほど登ると、広い道が尽き、左に踏み跡が続いています。ジグザグに登り、狭いコルに出ると、畑からの道が合流します。ここにはベンチと「四方越」という表示があり、ヤセ尾根を急登していくことになります。その後、尾根の北斜面をトラバースして水場に到達します。この水場は広い谷の源流にあり、山頂直下の場所に位置しており、尺岳が産み出す水のような自然の恵みが感じられます。道は一度縦走路に出て、左に行けば尺岳平を経て尺岳山頂に到着します。 -
牛斬山・福智山・尺岳縦走
- 日帰り
- 5時間20分
牛斬山・福智山・尺岳縦走
- 日帰り
- 5時間20分
牛斬山(うしきりやま)は、JR日田彦山線の採銅所駅からアクセスできる登山コースが特徴です。駅前には牛斬山や香春岳の案内標識が立っているのが珍しいポイントです。駅から南の踏切を渡り、集落を上がると登山口に到着します。そこから杉林の中を谷沿いに進み、約1時間でコルに到達します。コルからは左にひと登りして牛斬山の山頂に着きます。 牛斬山の山頂からは、香春岳一ノ岳が輪切りのように見える広い草地の景色が広がり、素晴らしい眺望を楽しむことができます。牛斬山は主稜線から外れた位置にあり、縦走路は西側を通って牛斬峠や五徳越峠につながり、香春岳へ向かうことができます。 コルに戻り、北に進むと稜線上に広く切り開かれた防火帯が現れます。最初の625.0mのピークを登ることで、この縦走の洗礼を受けることになります。しばらくは眺望を楽しみながら稜線を進むと、焼立山の急登が待ち受けています。草地がまっすぐに延びる防火帯の風景は圧倒的で、登山者の姿が小さく見えるほどです。 焼立山からは、右に折れると赤牟田の辻に到達します。ここが縦走の半ば地点で、行く手に福智山が見えてきます。別名「念仏坂」と呼ばれる標高差140mの下りがあり、ジグザグに慎重に下る必要があります。下りきった後は、防火帯が終わり、自然林の中を進みます。ススキが多くなると福智山が近づき、835mのピーク直下で右から頂吉コースが合流します。 正面に福智山の美しい山容を見ながら、ススキの道を進んでいくと、左から八丁辻、右から鈴ヶ岩屋の道と合流し、福智山の山頂に到着します。牛斬山(うしきりやま)は、JR日田彦山線の採銅所駅からアクセスできる登山コースが特徴です。駅前には牛斬山や香春岳の案内標識が立っているのが珍しいポイントです。駅から南の踏切を渡り、集落を上がると登山口に到着します。そこから杉林の中を谷沿いに進み、約1時間でコルに到達します。コルからは左にひと登りして牛斬山の山頂に着きます。 牛斬山の山頂からは、香春岳一ノ岳が輪切りのように見える広い草地の景色が広がり、素晴らしい眺望を楽しむことができます。牛斬山は主稜線から外れた位置にあり、縦走路は西側を通って牛斬峠や五徳越峠につながり、香春岳へ向かうことができます。 コルに戻り、北に進むと稜線上に広く切り開かれた防火帯が現れます。最初の625.0mのピークを登ることで、この縦走の洗礼を受けることになります。しばらくは眺望を楽しみながら稜線を進むと、焼立山の急登が待ち受けています。草地がまっすぐに延びる防火帯の風景は圧倒的で、登山者の姿が小さく見えるほどです。 焼立山からは、右に折れると赤牟田の辻に到達します。ここが縦走の半ば地点で、行く手に福智山が見えてきます。別名「念仏坂」と呼ばれる標高差140mの下りがあり、ジグザグに慎重に下る必要があります。下りきった後は、防火帯が終わり、自然林の中を進みます。ススキが多くなると福智山が近づき、835mのピーク直下で右から頂吉コースが合流します。 正面に福智山の美しい山容を見ながら、ススキの道を進んでいくと、左から八丁辻、右から鈴ヶ岩屋の道と合流し、福智山の山頂に到着します。 -
杣の里渓流公園から御前岳
- 日帰り
- 3時間15分
杣の里渓流公園から御前岳
- 日帰り
- 3時間15分
JR羽犬塚駅前から柴庵行きのバスに乗車し、日向神ダムを通って宮ノ尾橋で下車します。御側川に沿って1時間20分ほど歩くと、大杣公園に着きます。ここから峰越林道を進み、杣の里渓流公園まで向かいます。 御前岳の登山口は、杣の里の入口付近で、大杣公園から30分ほどかかります。谷の横に杣の里の駐車場があり、その先に登山口があります。登山道は谷に沿って登り、数回にわたって右岸、左岸と流れを渡りますが、途中にはいくつもの滝やナメの景観も楽しめます。谷が広くなってくると、やがて林道に出ます。これを西に100mほど行くと、尾根を伝う登山路に取り付きます。急坂を15分ほど登ると、ブナやツガの自然林となり、岩やクサリ場もありますが、クマザサの中にシャクナゲやアセビが混じってきます。山頂は間近です。三方を急な斜面で囲まれた山頂からは、北側の一部を除いて眺望を楽しむことができます。JR羽犬塚駅前から柴庵行きのバスに乗車し、日向神ダムを通って宮ノ尾橋で下車します。御側川に沿って1時間20分ほど歩くと、大杣公園に着きます。ここから峰越林道を進み、杣の里渓流公園まで向かいます。 御前岳の登山口は、杣の里の入口付近で、大杣公園から30分ほどかかります。谷の横に杣の里の駐車場があり、その先に登山口があります。登山道は谷に沿って登り、数回にわたって右岸、左岸と流れを渡りますが、途中にはいくつもの滝やナメの景観も楽しめます。谷が広くなってくると、やがて林道に出ます。これを西に100mほど行くと、尾根を伝う登山路に取り付きます。急坂を15分ほど登ると、ブナやツガの自然林となり、岩やクサリ場もありますが、クマザサの中にシャクナゲやアセビが混じってきます。山頂は間近です。三方を急な斜面で囲まれた山頂からは、北側の一部を除いて眺望を楽しむことができます。 -
湧水コース登山口から御前岳
- 日帰り
- 1時間40分
湧水コース登山口から御前岳
- 日帰り
- 1時間40分
御前岳の北側の奥日田スーパー林道からは、湧水コースがあります。麓の出野から登ってきた道が合流する場所が登山口で、休憩舎と数台分の駐車スペースもあります。 高瀬川の支流に沿って登り、谷が広がり流れが穏やかになったところに、登山道から少し入った場所に御前岳の湧水源があります。登山道に戻り、一方の流れに沿って進み、シオジ原生林の中を通って尾根に上がります。急な登りをひと息つくと縦走路に出て、右に進めば山頂に到達します。御前岳の北側の奥日田スーパー林道からは、湧水コースがあります。麓の出野から登ってきた道が合流する場所が登山口で、休憩舎と数台分の駐車スペースもあります。 高瀬川の支流に沿って登り、谷が広がり流れが穏やかになったところに、登山道から少し入った場所に御前岳の湧水源があります。登山道に戻り、一方の流れに沿って進み、シオジ原生林の中を通って尾根に上がります。急な登りをひと息つくと縦走路に出て、右に進めば山頂に到達します。 -
御前岳・釈迦岳縦走
- 日帰り
- 1時間10分
御前岳・釈迦岳縦走
- 日帰り
- 1時間10分
御前岳から釈迦岳の縦走路は2.1kmあります。山頂から東側にゆるく下ると、すぐに左から湧水コースの道が合流します。その先で眺望が開け、山頂からは見えなかった釈迦岳への尾根筋が見通せます。急な下りを終えると、スズタケで切り分けられた道は平坦になり、ブナの木が頭上を覆うような林を進みます。小さな起伏を2箇所ほど越えると、このあたりは春先にドウダンツツジの花で彩られます。 下ると、釈迦岳の三角錐の山頂が目の前に現れます。その迫力にどう登るのかと思わせるものの、クサリが張られた岩場を登り、右に巻いて行けます。南側はスッポリと切れ落ちており、高度感が素晴らしいです。御側の渓谷を隔てて三国山、国見山がそびえ、さらに先には八方ヶ岳も姿を見せます。 山頂は狭いですが、三体の仏像が祀られており、花が手向けられていることも多いです。1等三角点が埋め込まれ、そばには詳細なデータが記された表示板もあります。この山頂は、東側120mの普賢岳に雨量レーダーが設置されており、1等三角点の地点替えで釈迦岳(本釈迦)は福岡県の最高峰となっています。 釈迦岳山頂から東に進み、普賢岳の分岐を南に下ると、尾根をたどって登山口(矢部越)に下りることができます。そこから御前岳の登山口へは、杣の里渓流公園に向かって35分で下り着きます。また、峠を東に下れば奥日田スーパー林道に出て、スノーピーク奥日田まで約5kmとなります。御前岳から釈迦岳の縦走路は2.1kmあります。山頂から東側にゆるく下ると、すぐに左から湧水コースの道が合流します。その先で眺望が開け、山頂からは見えなかった釈迦岳への尾根筋が見通せます。急な下りを終えると、スズタケで切り分けられた道は平坦になり、ブナの木が頭上を覆うような林を進みます。小さな起伏を2箇所ほど越えると、このあたりは春先にドウダンツツジの花で彩られます。 下ると、釈迦岳の三角錐の山頂が目の前に現れます。その迫力にどう登るのかと思わせるものの、クサリが張られた岩場を登り、右に巻いて行けます。南側はスッポリと切れ落ちており、高度感が素晴らしいです。御側の渓谷を隔てて三国山、国見山がそびえ、さらに先には八方ヶ岳も姿を見せます。 山頂は狭いですが、三体の仏像が祀られており、花が手向けられていることも多いです。1等三角点が埋め込まれ、そばには詳細なデータが記された表示板もあります。この山頂は、東側120mの普賢岳に雨量レーダーが設置されており、1等三角点の地点替えで釈迦岳(本釈迦)は福岡県の最高峰となっています。 釈迦岳山頂から東に進み、普賢岳の分岐を南に下ると、尾根をたどって登山口(矢部越)に下りることができます。そこから御前岳の登山口へは、杣の里渓流公園に向かって35分で下り着きます。また、峠を東に下れば奥日田スーパー林道に出て、スノーピーク奥日田まで約5kmとなります。 -
東大台、西大台周遊
- 1泊2日
- 7時間35分
- 15.3km
東大台、西大台周遊
- 1泊2日
- 7時間35分
- 15.3km
大和八木駅からバスに乗り、終点の大台ヶ原で下車。ビジターセンターの横から回遊路に入り、日出ヶ岳へ向います。広い林間の道を伝うと右手にヒバリ谷の流れが上がってきて、斜面を登り詰めると鞍部に出て、さらに左へ階段道を急登すれば日出ヶ岳の山頂です。鞍部へと戻り、直進して、植生保護のために整備された木道を登りなおし正木嶺を越えて正木ヶ原へと向かいます。トウヒの立ち枯れ風景を見て、しばらく行くと原生林の倒木とミヤコザサの絨毯が美しい正木ヶ原に出ます。樹林の景観を味わい、緩やかに下って尾鷲辻に出ると、駐車場からの中道に出合います。まっすぐ行けば間もなく牛石ヶ原が開けます。 ひと息ついたら、コース最大の見どころ大蛇嵓へ。大蛇嵓の展望台までは岩稜を通るので注意が必要です。大蛇嵓の岩頭に立つと眼下は目もくらむほどの大絶壁です。 眼前の絶景を堪能したら分岐に戻り、シャクナゲの茂る中を下ってシオカラ谷吊橋に出ます。吊橋を渡って階段道を登り返せば広い道に出て、左へ歩き大台山上駐車場へと引き返し、心・湯治館にザックを降ろします。 2日目、道標に従い大台教会の前に出て西へ進み、七ツ池分岐で右を取って七ツ池経由の道を選びます。ブナの深い樹林を緩やかに下ると明るい河原に出ます。バイケイソウの群落を見てナゴヤ谷の渓流を渡ります。沢に沿う道を上下して、石畳の残る涸谷を横切り、次に中ノ谷の源流を渡ると沢音も遠のきます。トウヒやブナの樹海が広がりを見せる中に七ツ池の湿地が点在しています。 坂道を下り、カエデやナナカマドが見られる沢沿いの道を進み、固定ロープの張られたカツラ谷を渡って少し行くと、開拓跡と呼ばれる平地に出ます。高野谷に続いてワサビ谷を対岸に渡ると道標があり、右に向かえば経ヶ峰に通じます。左に取り、苔むす倒木を見て行くとわずかで開拓分岐点に着きます。三差路を直進して展望所まで足を延ばします。しばらく行くと展望所に着きます。ここからは東面の展望が開け、大蛇嵓、千石嵓の雄壮な景観が楽しめます。展望を楽しんだら開拓分岐点へと引き返し、山上駐車場へと戻る周遊コースに入ります。高野谷に続いて大和谷の赤い吊橋を渡ると、しばらく急な登りが続き、やがて中ノ谷を渡ります。谷沿いの道を登ってナゴヤ谷を横切り、胸突き八丁の登りにひと汗かく頃、往路に分岐した地点に到着。あとは大台山上駐車場へと引き返し、周遊コースは終了です。大和八木駅からバスに乗り、終点の大台ヶ原で下車。ビジターセンターの横から回遊路に入り、日出ヶ岳へ向います。広い林間の道を伝うと右手にヒバリ谷の流れが上がってきて、斜面を登り詰めると鞍部に出て、さらに左へ階段道を急登すれば日出ヶ岳の山頂です。鞍部へと戻り、直進して、植生保護のために整備された木道を登りなおし正木嶺を越えて正木ヶ原へと向かいます。トウヒの立ち枯れ風景を見て、しばらく行くと原生林の倒木とミヤコザサの絨毯が美しい正木ヶ原に出ます。樹林の景観を味わい、緩やかに下って尾鷲辻に出ると、駐車場からの中道に出合います。まっすぐ行けば間もなく牛石ヶ原が開けます。 ひと息ついたら、コース最大の見どころ大蛇嵓へ。大蛇嵓の展望台までは岩稜を通るので注意が必要です。大蛇嵓の岩頭に立つと眼下は目もくらむほどの大絶壁です。 眼前の絶景を堪能したら分岐に戻り、シャクナゲの茂る中を下ってシオカラ谷吊橋に出ます。吊橋を渡って階段道を登り返せば広い道に出て、左へ歩き大台山上駐車場へと引き返し、心・湯治館にザックを降ろします。 2日目、道標に従い大台教会の前に出て西へ進み、七ツ池分岐で右を取って七ツ池経由の道を選びます。ブナの深い樹林を緩やかに下ると明るい河原に出ます。バイケイソウの群落を見てナゴヤ谷の渓流を渡ります。沢に沿う道を上下して、石畳の残る涸谷を横切り、次に中ノ谷の源流を渡ると沢音も遠のきます。トウヒやブナの樹海が広がりを見せる中に七ツ池の湿地が点在しています。 坂道を下り、カエデやナナカマドが見られる沢沿いの道を進み、固定ロープの張られたカツラ谷を渡って少し行くと、開拓跡と呼ばれる平地に出ます。高野谷に続いてワサビ谷を対岸に渡ると道標があり、右に向かえば経ヶ峰に通じます。左に取り、苔むす倒木を見て行くとわずかで開拓分岐点に着きます。三差路を直進して展望所まで足を延ばします。しばらく行くと展望所に着きます。ここからは東面の展望が開け、大蛇嵓、千石嵓の雄壮な景観が楽しめます。展望を楽しんだら開拓分岐点へと引き返し、山上駐車場へと戻る周遊コースに入ります。高野谷に続いて大和谷の赤い吊橋を渡ると、しばらく急な登りが続き、やがて中ノ谷を渡ります。谷沿いの道を登ってナゴヤ谷を横切り、胸突き八丁の登りにひと汗かく頃、往路に分岐した地点に到着。あとは大台山上駐車場へと引き返し、周遊コースは終了です。 -
大台ヶ原から大杉谷へ
- 1泊2日
- 9時間30分
- 14.7km
大台ヶ原から大杉谷へ
- 1泊2日
- 9時間30分
- 14.7km
大台山上駐車場から道標に従って日出ヶ岳に向かいます。40分ほどで日出ヶ岳の山頂に着きます。雄大な展望を楽しんだら、大杉谷へと三重県側に延びた尾根を下っていきます。トウヒ、ブナが枝葉を広げ、シャクナゲが尾根を埋めていて陽春には沿道を彩ります。木々のたたずまいを見て下っていけば、林道に出る手前に堂倉避難小屋があります。 小屋の前から石段を下り、大台林道に出たら右折し、すぐの分岐で左の山道に入ります。林道を左へ行けば粟谷小屋があり、シーズン中は営業しています。堂倉滝へ下る道は、急坂となり、足場も悪いので、足運びには注意して下さい。長い下りに飽きが来る頃、西ノ谷との出合い、堂倉滝の前面に降り立ちます。落差18m、広い滝壺は美しく、絶好の憩い場です。 滝前の堂倉滝吊橋、堂倉吊橋を渡ります。岩壁伝いに進むと、対岸に与八郎滝が見えます。そこから5分ほどで足元に隠滝が見えます。岩肌に沿って急傾斜を下ると、光滝(落差40m)が眺められます。光滝から約1kmは右岸伝いに進みますが、ここが大崩落のあったところで、現在は修復されていますが、足場の悪い箇所もあるので注意が必要です。右から沖見沢が流れ込み、七ツ釜滝上吊橋を渡ります。岩壁内に付けられた小道を絡んで下れば休憩所があり、七ツ釜滝が三段に分かれて優美な姿を見せています。初日の探勝はこれで終わり、今宵の宿、桃ノ木山の家はここから25分の道のりです。秋にはカエデの紅葉が見事な道です。 2日目、桃ノ木吊橋を対岸に渡り、左に不動谷の出合いを見送り右岸を伝います。加茂助吊橋を渡ると、行く手に平等嵓の大岩壁がそそり立ち、その前面を通過します。平等嵓吊橋を左岸に渡ると、対岸にニコニコ滝が二段50mの高さで堂々と落下しています。前面に建つ休憩所を離れ、10分も下ると河原に出て猪ケ淵に着きます。 クグリと呼ばれる岩の重なりをくぐり、左岸の高みを上下を繰り返しながらたどります。やがて右岸の枝谷から千尋滝が透明の玉すだれをかけた形で落ち、その落差は160mといわれ、大杉谷に見る最大の滝です。これで名のある滝は終わり、あとはただ下るのみです。対岸に水越谷出合を過ぎ、道は一旦河原に出て、地獄谷吊橋に続いて能谷を渡るとワイドスクリーンのような大日嵓のスラブ壁が眼前に展開します。岩壁内を通り抜け宮川第三発電所に着きます。ここから約15分先の大杉峡谷登山口に出て、予約しておいたバスで、道の駅奥伊勢おおだいに出ます。大台山上駐車場から道標に従って日出ヶ岳に向かいます。40分ほどで日出ヶ岳の山頂に着きます。雄大な展望を楽しんだら、大杉谷へと三重県側に延びた尾根を下っていきます。トウヒ、ブナが枝葉を広げ、シャクナゲが尾根を埋めていて陽春には沿道を彩ります。木々のたたずまいを見て下っていけば、林道に出る手前に堂倉避難小屋があります。 小屋の前から石段を下り、大台林道に出たら右折し、すぐの分岐で左の山道に入ります。林道を左へ行けば粟谷小屋があり、シーズン中は営業しています。堂倉滝へ下る道は、急坂となり、足場も悪いので、足運びには注意して下さい。長い下りに飽きが来る頃、西ノ谷との出合い、堂倉滝の前面に降り立ちます。落差18m、広い滝壺は美しく、絶好の憩い場です。 滝前の堂倉滝吊橋、堂倉吊橋を渡ります。岩壁伝いに進むと、対岸に与八郎滝が見えます。そこから5分ほどで足元に隠滝が見えます。岩肌に沿って急傾斜を下ると、光滝(落差40m)が眺められます。光滝から約1kmは右岸伝いに進みますが、ここが大崩落のあったところで、現在は修復されていますが、足場の悪い箇所もあるので注意が必要です。右から沖見沢が流れ込み、七ツ釜滝上吊橋を渡ります。岩壁内に付けられた小道を絡んで下れば休憩所があり、七ツ釜滝が三段に分かれて優美な姿を見せています。初日の探勝はこれで終わり、今宵の宿、桃ノ木山の家はここから25分の道のりです。秋にはカエデの紅葉が見事な道です。 2日目、桃ノ木吊橋を対岸に渡り、左に不動谷の出合いを見送り右岸を伝います。加茂助吊橋を渡ると、行く手に平等嵓の大岩壁がそそり立ち、その前面を通過します。平等嵓吊橋を左岸に渡ると、対岸にニコニコ滝が二段50mの高さで堂々と落下しています。前面に建つ休憩所を離れ、10分も下ると河原に出て猪ケ淵に着きます。 クグリと呼ばれる岩の重なりをくぐり、左岸の高みを上下を繰り返しながらたどります。やがて右岸の枝谷から千尋滝が透明の玉すだれをかけた形で落ち、その落差は160mといわれ、大杉谷に見る最大の滝です。これで名のある滝は終わり、あとはただ下るのみです。対岸に水越谷出合を過ぎ、道は一旦河原に出て、地獄谷吊橋に続いて能谷を渡るとワイドスクリーンのような大日嵓のスラブ壁が眼前に展開します。岩壁内を通り抜け宮川第三発電所に着きます。ここから約15分先の大杉峡谷登山口に出て、予約しておいたバスで、道の駅奥伊勢おおだいに出ます。 -
竜口尾根縦走(又剣山・笙ノ峰へ)
- 日帰り
- 5時間45分
- 8.3km
竜口尾根縦走(又剣山・笙ノ峰へ)
- 日帰り
- 5時間45分
- 8.3km
大台ヶ原の大蛇嵓対岸に望む鋸歯状の尾根が竜口尾根で、南端の大きな山が又剣山です。林道橡谷西ノ谷線がサンギリ線とつながり、上北山村が又剣山へのコースを開いたことで近年人気を呼んでいる山の一つです。 河合から林道サンギリ線に入り、サンギリトンネルを抜けて左折、林道橡谷西ノ谷線を東屋が建つ先の新登山口まで行きます。山道を登って稜線に乗り、ホオノキ、ブナ、リョウブが美しい尾根を行けば又剣山に到着です。大峰・大台の展望が開け、大蛇嵓の大岩壁がそびえます。 これより先は、竜口尾根の踏み跡をたどってほぼ尾根筋に忠実にアップダウンを繰り返しながら北上します。狭く小さな丸塚山を過ぎ、春にはミツバツツジやシロヤシオが咲く1206mのコブを過ぎると、樹林内に巨岩が点在する五兵衛平に着きます。ヤセ尾根から解放されしばらくは林内の稜線漫歩です。緩やかな斜面を登ると1320m峰に出ます。ここから東に100mほど行った岩頭に立つと大蛇嵓の大岩壁と中ノ滝、西ノ滝の長瀑が白く光ります。 眼前の絶景に堪能したら分岐に戻り、シャクナゲが茂るヤセ尾根のアップダウンを経て次の広い尾根へ出ると、西へ延びる笙ノ峰の尾根筋が近づき、程なく樹林内に西へ向かう浅い谷筋(クラガリ又谷)が現われます。ここで竜口尾根を離れて左折し、笙ノ峰の尾根に乗ります。1322m峰を過ぎ、鞍部から登り返せば1340m峰に到着。ここで右の尾根に取り、ヒメシャラの二次林の中を登れば3等三角点の標石が埋まる笙ノ峰の頂です。残念ながら展望は得られません。 山頂を出発し尾根筋を15分程も下れば、西大台からの登山道と合流し、緩やかな道をたどると林道へと出ます(林道終点)。林道を進むとイチクボで、木和田への山道が左上に分かれます。林道をさらに下っていくと道標があり、右の杉林の中にショートカットの道が付けられています。これを取り、樹林の中を下りきると旧小処温泉に下り立ちます。大台ヶ原の大蛇嵓対岸に望む鋸歯状の尾根が竜口尾根で、南端の大きな山が又剣山です。林道橡谷西ノ谷線がサンギリ線とつながり、上北山村が又剣山へのコースを開いたことで近年人気を呼んでいる山の一つです。 河合から林道サンギリ線に入り、サンギリトンネルを抜けて左折、林道橡谷西ノ谷線を東屋が建つ先の新登山口まで行きます。山道を登って稜線に乗り、ホオノキ、ブナ、リョウブが美しい尾根を行けば又剣山に到着です。大峰・大台の展望が開け、大蛇嵓の大岩壁がそびえます。 これより先は、竜口尾根の踏み跡をたどってほぼ尾根筋に忠実にアップダウンを繰り返しながら北上します。狭く小さな丸塚山を過ぎ、春にはミツバツツジやシロヤシオが咲く1206mのコブを過ぎると、樹林内に巨岩が点在する五兵衛平に着きます。ヤセ尾根から解放されしばらくは林内の稜線漫歩です。緩やかな斜面を登ると1320m峰に出ます。ここから東に100mほど行った岩頭に立つと大蛇嵓の大岩壁と中ノ滝、西ノ滝の長瀑が白く光ります。 眼前の絶景に堪能したら分岐に戻り、シャクナゲが茂るヤセ尾根のアップダウンを経て次の広い尾根へ出ると、西へ延びる笙ノ峰の尾根筋が近づき、程なく樹林内に西へ向かう浅い谷筋(クラガリ又谷)が現われます。ここで竜口尾根を離れて左折し、笙ノ峰の尾根に乗ります。1322m峰を過ぎ、鞍部から登り返せば1340m峰に到着。ここで右の尾根に取り、ヒメシャラの二次林の中を登れば3等三角点の標石が埋まる笙ノ峰の頂です。残念ながら展望は得られません。 山頂を出発し尾根筋を15分程も下れば、西大台からの登山道と合流し、緩やかな道をたどると林道へと出ます(林道終点)。林道を進むとイチクボで、木和田への山道が左上に分かれます。林道をさらに下っていくと道標があり、右の杉林の中にショートカットの道が付けられています。これを取り、樹林の中を下りきると旧小処温泉に下り立ちます。 -
宮川・堂倉谷本谷遡行
- 1泊2日
- 11時間55分
- 14.7km
宮川・堂倉谷本谷遡行
- 1泊2日
- 11時間55分
- 14.7km
大台山上駐車場を出発、日出ヶ岳からの登山道を下り堂倉滝のかかる出合に至ります。堂倉滝吊橋を渡り少し行った堂倉吊橋から右手に上がる小道を登り堂倉滝の上流に下り立ちます。瀬滝が美しい景観を見せ、上流には幅広いナメと7mの滝がかかり、次いでこの谷最大の斜瀑30mが大釜に飛び込んでいます。ここは左岸の踏み跡を拾って巻きます。次に斜瀑6mに続く小滝をへつりで通過していくと斜瀑8mが岩肌を滑り落ちています。ここまでが中七ツ釜で、巨岩が散在する中を行くと斜瀑10mが現れます。左岸の水際を直登しますが十分に注意すること。初日はアザミ谷出合付近でビバークとなります。 2日目、谷は大きく曲がって奥七ツ釜に入ります。ナメ滝の中、あちこちに穿たれた釜は特異な景観です。斜瀑8m×15mを直登し、しばらく行くと大台林道が横切ります。二俣では左の本谷を取り、石楠花谷を右に見送り、上流部の連瀑帯へと突入します。出てくる滝のほとんどを直登して行けますが、バランスのいる滝もあるので慎重に登って下さい。やがて水流もやせ細り、二段10mの滝を越えたあたりから一枚岩のナメが続き、原生林の中を登り詰めると正木ヶ原に飛び出します。あとは尾鷲辻に出て大台山上駐車場へと戻ります。大台山上駐車場を出発、日出ヶ岳からの登山道を下り堂倉滝のかかる出合に至ります。堂倉滝吊橋を渡り少し行った堂倉吊橋から右手に上がる小道を登り堂倉滝の上流に下り立ちます。瀬滝が美しい景観を見せ、上流には幅広いナメと7mの滝がかかり、次いでこの谷最大の斜瀑30mが大釜に飛び込んでいます。ここは左岸の踏み跡を拾って巻きます。次に斜瀑6mに続く小滝をへつりで通過していくと斜瀑8mが岩肌を滑り落ちています。ここまでが中七ツ釜で、巨岩が散在する中を行くと斜瀑10mが現れます。左岸の水際を直登しますが十分に注意すること。初日はアザミ谷出合付近でビバークとなります。 2日目、谷は大きく曲がって奥七ツ釜に入ります。ナメ滝の中、あちこちに穿たれた釜は特異な景観です。斜瀑8m×15mを直登し、しばらく行くと大台林道が横切ります。二俣では左の本谷を取り、石楠花谷を右に見送り、上流部の連瀑帯へと突入します。出てくる滝のほとんどを直登して行けますが、バランスのいる滝もあるので慎重に登って下さい。やがて水流もやせ細り、二段10mの滝を越えたあたりから一枚岩のナメが続き、原生林の中を登り詰めると正木ヶ原に飛び出します。あとは尾鷲辻に出て大台山上駐車場へと戻ります。 -
宮ノ谷出合から池木屋山へ
- 日帰り
- 7時間50分
- 11.9km
宮ノ谷出合から池木屋山へ
- 日帰り
- 7時間50分
- 11.9km
宮ノ谷は池木屋山の北面に源を持つ渓谷で、両岸に急崖が迫り、樹林の深いV字峡には滝、深渕、急流が次々と展開し訪れる人を魅了します。 宮ノ谷出合へは前日に入っておき、早朝出発。宮ノ谷林道を歩き、途中から山道に変わります(車の場合は林道終点に駐車スペースあり)。杉、檜の植林の中を行くと、犬飛びの分岐です。左に折れると両岸接した絶壁となり犬飛嵓の頭に出ます。まれにみる奇勝で、ここで宮ノ谷は幅約3mに狭まり廊下をなしています。元の分岐に戻り、谷沿いの道を進むが、桟道は数箇所欠壊しており増水時には要注意。斜瀑のそばを谷に下ると鷲岩が見られます。ヘビ滝を足元に見て、千丈嵓や六曲岩を対岸に仰ぎ、岩壁に架かる鉄橋をいくつか渡ると、岳魂碑の立つ風折谷出合に着きます。 池木屋山へは出合から右岸を絡んで15分ほど登ると高滝の直前に達し(整備された散策道はここで終わり、ここからは登山の領域となります)、岩を飛んで左岸に移ります。高滝は落差50mといわれ一条に落下する様は見事です。ここから猫滝までは絶壁に沿って付けられた急峻な道となり、過去に転落事故も起きているので慎重な行動が必要です。猫滝15mを絡み終えると道は谷筋に下り右岸に転じ、ドッサリ滝15mが見られる地点から左岸に渡り返します。その先斜面の急な登りを終えると、奥ノ出合に着きます。登路は出合から左俣に入り、すぐ上で枝分かれする右の谷沿いに10分程たどり、谷を渡って左手の山裾に取り付き、胸つく急斜面を登ります。 瀬音が遠ざかると美しい落葉樹に混じって自生の檜やコウヤマキが目に付き、シャクナゲやアケボノツツジも多く、春から初夏には新緑に紅を染める花々が楽しめます。奥ノ出合から標高差580mの登りは辛いですが、一歩一歩高度を稼ぐとやがてヒメザサの茂る草原が明るく開けます。振り返れば三峰山地が東西に連なり、北東には迷岳が顔を覗かせています。右に登って2等三角点の標石が埋まる池木屋山の山頂に到着です。さすが台高の雄峰、周囲はブナの自然林がしっとりと落ち着いた感じを見せています。 下山は明神平方面へ40分ほど行った霧降山から北東に派生する尾根をたどり宮ノ谷出合へと下ります。ブナ林の中を少し下ると池木屋山の名の起こりとなった小屋池の湿地があります。東西約10m南北に約25mで季節によっては水が涸れることもあります。霧降山からは「宮ノ谷→」の道標に従い、主稜を離れて北東に派生する尾根に入ります。見通しのきく独漂1222mを過ぎ、ヒメシャラの純林の中を下って、少し登り返すとコブシ平に出ます。その先、右手側が檜の植林帯に変わり、シカ除けのフェンスのある756.1mの南肩鞍部から右に折れてジグザグに下ると宮ノ谷沿いの林道に出て宮ノ谷出合に向かいます。宮ノ谷は池木屋山の北面に源を持つ渓谷で、両岸に急崖が迫り、樹林の深いV字峡には滝、深渕、急流が次々と展開し訪れる人を魅了します。 宮ノ谷出合へは前日に入っておき、早朝出発。宮ノ谷林道を歩き、途中から山道に変わります(車の場合は林道終点に駐車スペースあり)。杉、檜の植林の中を行くと、犬飛びの分岐です。左に折れると両岸接した絶壁となり犬飛嵓の頭に出ます。まれにみる奇勝で、ここで宮ノ谷は幅約3mに狭まり廊下をなしています。元の分岐に戻り、谷沿いの道を進むが、桟道は数箇所欠壊しており増水時には要注意。斜瀑のそばを谷に下ると鷲岩が見られます。ヘビ滝を足元に見て、千丈嵓や六曲岩を対岸に仰ぎ、岩壁に架かる鉄橋をいくつか渡ると、岳魂碑の立つ風折谷出合に着きます。 池木屋山へは出合から右岸を絡んで15分ほど登ると高滝の直前に達し(整備された散策道はここで終わり、ここからは登山の領域となります)、岩を飛んで左岸に移ります。高滝は落差50mといわれ一条に落下する様は見事です。ここから猫滝までは絶壁に沿って付けられた急峻な道となり、過去に転落事故も起きているので慎重な行動が必要です。猫滝15mを絡み終えると道は谷筋に下り右岸に転じ、ドッサリ滝15mが見られる地点から左岸に渡り返します。その先斜面の急な登りを終えると、奥ノ出合に着きます。登路は出合から左俣に入り、すぐ上で枝分かれする右の谷沿いに10分程たどり、谷を渡って左手の山裾に取り付き、胸つく急斜面を登ります。 瀬音が遠ざかると美しい落葉樹に混じって自生の檜やコウヤマキが目に付き、シャクナゲやアケボノツツジも多く、春から初夏には新緑に紅を染める花々が楽しめます。奥ノ出合から標高差580mの登りは辛いですが、一歩一歩高度を稼ぐとやがてヒメザサの茂る草原が明るく開けます。振り返れば三峰山地が東西に連なり、北東には迷岳が顔を覗かせています。右に登って2等三角点の標石が埋まる池木屋山の山頂に到着です。さすが台高の雄峰、周囲はブナの自然林がしっとりと落ち着いた感じを見せています。 下山は明神平方面へ40分ほど行った霧降山から北東に派生する尾根をたどり宮ノ谷出合へと下ります。ブナ林の中を少し下ると池木屋山の名の起こりとなった小屋池の湿地があります。東西約10m南北に約25mで季節によっては水が涸れることもあります。霧降山からは「宮ノ谷→」の道標に従い、主稜を離れて北東に派生する尾根に入ります。見通しのきく独漂1222mを過ぎ、ヒメシャラの純林の中を下って、少し登り返すとコブシ平に出ます。その先、右手側が檜の植林帯に変わり、シカ除けのフェンスのある756.1mの南肩鞍部から右に折れてジグザグに下ると宮ノ谷沿いの林道に出て宮ノ谷出合に向かいます。 -
宮ノ谷出合から池木屋山・野江股ノ頭へ
- 1泊2日
- 9時間20分
- 13.3km
宮ノ谷出合から池木屋山・野江股ノ頭へ
- 1泊2日
- 9時間20分
- 13.3km
池木屋山から東に派生する東尾根は野江股ノ頭から白倉山へと連なり、そこから北へ大熊の頭、迷岳へと延びる山稜と、東へ古ヶ丸山、清治山へと延びる山稜に分かれ、いずれも台高山脈の前衛峰として知られています。ガイドでは1泊2日のコースとして、宮ノ谷から池木屋山に至り東尾根を縦走して野江股ノ頭を踏み、ナンノキ平を経て絵馬小屋谷へと下るコースを紹介します。 1日目、宮ノ谷出合から池木屋山までは宮ノ谷出合から池木屋山へ(コースガイド)を参照して下さい。京阪神を朝発の場合、山行初日は奥ノ出合でビバークとなります。 2日目、早朝に出発し池木屋山を目指します。池木屋山から四方に分かれる分岐を東に取り、右に分岐する焼山ノ尾を見送り、東尾根を東進。ブナ林の中を緩やかに上下して行くと、1時間ほどで1332mピークに達します。振り返ると池木屋山が美しい姿を見せています。次の1223mピークにかけては北には三峰山から高見山に続く山稜と、南には大台ヶ原へと延びる主稜線が樹林を透して眺められます。緩やかな起伏を進むと尾根は大きく二方に分かれ、ここは左(真北に折れる)の尾根を取って下りますが、間違いやすいので地図やGPSで確認してください。 高度差にして180mほど下った鞍部が水越で、左の水越谷に少し下ると水が得られます。 ブナ、ヒメシャラの樹林中、岩稜の急斜をあえぎ登るとコブに達する。地形図に破線記号が宮ノ谷方面へと記載されているところですが、既に廃道となっています。ここで、右に折れ登り返したピークが野江股ノ頭で、3等三角点の標石があります。展望が得られないものの、人の訪れの少ない静かな山頂です。 山頂を辞して100mほど下り、少し登り返した二つ目のコブが1226mピークで、おおらかな台地となっています。ここから東へ延びる稜線は白倉山へと続き、踏み跡程度の小道が通じています。下山の野江股出合には左に折れ緩やかな尾根を下って行きます。ミズナラの巨木が枝葉を広げるナンノキ平を過ぎ、標高が1000mを切ると杉・檜の植林帯に変わり、変化のない山道を下って行くと、やがて野江股谷出合に着きます。谷を対岸に渡れば広場となっていてここまで林道が通じていて5~6台の駐車スペース(4WD車ならここまで入れる)があり、あとは絵馬小屋谷に沿う林道を歩き県道蓮峡線(江馬小屋谷出合)に出て山歩きは終わりです。池木屋山から東に派生する東尾根は野江股ノ頭から白倉山へと連なり、そこから北へ大熊の頭、迷岳へと延びる山稜と、東へ古ヶ丸山、清治山へと延びる山稜に分かれ、いずれも台高山脈の前衛峰として知られています。ガイドでは1泊2日のコースとして、宮ノ谷から池木屋山に至り東尾根を縦走して野江股ノ頭を踏み、ナンノキ平を経て絵馬小屋谷へと下るコースを紹介します。 1日目、宮ノ谷出合から池木屋山までは宮ノ谷出合から池木屋山へ(コースガイド)を参照して下さい。京阪神を朝発の場合、山行初日は奥ノ出合でビバークとなります。 2日目、早朝に出発し池木屋山を目指します。池木屋山から四方に分かれる分岐を東に取り、右に分岐する焼山ノ尾を見送り、東尾根を東進。ブナ林の中を緩やかに上下して行くと、1時間ほどで1332mピークに達します。振り返ると池木屋山が美しい姿を見せています。次の1223mピークにかけては北には三峰山から高見山に続く山稜と、南には大台ヶ原へと延びる主稜線が樹林を透して眺められます。緩やかな起伏を進むと尾根は大きく二方に分かれ、ここは左(真北に折れる)の尾根を取って下りますが、間違いやすいので地図やGPSで確認してください。 高度差にして180mほど下った鞍部が水越で、左の水越谷に少し下ると水が得られます。 ブナ、ヒメシャラの樹林中、岩稜の急斜をあえぎ登るとコブに達する。地形図に破線記号が宮ノ谷方面へと記載されているところですが、既に廃道となっています。ここで、右に折れ登り返したピークが野江股ノ頭で、3等三角点の標石があります。展望が得られないものの、人の訪れの少ない静かな山頂です。 山頂を辞して100mほど下り、少し登り返した二つ目のコブが1226mピークで、おおらかな台地となっています。ここから東へ延びる稜線は白倉山へと続き、踏み跡程度の小道が通じています。下山の野江股出合には左に折れ緩やかな尾根を下って行きます。ミズナラの巨木が枝葉を広げるナンノキ平を過ぎ、標高が1000mを切ると杉・檜の植林帯に変わり、変化のない山道を下って行くと、やがて野江股谷出合に着きます。谷を対岸に渡れば広場となっていてここまで林道が通じていて5~6台の駐車スペース(4WD車ならここまで入れる)があり、あとは絵馬小屋谷に沿う林道を歩き県道蓮峡線(江馬小屋谷出合)に出て山歩きは終わりです。 -
大又から薊岳・明神平へ
- 日帰り
- 5時間40分
- 14.3km
大又から薊岳・明神平へ
- 日帰り
- 5時間40分
- 14.3km
台高山脈北部の柔和な山が多い中で異彩を放つ薊岳は、シャクナゲやツツジが彩りを添える好展望の山で、台高山脈の素晴らしい眺望と、遠く金剛・葛城山系まで見渡すことができます。明神平へと縦走を続ける尾根筋にはブナ林が広がり、秋の紅葉のころもお勧めです。 大又バス停前の笹野神社の横から小道を上がり、一旦林道に出て、道が右にカーブするところから左の林道を取って杉林の中を進み「大鏡池」の標識で右に折れ、林道を離れ植林の中の細道を登行していくと古池辻に着きます。 古池辻からは山腹を絡んで尾根上に出て、さらに植林の斜面を登り終えると本尾根上に出ます。西に外れてわずかで大鏡池のほとりに到着です。樹林に囲まれた小さな池で、八大竜王に雨ごいをしたという小祠が祀られています。池をあとに東へと尾根を進むと、ブナが主体の樹林に変わり、行く手に薊岳の雄岳や雌岳が顔を覗かせます。木屋ノ尾頭に達するころ、木ノ実矢塚も眺められ、細い岩稜の登りをこなすと雌岳の山頂です。そこからシャクナゲと灌木が密生する中、東へわずかで薊岳(雄岳)の山頂を踏みます。雄岳は標高1406m、頂上は岩峰になっていて、眺望はすこぶる良く、台高山脈北部のほとんどと大峰山系の山々、遠く金剛・葛城山系と音羽山塊までも見渡せるビューポイントです。ここから台高主稜の三ツ塚にかけては自然林が美しく、ブナやカエデの木漏れ日の中の尾根道で、夏にはバイケイソウが沿道を飾ります。1334m峰を越え、石灰岩が散見される地点を過ぎれば二重山稜となります。このあたりは本コース中で最も山の深い味わいが実感できるエリアです。 樹林帯を登り終え1321mの独標を過ぎ、前山を越えると明神平から水無山、国見山が姿を現します。明神平はササの敷き詰められた明るい草原で、天理大小屋とあしび山荘、すこし離れて東屋が建っています。東に下れば水場もあります。 明神平から大又へは明神谷を下ります。道は急だがよく踏まれています。小さな谷を何本か過ぎると、明神滝がかかっています。その先道は大又川に沿って下り鉄橋を渡ると、ほどなく林道終点(登山口)に出ます。あとは二階滝を足元に見て、やがて猫渕橋を渡ると荒神谷が右手より入り七滝八壺と呼ばれる連瀑があります。ここを過ぎると大又バス停はもうすぐです。台高山脈北部の柔和な山が多い中で異彩を放つ薊岳は、シャクナゲやツツジが彩りを添える好展望の山で、台高山脈の素晴らしい眺望と、遠く金剛・葛城山系まで見渡すことができます。明神平へと縦走を続ける尾根筋にはブナ林が広がり、秋の紅葉のころもお勧めです。 大又バス停前の笹野神社の横から小道を上がり、一旦林道に出て、道が右にカーブするところから左の林道を取って杉林の中を進み「大鏡池」の標識で右に折れ、林道を離れ植林の中の細道を登行していくと古池辻に着きます。 古池辻からは山腹を絡んで尾根上に出て、さらに植林の斜面を登り終えると本尾根上に出ます。西に外れてわずかで大鏡池のほとりに到着です。樹林に囲まれた小さな池で、八大竜王に雨ごいをしたという小祠が祀られています。池をあとに東へと尾根を進むと、ブナが主体の樹林に変わり、行く手に薊岳の雄岳や雌岳が顔を覗かせます。木屋ノ尾頭に達するころ、木ノ実矢塚も眺められ、細い岩稜の登りをこなすと雌岳の山頂です。そこからシャクナゲと灌木が密生する中、東へわずかで薊岳(雄岳)の山頂を踏みます。雄岳は標高1406m、頂上は岩峰になっていて、眺望はすこぶる良く、台高山脈北部のほとんどと大峰山系の山々、遠く金剛・葛城山系と音羽山塊までも見渡せるビューポイントです。ここから台高主稜の三ツ塚にかけては自然林が美しく、ブナやカエデの木漏れ日の中の尾根道で、夏にはバイケイソウが沿道を飾ります。1334m峰を越え、石灰岩が散見される地点を過ぎれば二重山稜となります。このあたりは本コース中で最も山の深い味わいが実感できるエリアです。 樹林帯を登り終え1321mの独標を過ぎ、前山を越えると明神平から水無山、国見山が姿を現します。明神平はササの敷き詰められた明るい草原で、天理大小屋とあしび山荘、すこし離れて東屋が建っています。東に下れば水場もあります。 明神平から大又へは明神谷を下ります。道は急だがよく踏まれています。小さな谷を何本か過ぎると、明神滝がかかっています。その先道は大又川に沿って下り鉄橋を渡ると、ほどなく林道終点(登山口)に出ます。あとは二階滝を足元に見て、やがて猫渕橋を渡ると荒神谷が右手より入り七滝八壺と呼ばれる連瀑があります。ここを過ぎると大又バス停はもうすぐです。 -
大又から明神平をへて池木屋山へ
- 1泊2日
- 10時間0分
- 20.1km
大又から明神平をへて池木屋山へ
- 1泊2日
- 10時間0分
- 20.1km
大又バス停から林道終点(登山口)まで進みます。明神滝からはつづら折れにかかり、登り詰めると明るく開けた明神平に着きます。南へスキー場跡の草原を三ツ塚へと登って行きます。三ツ塚で薊岳への道を分け、左折して明神岳へはなだらかな登りで達します。 展望はないもののブナの素晴らしい林相が、この先笹ヶ峰まで続いていて、その美しさに魅せられます。桧塚奥峰への分岐を見送り直進すると、狭い尾根の下りの後、広い尾根に変わります。笹ヶ峰に近づくと稜線はおおらかになり、主稜線と枝尾根の区別がつきにくいので注意が必要です。 笹ヶ峰から千石山までの間はやせ尾根になっていて、下り切った鞍部が瀬戸越で、かつて蓮と瀬戸を結ぶ峠道が越えていましたが、今は廃道となっています。ブナの美林を見ながら登り詰めると千石山(奥ノ迷峰)で、三角点のある山頂は登り着いた西端にあります。東側にはコブがあり、目指す赤嵓山方面の展望が得られます。赤嵓山へは南に折れ急斜面を下ると、小さな清流が流れる水場になっています。1日目はここが泊まり場となります。 2日目は、早朝出発。小さな起伏を繰り返し、赤嵓山への登りとなります。時折眺望が開ける尾根道を登り切ると赤嵓山山頂に立ちます。 赤嵓山からは千里峰、奥ノ平峰を越え、霧降山までは30分ほどの道のりです。霧降山からは稜線漫歩で池木屋山の名の起こりとなった小屋池の湿地に出ます。小屋池からはブナ林を登り詰めて池木屋山の山頂に到着です。 山頂を辞したら下山は宮ノ谷へと下ります。奥ノ出合へと標高差580mの急坂の下りが続くので、足運びには注意して下さい。急斜の下りの末端は左へと山腹を絡み奥ノ出合へと降り立ちます。谷を対岸に渡ると急な下りとなり、右岸に渡り返します(渡渉地点にはテープがある)。ドッサリ滝15mをみて右岸を行くと、左岸に渡り返し、猫滝15mを絡んで下ります。ここから高滝までは絶壁に付けられた急峻な道となり、過去には転落事故が何回も起きているので慎重な行動が必要です。高滝の直下で岩を飛んで右岸に移ります。ここからは整備された散策道となり、右岸を絡んで10分も下ると岳魂碑の立つ風折谷出合に着きます。 風折谷出合からは六曲岩や千丈嵓を対岸に仰ぎ、岩壁に架かる鉄橋をいくつか渡り、谷沿いの道を伝うと、犬飛びの分岐。右に折れると両岸接した絶壁となり犬飛嵓に出ます。元の分岐に戻り、杉・檜の植林の中を行くとほどなく林道終点(登山口)です。あとは予約しておいたタクシーで榛原駅に出ます。大又バス停から林道終点(登山口)まで進みます。明神滝からはつづら折れにかかり、登り詰めると明るく開けた明神平に着きます。南へスキー場跡の草原を三ツ塚へと登って行きます。三ツ塚で薊岳への道を分け、左折して明神岳へはなだらかな登りで達します。 展望はないもののブナの素晴らしい林相が、この先笹ヶ峰まで続いていて、その美しさに魅せられます。桧塚奥峰への分岐を見送り直進すると、狭い尾根の下りの後、広い尾根に変わります。笹ヶ峰に近づくと稜線はおおらかになり、主稜線と枝尾根の区別がつきにくいので注意が必要です。 笹ヶ峰から千石山までの間はやせ尾根になっていて、下り切った鞍部が瀬戸越で、かつて蓮と瀬戸を結ぶ峠道が越えていましたが、今は廃道となっています。ブナの美林を見ながら登り詰めると千石山(奥ノ迷峰)で、三角点のある山頂は登り着いた西端にあります。東側にはコブがあり、目指す赤嵓山方面の展望が得られます。赤嵓山へは南に折れ急斜面を下ると、小さな清流が流れる水場になっています。1日目はここが泊まり場となります。 2日目は、早朝出発。小さな起伏を繰り返し、赤嵓山への登りとなります。時折眺望が開ける尾根道を登り切ると赤嵓山山頂に立ちます。 赤嵓山からは千里峰、奥ノ平峰を越え、霧降山までは30分ほどの道のりです。霧降山からは稜線漫歩で池木屋山の名の起こりとなった小屋池の湿地に出ます。小屋池からはブナ林を登り詰めて池木屋山の山頂に到着です。 山頂を辞したら下山は宮ノ谷へと下ります。奥ノ出合へと標高差580mの急坂の下りが続くので、足運びには注意して下さい。急斜の下りの末端は左へと山腹を絡み奥ノ出合へと降り立ちます。谷を対岸に渡ると急な下りとなり、右岸に渡り返します(渡渉地点にはテープがある)。ドッサリ滝15mをみて右岸を行くと、左岸に渡り返し、猫滝15mを絡んで下ります。ここから高滝までは絶壁に付けられた急峻な道となり、過去には転落事故が何回も起きているので慎重な行動が必要です。高滝の直下で岩を飛んで右岸に移ります。ここからは整備された散策道となり、右岸を絡んで10分も下ると岳魂碑の立つ風折谷出合に着きます。 風折谷出合からは六曲岩や千丈嵓を対岸に仰ぎ、岩壁に架かる鉄橋をいくつか渡り、谷沿いの道を伝うと、犬飛びの分岐。右に折れると両岸接した絶壁となり犬飛嵓に出ます。元の分岐に戻り、杉・檜の植林の中を行くとほどなく林道終点(登山口)です。あとは予約しておいたタクシーで榛原駅に出ます。