【中級者向け】の登山コースガイド
中級者向け
検索結果603件中
381-400件
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中山連山縦走
- 日帰り
- 4時間25分
- 9.9km
中山連山縦走
- 日帰り
- 4時間25分
- 9.9km
阪急山本駅北東の八百屋の前を北に進み、住宅街、圃場を抜けて一路、最明寺へ。石造りの山門に至ります。橋を渡り右に進めば最明寺滝です。縦走は山門をくぐって左へ、擬木の階段を登り満願寺との分岐を左へ進み、宝塚ロックガーデンを目指します。スラブの岩場が続く急な登りですが、岩場が苦手な方は右寄りにそれとなく巻道があります。登り切ると鉄塔に到着、六甲山や大阪の市街地が一望できます。ここからは山道です。幾度かきつい登り斜面が待ち受けています。左手にフェンスが現れると、比較的歩きやすい道となり中山山頂へ。山頂は山道から少し北に入った三角点で、眺望は北側のみ。 右手に消防局の看板が現れたら(ここを南に下り、桜台六丁目からバスで下山可能)、道標に従い中山寺奥之院を目指します。奥之院にはトイレがあります。奥之院を後に丁石を目印に夫婦岩を経由し中山観音駅へと下山します。 ※奥之院から舗装路を進み、やすらぎ広場を経て阪急清荒神駅へ下山するロングコースもあります。(阪急中山観音駅から奥之院参道を経て清荒神へ(コースガイド)参照)阪急山本駅北東の八百屋の前を北に進み、住宅街、圃場を抜けて一路、最明寺へ。石造りの山門に至ります。橋を渡り右に進めば最明寺滝です。縦走は山門をくぐって左へ、擬木の階段を登り満願寺との分岐を左へ進み、宝塚ロックガーデンを目指します。スラブの岩場が続く急な登りですが、岩場が苦手な方は右寄りにそれとなく巻道があります。登り切ると鉄塔に到着、六甲山や大阪の市街地が一望できます。ここからは山道です。幾度かきつい登り斜面が待ち受けています。左手にフェンスが現れると、比較的歩きやすい道となり中山山頂へ。山頂は山道から少し北に入った三角点で、眺望は北側のみ。 右手に消防局の看板が現れたら(ここを南に下り、桜台六丁目からバスで下山可能)、道標に従い中山寺奥之院を目指します。奥之院にはトイレがあります。奥之院を後に丁石を目印に夫婦岩を経由し中山観音駅へと下山します。 ※奥之院から舗装路を進み、やすらぎ広場を経て阪急清荒神駅へ下山するロングコースもあります。(阪急中山観音駅から奥之院参道を経て清荒神へ(コースガイド)参照) -
JR道場駅から大岩ヶ岳へ
- 日帰り
- 3時間15分
- 10.3km
JR道場駅から大岩ヶ岳へ
- 日帰り
- 3時間15分
- 10.3km
JR道場駅を左へ、踏切を渡り右折して車道を進みます。道なりに行くと千苅貯水池の門に到着。垣根の右手に沿って進み千苅ダムへ。ダム前の橋を渡り、左のスロープを進んでフェンス沿いを登り切ると登山道となります。ここからは方向を確認しながら大岩ヶ岳山頂を目指します。山頂手前はなかなかの急登です。大岩ヶ岳山頂からは千苅貯水池、羽束山、大船山が見えます。 山頂の北側から下り、一路丸山湿原を目指します。湿原は周遊できるので、時間があれば西回りへ。周遊路が合流する地点に緊急通報プレート200−5があります。しばらく進むと道の中央に境界柱が現れ、右手の茂みには281.4の三角点があります。その先の二又を右へ、木々が少なくなると露岩地帯となり丸い風吹岩が現れます。南西方面へ下りきると小川の道に合流します。ここからはゆるやかに下りが続き東山橋に至ります。車道に出てJR道場駅へと戻ります。JR道場駅を左へ、踏切を渡り右折して車道を進みます。道なりに行くと千苅貯水池の門に到着。垣根の右手に沿って進み千苅ダムへ。ダム前の橋を渡り、左のスロープを進んでフェンス沿いを登り切ると登山道となります。ここからは方向を確認しながら大岩ヶ岳山頂を目指します。山頂手前はなかなかの急登です。大岩ヶ岳山頂からは千苅貯水池、羽束山、大船山が見えます。 山頂の北側から下り、一路丸山湿原を目指します。湿原は周遊できるので、時間があれば西回りへ。周遊路が合流する地点に緊急通報プレート200−5があります。しばらく進むと道の中央に境界柱が現れ、右手の茂みには281.4の三角点があります。その先の二又を右へ、木々が少なくなると露岩地帯となり丸い風吹岩が現れます。南西方面へ下りきると小川の道に合流します。ここからはゆるやかに下りが続き東山橋に至ります。車道に出てJR道場駅へと戻ります。 -
能勢電鉄日生中央駅から雨森山へ
- 日帰り
- 2時間50分
- 9.4km
能勢電鉄日生中央駅から雨森山へ
- 日帰り
- 2時間50分
- 9.4km
能勢電鉄日生中央駅の改札を出て左、歩道橋を渡り右手の階段を降ります。階段を降りたところに近畿自然歩道の案内板があります。幹線道路沿いに進むと一つ目の路地に彫刻の道の標識があり、これを目印に進みます。民家の見えるY路を左へ進みます(標識はありますが見つけにくく右に行きがちなので注意)。しばらくすると農道になります。左右に小径がありますが、私有地・立入禁止表示のある場所には入らないでください。大部峠手前に雨森山への分岐があります。鞍部まではなだからな登りで、途中クヌギ畑を通り雑木林に変わります。山頂までの登りは所々急登もありますが、森を楽しみながら歩いてください。雨森山山頂は東と南側の展望が開けていて、休憩にも良いポイントです。下りは一庫ダムまではつづら折れの道です。内馬場の森が見えるとダムの周遊路はすぐです。ここより日生中央駅までは舗装路歩きです。ダム事務所前にトイレがあり、ダムカードももらえます。井補野交差点を渡り、カーブを右へ、近畿自然歩道の道標を確認しながら進みます。幹線道路に出て坂を登り切ると初めの案内板に戻り、能勢電鉄日生中央駅は目前です。能勢電鉄日生中央駅の改札を出て左、歩道橋を渡り右手の階段を降ります。階段を降りたところに近畿自然歩道の案内板があります。幹線道路沿いに進むと一つ目の路地に彫刻の道の標識があり、これを目印に進みます。民家の見えるY路を左へ進みます(標識はありますが見つけにくく右に行きがちなので注意)。しばらくすると農道になります。左右に小径がありますが、私有地・立入禁止表示のある場所には入らないでください。大部峠手前に雨森山への分岐があります。鞍部まではなだからな登りで、途中クヌギ畑を通り雑木林に変わります。山頂までの登りは所々急登もありますが、森を楽しみながら歩いてください。雨森山山頂は東と南側の展望が開けていて、休憩にも良いポイントです。下りは一庫ダムまではつづら折れの道です。内馬場の森が見えるとダムの周遊路はすぐです。ここより日生中央駅までは舗装路歩きです。ダム事務所前にトイレがあり、ダムカードももらえます。井補野交差点を渡り、カーブを右へ、近畿自然歩道の道標を確認しながら進みます。幹線道路に出て坂を登り切ると初めの案内板に戻り、能勢電鉄日生中央駅は目前です。 -
ロックガーデンから六甲山最高峰を経て有馬温泉へ
- 日帰り
- 5時間10分
- 12.2km
ロックガーデンから六甲山最高峰を経て有馬温泉へ
- 日帰り
- 5時間10分
- 12.2km
本コースは比較的距離が長く、きつい登りが何箇所かあり、歩き応えは充分。体力に自信がない場合は、東おたふく山登山口から土樋割峠を経て七曲りから最高峰を目指してもよいでしょう。 阪急芦屋川駅から芦屋川の西側を北へ。しばらくは住宅街の道で、道標に従って高座ノ滝へ向かいます。滝の手前には古くから登山者に親しまれてきた茶屋が2軒あります。この先最高峰直下までトイレはないので注意。 高座ノ滝からロックガーデン中央稜へ。一帯は風化花崗岩の岩場で、一部クサリが設置された箇所もありますが、足場をよく確認しながら丁寧に登れば難しくはありません。 露岩帯を過ぎると傾斜も落ち着き、歩きやすい樹林帯の道をたどり眺望の良い風吹岩に着きます。展望を楽しんだら、最高峰に向かいます。横池、打越峠、なかみ山、黒五谷方面などの分岐を見送り、ゴルフ場を横切って急坂を登り切ると雨ヶ峠(この間は近年イノシシ被害が頻発しているので注意が必要です)。東屋があり、東おたふく山への道が分かれます。住吉川のほとりへいったん下り、本庄橋跡から七曲りへ。標高差約300mと、本コース中一番長い登りが続くパートです。つづら折りの急登を登り切り、一軒茶屋に出て車道を横切り(トイレあり)、ひと登りすると六甲山最高峰に到着。山頂は1等三角点のある広場で、眺望のよい場所です。 有馬温泉へは、トイレ横の石畳の道を下ります。間違って車道の方(全山縦走路)へ行かないよう要注意です。 かつて、深江や魚崎の浜から有馬へ魚を運んだ「魚屋道」と呼ばれる道を下ります。樹林の中にのびる静かで歩きやすい道です。瑞宝寺公園へ向かう筆屋道、紅葉谷へ下る炭屋道の分岐を過ぎて魚屋道を下りきると、温泉噴出のため小動物が落命したという「虫地獄」の碑があり、車道に合流します。 かんぽの宿、銀の湯、金の湯など、立ち寄り入浴できる施設も多く、土産物屋や飲食店が軒を並べる通りには「関西の奥座敷」と言われる温泉街らしい風情が漂います。時間が許せば温泉で汗を流すのもよいでしょう。金の湯横の足湯(無料)もおすすめです。温泉街を抜けると、神戸電鉄有馬温泉駅に到着です。本コースは比較的距離が長く、きつい登りが何箇所かあり、歩き応えは充分。体力に自信がない場合は、東おたふく山登山口から土樋割峠を経て七曲りから最高峰を目指してもよいでしょう。 阪急芦屋川駅から芦屋川の西側を北へ。しばらくは住宅街の道で、道標に従って高座ノ滝へ向かいます。滝の手前には古くから登山者に親しまれてきた茶屋が2軒あります。この先最高峰直下までトイレはないので注意。 高座ノ滝からロックガーデン中央稜へ。一帯は風化花崗岩の岩場で、一部クサリが設置された箇所もありますが、足場をよく確認しながら丁寧に登れば難しくはありません。 露岩帯を過ぎると傾斜も落ち着き、歩きやすい樹林帯の道をたどり眺望の良い風吹岩に着きます。展望を楽しんだら、最高峰に向かいます。横池、打越峠、なかみ山、黒五谷方面などの分岐を見送り、ゴルフ場を横切って急坂を登り切ると雨ヶ峠(この間は近年イノシシ被害が頻発しているので注意が必要です)。東屋があり、東おたふく山への道が分かれます。住吉川のほとりへいったん下り、本庄橋跡から七曲りへ。標高差約300mと、本コース中一番長い登りが続くパートです。つづら折りの急登を登り切り、一軒茶屋に出て車道を横切り(トイレあり)、ひと登りすると六甲山最高峰に到着。山頂は1等三角点のある広場で、眺望のよい場所です。 有馬温泉へは、トイレ横の石畳の道を下ります。間違って車道の方(全山縦走路)へ行かないよう要注意です。 かつて、深江や魚崎の浜から有馬へ魚を運んだ「魚屋道」と呼ばれる道を下ります。樹林の中にのびる静かで歩きやすい道です。瑞宝寺公園へ向かう筆屋道、紅葉谷へ下る炭屋道の分岐を過ぎて魚屋道を下りきると、温泉噴出のため小動物が落命したという「虫地獄」の碑があり、車道に合流します。 かんぽの宿、銀の湯、金の湯など、立ち寄り入浴できる施設も多く、土産物屋や飲食店が軒を並べる通りには「関西の奥座敷」と言われる温泉街らしい風情が漂います。時間が許せば温泉で汗を流すのもよいでしょう。金の湯横の足湯(無料)もおすすめです。温泉街を抜けると、神戸電鉄有馬温泉駅に到着です。 -
荒地山・七兵衛山周遊
- 日帰り
- 4時間15分
- 8.2km
荒地山・七兵衛山周遊
- 日帰り
- 4時間15分
- 8.2km
阪急芦屋川駅からスタート。北に向かい住宅街の途中で城山への案内看板があり、ここを右に曲がって山道に入ります。鷹尾山へはつづら折りの急登ですが、眺望がよく整備されて歩きやすい道です。さらに尾根道をたどります。切り立った「岩梯子」を登ったり、「新七右衛門」と呼ばれる岩穴をくぐったりスリル満点。岩の上から絶景が楽しめます。 岩場を過ぎてなだらかな樹林の中の道になり、芦屋ゲートへの道と分かれる三叉路を左へ進むと荒地山の山頂です。休憩適地ですが、展望はありません。山頂から西方向へ下ると、風吹岩から雨ヶ峠へ向かう道に合流。横池から南西へ進み、南側の展望がよい七兵衛山へ。 山頂から北東側へ下って水平道に合流し、金鳥山から保久良神社へ。神社からは表参道、西側の沢沿いの山道を経て下る道があり、いずれも阪急岡本駅へ出ます。阪急芦屋川駅からスタート。北に向かい住宅街の途中で城山への案内看板があり、ここを右に曲がって山道に入ります。鷹尾山へはつづら折りの急登ですが、眺望がよく整備されて歩きやすい道です。さらに尾根道をたどります。切り立った「岩梯子」を登ったり、「新七右衛門」と呼ばれる岩穴をくぐったりスリル満点。岩の上から絶景が楽しめます。 岩場を過ぎてなだらかな樹林の中の道になり、芦屋ゲートへの道と分かれる三叉路を左へ進むと荒地山の山頂です。休憩適地ですが、展望はありません。山頂から西方向へ下ると、風吹岩から雨ヶ峠へ向かう道に合流。横池から南西へ進み、南側の展望がよい七兵衛山へ。 山頂から北東側へ下って水平道に合流し、金鳥山から保久良神社へ。神社からは表参道、西側の沢沿いの山道を経て下る道があり、いずれも阪急岡本駅へ出ます。 -
東おたふく山から住吉道へ
- 日帰り
- 2時間10分
- 5.8km
東おたふく山から住吉道へ
- 日帰り
- 2時間10分
- 5.8km
東おたふく山は六甲山最高峰の南東側に位置する前衛峰のような頂で、くっきりと目立つ山容です。なだらかな山頂部一帯は六甲山地で唯一の草原が広がり、すっきりとした眺望が楽しめる上、樹林帯ではなかなか見られない稀少な「草原性植物」が観察できるのも魅力。近年では草原を復元する活動も行われています。 芦屋と有馬を結ぶ芦有ドライブウェイ上にある東おたふく山登山口バス停からスタートして、別荘地から土樋割峠へ続く林道を登ります。車止めのチェーンが渡してある先を左へ曲がり、川を飛び石で渡って山道へ。 しばらくは緑陰が涼しい樹林の中の道で、何度か折り返しながら高度を上げて行きます。背の高いササ原に入り、頭上が明るく開けてきたら山頂まであと少しです。 東おたふく山山頂から南側へしばらく下って行くと西側の展望が開け、六甲山最高峰方面、西おたふく山などが見渡せます。コルを経て登り返した小ピークの方が眺めが良く、南東側からは大阪方面の街並みが一望できます。なお山頂一帯では、ボランティアチームと「兵庫県立人と自然の博物館」の研究員による継続的な植生調査が行われています。 山頂から南に下って行くと雨ヶ峠。東屋のある顕著な分岐で、ロックガーデン方面、本庄橋跡から六甲最高峰、住吉道、東おたふく山頂からの道の4方向に分かれています。東屋から北西方向、杉の樹林の中に続く道へ。西向きの尾根上から住吉川上流方面へ向かい、途中「住吉・御影5.3km」と書かれた道標のある分岐を左に曲がり、住吉川左岸を下流へ向かいます。 西おたふく山からの道と合流し、さらに左岸を下って五助堰堤へ。五助堰堤は1938(昭和13)年の阪神大水害を教訓として、土砂災害を防ぐために1957(昭和32)年に建てられた高さ30m、幅78mの六甲山地最大の砂防堰堤ですが、1967(昭和42)年7月の豪雨で土石流が発生、一夜にして埋まり、現在の広々とした地形になりました。見事に機能して下流の市街地を守ったことになります。 堰堤を過ぎて右岸側の半舗装道となり、石切道が合流し、住吉道沿いに下る道を左に見送ってさらに直進すると住吉台の住宅地に出ます。1つ目の角を右に曲がるとみなと観光バス「住吉台くるくるバス」のエクセル東バス停に到着です。東おたふく山は六甲山最高峰の南東側に位置する前衛峰のような頂で、くっきりと目立つ山容です。なだらかな山頂部一帯は六甲山地で唯一の草原が広がり、すっきりとした眺望が楽しめる上、樹林帯ではなかなか見られない稀少な「草原性植物」が観察できるのも魅力。近年では草原を復元する活動も行われています。 芦屋と有馬を結ぶ芦有ドライブウェイ上にある東おたふく山登山口バス停からスタートして、別荘地から土樋割峠へ続く林道を登ります。車止めのチェーンが渡してある先を左へ曲がり、川を飛び石で渡って山道へ。 しばらくは緑陰が涼しい樹林の中の道で、何度か折り返しながら高度を上げて行きます。背の高いササ原に入り、頭上が明るく開けてきたら山頂まであと少しです。 東おたふく山山頂から南側へしばらく下って行くと西側の展望が開け、六甲山最高峰方面、西おたふく山などが見渡せます。コルを経て登り返した小ピークの方が眺めが良く、南東側からは大阪方面の街並みが一望できます。なお山頂一帯では、ボランティアチームと「兵庫県立人と自然の博物館」の研究員による継続的な植生調査が行われています。 山頂から南に下って行くと雨ヶ峠。東屋のある顕著な分岐で、ロックガーデン方面、本庄橋跡から六甲最高峰、住吉道、東おたふく山頂からの道の4方向に分かれています。東屋から北西方向、杉の樹林の中に続く道へ。西向きの尾根上から住吉川上流方面へ向かい、途中「住吉・御影5.3km」と書かれた道標のある分岐を左に曲がり、住吉川左岸を下流へ向かいます。 西おたふく山からの道と合流し、さらに左岸を下って五助堰堤へ。五助堰堤は1938(昭和13)年の阪神大水害を教訓として、土砂災害を防ぐために1957(昭和32)年に建てられた高さ30m、幅78mの六甲山地最大の砂防堰堤ですが、1967(昭和42)年7月の豪雨で土石流が発生、一夜にして埋まり、現在の広々とした地形になりました。見事に機能して下流の市街地を守ったことになります。 堰堤を過ぎて右岸側の半舗装道となり、石切道が合流し、住吉道沿いに下る道を左に見送ってさらに直進すると住吉台の住宅地に出ます。1つ目の角を右に曲がるとみなと観光バス「住吉台くるくるバス」のエクセル東バス停に到着です。 -
甲山からごろごろ岳を経て北山公園へ
- 日帰り
- 4時間25分
- 12.4km
甲山からごろごろ岳を経て北山公園へ
- 日帰り
- 4時間25分
- 12.4km
六甲山の東側に位置する甲山周辺は、なだらかに起伏する丘陵地で、初心者でも気軽に歩けるエリアです。本コースの場合、途中の北山貯水池から北山公園へショートカットすれば、子ども連れでも楽しめる散策気分のショートコースになります。 阪急仁川駅から仁川に沿って上流へ。突き当りで橋を渡り階段を登ると「地すべり資料館」があります。この一帯は、1995年の阪神・淡路大震災の際に、大規模な地滑りが発生した場所で、館内では地すべりのメカニズムや、防止のための工法などが紹介され、入館は無料です。資料館西側は地すべりが起きた土地を修復し、公園として整備されていて、地元ボランティアの方々が鎮魂の気持ちを込めてシバザクラを育てています。4月中旬頃にはピンクや白の花々が一面に斜面を彩ります。 資料館前の広場北西にある階段を登り、甲山森林公園内を通り抜け、甲山自然の家の前から甲山へ登ります。甲山の山頂は広々とした平坦地ですが、展望はありません。南へ下れば神呪寺、西へ下れば直接北山貯水池のほとりに出ます。 北山貯水池の周囲には多くの桜が植えられ、春はとても華やかに彩られます。池の南側を西へ向かう途中で後ろを振り返ると、水面越しに甲山の優美な山容が見えます。 貯水池西端から流れに沿って北西へ進み、バス道を横切って鷲林寺交差点を西へ。鷲林寺境内の奥から登山道が始まります。沢道と尾根道があります。 観音山は、眼下に甲山を見おろし、北摂方面を一望する絶景のピークです。ここから奥池方面への道をたどり、途中でごろごろ岳との分岐を南に向かいます。ルートはしっかりしていますが、枝道が多いので注意しましょう。ごろごろ岳はすぐ山頂付近まで宅地造成され、残念ながら展望はありませんが、立派な石碑があります。 山頂のすぐ南で、奥池へ下る車道、南へ向かう境界尾根の道、南東へ向かう苦楽園尾根の分岐となっています。苦楽園尾根は最短距離で下れるコースですが、部分的に急な箇所もあるので、慎重に。住宅街の端に出て、中学校前を北へ折れ、川を渡って東へ下ると北山公園に出ます。園内を通り抜けて銀水橋へ下り、阪急甲陽園駅に向かいます。六甲山の東側に位置する甲山周辺は、なだらかに起伏する丘陵地で、初心者でも気軽に歩けるエリアです。本コースの場合、途中の北山貯水池から北山公園へショートカットすれば、子ども連れでも楽しめる散策気分のショートコースになります。 阪急仁川駅から仁川に沿って上流へ。突き当りで橋を渡り階段を登ると「地すべり資料館」があります。この一帯は、1995年の阪神・淡路大震災の際に、大規模な地滑りが発生した場所で、館内では地すべりのメカニズムや、防止のための工法などが紹介され、入館は無料です。資料館西側は地すべりが起きた土地を修復し、公園として整備されていて、地元ボランティアの方々が鎮魂の気持ちを込めてシバザクラを育てています。4月中旬頃にはピンクや白の花々が一面に斜面を彩ります。 資料館前の広場北西にある階段を登り、甲山森林公園内を通り抜け、甲山自然の家の前から甲山へ登ります。甲山の山頂は広々とした平坦地ですが、展望はありません。南へ下れば神呪寺、西へ下れば直接北山貯水池のほとりに出ます。 北山貯水池の周囲には多くの桜が植えられ、春はとても華やかに彩られます。池の南側を西へ向かう途中で後ろを振り返ると、水面越しに甲山の優美な山容が見えます。 貯水池西端から流れに沿って北西へ進み、バス道を横切って鷲林寺交差点を西へ。鷲林寺境内の奥から登山道が始まります。沢道と尾根道があります。 観音山は、眼下に甲山を見おろし、北摂方面を一望する絶景のピークです。ここから奥池方面への道をたどり、途中でごろごろ岳との分岐を南に向かいます。ルートはしっかりしていますが、枝道が多いので注意しましょう。ごろごろ岳はすぐ山頂付近まで宅地造成され、残念ながら展望はありませんが、立派な石碑があります。 山頂のすぐ南で、奥池へ下る車道、南へ向かう境界尾根の道、南東へ向かう苦楽園尾根の分岐となっています。苦楽園尾根は最短距離で下れるコースですが、部分的に急な箇所もあるので、慎重に。住宅街の端に出て、中学校前を北へ折れ、川を渡って東へ下ると北山公園に出ます。園内を通り抜けて銀水橋へ下り、阪急甲陽園駅に向かいます。 -
シュラインロードからアイスロードへ
- 日帰り
- 3時間10分
- 9.2km
シュラインロードからアイスロードへ
- 日帰り
- 3時間10分
- 9.2km
本コースは、もとは六甲山の北側と海側を結ぶ山越え道として開かれ、道中の安全祈願のため西国三十三箇所になぞらえて、33体の観音仏が祀られたそうです。明治になって外国人たちが、石仏が点在する北側の道を「シュラインロード」、山上で作った氷を運び下ろすのに使われていた南側部分を「アイスロード」と呼ぶようになりました。六甲山を南北に横断するコースはいくつかありますが、その中でもとくに歴史を感じられるハイキングコースです。 神鉄有馬口駅から西へ、踏切を渡って道なりに進み、阪神高速の高架をくぐって、川沿いの道を上流へ向かいます。東山橋を過ぎたあたりからが逢山峡と呼ばれるエリアで、夏は河原でデイキャンプを楽しむ人々の姿をよく見かけます。川が大きく屈曲した先で猪ノ鼻小橋を過ぎ仏谷、茶園谷が左へ分かれます。 長い林道歩きに飽きる頃、右に古寺山からの道が合流し、その少し先がシュラインロードの起点です。林道から左へ山道に入り、鳥居をくぐって裏六甲ドライブウェイを横断します。ドライブウェイ沿いのやや西に「九体仏」と呼ばれる石仏群があります。道路工事にともない移転させられたものが、まとめて祀られています。 一部階段もありますが、全体に緩やかな歩きやすい道で、行者堂まで登ればあと一息です。石祠の中に役行者が祀られています。脇侍の前鬼・後鬼がユーモラスで愛嬌があります。 しばらく進むと別荘街の舗装道となり、33番石仏を過ぎると前ヶ辻の交差点。左手に阪神稲荷、右手に白髭神社があります。 この交差点がアイスロードの起点で、車道を横断して向かい側の階段を下って行きます。住宅地を進むとやがて山道になります。見晴らしがよい上部から、次第に深い樹林の中へと入っていきます。 冷蔵庫が普及する前は、六甲山上の冷涼な気候を利用して冬季に池で天然水を凍らせ、氷室に保管。その氷を夏場に街へ売りに行く際にこの道が利用されたといわれていますが、砂防ダムの工事などによって、当時のルートとは異なるようです。表六甲ドライブウェイの下の低いトンネルをくぐり、しばらく下ると車道に合流します。交通量の少ない旧道ですが、歩道がないので車には注意しましょう。横断歩道を渡って下ると六甲ケーブル下駅です。本コースは、もとは六甲山の北側と海側を結ぶ山越え道として開かれ、道中の安全祈願のため西国三十三箇所になぞらえて、33体の観音仏が祀られたそうです。明治になって外国人たちが、石仏が点在する北側の道を「シュラインロード」、山上で作った氷を運び下ろすのに使われていた南側部分を「アイスロード」と呼ぶようになりました。六甲山を南北に横断するコースはいくつかありますが、その中でもとくに歴史を感じられるハイキングコースです。 神鉄有馬口駅から西へ、踏切を渡って道なりに進み、阪神高速の高架をくぐって、川沿いの道を上流へ向かいます。東山橋を過ぎたあたりからが逢山峡と呼ばれるエリアで、夏は河原でデイキャンプを楽しむ人々の姿をよく見かけます。川が大きく屈曲した先で猪ノ鼻小橋を過ぎ仏谷、茶園谷が左へ分かれます。 長い林道歩きに飽きる頃、右に古寺山からの道が合流し、その少し先がシュラインロードの起点です。林道から左へ山道に入り、鳥居をくぐって裏六甲ドライブウェイを横断します。ドライブウェイ沿いのやや西に「九体仏」と呼ばれる石仏群があります。道路工事にともない移転させられたものが、まとめて祀られています。 一部階段もありますが、全体に緩やかな歩きやすい道で、行者堂まで登ればあと一息です。石祠の中に役行者が祀られています。脇侍の前鬼・後鬼がユーモラスで愛嬌があります。 しばらく進むと別荘街の舗装道となり、33番石仏を過ぎると前ヶ辻の交差点。左手に阪神稲荷、右手に白髭神社があります。 この交差点がアイスロードの起点で、車道を横断して向かい側の階段を下って行きます。住宅地を進むとやがて山道になります。見晴らしがよい上部から、次第に深い樹林の中へと入っていきます。 冷蔵庫が普及する前は、六甲山上の冷涼な気候を利用して冬季に池で天然水を凍らせ、氷室に保管。その氷を夏場に街へ売りに行く際にこの道が利用されたといわれていますが、砂防ダムの工事などによって、当時のルートとは異なるようです。表六甲ドライブウェイの下の低いトンネルをくぐり、しばらく下ると車道に合流します。交通量の少ない旧道ですが、歩道がないので車には注意しましょう。横断歩道を渡って下ると六甲ケーブル下駅です。 -
杣谷道から摩耶山へ
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.1km
杣谷道から摩耶山へ
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.1km
杣谷は別名「カスケードバレイ」といい、急峻な六甲南面ならではの、多くの小滝が連続する谷でした。残念ながら現在ほとんどの滝は砂防堰堤に姿を変え、かつての面影はありませんが、それでもせせらぎを間近に感じながらの道は爽やかで心地よいです。何度か流れを渡る沢沿いのコースなので、大雨の後などは増水して渡れないこともあります。天候には充分注意して下さい。 幕末の頃、兵庫開港にともない、参勤交代の西国大名が外国人とトラブルを起こさないように港を迂回する「徳川道」が作られました。明石付近から山中を通り、再び西国街道に合流するのは今の御影公会堂のあたりです。この道は完成の二日後に幕府が倒れ、公式には一度も使われることのなかった奇遇な道ですが、現在はハイキングコースとして多くの人に親しまれています。 阪急六甲駅から北西にバス道を進み、「六甲登山口」交差点を西へ。護国神社前を過ぎ、川を渡った次の角を山側へ曲がります。急な登り坂の突きあたりが登山道入口で、砂防堰堤の脇から杣谷の右岸を登る道へと入っていきます。 杣谷入口から杣谷峠までは標高差400m近い登りですが、飛び石で流れを渡ったり、ちょっとした岩場を越えたり、小さな滝が出てきたりと変化に富み、飽きることがありません。後半は階段が続きくたびれますが、杣谷峠で長峰山からの道と合流、奥摩耶ドライブウェイ、アゴニー坂を経由して摩耶山に向かいます。 摩耶山掬星台からは、まやビューラインのほか、山寺尾根、天狗道、桜谷など多くのコースも選べますが、ここでは最も短い上野道を下ります。 掬星台北側を西へ進むとすぐ四つ辻、灯籠脇から南へ石段を下るのが上野道・青谷道です(東は天狗道、北は桜谷となります)。 摩耶山史跡公園から長い石段を下ります。最初の踊り場を右へ入ると「旧摩耶の大杉さん」があります。昭和51年に天上寺が火災で全焼したあと、大火の影響か、次第に樹勢が衰えて枯死してしまった杉の大木です。 山門を過ぎた先で直進する青谷道と分かれ、上野道は南東へ分岐します。森の中を下り、右手に展望が開けたベンチのある広場を過ぎるとまた左右に道が分かれますが、直進するとビューライン虹の駅、右に折れると駅を通らず下る道で下部で合流します。 五鬼城山展望公園まで下ると、眼下に街並みが迫ってきます。園内下部で道が左右に分かれますが、東へ進むと摩耶ケーブル駅に出ます。杣谷は別名「カスケードバレイ」といい、急峻な六甲南面ならではの、多くの小滝が連続する谷でした。残念ながら現在ほとんどの滝は砂防堰堤に姿を変え、かつての面影はありませんが、それでもせせらぎを間近に感じながらの道は爽やかで心地よいです。何度か流れを渡る沢沿いのコースなので、大雨の後などは増水して渡れないこともあります。天候には充分注意して下さい。 幕末の頃、兵庫開港にともない、参勤交代の西国大名が外国人とトラブルを起こさないように港を迂回する「徳川道」が作られました。明石付近から山中を通り、再び西国街道に合流するのは今の御影公会堂のあたりです。この道は完成の二日後に幕府が倒れ、公式には一度も使われることのなかった奇遇な道ですが、現在はハイキングコースとして多くの人に親しまれています。 阪急六甲駅から北西にバス道を進み、「六甲登山口」交差点を西へ。護国神社前を過ぎ、川を渡った次の角を山側へ曲がります。急な登り坂の突きあたりが登山道入口で、砂防堰堤の脇から杣谷の右岸を登る道へと入っていきます。 杣谷入口から杣谷峠までは標高差400m近い登りですが、飛び石で流れを渡ったり、ちょっとした岩場を越えたり、小さな滝が出てきたりと変化に富み、飽きることがありません。後半は階段が続きくたびれますが、杣谷峠で長峰山からの道と合流、奥摩耶ドライブウェイ、アゴニー坂を経由して摩耶山に向かいます。 摩耶山掬星台からは、まやビューラインのほか、山寺尾根、天狗道、桜谷など多くのコースも選べますが、ここでは最も短い上野道を下ります。 掬星台北側を西へ進むとすぐ四つ辻、灯籠脇から南へ石段を下るのが上野道・青谷道です(東は天狗道、北は桜谷となります)。 摩耶山史跡公園から長い石段を下ります。最初の踊り場を右へ入ると「旧摩耶の大杉さん」があります。昭和51年に天上寺が火災で全焼したあと、大火の影響か、次第に樹勢が衰えて枯死してしまった杉の大木です。 山門を過ぎた先で直進する青谷道と分かれ、上野道は南東へ分岐します。森の中を下り、右手に展望が開けたベンチのある広場を過ぎるとまた左右に道が分かれますが、直進するとビューライン虹の駅、右に折れると駅を通らず下る道で下部で合流します。 五鬼城山展望公園まで下ると、眼下に街並みが迫ってきます。園内下部で道が左右に分かれますが、東へ進むと摩耶ケーブル駅に出ます。 -
旧摩耶道から摩耶山へ
- 日帰り
- 2時間45分
- 6.5km
旧摩耶道から摩耶山へ
- 日帰り
- 2時間45分
- 6.5km
真っ白な布を垂らしたように見える雄大な布引の滝は、平安の昔から多くの和歌にも詠まれてきた屈指の名瀑です。この滝で修業をした役行者が開いた「滝勝寺」という寺がかつて近くの熊内にあり、摩耶山天上寺と“兄弟寺”として両方に詣でる風習があったそうです。その参詣道だったのが旧摩耶道。一時廃れていましたが、地元の毎日登山会の人々によって整備されました。 JR新神戸駅の南側を東へ。1つ目の橋を北へ進み、新幹線の跨線橋を渡り、右手にある灯籠を東へ入ります。瀟洒な住宅街の西端に出たところで左折して階段を登ります。雷声寺境内へ続く石段を登ります。一番上の段まで行くと右手に不動尊が祀られていて、その右脇から登山道となります。 雷声寺からの山道は、はじめは傾斜がきつく、尾根上に出ると緩やかで歩きやすい道になります。山腹をしばらく進むと、学校林道分岐。ここから先、行者堂跡までは多少のアップダウンはありますが、ほぼ水平に道がつけられています。 建物跡を過ぎ行者堂跡地の広場に出ます。ここで青谷道と合流し、摩耶山史跡公園への登りが始まります。 階段が多く大変ですが、深い樹林の中なので森林浴を楽しみながら登れます。上野道と合流するとほどなく旧天上寺山門に着きます。長い石段の登り途中、左手に「旧摩耶の大杉さん」という巨木があります。枯れていてもなお存在感がある大きな杉の木です。 大杉さんからひと登りで摩耶山史跡公園。かつて天上寺のあった場所で、本堂跡の基壇などわずかに往時の痕跡が残っています。振り返ると、樹林の間から街並みが見下ろせ、進行方向には摩耶山頂が借景のように望めます。史跡公園から先は、掬星台へダイレクトに続く右の道と、奥之院跡から摩耶山頂を経由する左の道のどちらも取ることができます。下りは「まやビューライン」を利用、ロープウェーとケーブルカーを乗り継いで下山します。真っ白な布を垂らしたように見える雄大な布引の滝は、平安の昔から多くの和歌にも詠まれてきた屈指の名瀑です。この滝で修業をした役行者が開いた「滝勝寺」という寺がかつて近くの熊内にあり、摩耶山天上寺と“兄弟寺”として両方に詣でる風習があったそうです。その参詣道だったのが旧摩耶道。一時廃れていましたが、地元の毎日登山会の人々によって整備されました。 JR新神戸駅の南側を東へ。1つ目の橋を北へ進み、新幹線の跨線橋を渡り、右手にある灯籠を東へ入ります。瀟洒な住宅街の西端に出たところで左折して階段を登ります。雷声寺境内へ続く石段を登ります。一番上の段まで行くと右手に不動尊が祀られていて、その右脇から登山道となります。 雷声寺からの山道は、はじめは傾斜がきつく、尾根上に出ると緩やかで歩きやすい道になります。山腹をしばらく進むと、学校林道分岐。ここから先、行者堂跡までは多少のアップダウンはありますが、ほぼ水平に道がつけられています。 建物跡を過ぎ行者堂跡地の広場に出ます。ここで青谷道と合流し、摩耶山史跡公園への登りが始まります。 階段が多く大変ですが、深い樹林の中なので森林浴を楽しみながら登れます。上野道と合流するとほどなく旧天上寺山門に着きます。長い石段の登り途中、左手に「旧摩耶の大杉さん」という巨木があります。枯れていてもなお存在感がある大きな杉の木です。 大杉さんからひと登りで摩耶山史跡公園。かつて天上寺のあった場所で、本堂跡の基壇などわずかに往時の痕跡が残っています。振り返ると、樹林の間から街並みが見下ろせ、進行方向には摩耶山頂が借景のように望めます。史跡公園から先は、掬星台へダイレクトに続く右の道と、奥之院跡から摩耶山頂を経由する左の道のどちらも取ることができます。下りは「まやビューライン」を利用、ロープウェーとケーブルカーを乗り継いで下山します。 -
大師道から森林植物園へ
- 日帰り
- 3時間10分
- 6.9km
大師道から森林植物園へ
- 日帰り
- 3時間10分
- 6.9km
六甲山は明治以降に開かれたハイカラな山という印象を持っている人が多いようですが、じつは古い歴史を秘めた場所も少なくありません。天上寺のある摩耶山と並んで、古い歴史があるのが再度山です。弘法大師空海が、遣唐使として旅立つ前に無事を祈願するために訪れ、帰国後に再度訪れたとの故事から「再度山」と名づけられたそうです。その再度山にあるのが古刹大龍寺で、参道として利用されてきた道が「大師道」と呼ばれています。 地下鉄県庁前駅、JR・阪神電鉄の元町駅から徒歩約15分の「花と緑のまち推進センター」西側にある公園の西角に大師道起点の石板があります。山手大の南東角に「丁石」がひっそりと建ち、この道が参道であることを示しています。しばらくは傾斜のかなりきつい舗装路です。住宅が途切れ、公衆トイレ前の橋を渡り左岸を進みます。少し開けた河原の向かいには燈籠茶屋がありましたが2023年末に閉店となりました。 燈籠茶屋跡を過ぎるといよいよ山道らしい雰囲気になり、丁石を数えながら登っていくと舗装路に出て猩々池のほとりに出ます。Cafe&Bar Takibi Nekoの前を過ぎると、いよいよ大龍寺までの最後の登りです。 大龍寺の仁王門下を横切る全山縦走路に入って再度越から再度公園を目指しますが、お寺でお詣りしてから境内を通り抜け再度山の頂を越えて行くこともできます。 再度山の西側を南北に通るのが再度越で、全山縦走路を経由して行く場合、明瞭なコル地形の分岐を北へ右折します。下りきったところにあるのが修法ヶ原池で、周辺一帯が再度公園。広々とした休憩ポイントです。 ログハウス「風楽山荘」前から車道を北へ進み、広場の端を西へ。仙人谷から洞川湖の東側を通り、車道に出たら左折し、学習の森に入って北へ進みます。再度ドライブウェイに出ると、森林植物園西口です。正門前より神戸電鉄北鈴蘭台行きの無料送迎バスが出ています。三宮へは桜森町バスセンターからみなと観光バスが便利です。詳しくは園の案内を参照してください。4~11月の土日祝日は神戸三宮駅からの神戸市バスが運行しているのでこれを使うのもいいでしょう。六甲山は明治以降に開かれたハイカラな山という印象を持っている人が多いようですが、じつは古い歴史を秘めた場所も少なくありません。天上寺のある摩耶山と並んで、古い歴史があるのが再度山です。弘法大師空海が、遣唐使として旅立つ前に無事を祈願するために訪れ、帰国後に再度訪れたとの故事から「再度山」と名づけられたそうです。その再度山にあるのが古刹大龍寺で、参道として利用されてきた道が「大師道」と呼ばれています。 地下鉄県庁前駅、JR・阪神電鉄の元町駅から徒歩約15分の「花と緑のまち推進センター」西側にある公園の西角に大師道起点の石板があります。山手大の南東角に「丁石」がひっそりと建ち、この道が参道であることを示しています。しばらくは傾斜のかなりきつい舗装路です。住宅が途切れ、公衆トイレ前の橋を渡り左岸を進みます。少し開けた河原の向かいには燈籠茶屋がありましたが2023年末に閉店となりました。 燈籠茶屋跡を過ぎるといよいよ山道らしい雰囲気になり、丁石を数えながら登っていくと舗装路に出て猩々池のほとりに出ます。Cafe&Bar Takibi Nekoの前を過ぎると、いよいよ大龍寺までの最後の登りです。 大龍寺の仁王門下を横切る全山縦走路に入って再度越から再度公園を目指しますが、お寺でお詣りしてから境内を通り抜け再度山の頂を越えて行くこともできます。 再度山の西側を南北に通るのが再度越で、全山縦走路を経由して行く場合、明瞭なコル地形の分岐を北へ右折します。下りきったところにあるのが修法ヶ原池で、周辺一帯が再度公園。広々とした休憩ポイントです。 ログハウス「風楽山荘」前から車道を北へ進み、広場の端を西へ。仙人谷から洞川湖の東側を通り、車道に出たら左折し、学習の森に入って北へ進みます。再度ドライブウェイに出ると、森林植物園西口です。正門前より神戸電鉄北鈴蘭台行きの無料送迎バスが出ています。三宮へは桜森町バスセンターからみなと観光バスが便利です。詳しくは園の案内を参照してください。4~11月の土日祝日は神戸三宮駅からの神戸市バスが運行しているのでこれを使うのもいいでしょう。 -
トゥエンティクロスから摩耶山へ
- 日帰り
- 3時間15分
- 9.6km
トゥエンティクロスから摩耶山へ
- 日帰り
- 3時間15分
- 9.6km
摩耶山へのコースには、前述の旧摩耶道をはじめ、全山縦走路でもある稲妻坂・天狗道、黒岩尾根など多くの選択肢があります。ここでは、その中でも距離は長めですが、変化に富んで歩くのが楽しいトゥエンティクロスを紹介します。 本コースは布引の滝から源流を目指して歩く沢筋の道で、飛び石で川を何度か渡ります。メジャーコースなので歩きやすく整備されていますが、雨天後は増水すると通れなくなることもあるので、状況をよく見て、無理のないように歩きましょう。 JR新神戸駅が起点ですが、国内でも新幹線の駅が登山口になっているところは珍しいかもしれません。改札階の1フロア下、バス乗り場のある階で駅舎東側に出て、新幹線の高架下をくぐって山側へ進みます。少し登って砂子橋というレトロな橋を渡り左へ。左右2ルートありますが、雌滝へ立ち寄るなら左側へ。 布引の滝を詠んだ和歌の歌碑が並ぶ道を進んで行くと、ひときわ大きな雄滝が現れます。迫力ある滝を眺めながら滝の右側を登ると「おんたき茶屋」です。店の前を通り抜け、下から登って来る道と合流した先に景色のいい「みはらし展望台」があります。 上流へ向かうと、しばらくは平坦な道となり、やがて布引ダムの下へ。国の重要文化財にも指定されていて歴史を感じるダムです。 ダムの右側を登り、貯水池に沿ってさらに上流へ。しばらく歩くと「櫻茶屋」という茶店があり(土、日、祝日の営業)、この付近は市ヶ原と呼ばれています。広々としていて、良い休憩ポイントです。この先、分岐がいくつも続きますが、道標がしっかりしているので、確認しながら「トゥエンティクロス」方面へ進みましょう。全山縦走路、地蔵谷、黒岩尾根などの分岐を過ぎ、川沿いを歩きます。飛び石も何度かあって楽しいところです。 森林植物園東口の分岐を過ぎ、左からヌケ谷道が合流する分岐を東へ。この先は「徳川道」となり、桜谷分岐までなだらかで歩きやすい道が続きます。 桜谷分岐から、本流に沿って続く徳川道と分かれ、右手の支流となる桜谷道を登ります。南東に向かってのびる沢道を登って行くと、摩耶自然観察園に導かれます。お釈迦様誕生の際に龍神が産湯を運んだといわれる湧水「産湯の井」や、あじさい池など散策が楽しい自然公園で、園内を抜けて摩耶山掬星台に出ます。摩耶山へのコースには、前述の旧摩耶道をはじめ、全山縦走路でもある稲妻坂・天狗道、黒岩尾根など多くの選択肢があります。ここでは、その中でも距離は長めですが、変化に富んで歩くのが楽しいトゥエンティクロスを紹介します。 本コースは布引の滝から源流を目指して歩く沢筋の道で、飛び石で川を何度か渡ります。メジャーコースなので歩きやすく整備されていますが、雨天後は増水すると通れなくなることもあるので、状況をよく見て、無理のないように歩きましょう。 JR新神戸駅が起点ですが、国内でも新幹線の駅が登山口になっているところは珍しいかもしれません。改札階の1フロア下、バス乗り場のある階で駅舎東側に出て、新幹線の高架下をくぐって山側へ進みます。少し登って砂子橋というレトロな橋を渡り左へ。左右2ルートありますが、雌滝へ立ち寄るなら左側へ。 布引の滝を詠んだ和歌の歌碑が並ぶ道を進んで行くと、ひときわ大きな雄滝が現れます。迫力ある滝を眺めながら滝の右側を登ると「おんたき茶屋」です。店の前を通り抜け、下から登って来る道と合流した先に景色のいい「みはらし展望台」があります。 上流へ向かうと、しばらくは平坦な道となり、やがて布引ダムの下へ。国の重要文化財にも指定されていて歴史を感じるダムです。 ダムの右側を登り、貯水池に沿ってさらに上流へ。しばらく歩くと「櫻茶屋」という茶店があり(土、日、祝日の営業)、この付近は市ヶ原と呼ばれています。広々としていて、良い休憩ポイントです。この先、分岐がいくつも続きますが、道標がしっかりしているので、確認しながら「トゥエンティクロス」方面へ進みましょう。全山縦走路、地蔵谷、黒岩尾根などの分岐を過ぎ、川沿いを歩きます。飛び石も何度かあって楽しいところです。 森林植物園東口の分岐を過ぎ、左からヌケ谷道が合流する分岐を東へ。この先は「徳川道」となり、桜谷分岐までなだらかで歩きやすい道が続きます。 桜谷分岐から、本流に沿って続く徳川道と分かれ、右手の支流となる桜谷道を登ります。南東に向かってのびる沢道を登って行くと、摩耶自然観察園に導かれます。お釈迦様誕生の際に龍神が産湯を運んだといわれる湧水「産湯の井」や、あじさい池など散策が楽しい自然公園で、園内を抜けて摩耶山掬星台に出ます。 -
妙法寺から馬の背を経て塩屋へ
- 日帰り
- 3時間15分
- 7.4km
妙法寺から馬の背を経て塩屋へ
- 日帰り
- 3時間15分
- 7.4km
東西に長い六甲山地の一番西端の山塊は「須磨アルプス」と呼ばれ、海に近く独特の明るい雰囲気です。横尾山で標高312m、そのほかのピークは200m台の低山ですが、荒々しい岩場や、海を見渡す絶景ありと、魅力的なコースです。ここでは東から西へ縦走し、最後は海へ向かって下るプランを紹介します。 地下鉄妙法寺駅から出発。改札を出て左手に進み、バス道を南へ。道が右に大きくカーブして、右手に横尾小学校があるT字路を左へ。突き当りの市営横尾住宅の端から、東山への登山道が始まります。 つづら折りの山道を登って行くと、馬の背が一望できる東山に着きます。ここからいよいよ露岩帯へと入ります。 馬の背は風化花崗岩のやせ尾根で、幅の狭いところは一本橋のようにも見えます。スリリングですが、非日常的な風景が印象的で、海を望む眺望も素晴らしい箇所です。狭い場所では行き違いができないので、ゆずりあって慎重に歩きましょう。 露岩帯を過ぎ、階段を登りきったあたりで振り返ると、馬の背の全景と、高取山のすっきりとした姿が一望できます。その先は樹林帯になり、ところどころ岩場を登りつつ横尾山へ。狭い山頂ですが、三角点があり、南側には海も見えます。 コルに下って登り返して栂尾山へ。展望台があり、淡路島から神戸の街並みまで一望できます。 栂尾山の直下で須磨離宮公園方面への道が分岐しますが、ここでは右の全山縦走路へ。やがて最初の難関とされる「400段階段」。実際には途中から横にそれるので350段ほどですが、正面には遮るもののない眺望が広がります。 陸橋を渡って高倉台の団地を通り抜けると、今度は登りの階段です。上にはおらが茶屋があり、建物の屋上は展望台になっています。ここを過ぎるとウバメガシの樹林帯となり、鉄拐山へ。このピークを通らず、北側を水平にショートカットもできます。 源平合戦の「一ノ谷」を示す看板を過ぎると最後の旗振山。かつて大阪の米相場を旗振りによって伝えられていた山というだけあって眺望がよく、明石海峡が目の前に迫ります。ここから須磨浦公園駅に下れますが、本来の全山縦走路をさらに西へ。毘沙門天・山王神社前を経由して塩屋川沿いからJR塩屋駅へと下ります。駅の北側にある商店街のカフェやカレーもお薦めです。東西に長い六甲山地の一番西端の山塊は「須磨アルプス」と呼ばれ、海に近く独特の明るい雰囲気です。横尾山で標高312m、そのほかのピークは200m台の低山ですが、荒々しい岩場や、海を見渡す絶景ありと、魅力的なコースです。ここでは東から西へ縦走し、最後は海へ向かって下るプランを紹介します。 地下鉄妙法寺駅から出発。改札を出て左手に進み、バス道を南へ。道が右に大きくカーブして、右手に横尾小学校があるT字路を左へ。突き当りの市営横尾住宅の端から、東山への登山道が始まります。 つづら折りの山道を登って行くと、馬の背が一望できる東山に着きます。ここからいよいよ露岩帯へと入ります。 馬の背は風化花崗岩のやせ尾根で、幅の狭いところは一本橋のようにも見えます。スリリングですが、非日常的な風景が印象的で、海を望む眺望も素晴らしい箇所です。狭い場所では行き違いができないので、ゆずりあって慎重に歩きましょう。 露岩帯を過ぎ、階段を登りきったあたりで振り返ると、馬の背の全景と、高取山のすっきりとした姿が一望できます。その先は樹林帯になり、ところどころ岩場を登りつつ横尾山へ。狭い山頂ですが、三角点があり、南側には海も見えます。 コルに下って登り返して栂尾山へ。展望台があり、淡路島から神戸の街並みまで一望できます。 栂尾山の直下で須磨離宮公園方面への道が分岐しますが、ここでは右の全山縦走路へ。やがて最初の難関とされる「400段階段」。実際には途中から横にそれるので350段ほどですが、正面には遮るもののない眺望が広がります。 陸橋を渡って高倉台の団地を通り抜けると、今度は登りの階段です。上にはおらが茶屋があり、建物の屋上は展望台になっています。ここを過ぎるとウバメガシの樹林帯となり、鉄拐山へ。このピークを通らず、北側を水平にショートカットもできます。 源平合戦の「一ノ谷」を示す看板を過ぎると最後の旗振山。かつて大阪の米相場を旗振りによって伝えられていた山というだけあって眺望がよく、明石海峡が目の前に迫ります。ここから須磨浦公園駅に下れますが、本来の全山縦走路をさらに西へ。毘沙門天・山王神社前を経由して塩屋川沿いからJR塩屋駅へと下ります。駅の北側にある商店街のカフェやカレーもお薦めです。 -
塩屋~妙法寺
- 日帰り
- 3時間10分
- 7.4km
塩屋~妙法寺
- 日帰り
- 3時間10分
- 7.4km
JR塩屋駅から北側の商店街を抜け、毘沙門堂への案内を目印に進みます。山道から階段の登りが続き、視界が開けて右手に鉢伏山が見えます。ふんすいランドを抜けると旗振山の山頂。義経道の分岐を過ぎ、三俣の分岐点があります。鉄拐山を後にしばらく平地を歩くと公園に入り、高倉台の団地へ続く階段を下ります。 高倉台団地を抜け、今度は約400段の階段を登り、栂尾山の山頂へ。デッキからの展望は抜群です。 ここから「須磨アルプス」と呼ばれる稜線歩きになり、横尾山を過ぎると岩稜の風景が広がります。名勝馬の背を経て東山へ。東山の北側を降り、住宅街に出て妙法寺駅へ向かいます。 妙法寺駅手前、信号を渡り、植え込みの柵が終わる箇所に全山縦走路の看板があり、高取山へ向かう場合は、ここを右に曲がります。JR塩屋駅から北側の商店街を抜け、毘沙門堂への案内を目印に進みます。山道から階段の登りが続き、視界が開けて右手に鉢伏山が見えます。ふんすいランドを抜けると旗振山の山頂。義経道の分岐を過ぎ、三俣の分岐点があります。鉄拐山を後にしばらく平地を歩くと公園に入り、高倉台の団地へ続く階段を下ります。 高倉台団地を抜け、今度は約400段の階段を登り、栂尾山の山頂へ。デッキからの展望は抜群です。 ここから「須磨アルプス」と呼ばれる稜線歩きになり、横尾山を過ぎると岩稜の風景が広がります。名勝馬の背を経て東山へ。東山の北側を降り、住宅街に出て妙法寺駅へ向かいます。 妙法寺駅手前、信号を渡り、植え込みの柵が終わる箇所に全山縦走路の看板があり、高取山へ向かう場合は、ここを右に曲がります。 -
妙法寺~鵯越
- 日帰り
- 2時間15分
- 5.9km
妙法寺~鵯越
- 日帰り
- 2時間15分
- 5.9km
妙法寺駅から高速道路を越えて妙法寺へ。小学校交差点を直進し、カーブ手前を右へ。住宅街の細道には要所に小さな道標があるので見落とさないよう進みます。畑の脇を登り、公園手前を右に進み山道へ。急登を登りきると西側の展望がすばらしい荒熊神社に出ます。道標に従って進み、全山縦走路の石碑がある高取神社入口を右折、神社には入らず外側を歩きます。しばらく進むと石道に合流し、安井茶屋横広場のトイレの北側を下ります。高取山を下って鷹取橋東詰交差点へ。ここからは複雑な住宅街を進むので道標をしっかり確認のこと。 特に注意が必要なのは、西丸山町3丁目(幼稚園の横を通る)と、大日丘町2丁目のY字路を右に進む箇所です。※住宅街では電柱に白黒のサインが巻かれています。妙法寺駅から高速道路を越えて妙法寺へ。小学校交差点を直進し、カーブ手前を右へ。住宅街の細道には要所に小さな道標があるので見落とさないよう進みます。畑の脇を登り、公園手前を右に進み山道へ。急登を登りきると西側の展望がすばらしい荒熊神社に出ます。道標に従って進み、全山縦走路の石碑がある高取神社入口を右折、神社には入らず外側を歩きます。しばらく進むと石道に合流し、安井茶屋横広場のトイレの北側を下ります。高取山を下って鷹取橋東詰交差点へ。ここからは複雑な住宅街を進むので道標をしっかり確認のこと。 特に注意が必要なのは、西丸山町3丁目(幼稚園の横を通る)と、大日丘町2丁目のY字路を右に進む箇所です。※住宅街では電柱に白黒のサインが巻かれています。 -
鵯越~市ヶ原
- 日帰り
- 3時間25分
- 7.3km
鵯越~市ヶ原
- 日帰り
- 3時間25分
- 7.3km
鵯越駅の東側から平坦な山道を歩き、舗装路を左へ進みます。しばらく進み右に下る小道へ。川沿いの舗装路で、高架橋をくぐると水道局の施設があります(トイレ借用可)。施設の外周に添うように進み、舗装路終点の階段を登って山道へ。やがて整備された道になり、ダムの下の橋を越えると菊水山の取付です。 菊水山は全山縦走路の難関の1つで、山頂まで急登の階段が続きます。山頂にあるアンテナ下のデッキからはこれまで歩いてきた山並みが見えます。 分岐に注意して下り、天王吊橋を渡って鍋蓋山へ。はじめは急登ですが、鍋蓋山山頂が近づくとなだらかになり、神戸の市街地が一望、六甲山と海の景色が広がります。 鍋蓋山からは、緩やかなアップダウンで大龍寺山門前へ。ドライブウェイを横断し、舗装路を下ると市ヶ原です。鵯越駅の東側から平坦な山道を歩き、舗装路を左へ進みます。しばらく進み右に下る小道へ。川沿いの舗装路で、高架橋をくぐると水道局の施設があります(トイレ借用可)。施設の外周に添うように進み、舗装路終点の階段を登って山道へ。やがて整備された道になり、ダムの下の橋を越えると菊水山の取付です。 菊水山は全山縦走路の難関の1つで、山頂まで急登の階段が続きます。山頂にあるアンテナ下のデッキからはこれまで歩いてきた山並みが見えます。 分岐に注意して下り、天王吊橋を渡って鍋蓋山へ。はじめは急登ですが、鍋蓋山山頂が近づくとなだらかになり、神戸の市街地が一望、六甲山と海の景色が広がります。 鍋蓋山からは、緩やかなアップダウンで大龍寺山門前へ。ドライブウェイを横断し、舗装路を下ると市ヶ原です。 -
市ヶ原~摩耶山
- 日帰り
- 2時間10分
- 3.1km
市ヶ原~摩耶山
- 日帰り
- 2時間10分
- 3.1km
市ヶ原を過ぎると摩耶山まではトイレも水場もないので注意しましょう。北に進み、堰堤を巻く階段を登り切った分岐を右に進みます。稲妻坂を登り、ここからは縦走路で一番厳しい登りともいわれるパートの天狗道を登ります。 ハーブ園への分岐を経て、学校林道分岐を過ぎると反射板が現れます。ここは本区間の中間点です。アップダウンを繰り返し露岩帯の登りを進み摩耶山山頂を目指します。大きなアンテナが現れ、掬星台へ到着します。神戸市街地の眺めが良い場所でカフェやトイレもあり、ケーブルカー・ロープウェイで下山も可能です。市ヶ原を過ぎると摩耶山まではトイレも水場もないので注意しましょう。北に進み、堰堤を巻く階段を登り切った分岐を右に進みます。稲妻坂を登り、ここからは縦走路で一番厳しい登りともいわれるパートの天狗道を登ります。 ハーブ園への分岐を経て、学校林道分岐を過ぎると反射板が現れます。ここは本区間の中間点です。アップダウンを繰り返し露岩帯の登りを進み摩耶山山頂を目指します。大きなアンテナが現れ、掬星台へ到着します。神戸市街地の眺めが良い場所でカフェやトイレもあり、ケーブルカー・ロープウェイで下山も可能です。 -
六甲山最高峰~大谷乗越
- 日帰り
- 2時間5分
- 5.5km
六甲山最高峰~大谷乗越
- 日帰り
- 2時間5分
- 5.5km
最高峰から東へ、(※トイレ横の石畳の道は魚屋道で、有馬温泉への道なので間違わないように注意して下さい。)一軒茶屋からは車道の脇を進み、後鉢巻山のトンネルを通って石の宝殿へ、鳥居茶屋跡を左手に見て車道を進みます。カーブNO.113の看板を過ぎて左へ、ここが東六甲縦走路の起点で、山道に入ります。 しばらく樹林の気持ちの良い道が続きますが、水無山を過ぎてしばらくすると風化花崗岩のえぐられた道が続きます。大平山を過ぎ急な下りで足を滑らせないように注意しながら、大谷乗越へと下ります。最高峰から東へ、(※トイレ横の石畳の道は魚屋道で、有馬温泉への道なので間違わないように注意して下さい。)一軒茶屋からは車道の脇を進み、後鉢巻山のトンネルを通って石の宝殿へ、鳥居茶屋跡を左手に見て車道を進みます。カーブNO.113の看板を過ぎて左へ、ここが東六甲縦走路の起点で、山道に入ります。 しばらく樹林の気持ちの良い道が続きますが、水無山を過ぎてしばらくすると風化花崗岩のえぐられた道が続きます。大平山を過ぎ急な下りで足を滑らせないように注意しながら、大谷乗越へと下ります。 -
大谷乗越~宝塚
- 日帰り
- 1時間30分
- 5.6km
大谷乗越~宝塚
- 日帰り
- 1時間30分
- 5.6km
大谷乗越からはなだらかなトレイルを進みます。行者山への分岐のほか左右に小道の分岐がいくつかあるので確認して進みます。一日で全山縦走をする場合、このあたりは暗くなってくる時間帯なので、間違わないように注意して下さい。 岩倉山を過ぎて下りきると塩尾寺に着きます。塩尾寺から宝塚までは舗装路です。住宅街までは急な下りです。紅葉谷の橋は越えずに川の左岸を下ります。信号を渡って宝来橋を渡ると、ようやくゴールの阪急宝塚駅です。大谷乗越からはなだらかなトレイルを進みます。行者山への分岐のほか左右に小道の分岐がいくつかあるので確認して進みます。一日で全山縦走をする場合、このあたりは暗くなってくる時間帯なので、間違わないように注意して下さい。 岩倉山を過ぎて下りきると塩尾寺に着きます。塩尾寺から宝塚までは舗装路です。住宅街までは急な下りです。紅葉谷の橋は越えずに川の左岸を下ります。信号を渡って宝来橋を渡ると、ようやくゴールの阪急宝塚駅です。 -
香貫山から徳倉山へ
- 日帰り
- 4時間10分
- 7km
香貫山から徳倉山へ
- 日帰り
- 4時間10分
- 7km
沼津駅から大平行、沼商(沼津商業高校の略)行のバスに乗り黒瀬バス停で下車。甲羅本店の先に香貫山への登山口があり、桜や松の茂る道を登ると車道に出ます。左へ上がれば五重の塔がある香陵台で眼下に狩野川と沼津の街が広がり、春は桜の名所です。香貫山は公園として整備されています。山頂へは登山道がふたつありますが、どちらを行っても合流し山頂へと導いてくれます。西側にある展望台は富士山を始め箱根の山々、沼津港や千本松原が望めます。 山頂を巻くように車道を進み、桜台を抜けると長い丸太の階段を下り再び車道に出ます。ゴルフ練習場を過ぎ、その先で近道を下って舗装道路に出ます。左に少し行き、切通しの八重坂峠を抜けたところから急坂をロープを頼りに登りきると横山山頂に着きます。松や女竹の道を下り、左から沼津商業高校からの登山道と合わさると横山峠です。 反対側に取り付き、もう一つの道を横断すると灌木の急登が始まり徳倉山の登りです。その形から象山と呼ばれ徳倉山山頂は象の頭にあたります。北に沼津市街と富士山、南にこれから向かう鷲頭山、大平山、さらに奥沼津アルプスが望めます。 手すりのついた急な階段を下ります。その後は象の背中の緩やかな道になります。樹林が開けると“千金岩”と書かれた大岩があり正面に鷲頭山が立ちはだかって見えます。右手には大瀬崎へと続く海岸線、その上には伊豆の山々も望めます。 ロープのある急坂を下ると志下坂峠に到着。登り返すとカヤの草原に出て、しばらくは緩やかな登り下りが続きます。好天に恵まれれば駿河湾越しに静岡市の三保半島、安倍奥の山々、さらに雪をいただいた荒川三山、赤石岳など南アルプス南部の山々も望むこともできます。途中、ピークらしからぬ志下山を過ぎると志下峠に着きます。かつての海底火山のなごりと思われる“ぼたもち岩”があり、ぼたもち峠の別名もあります。左は御前帰への下山路ですが、今回は、右へ下ります。足元が悪いので注意しながら下り、市街地に出れば角に銀行のある県道に出ます。右手の志下公会堂前バス停で沼津駅行のバスを待ちます。沼津駅から大平行、沼商(沼津商業高校の略)行のバスに乗り黒瀬バス停で下車。甲羅本店の先に香貫山への登山口があり、桜や松の茂る道を登ると車道に出ます。左へ上がれば五重の塔がある香陵台で眼下に狩野川と沼津の街が広がり、春は桜の名所です。香貫山は公園として整備されています。山頂へは登山道がふたつありますが、どちらを行っても合流し山頂へと導いてくれます。西側にある展望台は富士山を始め箱根の山々、沼津港や千本松原が望めます。 山頂を巻くように車道を進み、桜台を抜けると長い丸太の階段を下り再び車道に出ます。ゴルフ練習場を過ぎ、その先で近道を下って舗装道路に出ます。左に少し行き、切通しの八重坂峠を抜けたところから急坂をロープを頼りに登りきると横山山頂に着きます。松や女竹の道を下り、左から沼津商業高校からの登山道と合わさると横山峠です。 反対側に取り付き、もう一つの道を横断すると灌木の急登が始まり徳倉山の登りです。その形から象山と呼ばれ徳倉山山頂は象の頭にあたります。北に沼津市街と富士山、南にこれから向かう鷲頭山、大平山、さらに奥沼津アルプスが望めます。 手すりのついた急な階段を下ります。その後は象の背中の緩やかな道になります。樹林が開けると“千金岩”と書かれた大岩があり正面に鷲頭山が立ちはだかって見えます。右手には大瀬崎へと続く海岸線、その上には伊豆の山々も望めます。 ロープのある急坂を下ると志下坂峠に到着。登り返すとカヤの草原に出て、しばらくは緩やかな登り下りが続きます。好天に恵まれれば駿河湾越しに静岡市の三保半島、安倍奥の山々、さらに雪をいただいた荒川三山、赤石岳など南アルプス南部の山々も望むこともできます。途中、ピークらしからぬ志下山を過ぎると志下峠に着きます。かつての海底火山のなごりと思われる“ぼたもち岩”があり、ぼたもち峠の別名もあります。左は御前帰への下山路ですが、今回は、右へ下ります。足元が悪いので注意しながら下り、市街地に出れば角に銀行のある県道に出ます。右手の志下公会堂前バス停で沼津駅行のバスを待ちます。