【茨城県】の登山コースガイド
茨城県
検索結果16件中
1-16件
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日輪寺から八溝山、蛇穴(じゃけち)へ
- 日帰り
- 2時間20分
- 7.5km
日輪寺から八溝山、蛇穴(じゃけち)へ
- 日帰り
- 2時間20分
- 7.5km
八溝山は頂上まで車道が通じており、車でラクラク登山ができますが、名山の風情を楽しむには自分の足でのんびり登るのが一番です。水郡線の常陸大子駅から登山口の蛇穴までバスが通っていますが、本数が少ないため、ここでは日輪寺までタクシーで行き、八溝山を登って蛇穴へ下り、バスで常陸大子駅へ戻るというコースを紹介します。 スタートは日輪寺の本堂右手から。急勾配の広い道を登ると、まもなく山頂へ向かう県道八溝山公園線へ出ます。県道を横切り、標識に導かれて頂上を目指します。緩やかな登り道が続きますが、一帯は林床にクマザサが広がっています。ブナやミズナラの茂る心地よい樹林帯もあり、春の新緑と秋の紅葉が楽しめる場所です。ひたすら登ると八丁坂の分岐へ着きます。さらに頂上へ向かうと、銀性水への道を右に見送り、すぐに頂上直下の車道へ出ます。右手にある八溝嶺神社の鳥居を潜って登ると神社の本殿が建ち、左手に展望台があり、右手が八溝山の山頂です。展望台からは関東平野が洋々と広がり、那須連山や日光連山まで遠望できます。 大展望を楽しんだら、下山は八丁坂の分岐まで戻り、金性水を目指します。ブナや杉の大木のある八丁坂を下っていくと、やがて東屋の中で銀性水が湧いています。右の巻き道を行くと、岩間から湧水が流れ出る金性水に到着。先の銀性水に鉄水、龍毛水、白毛水を加えて「五水」と呼ばれ、水戸光圀の命名といわれます。五水は「八溝川湧水群」として、名水百選にも選ばれています。 金性水を味わった後、雑木林の歩きやすい道をどんどん下っていくと、旧参道入口の車道へ出て、車道をひたすら下ります。最後に八溝嶺神社の大鳥居を潜ると、右から車道と出合い、左へ300mほど行くと蛇穴バス停です。蛇穴から常陸大子駅行きのバスは、本数が少ないので、事前に調べておきましょう。八溝山は頂上まで車道が通じており、車でラクラク登山ができますが、名山の風情を楽しむには自分の足でのんびり登るのが一番です。水郡線の常陸大子駅から登山口の蛇穴までバスが通っていますが、本数が少ないため、ここでは日輪寺までタクシーで行き、八溝山を登って蛇穴へ下り、バスで常陸大子駅へ戻るというコースを紹介します。 スタートは日輪寺の本堂右手から。急勾配の広い道を登ると、まもなく山頂へ向かう県道八溝山公園線へ出ます。県道を横切り、標識に導かれて頂上を目指します。緩やかな登り道が続きますが、一帯は林床にクマザサが広がっています。ブナやミズナラの茂る心地よい樹林帯もあり、春の新緑と秋の紅葉が楽しめる場所です。ひたすら登ると八丁坂の分岐へ着きます。さらに頂上へ向かうと、銀性水への道を右に見送り、すぐに頂上直下の車道へ出ます。右手にある八溝嶺神社の鳥居を潜って登ると神社の本殿が建ち、左手に展望台があり、右手が八溝山の山頂です。展望台からは関東平野が洋々と広がり、那須連山や日光連山まで遠望できます。 大展望を楽しんだら、下山は八丁坂の分岐まで戻り、金性水を目指します。ブナや杉の大木のある八丁坂を下っていくと、やがて東屋の中で銀性水が湧いています。右の巻き道を行くと、岩間から湧水が流れ出る金性水に到着。先の銀性水に鉄水、龍毛水、白毛水を加えて「五水」と呼ばれ、水戸光圀の命名といわれます。五水は「八溝川湧水群」として、名水百選にも選ばれています。 金性水を味わった後、雑木林の歩きやすい道をどんどん下っていくと、旧参道入口の車道へ出て、車道をひたすら下ります。最後に八溝嶺神社の大鳥居を潜ると、右から車道と出合い、左へ300mほど行くと蛇穴バス停です。蛇穴から常陸大子駅行きのバスは、本数が少ないので、事前に調べておきましょう。 -
筑波山神社から筑波山最高峰の女体山へ
- 日帰り
- 5時間5分
- 6.9km
筑波山神社から筑波山最高峰の女体山へ
- 日帰り
- 5時間5分
- 6.9km
登山口の筑波山神社入口バス停まではつくばエクスプレスのつくば駅からシャトルバスを利用します。 筑波山神社に参拝して神社右手の道を進み千寺川を渡って登山道に入ります。この登山道は白雲橋コースと呼ばれていて女体山への表参道で登山道入口には石鳥居があります。つつじヶ丘分岐までは擬木の階段、木の根、岩のゴロゴロした道が続きます。25丁目を過ぎ大杉の間を通り抜け小さな岩場を登れば弁慶茶屋跡です。ここからは、筑波山ロープウェイ乗場のあるつつじヶ丘に登山道が分岐しています。これからの登りはこのコースのハイライト、弁慶の七戻り岩が登場します。頭上の岩がいまにも落ちそうで恐れおののいた弁慶が通り抜けるのを逡巡したという伝説の岩をくぐり抜けて進んでいきます。母の胎内くぐり、出船入船、北斗岩、大仏岩と巨岩奇石の連続で目を楽しませてくれます。屛風岩のある小さな台地をトラバースして、女体山直下の岩場に取り付きます。多客時には渋滞が発生する岩場ですがホールドが十分にありクサリも付いているので焦らずに登って行きましょう。岩場を登り切り左手に回り込むと女体山御本殿のある女体山山頂です。神社東側の天浮橋を渡ると山頂部の露岩帯、山頂からの眺めは霞ヶ浦や眼下の宝篋山、空気の澄んだ時期には富士や丹沢等と恵まれたものがあります。展望を満喫したら御幸ヶ原に向かいます。途中で左手に筑波山ロープウェイ女体山駅への道を分け、ガマ石やセキレイ石、セキレイ茶屋等を見て御幸ヶ原に到着です。カタクリの群落が途中にあり開花期にはブナ林の下生えに薄紫色の花を付けます。御幸ヶ原は筑波山ケーブルカーの山頂駅、複数の茶店、公衆トイレがありいつも賑やかです。男体山山頂へは約20分の道のりです。道中にはツツジが多く見られ、山頂ではホシザキユキノシタが自生しています。御幸ヶ原に戻りケーブルカー駅と男体山登山道の間から下りていきます。登山道は擬木や丸太の階段が連続し岩も露出して大変滑りやすいので十分足元に注意して歩きましょう。しばらく下ると男女川源流の湧水でベンチも置かれています。湧水は飲用も可能です。杉の巨木間を抜け急坂をしばらく行くと中の茶屋があった広場に出ます。休憩舎もあるのでひと休みするには最適で、すぐ横ではケーブルカーがすれ違うのを見る事ができます。岩の多い道が続きますが桜塚を過ぎた辺りから擬木の階段と岩ゴロ道から解放されていくらか歩きやすくなります。最後にコンクリートの階段を下りれば筑波山神社の境内に到着です。登山口の筑波山神社入口バス停まではつくばエクスプレスのつくば駅からシャトルバスを利用します。 筑波山神社に参拝して神社右手の道を進み千寺川を渡って登山道に入ります。この登山道は白雲橋コースと呼ばれていて女体山への表参道で登山道入口には石鳥居があります。つつじヶ丘分岐までは擬木の階段、木の根、岩のゴロゴロした道が続きます。25丁目を過ぎ大杉の間を通り抜け小さな岩場を登れば弁慶茶屋跡です。ここからは、筑波山ロープウェイ乗場のあるつつじヶ丘に登山道が分岐しています。これからの登りはこのコースのハイライト、弁慶の七戻り岩が登場します。頭上の岩がいまにも落ちそうで恐れおののいた弁慶が通り抜けるのを逡巡したという伝説の岩をくぐり抜けて進んでいきます。母の胎内くぐり、出船入船、北斗岩、大仏岩と巨岩奇石の連続で目を楽しませてくれます。屛風岩のある小さな台地をトラバースして、女体山直下の岩場に取り付きます。多客時には渋滞が発生する岩場ですがホールドが十分にありクサリも付いているので焦らずに登って行きましょう。岩場を登り切り左手に回り込むと女体山御本殿のある女体山山頂です。神社東側の天浮橋を渡ると山頂部の露岩帯、山頂からの眺めは霞ヶ浦や眼下の宝篋山、空気の澄んだ時期には富士や丹沢等と恵まれたものがあります。展望を満喫したら御幸ヶ原に向かいます。途中で左手に筑波山ロープウェイ女体山駅への道を分け、ガマ石やセキレイ石、セキレイ茶屋等を見て御幸ヶ原に到着です。カタクリの群落が途中にあり開花期にはブナ林の下生えに薄紫色の花を付けます。御幸ヶ原は筑波山ケーブルカーの山頂駅、複数の茶店、公衆トイレがありいつも賑やかです。男体山山頂へは約20分の道のりです。道中にはツツジが多く見られ、山頂ではホシザキユキノシタが自生しています。御幸ヶ原に戻りケーブルカー駅と男体山登山道の間から下りていきます。登山道は擬木や丸太の階段が連続し岩も露出して大変滑りやすいので十分足元に注意して歩きましょう。しばらく下ると男女川源流の湧水でベンチも置かれています。湧水は飲用も可能です。杉の巨木間を抜け急坂をしばらく行くと中の茶屋があった広場に出ます。休憩舎もあるのでひと休みするには最適で、すぐ横ではケーブルカーがすれ違うのを見る事ができます。岩の多い道が続きますが桜塚を過ぎた辺りから擬木の階段と岩ゴロ道から解放されていくらか歩きやすくなります。最後にコンクリートの階段を下りれば筑波山神社の境内に到着です。 -
迎場コース~おたつ石コースから筑波山へ
- 日帰り
- 5時間35分
- 8.1km
迎場コース~おたつ石コースから筑波山へ
- 日帰り
- 5時間35分
- 8.1km
つくば駅からの筑波山シャトルバスを筑波山神社入口バス停で下車します。並びには筑波山観光案内所があり、筑波山のパンフレットや物産品の販売、筑波山地域ジオパークの展示がされているほか、公衆トイレや登山靴の洗い場まで新設されています。 赤い大鳥居の下を通り、筑波山神社に参拝して境内の東端から登山道に入ります。ここまでは、筑波山神社に寄らずに土産物屋の並ぶ道を登って来ることも出来ます。千寺川を渡り「是より女體山」と彫られた石道標を見て三差路を左に曲がれば石鳥居が現れます。ここが登山口で木がうっそうとした道を石や擬木の階段で登って行きます。20分程歩けば、白雲橋コースと迎場コースとの分岐点に到着です。 迎場コースは、緩やかな傾斜の登山道というよりは遊歩道に相当で、つつじヶ丘まで道のほとんどが石の階段やコンクリートの道です。さらに「筑波山万葉古路」として整備されています。途中にはあずまやが二棟とベンチが数多くあるため休むのには都合がよく、神域の森林帯の中を歩くコースなので森林浴にもってこいです。さらに白雲橋コースよりは登山者も比較的少なく静かな山旅が楽しめます。二つ目のあずまやを過ぎればつつじヶ丘は近いです。神社林の森からいきなり賑やかなつつじヶ丘に着きます。 つつじヶ丘には県営の駐車場やトイレ、売店レストハウス等があり、筑波山ロープウェイ乗り場と宿泊施設もあります。ここから筑波山を往復する登山者が多く、小、中学校の遠足の定番コースにもなっています。頭上の筑波山ロープウェイを見ながらおたつ石コースの登山道に入ります。因みにおたつとは「雄の龍」の事です。現代のおたつ、巨大なガマのオブジェのあるガマランドの脇を抜け、コンクリートの道や階段で登って行きますがなかなかの急登です。ひと登りすると傾斜が緩やかになり高原状の「つつじヶ丘高原」に到着です。開けていて見晴らしがよく、晴れていれば関東平野を一望できます。 ここから先も階段が続き樹林帯に入ります。登山道は少し下りになり自然林の中を進みます。やがて階段の登りになり、左側から白雲橋コースが合流したら弁慶茶屋跡に着きます。ここにはかつて江戸時代から続いた弁慶茶屋がありましたが、残念ながら廃業し現在は跡地に「BENKEI HUT」が建ち登山者に親しまれています。ここから女体山、男体山までと復路については筑波山神社から筑波山最高峰の女体山へ(コースガイド)を参照してください。つくば駅からの筑波山シャトルバスを筑波山神社入口バス停で下車します。並びには筑波山観光案内所があり、筑波山のパンフレットや物産品の販売、筑波山地域ジオパークの展示がされているほか、公衆トイレや登山靴の洗い場まで新設されています。 赤い大鳥居の下を通り、筑波山神社に参拝して境内の東端から登山道に入ります。ここまでは、筑波山神社に寄らずに土産物屋の並ぶ道を登って来ることも出来ます。千寺川を渡り「是より女體山」と彫られた石道標を見て三差路を左に曲がれば石鳥居が現れます。ここが登山口で木がうっそうとした道を石や擬木の階段で登って行きます。20分程歩けば、白雲橋コースと迎場コースとの分岐点に到着です。 迎場コースは、緩やかな傾斜の登山道というよりは遊歩道に相当で、つつじヶ丘まで道のほとんどが石の階段やコンクリートの道です。さらに「筑波山万葉古路」として整備されています。途中にはあずまやが二棟とベンチが数多くあるため休むのには都合がよく、神域の森林帯の中を歩くコースなので森林浴にもってこいです。さらに白雲橋コースよりは登山者も比較的少なく静かな山旅が楽しめます。二つ目のあずまやを過ぎればつつじヶ丘は近いです。神社林の森からいきなり賑やかなつつじヶ丘に着きます。 つつじヶ丘には県営の駐車場やトイレ、売店レストハウス等があり、筑波山ロープウェイ乗り場と宿泊施設もあります。ここから筑波山を往復する登山者が多く、小、中学校の遠足の定番コースにもなっています。頭上の筑波山ロープウェイを見ながらおたつ石コースの登山道に入ります。因みにおたつとは「雄の龍」の事です。現代のおたつ、巨大なガマのオブジェのあるガマランドの脇を抜け、コンクリートの道や階段で登って行きますがなかなかの急登です。ひと登りすると傾斜が緩やかになり高原状の「つつじヶ丘高原」に到着です。開けていて見晴らしがよく、晴れていれば関東平野を一望できます。 ここから先も階段が続き樹林帯に入ります。登山道は少し下りになり自然林の中を進みます。やがて階段の登りになり、左側から白雲橋コースが合流したら弁慶茶屋跡に着きます。ここにはかつて江戸時代から続いた弁慶茶屋がありましたが、残念ながら廃業し現在は跡地に「BENKEI HUT」が建ち登山者に親しまれています。ここから女体山、男体山までと復路については筑波山神社から筑波山最高峰の女体山へ(コースガイド)を参照してください。 -
羽鳥道~御幸ヶ原~薬王院コースから筑波山へ
- 日帰り
- 5時間0分
- 11.8km
羽鳥道~御幸ヶ原~薬王院コースから筑波山へ
- 日帰り
- 5時間0分
- 11.8km
出発地点の桃山学園バス停から、前方に筑波山を見ながら自転車道の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を渡ります。少し先の車道を渡ると「筑波登山本道」の石柱が立っています。県道のバイパスの陸橋をくぐり抜けて大きな馬頭尊碑や羽鳥分教場跡を過ぎ、薬師堂を右手に進みます。右側から車道が合流し、少し登ると八坂神社に着きます。この先で赤テープが入口の目印である旧道が車道と分岐するので旧道を進むと、石鳥居をくぐった先で車道と出合います。旧道は倒木があり歩きにくいです。「男の川水分神」の石碑を過ぎ男の川橋を渡ります。この先で車道が左に分岐しますが、右へ分かれしばらく登って行くと筑波ユースホステル跡があり以降は広い登山道です。さらに進むと男体山、女体山の鞍部である御幸ヶ原に到着です。 御幸ヶ原は筑波山ケーブルカー山頂駅や茶店が並び、一気に賑やかになります。御幸ヶ原からは自然研究路を通り「立身石」を見てから男体山山頂に向かいましょう。10分程で立身石に着きます。立身石は13歳の間宮林蔵が立身出世を祈願したと伝えられており、立身石の上部からの眺望は抜群です。立身石の少し先で右側に登る登山道があり、少し登ると御幸ヶ原からの登山道と一緒になります。男体山御本殿のある男体山山頂も眺めの素晴らしい所です。山頂には旧山階宮筑波山観測所もあり、下山は観測所の脇を下りて行きます。あずまやを過ぎると急坂になり、階段や少し谷側に傾斜したコンクリートの登山道となるので注意して歩きます。あずまやが見えてくれば大石重ねはすぐです。大石重ねの脇を通ると右側から御幸ヶ原の自然研究路が合流します。この先では急な階段が続きますがゆっくり下りましょう。 林道を横切り下っていき、次の林道に出て右に行くと薬王院です。「椎尾山薬王院」は1200年の歴史のある名刹で樹齢500年とも言われるスダジイなどが群生しています。 薬王院からは関東ふれあいの道を通り旧酒寄駅跡バス停へ。酒寄南バス停あるいは、つくしこ調整池のほとりを通って紫尾団地バス停を利用することもできるので、時間と相談しましょう。出発地点の桃山学園バス停から、前方に筑波山を見ながら自転車道の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を渡ります。少し先の車道を渡ると「筑波登山本道」の石柱が立っています。県道のバイパスの陸橋をくぐり抜けて大きな馬頭尊碑や羽鳥分教場跡を過ぎ、薬師堂を右手に進みます。右側から車道が合流し、少し登ると八坂神社に着きます。この先で赤テープが入口の目印である旧道が車道と分岐するので旧道を進むと、石鳥居をくぐった先で車道と出合います。旧道は倒木があり歩きにくいです。「男の川水分神」の石碑を過ぎ男の川橋を渡ります。この先で車道が左に分岐しますが、右へ分かれしばらく登って行くと筑波ユースホステル跡があり以降は広い登山道です。さらに進むと男体山、女体山の鞍部である御幸ヶ原に到着です。 御幸ヶ原は筑波山ケーブルカー山頂駅や茶店が並び、一気に賑やかになります。御幸ヶ原からは自然研究路を通り「立身石」を見てから男体山山頂に向かいましょう。10分程で立身石に着きます。立身石は13歳の間宮林蔵が立身出世を祈願したと伝えられており、立身石の上部からの眺望は抜群です。立身石の少し先で右側に登る登山道があり、少し登ると御幸ヶ原からの登山道と一緒になります。男体山御本殿のある男体山山頂も眺めの素晴らしい所です。山頂には旧山階宮筑波山観測所もあり、下山は観測所の脇を下りて行きます。あずまやを過ぎると急坂になり、階段や少し谷側に傾斜したコンクリートの登山道となるので注意して歩きます。あずまやが見えてくれば大石重ねはすぐです。大石重ねの脇を通ると右側から御幸ヶ原の自然研究路が合流します。この先では急な階段が続きますがゆっくり下りましょう。 林道を横切り下っていき、次の林道に出て右に行くと薬王院です。「椎尾山薬王院」は1200年の歴史のある名刹で樹齢500年とも言われるスダジイなどが群生しています。 薬王院からは関東ふれあいの道を通り旧酒寄駅跡バス停へ。酒寄南バス停あるいは、つくしこ調整池のほとりを通って紫尾団地バス停を利用することもできるので、時間と相談しましょう。 -
宝篋山小田休憩所から宝篋山山頂へ
- 日帰り
- 2時間55分
- 6.4km
宝篋山小田休憩所から宝篋山山頂へ
- 日帰り
- 2時間55分
- 6.4km
6コースもの登山道をもつ山ですが、ここではメインの極楽寺コースを登りにとり、宝篋山の山頂を踏んでから尖浅間までのプチ縦走を楽しんで常願寺コースを下りましょう。 スタート地点は宝篋山小田休憩所です。小田休憩所には「宝篋山ハイキングマップ」が常備されトイレも利用できるので、休憩所の広い中庭で準備をしてから出発しましょう。 小田休憩所を出て駐車場の間を指導標に従って行きます。途中で下山道の常願寺コースを分け田んぼの中の道を進みます。この辺りは宝篋山を背景に里山と言った感じです。極楽寺跡を過ぎると猪除けのフェンスがあります。この先にある五輪塔を見学して沢沿いの道を歩いても登山道は上部で合流します。慈悲の滝、五条の滝、白滝、こころの滝と小さな滝が連続しますが白滝以外は見過ごしてしまうかもしれません。沢から離れ大岩の間を歩くと純平歩道分岐に出ます。ややトラバース気味に進むと展望が少し開けます。純平歩道を右側に分ける辺りから急坂に取り付きます。大岩群の中を登って行くとヤマザクラやコブシ等の自然林が美しい稜線に出ます。ベンチもありちょっとした高原の様な場所で休憩したいところですが、山頂までもう少しなので頑張りましょう。 歩いていくと宝篋城の土塁と空堀が現れます。宝篋城址を経由する登山道もあるのでそちらを通るのもおすすめです。バイオ式トイレのある所から少し登ると右側からの林道に出合います。林道を左に登ると頂上直下の巨大なアンテナ施設を経て宝篋山に到着です。山頂には宝篋山の名前の由来になった「宝篋印塔」がありベンチやテーブルが沢山あるので、筑波山、霞ヶ浦、日光連山等の大展望を楽しみましょう。冬場の空気の澄んだ時には富士山や丹沢山塊も望むことができます。 展望を十分に満喫したら下山します。極楽寺コース分岐まで戻り分岐を尖浅間方面へ真っすぐに進みます。最初は緩やかな下りですが途中に急な登りが一箇所あります。山桜の森、野鳥の森を抜け南側が自然林の尾根道を進み最後に急坂を登り切れば尖浅間です。岩のゴロゴロ積み重なった山頂ですがベンチとテーブルがあります。尖浅間からは急坂を下りて行くので足元に要注意。純平歩道分岐を過ぎ常願寺沢沿いに下りて行きます。 最後は林道を進み、獣除けのゲートを通り抜け指導標に導かれて田んぼの中の道を行きます。新池を過ぎれば宝篋山小田休憩所はもうすぐです。6コースもの登山道をもつ山ですが、ここではメインの極楽寺コースを登りにとり、宝篋山の山頂を踏んでから尖浅間までのプチ縦走を楽しんで常願寺コースを下りましょう。 スタート地点は宝篋山小田休憩所です。小田休憩所には「宝篋山ハイキングマップ」が常備されトイレも利用できるので、休憩所の広い中庭で準備をしてから出発しましょう。 小田休憩所を出て駐車場の間を指導標に従って行きます。途中で下山道の常願寺コースを分け田んぼの中の道を進みます。この辺りは宝篋山を背景に里山と言った感じです。極楽寺跡を過ぎると猪除けのフェンスがあります。この先にある五輪塔を見学して沢沿いの道を歩いても登山道は上部で合流します。慈悲の滝、五条の滝、白滝、こころの滝と小さな滝が連続しますが白滝以外は見過ごしてしまうかもしれません。沢から離れ大岩の間を歩くと純平歩道分岐に出ます。ややトラバース気味に進むと展望が少し開けます。純平歩道を右側に分ける辺りから急坂に取り付きます。大岩群の中を登って行くとヤマザクラやコブシ等の自然林が美しい稜線に出ます。ベンチもありちょっとした高原の様な場所で休憩したいところですが、山頂までもう少しなので頑張りましょう。 歩いていくと宝篋城の土塁と空堀が現れます。宝篋城址を経由する登山道もあるのでそちらを通るのもおすすめです。バイオ式トイレのある所から少し登ると右側からの林道に出合います。林道を左に登ると頂上直下の巨大なアンテナ施設を経て宝篋山に到着です。山頂には宝篋山の名前の由来になった「宝篋印塔」がありベンチやテーブルが沢山あるので、筑波山、霞ヶ浦、日光連山等の大展望を楽しみましょう。冬場の空気の澄んだ時には富士山や丹沢山塊も望むことができます。 展望を十分に満喫したら下山します。極楽寺コース分岐まで戻り分岐を尖浅間方面へ真っすぐに進みます。最初は緩やかな下りですが途中に急な登りが一箇所あります。山桜の森、野鳥の森を抜け南側が自然林の尾根道を進み最後に急坂を登り切れば尖浅間です。岩のゴロゴロ積み重なった山頂ですがベンチとテーブルがあります。尖浅間からは急坂を下りて行くので足元に要注意。純平歩道分岐を過ぎ常願寺沢沿いに下りて行きます。 最後は林道を進み、獣除けのゲートを通り抜け指導標に導かれて田んぼの中の道を行きます。新池を過ぎれば宝篋山小田休憩所はもうすぐです。 -
北条大池から宝篋山へ(山口コース)
- 日帰り
- 3時間35分
- 7.5km
北条大池から宝篋山へ(山口コース)
- 日帰り
- 3時間35分
- 7.5km
北条大池へはつくバスか関鉄バスで向かい、バス停で下車したら北条大池方面に進みます。北条大池は湖畔を一周する事が出来るので、宝篋山や筑波山を眺めながら是非歩いてみてください。桜の時期は、特に素晴らしいです。 大池・平沢官衙入口バス停を出発して宝篋山を右手に見ながら山口集落の中を進みます。山口コースと新寺コースの分岐に出るので直進し、指導標が現れたら右折、最後の民家の脇を通り林道をさらに奥に向かいます。未舗装の林道を暫く歩くと「山口コース2」の分岐が現れますが真っ直ぐに登って行きます。小さな沢を渡り登って行くと、標高255m地点に宝篋名水の水場があります。登山道はトラバース気味に付いていて何箇所か鋭角に曲がって山頂に向かっています。所々で山麓の街並みが見える場所があり程なく万博記念の森です。コンクリート製モニュメントとベンチやテーブルがありひと息つく事ができます。万博記念の森から先はやや勾配が急になり程なく宝篋山山頂です。 山頂からの展望は雄大で、名峰筑波山、遠くに男体山等の日光連山、南側には霞ヶ浦、空気の澄んだ時期には遠く富士山を望めます。山名の由来になった「宝篋印塔」は山頂の真ん中に鎮座しています。 大展望を堪能して下山します。山頂からはパラボラアンテナ施設の脇を通りバイオ式トイレのある所まで下りて行きます。ここで極楽寺コース、常願寺コースと分かれて山口コース方面に進みます。「山口コース2」、次いで大峰ルートへの分岐は直進します。七曲のジグザグ道を過ぎると、今度は左手に純平歩道が通っています。この純平歩道は、小田城コース、極楽寺コース、常願寺コースをほぼ水平につなぐ登山道です。しばらく下りて行くと指導標が現れ、「中世城の道経由、小田休憩所」が分岐するのでこちらに進みます。真っ直ぐ行くと小田城コースの入口が現れ、さらに行くと要害展望所があり北条の町が見えます。ロープのある急斜面を下り切った所で左に曲がります。地蔵の並ぶ脇を抜けて獣除けのフェンスをくぐると宝篋山小田休憩所はすぐです。北条大池へはつくバスか関鉄バスで向かい、バス停で下車したら北条大池方面に進みます。北条大池は湖畔を一周する事が出来るので、宝篋山や筑波山を眺めながら是非歩いてみてください。桜の時期は、特に素晴らしいです。 大池・平沢官衙入口バス停を出発して宝篋山を右手に見ながら山口集落の中を進みます。山口コースと新寺コースの分岐に出るので直進し、指導標が現れたら右折、最後の民家の脇を通り林道をさらに奥に向かいます。未舗装の林道を暫く歩くと「山口コース2」の分岐が現れますが真っ直ぐに登って行きます。小さな沢を渡り登って行くと、標高255m地点に宝篋名水の水場があります。登山道はトラバース気味に付いていて何箇所か鋭角に曲がって山頂に向かっています。所々で山麓の街並みが見える場所があり程なく万博記念の森です。コンクリート製モニュメントとベンチやテーブルがありひと息つく事ができます。万博記念の森から先はやや勾配が急になり程なく宝篋山山頂です。 山頂からの展望は雄大で、名峰筑波山、遠くに男体山等の日光連山、南側には霞ヶ浦、空気の澄んだ時期には遠く富士山を望めます。山名の由来になった「宝篋印塔」は山頂の真ん中に鎮座しています。 大展望を堪能して下山します。山頂からはパラボラアンテナ施設の脇を通りバイオ式トイレのある所まで下りて行きます。ここで極楽寺コース、常願寺コースと分かれて山口コース方面に進みます。「山口コース2」、次いで大峰ルートへの分岐は直進します。七曲のジグザグ道を過ぎると、今度は左手に純平歩道が通っています。この純平歩道は、小田城コース、極楽寺コース、常願寺コースをほぼ水平につなぐ登山道です。しばらく下りて行くと指導標が現れ、「中世城の道経由、小田休憩所」が分岐するのでこちらに進みます。真っ直ぐ行くと小田城コースの入口が現れ、さらに行くと要害展望所があり北条の町が見えます。ロープのある急斜面を下り切った所で左に曲がります。地蔵の並ぶ脇を抜けて獣除けのフェンスをくぐると宝篋山小田休憩所はすぐです。 -
上佐谷から雪入山
- 日帰り
- 4時間5分
- 10.8km
上佐谷から雪入山
- 日帰り
- 4時間5分
- 10.8km
雪入山の稜線は雪入山から浅間山を通り権現山まで北東方向に連なっています。入山地は雪入山のふもとにある雪入ふれあいの里公園が雪入山のパンフレットやトイレ、駐車場もあり便利です。 JR常磐線土浦駅から関鉄バスで柿岡車庫行きのバスに乗車、上佐谷バス停で下車します。上佐谷小学校の横を通り雪入集落を目指します。この辺りは柿の木が多く特別栽培農産物に指定されています。雪入集落を抜けて登り着いた車道を左に行けば雪入ふれあいの里公園はすぐです。ここの裏手から稜線の剣ヶ峰広場に直登するルートもありますが、ここではパラボラ山を経由しましょう。 公園駐車場西端の「県立中央青年の家」の看板の所から登山道に入ります。途中に捨光寺観音があり、少し先で金鉱山跡を通る剣ヶ峰広場への道も分岐します。下って行くと林道に出ますので右折してそのまま進んでいきます。三差路は右に行き、いやしの里の先で右側の登山道に入ります。登山道はすぐに二分しますが左手に進みます。右側の道は剣ヶ峰広場に出る眺望コースです。稜線までの急坂を登り、出た林道を右に登るとパラボラ山です。広い道を進むとやがて剣ヶ峰広場に到着です。雑木林に囲まれていますが霞ヶ浦等、南側の展望に優れテーブルやベンチがあり休憩には最適な場所です。ここから雪入山山頂は指呼の間で、人待ち顔の山名表示板が出迎えてくれます。少し先のパラグライダー離陸場跡からの展望も良く、また、ここに石岡市の弓弦地区への分岐もあります。青木葉峠で林道横切りひと登りした先の「黒文字平」からの筑波山の展望は素晴らしく、こんなに端正な双耳の筑波山の姿はここを置いて他には無いです。 次のピーク浅間山は、古くからの信仰の山らしく表参道入口付近には土浦や阿見等の町名の彫られた石柱が建っています。石の祠ある浅間山山頂から裏参道を権現山方面に進みます。広い防火帯の様な道を行くと県指定文化財「百体磨崖仏」への看板があり、綿石や弘法石への手製の指導標も出て来ます。八郷の半田への分岐の所で右に下りて行きます。 権現山は昭和天皇が旧陸軍の演習を御統監された御野立所があり石碑が建っています。関東ふれあいの道にも指定されていてルート図もあります。舗装道路に出で上志筑バス停まで歩きますが、バス停からは土浦駅行きのバスが出ています。雪入山の稜線は雪入山から浅間山を通り権現山まで北東方向に連なっています。入山地は雪入山のふもとにある雪入ふれあいの里公園が雪入山のパンフレットやトイレ、駐車場もあり便利です。 JR常磐線土浦駅から関鉄バスで柿岡車庫行きのバスに乗車、上佐谷バス停で下車します。上佐谷小学校の横を通り雪入集落を目指します。この辺りは柿の木が多く特別栽培農産物に指定されています。雪入集落を抜けて登り着いた車道を左に行けば雪入ふれあいの里公園はすぐです。ここの裏手から稜線の剣ヶ峰広場に直登するルートもありますが、ここではパラボラ山を経由しましょう。 公園駐車場西端の「県立中央青年の家」の看板の所から登山道に入ります。途中に捨光寺観音があり、少し先で金鉱山跡を通る剣ヶ峰広場への道も分岐します。下って行くと林道に出ますので右折してそのまま進んでいきます。三差路は右に行き、いやしの里の先で右側の登山道に入ります。登山道はすぐに二分しますが左手に進みます。右側の道は剣ヶ峰広場に出る眺望コースです。稜線までの急坂を登り、出た林道を右に登るとパラボラ山です。広い道を進むとやがて剣ヶ峰広場に到着です。雑木林に囲まれていますが霞ヶ浦等、南側の展望に優れテーブルやベンチがあり休憩には最適な場所です。ここから雪入山山頂は指呼の間で、人待ち顔の山名表示板が出迎えてくれます。少し先のパラグライダー離陸場跡からの展望も良く、また、ここに石岡市の弓弦地区への分岐もあります。青木葉峠で林道横切りひと登りした先の「黒文字平」からの筑波山の展望は素晴らしく、こんなに端正な双耳の筑波山の姿はここを置いて他には無いです。 次のピーク浅間山は、古くからの信仰の山らしく表参道入口付近には土浦や阿見等の町名の彫られた石柱が建っています。石の祠ある浅間山山頂から裏参道を権現山方面に進みます。広い防火帯の様な道を行くと県指定文化財「百体磨崖仏」への看板があり、綿石や弘法石への手製の指導標も出て来ます。八郷の半田への分岐の所で右に下りて行きます。 権現山は昭和天皇が旧陸軍の演習を御統監された御野立所があり石碑が建っています。関東ふれあいの道にも指定されていてルート図もあります。舗装道路に出で上志筑バス停まで歩きますが、バス停からは土浦駅行きのバスが出ています。 -
加波山を中心とした山塊を北から縦走
- 日帰り
- 8時間10分
- 18.9km
加波山を中心とした山塊を北から縦走
- 日帰り
- 8時間10分
- 18.9km
スタートはJR水戸線の岩瀬駅。この駅は長大な「つくば霞ヶ浦りんりんロード」サイクリングコースの起終点にもなっています。 岩瀬駅を出て右手に進みます。指導標に従って進みますが、街の中を歩いても、線路沿いを歩いても大差はありません。JR水戸線を踏切で渡り南に進みます。途中に「関東ふれあいの道、御嶽山・雨引山」の看板がありほどなく登山口に到着です。 まずは筑波山塊最北の御嶽山を目指し登って行きます。御嶽山山頂付近には御嶽神社が祀られており、神社北側の東屋からは岩瀬の街並みが見下ろせます。一帯は御嶽山森林公園で自然林が美しいです。御嶽神社からは雑木林の道で三角点ピークの手前からは日光連山等西側の展望が開けます。しばらく行くと左側は採石場で緑色のフェンス沿いに歩きます。小さな沢を木橋で渡り手すりのある木の階段で樹林帯の中の急坂を登って行きます。NTT岩瀬中継所を通り雨引山手前の長い階段を登れば雨引山山頂です。筑波山や西側の展望が開け東屋もあるので休憩にはもってこいです。 山頂からは南へ進みます。途中で右側に雨引観音への道を分岐しますが、ここから加波山までは6㎞ほどです。関東ふれあいの道の指導標が頻繫にあるやや単調な登山道ですが、一箇所北と東に展望が開け桜川市の高峯、笠間市の仏頂山、吾国山が見えます。手すりのある階段が連続し急登を登っていくと燕山山頂です。FM鉄塔の横を通り抜け林道を下って行くと加波山神社です。ここからは西側に親宮道がありエスケープルートに利用できます。 神社から山頂までは社が連続してあります。加波山山頂には加波山大神社があり花崗岩の大岩が積み重なっています。この先の神社からも西側に本宮道があり長岡バス停に下山する事が出来ます。加波山事件を伝える「旗立石」を過ぎ急な階段を下りて林道にでます。「自由之楷」のモニュメントがありウインド・パワーつくば風力発電所のプロペラが見えます。ここからは林道を下って行っても南北に並んだプロペラ2基の間の旧登山道を通っても一本杉峠に行く事ができます。峠からも西側の真壁町方面へ林道が伸び下山出来ますが酷く荒れているので通行に注意が必要です。 足尾山までは旧登山道を歩きます。足尾神社奥の院のある山頂からの展望は筑波山が目の前に迫ってきます。石段を足尾神社拝殿まで下ります。賑やかなパラグライダー、ハンググライダーの離陸場を抜けてきのこ山まで車道を歩き、きのこ山からつぼろ台、恵みの森、散策の森を通って上宿バス停のある真壁町まで歩いていきます。スタートはJR水戸線の岩瀬駅。この駅は長大な「つくば霞ヶ浦りんりんロード」サイクリングコースの起終点にもなっています。 岩瀬駅を出て右手に進みます。指導標に従って進みますが、街の中を歩いても、線路沿いを歩いても大差はありません。JR水戸線を踏切で渡り南に進みます。途中に「関東ふれあいの道、御嶽山・雨引山」の看板がありほどなく登山口に到着です。 まずは筑波山塊最北の御嶽山を目指し登って行きます。御嶽山山頂付近には御嶽神社が祀られており、神社北側の東屋からは岩瀬の街並みが見下ろせます。一帯は御嶽山森林公園で自然林が美しいです。御嶽神社からは雑木林の道で三角点ピークの手前からは日光連山等西側の展望が開けます。しばらく行くと左側は採石場で緑色のフェンス沿いに歩きます。小さな沢を木橋で渡り手すりのある木の階段で樹林帯の中の急坂を登って行きます。NTT岩瀬中継所を通り雨引山手前の長い階段を登れば雨引山山頂です。筑波山や西側の展望が開け東屋もあるので休憩にはもってこいです。 山頂からは南へ進みます。途中で右側に雨引観音への道を分岐しますが、ここから加波山までは6㎞ほどです。関東ふれあいの道の指導標が頻繫にあるやや単調な登山道ですが、一箇所北と東に展望が開け桜川市の高峯、笠間市の仏頂山、吾国山が見えます。手すりのある階段が連続し急登を登っていくと燕山山頂です。FM鉄塔の横を通り抜け林道を下って行くと加波山神社です。ここからは西側に親宮道がありエスケープルートに利用できます。 神社から山頂までは社が連続してあります。加波山山頂には加波山大神社があり花崗岩の大岩が積み重なっています。この先の神社からも西側に本宮道があり長岡バス停に下山する事が出来ます。加波山事件を伝える「旗立石」を過ぎ急な階段を下りて林道にでます。「自由之楷」のモニュメントがありウインド・パワーつくば風力発電所のプロペラが見えます。ここからは林道を下って行っても南北に並んだプロペラ2基の間の旧登山道を通っても一本杉峠に行く事ができます。峠からも西側の真壁町方面へ林道が伸び下山出来ますが酷く荒れているので通行に注意が必要です。 足尾山までは旧登山道を歩きます。足尾神社奥の院のある山頂からの展望は筑波山が目の前に迫ってきます。石段を足尾神社拝殿まで下ります。賑やかなパラグライダー、ハンググライダーの離陸場を抜けてきのこ山まで車道を歩き、きのこ山からつぼろ台、恵みの森、散策の森を通って上宿バス停のある真壁町まで歩いていきます。 -
愛宕山から吾国山へ花と岩の縦走路
- 日帰り
- 6時間0分
- 15.2km
愛宕山から吾国山へ花と岩の縦走路
- 日帰り
- 6時間0分
- 15.2km
スタートはJR常磐線の岩間駅。駅から西に見える山がこれから登る愛宕山です。 指導標に導かれて駅前の商店街を通り抜けあたご天狗通りを行きます。車道が左にカーブして登りになる手前から登山道に入ります。少し登ると愛宕神社二の鳥居がありトイレもあります。さらに登り車道を横切って駐車場の奥の登山道に入ります。三の鳥居をくぐって車道の反対側に渡り愛宕神社への急な階段を登っていきます。愛宕山山頂に祀られている愛宕神社は「日本三大火防神社」の一つです。 神社からは西側の階段を降りて駐車場の端から乗越峠方面に進みます。ハイキングコース入口まで約100m歩き山道に入ります。しばらく行くと広い防火帯の道になります。所々急な場所もありますがまもなく南山です。以前あった展望台は老朽化で撤去されましたが愛宕山方面の展望は良いです。 笠間・吾国愛宕ハイキングコースを難台山方面に進みます。南山から25分ほどで林道が横切る団子石峠に到着です。石造りのテーブルや椅子があり一息つけます。峠から少し登ると大きな団子石の岩の塊が現れます。ロープの張られた登り下りの多いコースが続きます。大福山を越え獅子ヶ鼻、天狗の奥庭と奇岩奇景が続く道で、縦走路から少し入った所で巨大な花崗岩の屛風岩が登場します。右手に難台山城跡への分岐を過ぎれば難台山まではもうひと登りです。 山名方位盤や祠のある難台山山頂からは筑波山や加波山が見えます。スズランの群生地を過ぎジグザグな急下降を過ぎると道祖神峠に到着です。 交通量の多い道祖神峠を渡り洗心館跡へ進みます。茨城県の林間学校だった旧「洗心館」脇を歩いて切り通しを越えて山道に入ります。ここからは急坂を吾国山へと登って行きます。吾国山山頂には田上神社があり筑波山や加波山の眺めが素晴らしいです。4月上旬であれば山頂直下のカタクリの群生が非常に美しく開花期に合わせて登りたいところ。また同じ場所にブナ林もあるので新緑紅葉と楽しめます。 下山は福原駅に向かいます。所々に丁目を掘った石柱がありその信仰の深さが伺えます。19丁目で林道を横切って進み里道に出ます。その先の指導標のある二俣は左に曲がります。山麓の集落の中に「従是我国山二丁目」の石柱があります。北関東自動車道の高架の下を通り指導票に従ってJR水戸線の福原駅まで歩きます。スタートはJR常磐線の岩間駅。駅から西に見える山がこれから登る愛宕山です。 指導標に導かれて駅前の商店街を通り抜けあたご天狗通りを行きます。車道が左にカーブして登りになる手前から登山道に入ります。少し登ると愛宕神社二の鳥居がありトイレもあります。さらに登り車道を横切って駐車場の奥の登山道に入ります。三の鳥居をくぐって車道の反対側に渡り愛宕神社への急な階段を登っていきます。愛宕山山頂に祀られている愛宕神社は「日本三大火防神社」の一つです。 神社からは西側の階段を降りて駐車場の端から乗越峠方面に進みます。ハイキングコース入口まで約100m歩き山道に入ります。しばらく行くと広い防火帯の道になります。所々急な場所もありますがまもなく南山です。以前あった展望台は老朽化で撤去されましたが愛宕山方面の展望は良いです。 笠間・吾国愛宕ハイキングコースを難台山方面に進みます。南山から25分ほどで林道が横切る団子石峠に到着です。石造りのテーブルや椅子があり一息つけます。峠から少し登ると大きな団子石の岩の塊が現れます。ロープの張られた登り下りの多いコースが続きます。大福山を越え獅子ヶ鼻、天狗の奥庭と奇岩奇景が続く道で、縦走路から少し入った所で巨大な花崗岩の屛風岩が登場します。右手に難台山城跡への分岐を過ぎれば難台山まではもうひと登りです。 山名方位盤や祠のある難台山山頂からは筑波山や加波山が見えます。スズランの群生地を過ぎジグザグな急下降を過ぎると道祖神峠に到着です。 交通量の多い道祖神峠を渡り洗心館跡へ進みます。茨城県の林間学校だった旧「洗心館」脇を歩いて切り通しを越えて山道に入ります。ここからは急坂を吾国山へと登って行きます。吾国山山頂には田上神社があり筑波山や加波山の眺めが素晴らしいです。4月上旬であれば山頂直下のカタクリの群生が非常に美しく開花期に合わせて登りたいところ。また同じ場所にブナ林もあるので新緑紅葉と楽しめます。 下山は福原駅に向かいます。所々に丁目を掘った石柱がありその信仰の深さが伺えます。19丁目で林道を横切って進み里道に出ます。その先の指導標のある二俣は左に曲がります。山麓の集落の中に「従是我国山二丁目」の石柱があります。北関東自動車道の高架の下を通り指導票に従ってJR水戸線の福原駅まで歩きます。 -
楞厳寺から仏頂山、高峰へ
- 日帰り
- 4時間45分
- 13.6km
楞厳寺から仏頂山、高峰へ
- 日帰り
- 4時間45分
- 13.6km
仏頂山は笠間市と栃木との県境の山です。その最寄り駅のJR水戸線笠間駅からのバス便は無いのでタクシーで登山口の楞厳寺山門に向かいます。少し手前の国指定重要文化財「楞厳寺山門」はぜひ見学して行きましょう。登山道は楞厳寺本堂への石段手前を「遊歩道入口」の看板に従って入ります。所々に「関東ふれあいの道」の指導標が出てきますが、ここで紹介する仏頂山から高峯への縦走路は、その大部分が関東ふれあいの道と重なっています。沢底の様な道から尾根に上がりルートを右に取ります。山頂の手前には手すりのある木の階段が続きなかなか手強いです。台地上の山頂の端にたどり着き平らな道をテーブルとベンチのある山頂まで進みますが、仏頂山山頂は樹木が生い茂っていて展望は無いです。山頂からは栃木県茂木町への分岐もあります。仏頂山山頂からは枕木の階段が長く続きます。しばらく歩くと稜線の北側が伐採され展望の良い所を通ります。この先の登山道の傍らに桃太郎がすっぱりと割った様な桃太郎石があります。また木の階段が現れ下っていくと奈良駄峠に着きます。この峠では関東ふれあいの道の小さな石柱があり、茂木町上小貫への分岐があります。次の南飯田分岐では関東ふれあいの道が池亀から南飯田方面に下っています。 ここからは高峯の山頂付近を木立越しに見ながら雑木林の中を緩やかに登って行きます。高峯の山頂手前で登山道は直角に左に曲がります。ここにも北側に上小貫分岐があります。間もなく高峯の山頂ですが樹林にさえぎられて展望はありません。高峯の山頂からは西側に進みます。高峯の南麓にある「五大力堂」へ下る場合は手製の小さな指導標が道の左側にあるだけなので見落とさない様にしてください。パラグライダー離陸場からは南側の展望が良く、筑波山、加波山、吾国山等を望むことができます。登山道を歩き林道に下りたところが高峯登山道入口です。ここからは林道を南側に歩きますが程なく駐車場とトイレのある平沢峠です。峠からは林道を平沢集落に下りますが、途中には「だいだら坊背負い石」と伝説の残る巨大な岩があります。平沢地区で道が二分するので右手に行くと「大神駅家跡」があります。駅家とは奈良・平安時代の官道に三十里ごとに置かれた交通施設です。ここからはJR水戸線の羽黒駅を目指しますが、指導標が無く分りづらいです。香取神社のある十字路で県道257号に入り月山寺の脇を通り真っ直ぐ行くと羽黒駅です。仏頂山は笠間市と栃木との県境の山です。その最寄り駅のJR水戸線笠間駅からのバス便は無いのでタクシーで登山口の楞厳寺山門に向かいます。少し手前の国指定重要文化財「楞厳寺山門」はぜひ見学して行きましょう。登山道は楞厳寺本堂への石段手前を「遊歩道入口」の看板に従って入ります。所々に「関東ふれあいの道」の指導標が出てきますが、ここで紹介する仏頂山から高峯への縦走路は、その大部分が関東ふれあいの道と重なっています。沢底の様な道から尾根に上がりルートを右に取ります。山頂の手前には手すりのある木の階段が続きなかなか手強いです。台地上の山頂の端にたどり着き平らな道をテーブルとベンチのある山頂まで進みますが、仏頂山山頂は樹木が生い茂っていて展望は無いです。山頂からは栃木県茂木町への分岐もあります。仏頂山山頂からは枕木の階段が長く続きます。しばらく歩くと稜線の北側が伐採され展望の良い所を通ります。この先の登山道の傍らに桃太郎がすっぱりと割った様な桃太郎石があります。また木の階段が現れ下っていくと奈良駄峠に着きます。この峠では関東ふれあいの道の小さな石柱があり、茂木町上小貫への分岐があります。次の南飯田分岐では関東ふれあいの道が池亀から南飯田方面に下っています。 ここからは高峯の山頂付近を木立越しに見ながら雑木林の中を緩やかに登って行きます。高峯の山頂手前で登山道は直角に左に曲がります。ここにも北側に上小貫分岐があります。間もなく高峯の山頂ですが樹林にさえぎられて展望はありません。高峯の山頂からは西側に進みます。高峯の南麓にある「五大力堂」へ下る場合は手製の小さな指導標が道の左側にあるだけなので見落とさない様にしてください。パラグライダー離陸場からは南側の展望が良く、筑波山、加波山、吾国山等を望むことができます。登山道を歩き林道に下りたところが高峯登山道入口です。ここからは林道を南側に歩きますが程なく駐車場とトイレのある平沢峠です。峠からは林道を平沢集落に下りますが、途中には「だいだら坊背負い石」と伝説の残る巨大な岩があります。平沢地区で道が二分するので右手に行くと「大神駅家跡」があります。駅家とは奈良・平安時代の官道に三十里ごとに置かれた交通施設です。ここからはJR水戸線の羽黒駅を目指しますが、指導標が無く分りづらいです。香取神社のある十字路で県道257号に入り月山寺の脇を通り真っ直ぐ行くと羽黒駅です。 -
奥久慈男体山から袋田の滝へ
- 日帰り
- 8時間5分
- 15km
奥久慈男体山から袋田の滝へ
- 日帰り
- 8時間5分
- 15km
スタートのJR水郡線の上小川駅を出たら駅前通りを右手に進みます。国道118号をくぐり小さな橋の手前を左側に入って行きます。指導標が無いのでやや不安になりますが、道なりにカーブを曲がり登ると学校のグラウンドが見えてきます。グラウンドの脇を右に曲がると男体山登山道の指導標が現れます。杉林の中の細い尾根道を進むとやがて奥久慈パノラマ林道に出ます。右に進んでいくと所々南側の山が見え正面にこれから登る男体山が見えてきます。長福の集落の端で道が右にカーブする所で男体山登山道入口の指導標があります。少し歩くと鳥居があり駐車スペースとその奥に男体神社があります。ここからは山道で部分的な急登を進んでいきます。稜線に出たら、そこが上小川駅分岐です。男体山裏参道を過ぎると東屋があり大円地からの健脚コースが合流します。山頂はもうすぐです。男体山山頂からは奥久慈の山々や久慈川等の大パノラマが広がります。 袋田の滝へは上小川駅分岐まで戻り分岐を真っ直ぐに進みます。秋であれば袋田白木山分岐までは稜線の紅葉が美しいです。分岐からは左に急な道を降りていきます。下りきって登山道を行くと左から沢が合流しそこを木橋で渡ります。途中に奥久慈自然休養林の傾いた看板があります。この辺りは山深い所で新緑紅葉が更に美しい場所です。水根分岐を過ぎると第二展望台、第一展望台の鍋転山が順番に現れます。双方の展望台では西側の展望が得られます。この先で国道461号へのエスケープルートがあり、その先の鞍部でも国道461号と月居トンネルへのサインがあります。登山道は月居山南峰の登りとなり南峰手前の岩尾根からは南側の展望が開けます。特に白木山が鋭角な山容を見せています。月居城のあった南峰は平らな山頂で秋であれば紅葉が素晴らしいです。月居峠まで下りて鞍部から月居山北峰に登り返します。月居山北峰からは袋田の滝に向かって急な道を降りて行きます。最後に手すりの付いた長い階段を下れば吊り橋の袂に着きます。袋田の滝を見る観瀑台へはこの吊り橋で滝川を渡って行きます。天下の名勝袋田の滝をぜひ見学しましょう。観瀑台からはトンネルを通って袋田駅方面に行く事ができます。滝本バス停からJR水郡線の袋田駅まで茨城交通のバスがありますが本数が少ないので袋田駅まで歩くのが現実的です。スタートのJR水郡線の上小川駅を出たら駅前通りを右手に進みます。国道118号をくぐり小さな橋の手前を左側に入って行きます。指導標が無いのでやや不安になりますが、道なりにカーブを曲がり登ると学校のグラウンドが見えてきます。グラウンドの脇を右に曲がると男体山登山道の指導標が現れます。杉林の中の細い尾根道を進むとやがて奥久慈パノラマ林道に出ます。右に進んでいくと所々南側の山が見え正面にこれから登る男体山が見えてきます。長福の集落の端で道が右にカーブする所で男体山登山道入口の指導標があります。少し歩くと鳥居があり駐車スペースとその奥に男体神社があります。ここからは山道で部分的な急登を進んでいきます。稜線に出たら、そこが上小川駅分岐です。男体山裏参道を過ぎると東屋があり大円地からの健脚コースが合流します。山頂はもうすぐです。男体山山頂からは奥久慈の山々や久慈川等の大パノラマが広がります。 袋田の滝へは上小川駅分岐まで戻り分岐を真っ直ぐに進みます。秋であれば袋田白木山分岐までは稜線の紅葉が美しいです。分岐からは左に急な道を降りていきます。下りきって登山道を行くと左から沢が合流しそこを木橋で渡ります。途中に奥久慈自然休養林の傾いた看板があります。この辺りは山深い所で新緑紅葉が更に美しい場所です。水根分岐を過ぎると第二展望台、第一展望台の鍋転山が順番に現れます。双方の展望台では西側の展望が得られます。この先で国道461号へのエスケープルートがあり、その先の鞍部でも国道461号と月居トンネルへのサインがあります。登山道は月居山南峰の登りとなり南峰手前の岩尾根からは南側の展望が開けます。特に白木山が鋭角な山容を見せています。月居城のあった南峰は平らな山頂で秋であれば紅葉が素晴らしいです。月居峠まで下りて鞍部から月居山北峰に登り返します。月居山北峰からは袋田の滝に向かって急な道を降りて行きます。最後に手すりの付いた長い階段を下れば吊り橋の袂に着きます。袋田の滝を見る観瀑台へはこの吊り橋で滝川を渡って行きます。天下の名勝袋田の滝をぜひ見学しましょう。観瀑台からはトンネルを通って袋田駅方面に行く事ができます。滝本バス停からJR水郡線の袋田駅まで茨城交通のバスがありますが本数が少ないので袋田駅まで歩くのが現実的です。 -
大円地から奥久慈男体山へ
- 日帰り
- 5時間45分
- 12.2km
大円地から奥久慈男体山へ
- 日帰り
- 5時間45分
- 12.2km
スタートは水郡線の西金駅です。駅を出て駅前通りを右に進みます。左手に坂を上がり国道118号を渡ったら、車道を真っ直ぐ進みます。前方に山並みを見ながら20分程で湯沢集落に着きます。右に曲がればつつじヶ丘や篭岩山方面ですがここは直進します。しばらく歩くと「1650万年前のゾウ類足跡化石」の看板が現れて少し驚きます。弘法堂入口や古分屋敷を通って坂道を上がって行きますが、この辺りから坊主岩や鷹取岩の迫力ある姿を見ることができます。 奥久慈パノラマ林道が通っているトンネルの上を越え、ループして奥久慈パノラマ林道に出ます。林道を右に下って行くと登山口の大円地に到着です。駐車スペースがありトイレと登山届を入れるポストがあります。準備を整えて出発しましょう。 この先の林道が左にカーブしている所で右側に入って行くと、大円地山荘が現れます。山荘横の登山道を少し行くと左手に健脚コースが分岐しますが今回は一般コースを登ります。木橋で沢を渡り植林の中を登って行くと、右手に男体山火山角礫岩の大岩が現れます。登りきった鞍部が大円地越です。大円地越は十字路になっていて奥久慈男体山へは左手にジグザグ道を登って行きます。稜線に出る直前でロープの張った小さな岩場がありますが、難無く越えて行きます。稜線の登山道は所々に角礫岩の露出した道でロープが張ってあり、左手は急な崖なので注意して進みます。右側から持方集落からの表参道が合流すれば山頂は近いです。山頂直下にはスカイツリーと同高度の看板があり、登り着いた男体山山頂からの展望は絶景です。さらに少し先の石造りの男体神社からは足元の切れ落ちた豪快な眺めが満喫出来ます。 展望を楽しんだ後は上小川駅に下山します。山頂から少し降りると東屋があり、ここから大円地に健脚コースが分岐しています。上小川駅分岐の少し手前に右に下る分岐がありますが、これは持方集落へ下りる男体山裏参道。指導標に従い左へ下りて行きます。登山道は部分的に急な所や、角礫岩に掘られた階段もあるのでゆっくり行きましょう。下りきった広場は駐車場で、左手奥に男体神社があります。パノラマ林道に出たら右に進んで30分程歩けば長久保分岐。植林帯を抜けて田圃の脇の道を行けば中学校に出ます。右へ進み国道118号を渡って真っ直ぐ進むとやがて上小川駅から来る車道に出合うので、左手に行けば上小川駅に到着です。スタートは水郡線の西金駅です。駅を出て駅前通りを右に進みます。左手に坂を上がり国道118号を渡ったら、車道を真っ直ぐ進みます。前方に山並みを見ながら20分程で湯沢集落に着きます。右に曲がればつつじヶ丘や篭岩山方面ですがここは直進します。しばらく歩くと「1650万年前のゾウ類足跡化石」の看板が現れて少し驚きます。弘法堂入口や古分屋敷を通って坂道を上がって行きますが、この辺りから坊主岩や鷹取岩の迫力ある姿を見ることができます。 奥久慈パノラマ林道が通っているトンネルの上を越え、ループして奥久慈パノラマ林道に出ます。林道を右に下って行くと登山口の大円地に到着です。駐車スペースがありトイレと登山届を入れるポストがあります。準備を整えて出発しましょう。 この先の林道が左にカーブしている所で右側に入って行くと、大円地山荘が現れます。山荘横の登山道を少し行くと左手に健脚コースが分岐しますが今回は一般コースを登ります。木橋で沢を渡り植林の中を登って行くと、右手に男体山火山角礫岩の大岩が現れます。登りきった鞍部が大円地越です。大円地越は十字路になっていて奥久慈男体山へは左手にジグザグ道を登って行きます。稜線に出る直前でロープの張った小さな岩場がありますが、難無く越えて行きます。稜線の登山道は所々に角礫岩の露出した道でロープが張ってあり、左手は急な崖なので注意して進みます。右側から持方集落からの表参道が合流すれば山頂は近いです。山頂直下にはスカイツリーと同高度の看板があり、登り着いた男体山山頂からの展望は絶景です。さらに少し先の石造りの男体神社からは足元の切れ落ちた豪快な眺めが満喫出来ます。 展望を楽しんだ後は上小川駅に下山します。山頂から少し降りると東屋があり、ここから大円地に健脚コースが分岐しています。上小川駅分岐の少し手前に右に下る分岐がありますが、これは持方集落へ下りる男体山裏参道。指導標に従い左へ下りて行きます。登山道は部分的に急な所や、角礫岩に掘られた階段もあるのでゆっくり行きましょう。下りきった広場は駐車場で、左手奥に男体神社があります。パノラマ林道に出たら右に進んで30分程歩けば長久保分岐。植林帯を抜けて田圃の脇の道を行けば中学校に出ます。右へ進み国道118号を渡って真っ直ぐ進むとやがて上小川駅から来る車道に出合うので、左手に行けば上小川駅に到着です。 -
生瀬富士から袋田の滝へ
- 日帰り
- 5時間15分
- 9.3km
生瀬富士から袋田の滝へ
- 日帰り
- 5時間15分
- 9.3km
JR水郡線の袋田駅からスタートします。駅を出て水郡線の踏切を渡ると少し先に「日本二十五勝、袋田の滝」の石碑があります。袋田小学校を過ぎ滝川を橋で2回渡ったら、大子町営第一駐車場の手前にある生瀬富士登山口の標識に従って進んでいきます。真っ直ぐ進むと硯工房があり右側の民家の裏が登山道入口です。登山道は沢沿いの高みに付いていて、暫く歩いて左側の尾根に取り付きます。この尾根はなかなか急な登りで稜線に出る手前にはロープが張ってあります。登り着いた稜線は鞍部になっていて右にルートを取ります。暫く進むと男体山火山角礫岩の急な岩場が現れます。クサリに助けられて岩場を乗越すと程なく生瀬富士頂上です。山頂からは南側の男体山、白木山、長福山等眺望は抜群です。さらに頂上付近の露岩帯を足元に注意して端まで渡れば展望は申し分ないです。 生瀬富士からはロープの張られた岩場を下ります。立神山から先は袋田温泉や久慈川、月居山北峰等を見ながら下っていきます。急な登山道にはロープが張られており小さなアップダウンをしながら進んでいくと程なく十字路に到着、地名を「かずま」と言います。左は小生瀬、右は滝本でエスケープルートに使えますが、登山道の下半分は多くのロープの張られた急斜面で滑りやすいのでかなりの注意が必要です。ここは直進して袋田の滝上である「滝のぞき」から滝を俯瞰しましょう。滝のぞきからは尾根を下りて行き、渡渉地点である滝川のほとりに着きます。水量があるためよほどの減水期でなければ飛び石で渡ることは難しいです。素足ではなく何かサンダル等の履物を用意した方が良いでしょう。下流に生瀬滝と袋田の滝があるわけですが、穏やかな流れからは想像がつかないです。慎重に貸別荘の建つ対岸まで渡ったら道標に従って尾根に取り付きます。暫く進むと袋田の滝への看板があり、月居山北峰からの登山道が合流します。左に登れば月居山北峰ですが、ここは袋田の滝方面に進みます。コンクリートの階段や登山道が続き、最後に手すりの付いた急な階段を下りれば袋田の滝に降り立ちます。吊り橋を渡り袋田の滝を見学に行きましょう。エレベーターで観瀑台に上がれば袋田の滝の全容が楽しめます。 帰りは滝本バス停から袋田駅行きのバスがありますが、本数が少ないので袋田駅まで歩いて向かいます。JR水郡線の袋田駅からスタートします。駅を出て水郡線の踏切を渡ると少し先に「日本二十五勝、袋田の滝」の石碑があります。袋田小学校を過ぎ滝川を橋で2回渡ったら、大子町営第一駐車場の手前にある生瀬富士登山口の標識に従って進んでいきます。真っ直ぐ進むと硯工房があり右側の民家の裏が登山道入口です。登山道は沢沿いの高みに付いていて、暫く歩いて左側の尾根に取り付きます。この尾根はなかなか急な登りで稜線に出る手前にはロープが張ってあります。登り着いた稜線は鞍部になっていて右にルートを取ります。暫く進むと男体山火山角礫岩の急な岩場が現れます。クサリに助けられて岩場を乗越すと程なく生瀬富士頂上です。山頂からは南側の男体山、白木山、長福山等眺望は抜群です。さらに頂上付近の露岩帯を足元に注意して端まで渡れば展望は申し分ないです。 生瀬富士からはロープの張られた岩場を下ります。立神山から先は袋田温泉や久慈川、月居山北峰等を見ながら下っていきます。急な登山道にはロープが張られており小さなアップダウンをしながら進んでいくと程なく十字路に到着、地名を「かずま」と言います。左は小生瀬、右は滝本でエスケープルートに使えますが、登山道の下半分は多くのロープの張られた急斜面で滑りやすいのでかなりの注意が必要です。ここは直進して袋田の滝上である「滝のぞき」から滝を俯瞰しましょう。滝のぞきからは尾根を下りて行き、渡渉地点である滝川のほとりに着きます。水量があるためよほどの減水期でなければ飛び石で渡ることは難しいです。素足ではなく何かサンダル等の履物を用意した方が良いでしょう。下流に生瀬滝と袋田の滝があるわけですが、穏やかな流れからは想像がつかないです。慎重に貸別荘の建つ対岸まで渡ったら道標に従って尾根に取り付きます。暫く進むと袋田の滝への看板があり、月居山北峰からの登山道が合流します。左に登れば月居山北峰ですが、ここは袋田の滝方面に進みます。コンクリートの階段や登山道が続き、最後に手すりの付いた急な階段を下りれば袋田の滝に降り立ちます。吊り橋を渡り袋田の滝を見学に行きましょう。エレベーターで観瀑台に上がれば袋田の滝の全容が楽しめます。 帰りは滝本バス停から袋田駅行きのバスがありますが、本数が少ないので袋田駅まで歩いて向かいます。 -
月居山から袋田の滝へ
- 日帰り
- 2時間40分
- 7.5km
月居山から袋田の滝へ
- 日帰り
- 2時間40分
- 7.5km
JR水郡線の袋田駅からスタートします。大子町営第一駐車場までの行程は大円地から奥久慈男体山へ(コースガイド)を参照してください。駐車場を過ぎて見返橋を渡って分岐を右へ、そこに月居山登山口のサインがあるのでここを入って行きます。この辺りからは生瀬富士が良く見えます。農家レストランみらんど袋田のそばを抜けると車道に出ます。車道を渡り「月居山登山口 七曲り」方面に進みます。最初はジグザグ道でしばらく登って行くと林道に出ます。林道をさらに行くと奥久慈自然休養林の看板が現れ、登山道は左側に分岐して登って行きます。登山道を進むと、袋田自然研究路の看板があり袋田の滝方面からの登山道が合流するので、ここは右に進みます。途中で大岩がゴロゴロしている場所にでます。これは1864年の元治甲子の変と言われる内乱で、諸生党が天狗党側に月居峠から岩を落として攻撃した跡です。月居峠はもうすぐです。 月居峠は十字路になっていて、真っ直ぐ行くと月居古道を通って国道461号へ、北側に登れば月居山北峰経由で袋田の滝に出ます。右側に曲がって南へ登れば月居城址のある月居山南峰、さらには奥久慈男体山までの縦走路になっています。時間が許せば月居山北峰まで往復しましょう。月居観音堂の横を通り徳川斉昭公の歌碑を見て月居山北峰に立ちます。 月居峠からは月居山南峰に登ります。かつては月居城のあった南峰は樹木が繫茂して展望はありませんが、紅葉の時期には素晴らしい光景を見る事ができます。 峠からは来た道を少し戻り袋田自然研究路の看板の所は直進します。コンクリートの張られた道で雨の日などは滑りやすいので注意して下りて行きます。途中で生瀬富士の見える場所を通り滝見茶屋の前に着きます。少し手前に男体山・月居山登山口の石の道標が立っています。時間に余裕があれば袋田の滝をぜひ見学して行きましょう。 滝見茶屋前を右へ、滝川をゆれる吊り橋で名瀑を鑑賞しましょう。吊り橋を渡った場所からでも滝は十分に見ることができますが、利用料金を払いエレベーターで観瀑台に上がればさらに素晴らしい袋田の滝を見学できます。この場合はトンネルを通って滝本バス停方面に行く事が出来ます。観瀑台を利用しない場合は吊り橋で来た道を滝見茶屋まで戻り、道なりに行けば滝本バス停に行けます。土産物屋街を抜けると左手に滝本バス停がありますが、バスの便数は少ないので袋田駅まで往路を戻ります。JR水郡線の袋田駅からスタートします。大子町営第一駐車場までの行程は大円地から奥久慈男体山へ(コースガイド)を参照してください。駐車場を過ぎて見返橋を渡って分岐を右へ、そこに月居山登山口のサインがあるのでここを入って行きます。この辺りからは生瀬富士が良く見えます。農家レストランみらんど袋田のそばを抜けると車道に出ます。車道を渡り「月居山登山口 七曲り」方面に進みます。最初はジグザグ道でしばらく登って行くと林道に出ます。林道をさらに行くと奥久慈自然休養林の看板が現れ、登山道は左側に分岐して登って行きます。登山道を進むと、袋田自然研究路の看板があり袋田の滝方面からの登山道が合流するので、ここは右に進みます。途中で大岩がゴロゴロしている場所にでます。これは1864年の元治甲子の変と言われる内乱で、諸生党が天狗党側に月居峠から岩を落として攻撃した跡です。月居峠はもうすぐです。 月居峠は十字路になっていて、真っ直ぐ行くと月居古道を通って国道461号へ、北側に登れば月居山北峰経由で袋田の滝に出ます。右側に曲がって南へ登れば月居城址のある月居山南峰、さらには奥久慈男体山までの縦走路になっています。時間が許せば月居山北峰まで往復しましょう。月居観音堂の横を通り徳川斉昭公の歌碑を見て月居山北峰に立ちます。 月居峠からは月居山南峰に登ります。かつては月居城のあった南峰は樹木が繫茂して展望はありませんが、紅葉の時期には素晴らしい光景を見る事ができます。 峠からは来た道を少し戻り袋田自然研究路の看板の所は直進します。コンクリートの張られた道で雨の日などは滑りやすいので注意して下りて行きます。途中で生瀬富士の見える場所を通り滝見茶屋の前に着きます。少し手前に男体山・月居山登山口の石の道標が立っています。時間に余裕があれば袋田の滝をぜひ見学して行きましょう。 滝見茶屋前を右へ、滝川をゆれる吊り橋で名瀑を鑑賞しましょう。吊り橋を渡った場所からでも滝は十分に見ることができますが、利用料金を払いエレベーターで観瀑台に上がればさらに素晴らしい袋田の滝を見学できます。この場合はトンネルを通って滝本バス停方面に行く事が出来ます。観瀑台を利用しない場合は吊り橋で来た道を滝見茶屋まで戻り、道なりに行けば滝本バス停に行けます。土産物屋街を抜けると左手に滝本バス停がありますが、バスの便数は少ないので袋田駅まで往路を戻ります。 -
御岩神社から高鈴山へ
- 日帰り
- 4時間20分
- 10.9km
御岩神社から高鈴山へ
- 日帰り
- 4時間20分
- 10.9km
高鈴山の登山口である御岩神社前バス停まではJR常磐線の日立駅前から茨城交通の東河内行きバスで向かいます。御岩神社前バス停で下車、鳥居をくぐり抜け進みます。朱塗りの楼門を通り御岩神社に参拝します。ここから表参道、裏参道に分かれます。左手の表参道を登って行くと水戸光圀公が大日本史編纂祈願した賀毘禮神宮があります。この先の裏参道からの道が合流する所で左側へ直登します。御岩山直登ルートは現在通行止めなので左側にトラバースして行くと、高鈴山、御岩山と向陽台との分岐に出るのでルートを右に取り山頂を目指します。取り付きは急坂ですが登り着いた御岩山山頂からの展望は良いです。御岩山からの登山道は良く整備されています。稜線ルートとトラバース道がありますが先で合流します。玉だれの滝分岐を過ぎ登山道は緩やかにアップダウンして進みます。東屋を左手に登山道は林道に出ます。林道を右に進んでいくと赤テープを巻いた道が右に現れます。この旧登山道を行っても林道を真っ直ぐ進んでも山頂は近いです。センブリ等で花の百名山になっている高鈴山は山頂に展望デッキがあり茨城県北部の山の眺めが良いです。またレーダー雨量観測の巨大なコンクリート製の塔が立っていて、この山の目印になっています。 下山は助川城跡公園を目指します。しばらく林道を下って行くと、林道が右に曲がる所がありそこが四辻になっています。41番の札の巻かれた指導標に従って助川城址方面に進みます。少し行くと荒れた林道を歩くようになります。70基程の石仏のある金山百体観音に出て、さらに30分程下るとおむすびの形をしたおむすび池のほとりに着きます。この辺りは助川山市民の森の一部。公園内の登山道を助川山まで歩くのもおすすめです。頂上には大きな休憩舎があり360度の展望を誇ります。高鈴山や北側に神峰山、日立市の街並みや太平洋の大海原等、見飽きない大展望が広がります。 展望を満喫したら助川城跡公園に向かいましょう。山根口までは林道を歩きます。ここで道は助川城址と電線工場方面に二分します。助川城跡公園へは上に索道がかかってあるので、安全のために円形の小さなトンネルを通って行きます。途中で馬頭観音のある化粧水分岐を過ぎ市街地に入っていきます。やや分りづらいですが案内図もあるのでそれに従って歩いて行きます。やがて石垣が見えてくれば助川城跡公園に到着です。助川城は水戸藩が海防のためにつくった城ですが今は公園として整備されています。近くに御殿山団地バス停もありますが、日立駅まで歩いても大した距離ではありません。高鈴山の登山口である御岩神社前バス停まではJR常磐線の日立駅前から茨城交通の東河内行きバスで向かいます。御岩神社前バス停で下車、鳥居をくぐり抜け進みます。朱塗りの楼門を通り御岩神社に参拝します。ここから表参道、裏参道に分かれます。左手の表参道を登って行くと水戸光圀公が大日本史編纂祈願した賀毘禮神宮があります。この先の裏参道からの道が合流する所で左側へ直登します。御岩山直登ルートは現在通行止めなので左側にトラバースして行くと、高鈴山、御岩山と向陽台との分岐に出るのでルートを右に取り山頂を目指します。取り付きは急坂ですが登り着いた御岩山山頂からの展望は良いです。御岩山からの登山道は良く整備されています。稜線ルートとトラバース道がありますが先で合流します。玉だれの滝分岐を過ぎ登山道は緩やかにアップダウンして進みます。東屋を左手に登山道は林道に出ます。林道を右に進んでいくと赤テープを巻いた道が右に現れます。この旧登山道を行っても林道を真っ直ぐ進んでも山頂は近いです。センブリ等で花の百名山になっている高鈴山は山頂に展望デッキがあり茨城県北部の山の眺めが良いです。またレーダー雨量観測の巨大なコンクリート製の塔が立っていて、この山の目印になっています。 下山は助川城跡公園を目指します。しばらく林道を下って行くと、林道が右に曲がる所がありそこが四辻になっています。41番の札の巻かれた指導標に従って助川城址方面に進みます。少し行くと荒れた林道を歩くようになります。70基程の石仏のある金山百体観音に出て、さらに30分程下るとおむすびの形をしたおむすび池のほとりに着きます。この辺りは助川山市民の森の一部。公園内の登山道を助川山まで歩くのもおすすめです。頂上には大きな休憩舎があり360度の展望を誇ります。高鈴山や北側に神峰山、日立市の街並みや太平洋の大海原等、見飽きない大展望が広がります。 展望を満喫したら助川城跡公園に向かいましょう。山根口までは林道を歩きます。ここで道は助川城址と電線工場方面に二分します。助川城跡公園へは上に索道がかかってあるので、安全のために円形の小さなトンネルを通って行きます。途中で馬頭観音のある化粧水分岐を過ぎ市街地に入っていきます。やや分りづらいですが案内図もあるのでそれに従って歩いて行きます。やがて石垣が見えてくれば助川城跡公園に到着です。助川城は水戸藩が海防のためにつくった城ですが今は公園として整備されています。近くに御殿山団地バス停もありますが、日立駅まで歩いても大した距離ではありません。 -
神峰山
- 日帰り
- 4時間25分
- 12.3km
神峰山
- 日帰り
- 4時間25分
- 12.3km
日鉱記念館前バス停からスタートします。車道を横断して歩道をトンネルの手前まで歩きます。階段を登って上の林道に出ます。神峰山登山口の標識がある所から登山道に入ります。僅かな登りで稜線に出るのでここは右側に進み、しばらくすると「奥日立きららの里」の分岐が出てきます。ここから神峰山までは約900m。この辺りの登山道脇にはオオシマザクラの桜の木が沢山生えています。これは日立鉱山が銅の精錬の時に出る亜硫酸ガスに強いオオシマザクラを320万本植樹して森林再生を図ったものです。索道の施設の跡でしょうか、コンクリートの構造物も登山道の脇にあります。山頂のトラバース道の所まで来ると山頂は近いです。 神峰山の山頂には神峰神社奥宮が鎮座しています。ここからの展望は大煙突を前景に日立市街地や太平洋の大海原、常磐自動車道の赤い橋梁等、非常に優れていますので十分に楽しみましょう。山頂には旧神峰山観測所や説明版、ハートの形をした可愛らしい池もあります。 山頂に別れを告げ先に進みます。道はすぐに左右に分かれますが右側に進みます。この辺りの山の斜面には小さなアジサイの群落があり6月の開花期には可憐な花が咲き誇ります。 次は羽黒山に向かいますが途中に桜の巨木があり驚かされます。沢平を経て石尊山への指導標がありますが、踏み跡は薄いです。羽黒山は樹木に囲まれて展望はありません。何かの観測に使ったのでしょうか、朽ちた鉄の櫓が残っています。羽黒山から15分程下ると登山道の分岐があり、左に行くと小木津山自然公園を通ってJR常磐線の小木津駅まで歩けます。小木津山自然公園方面には途中にもう一つの分岐があり、小木津山石尊林道を歩いて石尊山を越え十王パノラマ公園まで歩くこともできます。 さて分岐を直進すると、間もなく石碑が建つ蛇塚に着きます。すぐ先に大煙突展望台があるので往復しましょう。登山道は尾根上の木のトンネルの様な場所を通過し、やがて緑色のフェンス沿いに歩くようになり擬木の急な階段を下りて切通に出ます。鞍掛山緑地駐車場を横手に車道を渡り登山道に入ると途中で高鈴山の良く見えるポイントがあり、しばらく歩いたら再度車道に出ます。大煙突記念碑、新田次郎文学碑を見てから、かみねレジャーランドの前を通りかみね公園に入ります。公園内には展望台があり、これに登ると大煙突を従えた神峰山や遠くに高鈴山、さらには太平洋も展望できます。神峰神社里宮へ立ち寄ってからJR常磐線日立駅へと向かいます。神峰公園口バス停から日立駅までバスを利用してもよいでしょう。日鉱記念館前バス停からスタートします。車道を横断して歩道をトンネルの手前まで歩きます。階段を登って上の林道に出ます。神峰山登山口の標識がある所から登山道に入ります。僅かな登りで稜線に出るのでここは右側に進み、しばらくすると「奥日立きららの里」の分岐が出てきます。ここから神峰山までは約900m。この辺りの登山道脇にはオオシマザクラの桜の木が沢山生えています。これは日立鉱山が銅の精錬の時に出る亜硫酸ガスに強いオオシマザクラを320万本植樹して森林再生を図ったものです。索道の施設の跡でしょうか、コンクリートの構造物も登山道の脇にあります。山頂のトラバース道の所まで来ると山頂は近いです。 神峰山の山頂には神峰神社奥宮が鎮座しています。ここからの展望は大煙突を前景に日立市街地や太平洋の大海原、常磐自動車道の赤い橋梁等、非常に優れていますので十分に楽しみましょう。山頂には旧神峰山観測所や説明版、ハートの形をした可愛らしい池もあります。 山頂に別れを告げ先に進みます。道はすぐに左右に分かれますが右側に進みます。この辺りの山の斜面には小さなアジサイの群落があり6月の開花期には可憐な花が咲き誇ります。 次は羽黒山に向かいますが途中に桜の巨木があり驚かされます。沢平を経て石尊山への指導標がありますが、踏み跡は薄いです。羽黒山は樹木に囲まれて展望はありません。何かの観測に使ったのでしょうか、朽ちた鉄の櫓が残っています。羽黒山から15分程下ると登山道の分岐があり、左に行くと小木津山自然公園を通ってJR常磐線の小木津駅まで歩けます。小木津山自然公園方面には途中にもう一つの分岐があり、小木津山石尊林道を歩いて石尊山を越え十王パノラマ公園まで歩くこともできます。 さて分岐を直進すると、間もなく石碑が建つ蛇塚に着きます。すぐ先に大煙突展望台があるので往復しましょう。登山道は尾根上の木のトンネルの様な場所を通過し、やがて緑色のフェンス沿いに歩くようになり擬木の急な階段を下りて切通に出ます。鞍掛山緑地駐車場を横手に車道を渡り登山道に入ると途中で高鈴山の良く見えるポイントがあり、しばらく歩いたら再度車道に出ます。大煙突記念碑、新田次郎文学碑を見てから、かみねレジャーランドの前を通りかみね公園に入ります。公園内には展望台があり、これに登ると大煙突を従えた神峰山や遠くに高鈴山、さらには太平洋も展望できます。神峰神社里宮へ立ち寄ってからJR常磐線日立駅へと向かいます。神峰公園口バス停から日立駅までバスを利用してもよいでしょう。