日本全国の登山コースガイド
検索条件を入力
検索結果1117件中
421-440件
-
滑川温泉から弥兵衛平湿原へ
- 1泊2日
- 10時間35分
- 17.9km
滑川温泉から弥兵衛平湿原へ
- 1泊2日
- 10時間35分
- 17.9km
起点となる滑川温泉の旅館横を通り吊橋を渡ると道標があり、ここからジグザグに登っていきます。大滝展望台の所で、左方向に登って行きます。滝が連続する大滝沢が俯瞰できる所は崩壊ガレ場でロープがあり、左上に巻いていきます。サビたレールのある滑川鉱山跡を過ぎ、沢を2本渡ります。最初の沢は手前を左へ上流に進み渡ります。姥湯分岐となります。 入道沢、潜滝沢、久蔵沢を渡り、左手へ平坦なトラバースの道となります。コース崩壊地のロープ設置箇所から階段状の急な登りになります。木道が出てくるとしばらくして金明水の水場に到着。しっかり水を補給しておきましょう。また階段状の道を登り木道になると、弥平衛平小屋(明月荘)に着きます。この日はここで泊まることにして、明星湖まで往復しましょう。このあたりは広大な高層湿原で、池溏が多く高山植物や秋の草モミジも見事です。 2日目、小屋から木道を主稜に向かいます。主稜の分岐を左へ進むと道標があります。ここから右へ20mの所に東大巓の三角点がありますが展望はありません。縦走路の木道からは展望が良く、東吾妻山、一切経山、烏帽子山などが望めます。谷地平への分岐を過ぎると樹林帯に入ります。 登りついた昭元山の展望は一部のみ。下って登り返すと烏帽子山。昭元山、中吾妻山が大きく見え、谷地平と猪苗代湖も見えます。ニセ烏帽子山を経て兵子の分岐道標に着きます。兵子は岩峰で展望が非常に良く、往復10分ほどなのでぜひ寄ってみましょう。 兵子分岐、堀田林道分岐、登りになって分岐(三叉路)へ。家形山山頂からは五色沼、一切経山が間近に見えます。 帰路は分岐(三叉路)まで戻らず、手前の分岐道標「五色温泉」とある方向へ。10分ほどで分岐があり、ここから急な下りとなります。やがて緩やかな樹林を下り、ガレ場の霧ノ平に出ます。高倉山が前方に見え、振り返るとコースの尾根の奥に家形山が見えます。 霧ノ平から左の樹林に下ります。一ツ清水の水場を過ぎ、緩やかなブナ林の道から車道に出ます。駐車場から車道を歩き、滑川雨量観測所の建物から先、左の小道へ入ると滑川温泉の旅館に着きます。起点となる滑川温泉の旅館横を通り吊橋を渡ると道標があり、ここからジグザグに登っていきます。大滝展望台の所で、左方向に登って行きます。滝が連続する大滝沢が俯瞰できる所は崩壊ガレ場でロープがあり、左上に巻いていきます。サビたレールのある滑川鉱山跡を過ぎ、沢を2本渡ります。最初の沢は手前を左へ上流に進み渡ります。姥湯分岐となります。 入道沢、潜滝沢、久蔵沢を渡り、左手へ平坦なトラバースの道となります。コース崩壊地のロープ設置箇所から階段状の急な登りになります。木道が出てくるとしばらくして金明水の水場に到着。しっかり水を補給しておきましょう。また階段状の道を登り木道になると、弥平衛平小屋(明月荘)に着きます。この日はここで泊まることにして、明星湖まで往復しましょう。このあたりは広大な高層湿原で、池溏が多く高山植物や秋の草モミジも見事です。 2日目、小屋から木道を主稜に向かいます。主稜の分岐を左へ進むと道標があります。ここから右へ20mの所に東大巓の三角点がありますが展望はありません。縦走路の木道からは展望が良く、東吾妻山、一切経山、烏帽子山などが望めます。谷地平への分岐を過ぎると樹林帯に入ります。 登りついた昭元山の展望は一部のみ。下って登り返すと烏帽子山。昭元山、中吾妻山が大きく見え、谷地平と猪苗代湖も見えます。ニセ烏帽子山を経て兵子の分岐道標に着きます。兵子は岩峰で展望が非常に良く、往復10分ほどなのでぜひ寄ってみましょう。 兵子分岐、堀田林道分岐、登りになって分岐(三叉路)へ。家形山山頂からは五色沼、一切経山が間近に見えます。 帰路は分岐(三叉路)まで戻らず、手前の分岐道標「五色温泉」とある方向へ。10分ほどで分岐があり、ここから急な下りとなります。やがて緩やかな樹林を下り、ガレ場の霧ノ平に出ます。高倉山が前方に見え、振り返るとコースの尾根の奥に家形山が見えます。 霧ノ平から左の樹林に下ります。一ツ清水の水場を過ぎ、緩やかなブナ林の道から車道に出ます。駐車場から車道を歩き、滑川雨量観測所の建物から先、左の小道へ入ると滑川温泉の旅館に着きます。 -
白布湯元から西吾妻山へ
- 日帰り
- 4時間55分
- 13.9km
白布湯元から西吾妻山へ
- 日帰り
- 4時間55分
- 13.9km
米沢駅から白布温泉、天元台ロープウェイ湯元駅前までバスがあります。ロープウェイ、リフトを乗り継いで終点北望台へ。リフト降り場からすぐに分岐があり、左の人形石方面に進みます。登りが続き樹林を出ると岩の広がる台地の人形石に着きます。ひときわ大きい岩のあたりからはとくに展望が良く、東大巓、一切経山、中吾妻山が望めます。西吾妻山が大きく見えます。 人形石から西吾妻山方面に向かいます。木道の中大巓分岐でリフト降り場からの道が合流します。左へ下って行くと湿原、池塘があり高山植物が数多く咲いている大凹に着きます。水場を過ぎると急な岩の登りになるので滑らないよう注意して下さい。緩やかになると木道となり湿原、池塘が続きます。 梵天岩手前で登りになり、ペンキ印に従って右へトラバースして行きます。まっすぐいくと展望の良い箇所があり、池塘群と東大巓、一切経山、中吾妻山、西吾妻山が見えます。岩づたいに道標のある所に出るとコースと合流します。樹林を抜け、岩原に出ます。ここが天狗岩で前方奥に吾妻神社が見えます。 道標分岐から左へ行き西吾妻山に到着です。山頂は樹林の中で展望はありません。西に下って行くと湿原になり木道分岐を右へ。すぐ左にカマボコ型の赤い屋根、西吾妻小屋があります。若女平コース分岐を直進し、少し登ると吾妻神社のある天狗岩に出ます。 中大巓分岐に戻り、左のかもしか展望台経由で北望台に戻ります。下山は、リフトを使わずにリフトの建物右からスキー場を下って行きます。はじめは急な下りですが次第に緩やかになります。第一リフト(しらかばリフト)の下を右側に出るとスキー場作業道で、ここで途中からゲレンデを通ってアルブ天元台(天元台ロッヂ)に出ても良いです。 アルブ天元台の手前を左へ行くと木にプレート道標があり、ここから新高湯温泉に下って行きます。ここから車道となり、天元台ロープウェイ湯元駅に出ます。米沢駅から白布温泉、天元台ロープウェイ湯元駅前までバスがあります。ロープウェイ、リフトを乗り継いで終点北望台へ。リフト降り場からすぐに分岐があり、左の人形石方面に進みます。登りが続き樹林を出ると岩の広がる台地の人形石に着きます。ひときわ大きい岩のあたりからはとくに展望が良く、東大巓、一切経山、中吾妻山が望めます。西吾妻山が大きく見えます。 人形石から西吾妻山方面に向かいます。木道の中大巓分岐でリフト降り場からの道が合流します。左へ下って行くと湿原、池塘があり高山植物が数多く咲いている大凹に着きます。水場を過ぎると急な岩の登りになるので滑らないよう注意して下さい。緩やかになると木道となり湿原、池塘が続きます。 梵天岩手前で登りになり、ペンキ印に従って右へトラバースして行きます。まっすぐいくと展望の良い箇所があり、池塘群と東大巓、一切経山、中吾妻山、西吾妻山が見えます。岩づたいに道標のある所に出るとコースと合流します。樹林を抜け、岩原に出ます。ここが天狗岩で前方奥に吾妻神社が見えます。 道標分岐から左へ行き西吾妻山に到着です。山頂は樹林の中で展望はありません。西に下って行くと湿原になり木道分岐を右へ。すぐ左にカマボコ型の赤い屋根、西吾妻小屋があります。若女平コース分岐を直進し、少し登ると吾妻神社のある天狗岩に出ます。 中大巓分岐に戻り、左のかもしか展望台経由で北望台に戻ります。下山は、リフトを使わずにリフトの建物右からスキー場を下って行きます。はじめは急な下りですが次第に緩やかになります。第一リフト(しらかばリフト)の下を右側に出るとスキー場作業道で、ここで途中からゲレンデを通ってアルブ天元台(天元台ロッヂ)に出ても良いです。 アルブ天元台の手前を左へ行くと木にプレート道標があり、ここから新高湯温泉に下って行きます。ここから車道となり、天元台ロープウェイ湯元駅に出ます。 -
グランデコリゾートから西吾妻山へ
- 日帰り
- 6時間25分
- 15.5km
グランデコリゾートから西吾妻山へ
- 日帰り
- 6時間25分
- 15.5km
グランデコリゾートとグランデコホテルまではホテル運行の裏磐梯周遊便・JR猪苗代便バスがあります。郡山駅からは福島交通の予約制バスが運行しています。マイカーの場合は、スキー場の駐車場を利用します。 山麓駅から裏磐梯ロープウェイに乗って山頂駅で降りて、コースを右にとります。すぐに西吾妻山登山道の道標があり、ここからスキー場のゲレンデを登っていきますが、かなりの登りです。このあたりはヨツバヒヨドリの群生地で、8月になるとアサギマダラが数多く飛んでいます。 ゲレンデ上部の涸沢を右にいき、樹林帯の登山道を登っていきます。明るくなるとオオシラビソも矮性となり西大巓はもう少し。着いた西大巓の山頂は展望が良く、南西に磐梯山、裏磐梯方面、東には西吾妻山が大きく見えます。 西大巓から下って、鞍部の右下に水場への分岐があります。この一帯は残雪の多い湿地帯で、多くの高山植物の群落が見られます。登りから平坦になると木道となります。分岐を右へ登り着くと西吾妻山山頂です。山頂はオオシラビソの樹林に囲まれ、残念ながら展望はありません。 山頂を後にして、もと来た道を下っていきます。天狗岩コース回りでも良いでしょう。 裏磐梯ロープウェイ山頂駅の前を通りデコ平湿原へと下って行きます。デコ平湿原は木道で周遊でき、ミズバショウ、ワタスゲ、コバイケイソウなどの高山植物が咲き競います。先の分岐で左へ行けばデコ平口の登山口に着きます。ここから林道でグランデコリゾートの裏磐梯ロープウェイ山麓駅に戻ります。グランデコリゾートとグランデコホテルまではホテル運行の裏磐梯周遊便・JR猪苗代便バスがあります。郡山駅からは福島交通の予約制バスが運行しています。マイカーの場合は、スキー場の駐車場を利用します。 山麓駅から裏磐梯ロープウェイに乗って山頂駅で降りて、コースを右にとります。すぐに西吾妻山登山道の道標があり、ここからスキー場のゲレンデを登っていきますが、かなりの登りです。このあたりはヨツバヒヨドリの群生地で、8月になるとアサギマダラが数多く飛んでいます。 ゲレンデ上部の涸沢を右にいき、樹林帯の登山道を登っていきます。明るくなるとオオシラビソも矮性となり西大巓はもう少し。着いた西大巓の山頂は展望が良く、南西に磐梯山、裏磐梯方面、東には西吾妻山が大きく見えます。 西大巓から下って、鞍部の右下に水場への分岐があります。この一帯は残雪の多い湿地帯で、多くの高山植物の群落が見られます。登りから平坦になると木道となります。分岐を右へ登り着くと西吾妻山山頂です。山頂はオオシラビソの樹林に囲まれ、残念ながら展望はありません。 山頂を後にして、もと来た道を下っていきます。天狗岩コース回りでも良いでしょう。 裏磐梯ロープウェイ山頂駅の前を通りデコ平湿原へと下って行きます。デコ平湿原は木道で周遊でき、ミズバショウ、ワタスゲ、コバイケイソウなどの高山植物が咲き競います。先の分岐で左へ行けばデコ平口の登山口に着きます。ここから林道でグランデコリゾートの裏磐梯ロープウェイ山麓駅に戻ります。 -
あだたら高原スキー場から安達太良山へ
- 日帰り
- 4時間30分
- 9.8km
あだたら高原スキー場から安達太良山へ
- 日帰り
- 4時間30分
- 9.8km
奥岳登山口からあだたら高原スキー場のゴンドラリフトに乗って10分で山頂駅に到着。ここから5分ほどの薬師岳展望台は小広場となっており、主稜が良く見え、特に紅葉時は圧巻です。五葉松平からのコースをあわせ、山頂方面へ木道でなだらかな樹林を進みます。木道が終わると表登山口・仙女平分岐があります。 視界が良くなると山頂の乳首が見えてきます。峰の辻への分岐を過ぎるとすぐに安達太良山頂の道標があり、登山客で賑わっています。山頂へはここから5分ほど。安達太良山山頂は乳首ともいわれ、和尚山、鉄山、箕輪山、吾妻山、磐梯山などが望めます。 主稜分岐に戻って平坦な道を進み、牛ノ背と呼ばれる主稜を過ぎます。左に船明神山分岐を見送るとすぐにまた分岐となり、ここを右の峰の辻に進みます。途中のガレ地にはロープの所があり、ルート注意です。 ほどなく着いた峰の辻は、山頂コースと勢至平、くろがね小屋コースの分岐になっています。急なガレを下り鉄山の岩峰が間近に見え、くろがね小屋(建替え工事中)です。温泉があり、通年営業している雰囲気のある山小屋です(2024年10月現在建替え工事中、使用不可)。ここから勢至平へと向かいます。車道の幅のコースを進んでいくと金明水があります。 勢至平分岐を過ぎて林道から登山道を右に入り、林道に3回ほど出合います。道標に出たらコースは林道歩きとなり、烏川橋を渡れば左にあだたら渓谷自然遊歩道(2024年10月現在、橋の流失のため全面通行止)のコースを分け、林道を下ります。スキー場に出ると、登山届記入所があります。ここから50mほどで奥岳登山口に到着です。奥岳登山口からあだたら高原スキー場のゴンドラリフトに乗って10分で山頂駅に到着。ここから5分ほどの薬師岳展望台は小広場となっており、主稜が良く見え、特に紅葉時は圧巻です。五葉松平からのコースをあわせ、山頂方面へ木道でなだらかな樹林を進みます。木道が終わると表登山口・仙女平分岐があります。 視界が良くなると山頂の乳首が見えてきます。峰の辻への分岐を過ぎるとすぐに安達太良山頂の道標があり、登山客で賑わっています。山頂へはここから5分ほど。安達太良山山頂は乳首ともいわれ、和尚山、鉄山、箕輪山、吾妻山、磐梯山などが望めます。 主稜分岐に戻って平坦な道を進み、牛ノ背と呼ばれる主稜を過ぎます。左に船明神山分岐を見送るとすぐにまた分岐となり、ここを右の峰の辻に進みます。途中のガレ地にはロープの所があり、ルート注意です。 ほどなく着いた峰の辻は、山頂コースと勢至平、くろがね小屋コースの分岐になっています。急なガレを下り鉄山の岩峰が間近に見え、くろがね小屋(建替え工事中)です。温泉があり、通年営業している雰囲気のある山小屋です(2024年10月現在建替え工事中、使用不可)。ここから勢至平へと向かいます。車道の幅のコースを進んでいくと金明水があります。 勢至平分岐を過ぎて林道から登山道を右に入り、林道に3回ほど出合います。道標に出たらコースは林道歩きとなり、烏川橋を渡れば左にあだたら渓谷自然遊歩道(2024年10月現在、橋の流失のため全面通行止)のコースを分け、林道を下ります。スキー場に出ると、登山届記入所があります。ここから50mほどで奥岳登山口に到着です。 -
野地温泉から安達太良山へ
- 日帰り
- 6時間35分
- 11.8km
野地温泉から安達太良山へ
- 日帰り
- 6時間35分
- 11.8km
安達太良山登山口は、野地温泉ホテルの横南側にあり、はじめはブナの樹林帯を歩きます。 視野が開け平坦地に出ると旧土湯峠の分岐に出ます。鬼面山と箕輪山が望めます。送電鉄塔点検の道があるので間違わないように注意です。分岐を左に進み登りつめると鬼面山の頂上で、展望が良いところです。ここからガレ場を下りますが、少し道が分かりにくい箇所があるので目印などを確認してください。 なだらかな樹林帯から急な登りに変わり、えぐられた道が終われば右から横向(下)コースが上がってきます。箕輪山山頂はすぐで、展望が良く、鉄山、乳首が見えます。ここから下って笹平分岐で登り返して鉄山避難小屋へ。さらに鉄山に進みます。ここからはガレ場となり見晴しが良くなります。分岐から入った鉄山三角点の先にはロープがあり、その先は絶壁です。分岐に戻り、コースは西側をトラバースします。 鉄山を下って矢筈森へ登っていきます。アップダウンのある馬ノ背は火山特有のザレた道なので滑らないように進みます。左は峰の辻分岐です。次の分岐は船明神山への分岐となります。なだらかな牛ノ背を行くと山頂分岐の広場に着きます。ここから安達太良山山頂の乳首までは5分弱です。 山頂からは、鉄山方面、船明神山、和尚山、磐梯山、飯豊山まで望め、申し分のない展望です。展望を楽しんだあと、山頂分岐に戻り薬師岳、奥岳コースへ進みます。100m弱のところに分岐があり、左手峰の辻方面へ下ります。峰の辻から勢至平へ右方向になだらかに下っていきます。途中からえぐれている道となり、滑りやすいので注意して下さい。 勢至平分岐に出て、右に進みます。車が1台通れるほどの幅の道です。次の分岐を右の登山道に入ります。左の林道も歩けます。林道と合流し、烏川橋を渡ってスキー場になると、奥岳登山口に到着です。安達太良山登山口は、野地温泉ホテルの横南側にあり、はじめはブナの樹林帯を歩きます。 視野が開け平坦地に出ると旧土湯峠の分岐に出ます。鬼面山と箕輪山が望めます。送電鉄塔点検の道があるので間違わないように注意です。分岐を左に進み登りつめると鬼面山の頂上で、展望が良いところです。ここからガレ場を下りますが、少し道が分かりにくい箇所があるので目印などを確認してください。 なだらかな樹林帯から急な登りに変わり、えぐられた道が終われば右から横向(下)コースが上がってきます。箕輪山山頂はすぐで、展望が良く、鉄山、乳首が見えます。ここから下って笹平分岐で登り返して鉄山避難小屋へ。さらに鉄山に進みます。ここからはガレ場となり見晴しが良くなります。分岐から入った鉄山三角点の先にはロープがあり、その先は絶壁です。分岐に戻り、コースは西側をトラバースします。 鉄山を下って矢筈森へ登っていきます。アップダウンのある馬ノ背は火山特有のザレた道なので滑らないように進みます。左は峰の辻分岐です。次の分岐は船明神山への分岐となります。なだらかな牛ノ背を行くと山頂分岐の広場に着きます。ここから安達太良山山頂の乳首までは5分弱です。 山頂からは、鉄山方面、船明神山、和尚山、磐梯山、飯豊山まで望め、申し分のない展望です。展望を楽しんだあと、山頂分岐に戻り薬師岳、奥岳コースへ進みます。100m弱のところに分岐があり、左手峰の辻方面へ下ります。峰の辻から勢至平へ右方向になだらかに下っていきます。途中からえぐれている道となり、滑りやすいので注意して下さい。 勢至平分岐に出て、右に進みます。車が1台通れるほどの幅の道です。次の分岐を右の登山道に入ります。左の林道も歩けます。林道と合流し、烏川橋を渡ってスキー場になると、奥岳登山口に到着です。 -
銚子ヶ滝から安達太良山へ
- 日帰り
- 8時間20分
- 16.9km
銚子ヶ滝から安達太良山へ
- 日帰り
- 8時間20分
- 16.9km
銚子ヶ滝登山道はJR磐梯熱海駅から石筵ふれあい牧場までバスに乗り、牧場から銚子ヶ滝登山口まで車道を3km歩きます。便数が少ないので、登山口までタクシーを利用した方が良いでしょう。銚子ヶ滝登山口から緩やかな登山道を行き、出てきた分岐を右が銚子ヶ滝、まっすぐが船明神山方面です。銚子ヶ滝までは往復20分なので時間に余裕があれば寄ってみましょう。 コースは下りとなり石筵川を渡って左岸に渡ります。水量が多い時は渡れません。急な登りのあと、なだらかな樹林を行きます。灌木帯になると視野が良くなり岩のガレ場の所からは、磐梯山、猪苗代湖、吾妻山の展望が良く望めます。 ようやく和尚山分岐に着きます。和尚山三角点へ行く場合は右へ行きます(往復20分)。分岐から左へ北側に出ると安達太良山本峰が望めます。和尚山からの下りは灌木帯でコースが分かりづらい所もあります。登り返してハイマツ帯になると展望が良くなり山頂広場に着きます。振り返ると和尚山が大きく見えます。 安達太良山山頂の乳首までは5分程です。展望も良く火山らしい荒々しさがあります。展望を楽しんだ後、主稜に戻って牛ノ背と呼ばれる主稜コースを行きます。船明神山への分岐を左へ。前方には船明神山と障子ヶ岩が見えます。右下は殺伐とした風景の広がる沼ノ平です。なだらかに下り登り返すと船明神山です。 大岩のところに祠があり、船大明神が祀られています。ここから俯瞰する沼ノ平火口の眺めは迫力満点です。ここから下りとなって岩伝いを左下に進みます。平坦部になったところで右へと進みます。小さな池の所から障子ヶ岩に登って行きます。左側をトラバースする所もありますが稜線に出ます。右下には沼ノ平が見えます。 樹林になると急な下りとなり、平坦になれば分岐。右手は湯の花採取場経由で胎内岩、鉄山方面です。ここをまっすぐに進み、下っていくと白糸の滝展望台に着きます。展望台は2箇所ありますが上部の方は木に隠れて良く見えません。下部の展望台からは、遠目ですがとても美しい滝が望めます。そしてすぐに沼尻登山口に出ます。ここから林道を4kmほど歩いて沼尻温泉を通って中の沢温泉バス停に着きます。銚子ヶ滝登山道はJR磐梯熱海駅から石筵ふれあい牧場までバスに乗り、牧場から銚子ヶ滝登山口まで車道を3km歩きます。便数が少ないので、登山口までタクシーを利用した方が良いでしょう。銚子ヶ滝登山口から緩やかな登山道を行き、出てきた分岐を右が銚子ヶ滝、まっすぐが船明神山方面です。銚子ヶ滝までは往復20分なので時間に余裕があれば寄ってみましょう。 コースは下りとなり石筵川を渡って左岸に渡ります。水量が多い時は渡れません。急な登りのあと、なだらかな樹林を行きます。灌木帯になると視野が良くなり岩のガレ場の所からは、磐梯山、猪苗代湖、吾妻山の展望が良く望めます。 ようやく和尚山分岐に着きます。和尚山三角点へ行く場合は右へ行きます(往復20分)。分岐から左へ北側に出ると安達太良山本峰が望めます。和尚山からの下りは灌木帯でコースが分かりづらい所もあります。登り返してハイマツ帯になると展望が良くなり山頂広場に着きます。振り返ると和尚山が大きく見えます。 安達太良山山頂の乳首までは5分程です。展望も良く火山らしい荒々しさがあります。展望を楽しんだ後、主稜に戻って牛ノ背と呼ばれる主稜コースを行きます。船明神山への分岐を左へ。前方には船明神山と障子ヶ岩が見えます。右下は殺伐とした風景の広がる沼ノ平です。なだらかに下り登り返すと船明神山です。 大岩のところに祠があり、船大明神が祀られています。ここから俯瞰する沼ノ平火口の眺めは迫力満点です。ここから下りとなって岩伝いを左下に進みます。平坦部になったところで右へと進みます。小さな池の所から障子ヶ岩に登って行きます。左側をトラバースする所もありますが稜線に出ます。右下には沼ノ平が見えます。 樹林になると急な下りとなり、平坦になれば分岐。右手は湯の花採取場経由で胎内岩、鉄山方面です。ここをまっすぐに進み、下っていくと白糸の滝展望台に着きます。展望台は2箇所ありますが上部の方は木に隠れて良く見えません。下部の展望台からは、遠目ですがとても美しい滝が望めます。そしてすぐに沼尻登山口に出ます。ここから林道を4kmほど歩いて沼尻温泉を通って中の沢温泉バス停に着きます。 -
日中ひざわ湖(日中ダム)から飯森山へ
- 日帰り
- 9時間10分
- 15km
日中ひざわ湖(日中ダム)から飯森山へ
- 日帰り
- 9時間10分
- 15km
飯森山は、飯豊連峰と吾妻連峰の中間にあり、飯森山のわずか2km北にある栂峰にはアオモリトドマツが生えているのに飯森山には見られず、植生分布を分ける場所に位置しています。また、かつて飯豊権現を鎮座していたと伝えられることから「めしもりやま」とも呼ばれ、飯豊山との関係も興味深い山です。 飯森山は、登山口からの標高差が約1100mもあり所要時間が往復9時間半ほどかかるため、早朝出発が基本です。前日、麓の熱塩温泉や日中温泉に泊まるのもよいでしょう。 アクセスはマイカーかタクシーが便利で、ダム管理所横の小広場の所に駐車場があります。ここから車道を5分ほどいくと左カーブの所に飯森山登山口があります。鳥居があり飯森山神社、大神が祀られている祠もあります。 登山口から樹林の中を登っていきます。見晴台までは急登です。見晴台の道標がある場所は、現在展望はなく樹林で見えません。ここからプレート道標のある薬師までは少し緩やかになります。 薬師からは地蔵、大倉の頭、鉢伏山へアップダウンを繰り返して登ります。登山道の周りはブナの美林が広がっています。地蔵から大倉の頭間は、東側が急斜面の所を通る箇所が多くあるので、足元に注意して下さい。 大倉の頭を過ぎて下って行き、高倉窪から登りとなってようやく鉢伏山の山頂に着きます。展望は抜群で、飯豊連峰の杁差岳まで見えます。磐梯山は遠く双耳峰を見せています。 ここからも下りになり、下った鞍部は湿地になっていて、少し右上をトラバースする所があります。滑らないよう注意しましょう。 長く感じる登りを終えると、ようやく飯森山山頂です。振り返れば鉢伏山が大きく見えています。緩やかなアップダウンで1等三角点がある山頂です。この先奥に、飯森山神社のある山頂があります。ナナカマドなどの灌木もありますが展望が良い山頂です。飯森山山頂部は緩やかなアップダウンで3つの小ピークがあります。飯森山神社の祠のところにある道標に沢コースとありますが、下山はできませんので絶対に下らないでください。 下りも長いですが、慌てずに同じコースを下りましょう。飯森山は、飯豊連峰と吾妻連峰の中間にあり、飯森山のわずか2km北にある栂峰にはアオモリトドマツが生えているのに飯森山には見られず、植生分布を分ける場所に位置しています。また、かつて飯豊権現を鎮座していたと伝えられることから「めしもりやま」とも呼ばれ、飯豊山との関係も興味深い山です。 飯森山は、登山口からの標高差が約1100mもあり所要時間が往復9時間半ほどかかるため、早朝出発が基本です。前日、麓の熱塩温泉や日中温泉に泊まるのもよいでしょう。 アクセスはマイカーかタクシーが便利で、ダム管理所横の小広場の所に駐車場があります。ここから車道を5分ほどいくと左カーブの所に飯森山登山口があります。鳥居があり飯森山神社、大神が祀られている祠もあります。 登山口から樹林の中を登っていきます。見晴台までは急登です。見晴台の道標がある場所は、現在展望はなく樹林で見えません。ここからプレート道標のある薬師までは少し緩やかになります。 薬師からは地蔵、大倉の頭、鉢伏山へアップダウンを繰り返して登ります。登山道の周りはブナの美林が広がっています。地蔵から大倉の頭間は、東側が急斜面の所を通る箇所が多くあるので、足元に注意して下さい。 大倉の頭を過ぎて下って行き、高倉窪から登りとなってようやく鉢伏山の山頂に着きます。展望は抜群で、飯豊連峰の杁差岳まで見えます。磐梯山は遠く双耳峰を見せています。 ここからも下りになり、下った鞍部は湿地になっていて、少し右上をトラバースする所があります。滑らないよう注意しましょう。 長く感じる登りを終えると、ようやく飯森山山頂です。振り返れば鉢伏山が大きく見えています。緩やかなアップダウンで1等三角点がある山頂です。この先奥に、飯森山神社のある山頂があります。ナナカマドなどの灌木もありますが展望が良い山頂です。飯森山山頂部は緩やかなアップダウンで3つの小ピークがあります。飯森山神社の祠のところにある道標に沢コースとありますが、下山はできませんので絶対に下らないでください。 下りも長いですが、慌てずに同じコースを下りましょう。 -
二荒山神社から男体山へ
- 日帰り
- 6時間30分
- 8km
二荒山神社から男体山へ
- 日帰り
- 6時間30分
- 8km
男体山は二荒山神社のご神体で、全山が神社の所有地となっており、登拝可能な期間は毎年4月25日から11月11日までと定められています。また、受付時間は午前中のみなので、午前中に登拝料を納めて入山しましょう。二荒山神社の鳥居をくぐり、すぐに1合目の石碑を過ぎれば、森の中の急登が始まります。ひょっこり林道と合流すればそこが三合目。しばらく舗装路に沿って四合目の石鳥居が現れると、ここから本格的な登山が始まりますが、振り返れば中禅寺湖が樹林ごしに見えて一息つくことが出来ます。六合目から上は大きな岩を乗り越えながらの道のりになりますので、落石を起こさないよう注意しましょう。八合目の瀧尾神社を過ぎれば少しずつ傾斜もゆるんできて、九合目からは森を抜けてガレ場歩きとなります。男体山山頂からの眺望は、眼下の中禅寺湖を取り囲むように大小さまざまな山が鎮座して、まさに雄大のひとことに尽きます。二荒山神社の奥宮にお参りを済ませたらガレ場に注意しながら来た道を戻りましょう。男体山は二荒山神社のご神体で、全山が神社の所有地となっており、登拝可能な期間は毎年4月25日から11月11日までと定められています。また、受付時間は午前中のみなので、午前中に登拝料を納めて入山しましょう。二荒山神社の鳥居をくぐり、すぐに1合目の石碑を過ぎれば、森の中の急登が始まります。ひょっこり林道と合流すればそこが三合目。しばらく舗装路に沿って四合目の石鳥居が現れると、ここから本格的な登山が始まりますが、振り返れば中禅寺湖が樹林ごしに見えて一息つくことが出来ます。六合目から上は大きな岩を乗り越えながらの道のりになりますので、落石を起こさないよう注意しましょう。八合目の瀧尾神社を過ぎれば少しずつ傾斜もゆるんできて、九合目からは森を抜けてガレ場歩きとなります。男体山山頂からの眺望は、眼下の中禅寺湖を取り囲むように大小さまざまな山が鎮座して、まさに雄大のひとことに尽きます。二荒山神社の奥宮にお参りを済ませたらガレ場に注意しながら来た道を戻りましょう。 -
志津乗越から男体山へ
- 日帰り
- 9時間20分
- 21.4km
志津乗越から男体山へ
- 日帰り
- 9時間20分
- 21.4km
このコースには途中に水場が無いので十分な量の水を持って入山しましょう。三本松から裏男体林道を進み、チェーンで車の乗入規制がされている辺りが梵字飯場跡。林道はアスファルトが荒れてはいますが木陰を気持ちよく歩くことができます。つづら折れを進んで森がひらけると志津乗越に到着です。ここは男体山、女峰山、大真子山へと分かれる十字路で、のんびりした雰囲気の場所ですが、すでに標高は1785m。二荒山神社側の五合目と同じ標高だと思うと、ずいぶんと高い場所にいることを実感します。避難小屋の前を過ぎて二合目の標識が現れる頃には、薙と呼ばれる崩落地と合流します。ここから五合目まではきつい傾斜が続きますが、危険個所はないので、一歩ずつ着実に標高を稼ぎましょう。七合目以降は樹木が低くなり、振り返れば女峰山、遠くに尾瀬や越後の山々が遠望できます。九合目からはガレ場の稜線歩きとなり、奥宮が見えれば男体山山頂です。このコースには途中に水場が無いので十分な量の水を持って入山しましょう。三本松から裏男体林道を進み、チェーンで車の乗入規制がされている辺りが梵字飯場跡。林道はアスファルトが荒れてはいますが木陰を気持ちよく歩くことができます。つづら折れを進んで森がひらけると志津乗越に到着です。ここは男体山、女峰山、大真子山へと分かれる十字路で、のんびりした雰囲気の場所ですが、すでに標高は1785m。二荒山神社側の五合目と同じ標高だと思うと、ずいぶんと高い場所にいることを実感します。避難小屋の前を過ぎて二合目の標識が現れる頃には、薙と呼ばれる崩落地と合流します。ここから五合目まではきつい傾斜が続きますが、危険個所はないので、一歩ずつ着実に標高を稼ぎましょう。七合目以降は樹木が低くなり、振り返れば女峰山、遠くに尾瀬や越後の山々が遠望できます。九合目からはガレ場の稜線歩きとなり、奥宮が見えれば男体山山頂です。 -
霧降高原から女峰山へ
- 日帰り
- 10時間25分
- 12.7km
霧降高原から女峰山へ
- 日帰り
- 10時間25分
- 12.7km
このコースは標高差約1100m、片道6.5kmのロングコースなので早めのスタートを心がけましょう。霧降高原バス停で下車すると、天空回廊と呼ばれる1445段の木製階段が始まります。階段区間はキスゲ平と呼ばれ、例年6月下旬から7月上旬頃がニッコウキスゲの見ごろです。階段を登り切ったところが小丸山。シカフェンスの回転扉を抜け、背丈の低いササ原を行きます。焼石金剛を過ぎてコメツガが現れだすと、赤薙山への急登が始まります。頂上の赤薙山神社でお参りを済ませたら、赤薙奥社跡まではアップダウンを繰り返す稜線歩きです。左手には二荒山神社からの稜線があり、雲竜渓谷へと注ぐ滝を望むことができます。奥社跡は広場があるだけですが、ここからの道のりは比較的緩やかで、6月下旬から7月上旬にかけてハクサンシャクナゲの大群生地を楽しむことができます。一里ケ曽根への稜線歩きは、前方に女峰山を見ながら360度のパノラマを楽しめる本コースのハイライトです。水場で補給してハイマツと岩稜の道のりを進むと、女峰山山頂です。このコースは標高差約1100m、片道6.5kmのロングコースなので早めのスタートを心がけましょう。霧降高原バス停で下車すると、天空回廊と呼ばれる1445段の木製階段が始まります。階段区間はキスゲ平と呼ばれ、例年6月下旬から7月上旬頃がニッコウキスゲの見ごろです。階段を登り切ったところが小丸山。シカフェンスの回転扉を抜け、背丈の低いササ原を行きます。焼石金剛を過ぎてコメツガが現れだすと、赤薙山への急登が始まります。頂上の赤薙山神社でお参りを済ませたら、赤薙奥社跡まではアップダウンを繰り返す稜線歩きです。左手には二荒山神社からの稜線があり、雲竜渓谷へと注ぐ滝を望むことができます。奥社跡は広場があるだけですが、ここからの道のりは比較的緩やかで、6月下旬から7月上旬にかけてハクサンシャクナゲの大群生地を楽しむことができます。一里ケ曽根への稜線歩きは、前方に女峰山を見ながら360度のパノラマを楽しめる本コースのハイライトです。水場で補給してハイマツと岩稜の道のりを進むと、女峰山山頂です。 -
日光から女峰山へ
- 日帰り
- 11時間5分
- 19km
日光から女峰山へ
- 日帰り
- 11時間5分
- 19km
日帰りコースとしては日光連山では標高差・行動時間ともに最長とも言えるロングコースです。できれば女峰山山頂直下の唐沢避難小屋に宿泊して余裕を持った行程にするのがよいでしょう。西参道入口バス停で下車して、しばらく参道を行けば行者堂があるので、左奥へと進むと登山道が始まります。植林地の林道と合流して、再び登山道へと戻ると殺生禁断碑があります。赤土がむき出しになって滑りやすい区間もありますが、道のりはなだらかです。稚児ヶ墓を抜ける頃にはササが少しずつ登山道に覆いかぶさってきますが、道形はしっかりしています。森を抜けて開けたササ原に出れば水場はすぐそこです。ササ原から森へと入り込むといっそうササヤブが深くなります。登山道が傾斜を増し、ゴツゴツとした岩場を黄色い矢印のとおり進めば八風に到着します。すぐに開けた稜線に出ますがここが遥拝石。前方には前女峰や赤薙山への稜線が望めます。山頂が明瞭でない竜巻山を過ぎ、ガレ場を抜ければ唐沢避難小屋に到着します。残りは40分のガレ場の急登で女峰山山頂です。日帰りコースとしては日光連山では標高差・行動時間ともに最長とも言えるロングコースです。できれば女峰山山頂直下の唐沢避難小屋に宿泊して余裕を持った行程にするのがよいでしょう。西参道入口バス停で下車して、しばらく参道を行けば行者堂があるので、左奥へと進むと登山道が始まります。植林地の林道と合流して、再び登山道へと戻ると殺生禁断碑があります。赤土がむき出しになって滑りやすい区間もありますが、道のりはなだらかです。稚児ヶ墓を抜ける頃にはササが少しずつ登山道に覆いかぶさってきますが、道形はしっかりしています。森を抜けて開けたササ原に出れば水場はすぐそこです。ササ原から森へと入り込むといっそうササヤブが深くなります。登山道が傾斜を増し、ゴツゴツとした岩場を黄色い矢印のとおり進めば八風に到着します。すぐに開けた稜線に出ますがここが遥拝石。前方には前女峰や赤薙山への稜線が望めます。山頂が明瞭でない竜巻山を過ぎ、ガレ場を抜ければ唐沢避難小屋に到着します。残りは40分のガレ場の急登で女峰山山頂です。 -
志津乗越から女峰山へ
- 日帰り
- 7時間30分
- 15.3km
志津乗越から女峰山へ
- 日帰り
- 7時間30分
- 15.3km
志津乗越から馬立まではなだらかな林道ですが、途中の分岐で行き先を間違えないように注意しましょう。第二号橋あたりから女峰山と帝釈山が眼前に現れます。馬立から林道を外れて登山道を谷へと下りますが、下りきった場所が荒沢出合です。ここから唐沢避難小屋を経て女峰山までは急登が続きます。途中で女峰山の冷水と呼ばれる水場がありますが、このコース唯一の水場なのでしっかり補給しましょう。水場から避難小屋まではひと登り。女峰山への急登に備えて避難小屋で長めの休憩を取りましょう。急なガレ場を約40分で女峰山に到着です。頂上からの眺めは雄大で、帝釈山へと延びる均整な稜線が登山意欲を掻き立ててくれます。稜線は露岩が目立ち、高度感もありますが慎重に登降すればそれほどの危険はありません。振り返れば女峰山の尖峰に目を奪われます。好展望の帝釈山を過ぎると、富士見峠に向かって深い樹林帯の急坂へと吸い込まれていき、峠からは古い林道跡をたどります。今日歩いた稜線を見ながら、志津乗越へと戻りましょう。志津乗越から馬立まではなだらかな林道ですが、途中の分岐で行き先を間違えないように注意しましょう。第二号橋あたりから女峰山と帝釈山が眼前に現れます。馬立から林道を外れて登山道を谷へと下りますが、下りきった場所が荒沢出合です。ここから唐沢避難小屋を経て女峰山までは急登が続きます。途中で女峰山の冷水と呼ばれる水場がありますが、このコース唯一の水場なのでしっかり補給しましょう。水場から避難小屋まではひと登り。女峰山への急登に備えて避難小屋で長めの休憩を取りましょう。急なガレ場を約40分で女峰山に到着です。頂上からの眺めは雄大で、帝釈山へと延びる均整な稜線が登山意欲を掻き立ててくれます。稜線は露岩が目立ち、高度感もありますが慎重に登降すればそれほどの危険はありません。振り返れば女峰山の尖峰に目を奪われます。好展望の帝釈山を過ぎると、富士見峠に向かって深い樹林帯の急坂へと吸い込まれていき、峠からは古い林道跡をたどります。今日歩いた稜線を見ながら、志津乗越へと戻りましょう。 -
大真名子山から小真名子山周遊
- 日帰り
- 6時間35分
- 10.9km
大真名子山から小真名子山周遊
- 日帰り
- 6時間35分
- 10.9km
この2つの山は名前のとおり、男体山と女峰山にはさまれた愛おしい子たち(愛子)という意味ですが、日光連山の子だけあってなかなかハードです。志津乗越から大真名子山への入口はササに覆われていますが、足元を見れば道形があるので迷う心配はありません。すぐに石碑や八海山神像があり、ここから頂上までは急登が続きます。途中、岩の上に立つ三笠山神を過ぎる辺りから、戦場ヶ原や白根山を望むことができます。鉄ハシゴが出てくればそこが千鳥返しという岩場ですが、鎖もあるので慌てずに通過すればほどなく大真名子山に到着です。山頂は360度の大展望が広がります。ここからシラビソの森を40分で鷹の巣に着きます。小真名子山へは再び40分の登りなので、しっかり休憩してからスタートしましょう。小真名子山の頂上は展望がありませんが、富士見峠方向にほんの少し行けば女峰山や太郎山などの北側の展望が開けます。ここから富士見峠へは崩落地の中の不安定な道のりなので慎重に通過しましょう。富士見峠からは林道を使って志津乗越へと戻ります。この2つの山は名前のとおり、男体山と女峰山にはさまれた愛おしい子たち(愛子)という意味ですが、日光連山の子だけあってなかなかハードです。志津乗越から大真名子山への入口はササに覆われていますが、足元を見れば道形があるので迷う心配はありません。すぐに石碑や八海山神像があり、ここから頂上までは急登が続きます。途中、岩の上に立つ三笠山神を過ぎる辺りから、戦場ヶ原や白根山を望むことができます。鉄ハシゴが出てくればそこが千鳥返しという岩場ですが、鎖もあるので慌てずに通過すればほどなく大真名子山に到着です。山頂は360度の大展望が広がります。ここからシラビソの森を40分で鷹の巣に着きます。小真名子山へは再び40分の登りなので、しっかり休憩してからスタートしましょう。小真名子山の頂上は展望がありませんが、富士見峠方向にほんの少し行けば女峰山や太郎山などの北側の展望が開けます。ここから富士見峠へは崩落地の中の不安定な道のりなので慎重に通過しましょう。富士見峠からは林道を使って志津乗越へと戻ります。 -
丸山から大山へ
- 日帰り
- 6時間15分
- 12.5km
丸山から大山へ
- 日帰り
- 6時間15分
- 12.5km
霧降高原から天空回廊の1445段の階段を登りきると、小丸山から丸山へは静かなハイキングコースです。丸山は広い山頂ですが、どの方角にも展望があるので少し広場をめぐってみましょう。登山道を下れば平坦なササ原の八平ヶ原。ここから霧降高原まではゴロゴロ石の滑りやすい道のりです。大山へは車道の反対側に誘導表示があるので見逃さないようにしましょう。ササ原の中を進めば戊辰の道との分岐があり、すぐ先に合柄橋(実際には橋はない)があります。ヤマツツジの森をしばらく行けば牧柵ゲートがあり、くぐって入れば牧草地の斜面があり、登りきれば大山です。日光連山や筑波山などの眺めを堪能したら、猫ノ平へは林道と登山道が交互するので地図や標識で確認しながら進みましょう。猫ノ平からの下りは黒土で滑りやすいので注意しましょう。下りきった丁字路で、時間に余裕があれば右へ10分のマツクラ滝をぜひ見ていきましょう。マツクラ滝から引き返して玉簾滝や丁字滝を合わせて隠れ三滝を見た後は、さらに名瀑百選の霧降滝を見て滝めぐりを満喫しましょう。霧降高原から天空回廊の1445段の階段を登りきると、小丸山から丸山へは静かなハイキングコースです。丸山は広い山頂ですが、どの方角にも展望があるので少し広場をめぐってみましょう。登山道を下れば平坦なササ原の八平ヶ原。ここから霧降高原まではゴロゴロ石の滑りやすい道のりです。大山へは車道の反対側に誘導表示があるので見逃さないようにしましょう。ササ原の中を進めば戊辰の道との分岐があり、すぐ先に合柄橋(実際には橋はない)があります。ヤマツツジの森をしばらく行けば牧柵ゲートがあり、くぐって入れば牧草地の斜面があり、登りきれば大山です。日光連山や筑波山などの眺めを堪能したら、猫ノ平へは林道と登山道が交互するので地図や標識で確認しながら進みましょう。猫ノ平からの下りは黒土で滑りやすいので注意しましょう。下りきった丁字路で、時間に余裕があれば右へ10分のマツクラ滝をぜひ見ていきましょう。マツクラ滝から引き返して玉簾滝や丁字滝を合わせて隠れ三滝を見た後は、さらに名瀑百選の霧降滝を見て滝めぐりを満喫しましょう。 -
鳴虫山
- 日帰り
- 4時間20分
- 8.4km
鳴虫山
- 日帰り
- 4時間20分
- 8.4km
東武日光駅から東照宮方面に向かい、御幸町交差点を左に折れれば登山口です。すぐに天王山神社を右手に見て、暗い森の急坂が始まります。4月下旬から5月中旬はツツジが見ごろとなって楽しめますが、木の根が張り出して歩きづらい道のりが続きます。約50分で日光市街地を見下ろす神ノ主山に到着します。なおも続く木の根道を1時間15分で鳴虫山ですが、山頂の木々は背丈が高くなって春~夏は眺望が効きません。立派な木製階段を下ると、その先は足場の悪い急な登山道の下山が続きます。約20分で小ピークの合峰に着きますが、この辺りがかつての修業の地だったと云われています。独標を過ぎるとさらに傾斜が厳しくなり、足元の悪い下りが続きますが、林道と合流すればしだいになだらかになります。日光宇都宮道路の下のトンネルを抜けるとやしおの湯分岐に着きます。その先を左手に下りれば約70体の地蔵が並ぶ化地蔵があり、その横に荒々しくも美しい急流・憾満ヶ淵(含満淵)が流れています。隠れた名所を楽しんだら総合会館までは約15分です。東武日光駅から東照宮方面に向かい、御幸町交差点を左に折れれば登山口です。すぐに天王山神社を右手に見て、暗い森の急坂が始まります。4月下旬から5月中旬はツツジが見ごろとなって楽しめますが、木の根が張り出して歩きづらい道のりが続きます。約50分で日光市街地を見下ろす神ノ主山に到着します。なおも続く木の根道を1時間15分で鳴虫山ですが、山頂の木々は背丈が高くなって春~夏は眺望が効きません。立派な木製階段を下ると、その先は足場の悪い急な登山道の下山が続きます。約20分で小ピークの合峰に着きますが、この辺りがかつての修業の地だったと云われています。独標を過ぎるとさらに傾斜が厳しくなり、足元の悪い下りが続きますが、林道と合流すればしだいになだらかになります。日光宇都宮道路の下のトンネルを抜けるとやしおの湯分岐に着きます。その先を左手に下りれば約70体の地蔵が並ぶ化地蔵があり、その横に荒々しくも美しい急流・憾満ヶ淵(含満淵)が流れています。隠れた名所を楽しんだら総合会館までは約15分です。 -
古峯神社から中禅寺湖
- 日帰り
- 8時間55分
- 16.2km
古峯神社から中禅寺湖
- 日帰り
- 8時間55分
- 16.2km
このコースは禅頂行者の道と呼ばれ、奈良から平安時代にかけての僧で、日光開山の祖・勝道上人が修験道として行き来した道のりです。全長17kmを通り抜けるコースですが、マイカーの場合は鹿沼駅付近のコインパーキングに停めてバスで古峯神社に向かい、日光駅から鹿沼駅まで電車で移動すれば日帰りも可能です。この場合には行動時間が非常に長くなるので、鹿沼駅の始発バスに乗車したいところです。終点の古峯神社でバスを下車したらしばらく古峰ヶ原峠方面に車道を歩きます。15分ほど行けば右手にゲートがあり、これが古峰原林道の入口です。林道は幅広で歩きやすいですが、広場状になっている林道終点から先は少しずつ道が細くなっていきます。途中で沢沿いの道となり、左岸へと渡渉しますので、渡渉点を見失わないように目印をよく探して歩きましょう。渡渉した沢は水場としても使えますが、ニホンジカが多く生息していることから、水が不足している場合にとどめましょう。 カラマツ植林地を過ぎてひと登りすれば鞍部のハガタテ平です。ここから地蔵岳はわずかな距離ですが、かなりの急登なので十分に休憩をとりながら進みましょう。 石仏が祀られている地蔵岳から三ツ目までは25分ほどのなだらかな稜線歩きです。三ツ目の三叉路を右に向かっていったん稜線を下り、露岩の道のりをひと登りすれば夕日岳です。山頂から北側は男体山・大真名子山・女峰山が聳え、男体山の左手前にはこれから向かう茶ノ木平が遥か遠くに感じられます。展望を十分に楽しんだら来た道を三ツ目へ戻り、薬師岳へと進みましょう。この区間は小さなピークを何度も越えて歩きます。1381mの小ピークにある石祠と不動明王を過ぎると薬師岳まではわずかです。 薬師岳山頂から細尾峠へは、来た道を少し戻ってから分岐を右に進むので、山頂から大木戸山方面に迷い込まないようにしましょう。ザレ場の滑りやすい道を下れば細尾峠の林道と合流します。道路を横断すると向かい側に茶ノ木平方面への登山道が延びています。すぐに送電線と雨量観測所を過ぎ、2つめの送電線をくぐると傾斜を増していき、不動明王が載せられた篭石を通過すれば茶ノ木平・明智平分岐はすぐそこです。途中、茶ノ木平へショートカットできる昔の道がササに覆われていますが迷いやすいので、ここは西へ進んで狸山方面の登山道と合流してから右へ折れて茶ノ木平を目指しましょう。茶ノ木平の右手にある芝生の広場は、かつて中禅寺温泉からここまでを結んでいたロープウェイの山頂駅舎があった場所です。ここから男体山と中禅寺湖畔を眺めることが出来ます。 景色を堪能した後はつづら折れの階段や登山道を45分ほど下れば中禅寺温泉に到着です。このコースは禅頂行者の道と呼ばれ、奈良から平安時代にかけての僧で、日光開山の祖・勝道上人が修験道として行き来した道のりです。全長17kmを通り抜けるコースですが、マイカーの場合は鹿沼駅付近のコインパーキングに停めてバスで古峯神社に向かい、日光駅から鹿沼駅まで電車で移動すれば日帰りも可能です。この場合には行動時間が非常に長くなるので、鹿沼駅の始発バスに乗車したいところです。終点の古峯神社でバスを下車したらしばらく古峰ヶ原峠方面に車道を歩きます。15分ほど行けば右手にゲートがあり、これが古峰原林道の入口です。林道は幅広で歩きやすいですが、広場状になっている林道終点から先は少しずつ道が細くなっていきます。途中で沢沿いの道となり、左岸へと渡渉しますので、渡渉点を見失わないように目印をよく探して歩きましょう。渡渉した沢は水場としても使えますが、ニホンジカが多く生息していることから、水が不足している場合にとどめましょう。 カラマツ植林地を過ぎてひと登りすれば鞍部のハガタテ平です。ここから地蔵岳はわずかな距離ですが、かなりの急登なので十分に休憩をとりながら進みましょう。 石仏が祀られている地蔵岳から三ツ目までは25分ほどのなだらかな稜線歩きです。三ツ目の三叉路を右に向かっていったん稜線を下り、露岩の道のりをひと登りすれば夕日岳です。山頂から北側は男体山・大真名子山・女峰山が聳え、男体山の左手前にはこれから向かう茶ノ木平が遥か遠くに感じられます。展望を十分に楽しんだら来た道を三ツ目へ戻り、薬師岳へと進みましょう。この区間は小さなピークを何度も越えて歩きます。1381mの小ピークにある石祠と不動明王を過ぎると薬師岳まではわずかです。 薬師岳山頂から細尾峠へは、来た道を少し戻ってから分岐を右に進むので、山頂から大木戸山方面に迷い込まないようにしましょう。ザレ場の滑りやすい道を下れば細尾峠の林道と合流します。道路を横断すると向かい側に茶ノ木平方面への登山道が延びています。すぐに送電線と雨量観測所を過ぎ、2つめの送電線をくぐると傾斜を増していき、不動明王が載せられた篭石を通過すれば茶ノ木平・明智平分岐はすぐそこです。途中、茶ノ木平へショートカットできる昔の道がササに覆われていますが迷いやすいので、ここは西へ進んで狸山方面の登山道と合流してから右へ折れて茶ノ木平を目指しましょう。茶ノ木平の右手にある芝生の広場は、かつて中禅寺温泉からここまでを結んでいたロープウェイの山頂駅舎があった場所です。ここから男体山と中禅寺湖畔を眺めることが出来ます。 景色を堪能した後はつづら折れの階段や登山道を45分ほど下れば中禅寺温泉に到着です。 -
茶ノ木平から半月山へ
- 日帰り
- 5時間35分
- 12.6km
茶ノ木平から半月山へ
- 日帰り
- 5時間35分
- 12.6km
中禅寺温泉から茶ノ木平方面への登山道に入り込めば、静けさに包まれた登山が始まります。つづら折れの木製階段が続きますが、1時間10分ほどで茶ノ木平です。ここはかつてロープウェイ山頂駅があった場所で、芝地からは出発地の中禅寺温泉を見下ろすことができます。展望台までは自然散策路として整備された区間なので、のんびり歩くことができます。展望台からは男体山や中禅寺湖、白根山が望めます。車道を横断して、狸山へと向かいましょう。途中、アンテナ塔を過ぎて下れば車道沿いの中禅寺湖展望台です。駐車場の奥から半月山への登山道に入ると、南側には禅頂行者道や足尾の山々を望むことができます。半月山はコメツガに囲まれて展望がありませんが、すぐ先の半月山展望台からは、八丁出島が美しい中禅寺湖と男体山、奥には戦場ヶ原とその前後に竜頭滝・湯滝を見ることが出来ます。ここから阿世潟峠を経由して阿世潟へと下り、美しい湖畔の遊歩道を辿って中禅寺温泉に戻りましょう。中禅寺温泉から茶ノ木平方面への登山道に入り込めば、静けさに包まれた登山が始まります。つづら折れの木製階段が続きますが、1時間10分ほどで茶ノ木平です。ここはかつてロープウェイ山頂駅があった場所で、芝地からは出発地の中禅寺温泉を見下ろすことができます。展望台までは自然散策路として整備された区間なので、のんびり歩くことができます。展望台からは男体山や中禅寺湖、白根山が望めます。車道を横断して、狸山へと向かいましょう。途中、アンテナ塔を過ぎて下れば車道沿いの中禅寺湖展望台です。駐車場の奥から半月山への登山道に入ると、南側には禅頂行者道や足尾の山々を望むことができます。半月山はコメツガに囲まれて展望がありませんが、すぐ先の半月山展望台からは、八丁出島が美しい中禅寺湖と男体山、奥には戦場ヶ原とその前後に竜頭滝・湯滝を見ることが出来ます。ここから阿世潟峠を経由して阿世潟へと下り、美しい湖畔の遊歩道を辿って中禅寺温泉に戻りましょう。 -
高山
- 日帰り
- 3時間20分
- 7km
高山
- 日帰り
- 3時間20分
- 7km
本冊子では高山から中禅寺湖畔をめぐるコースを紹介しますが、戦場ヶ原方面から帰る事もできますので、自分なりにアレンジしてみましょう。滝上バス停で下車して竜頭の橋上から竜頭滝を見学したら、高山方面に向かって歩き出します。すぐにシカ柵があり、ドアをくぐればゆるやかな上りが始まります。高山までは適度な上りが続き歩きやすい道のりですが、倒木で道がふさがれている場合には、乗り越えた先で登山道を見失わないように注意しましょう。山頂が近づくと樹林越しに戦場ヶ原や中禅寺湖が見えます。1時間10分で高山山頂に着きますが展望はありません。シロヤシオやアカヤシオが見事なつづら折れを下ると熊窪分岐に着きます。ここから熊窪までは沢沿いに進みます。熊窪から赤岩を経由して竜頭滝までは、小さな登降を繰り返す道のりですが、トチやミズナラの巨木が点在して美しい湖畔を楽しむことができます。本冊子では高山から中禅寺湖畔をめぐるコースを紹介しますが、戦場ヶ原方面から帰る事もできますので、自分なりにアレンジしてみましょう。滝上バス停で下車して竜頭の橋上から竜頭滝を見学したら、高山方面に向かって歩き出します。すぐにシカ柵があり、ドアをくぐればゆるやかな上りが始まります。高山までは適度な上りが続き歩きやすい道のりですが、倒木で道がふさがれている場合には、乗り越えた先で登山道を見失わないように注意しましょう。山頂が近づくと樹林越しに戦場ヶ原や中禅寺湖が見えます。1時間10分で高山山頂に着きますが展望はありません。シロヤシオやアカヤシオが見事なつづら折れを下ると熊窪分岐に着きます。ここから熊窪までは沢沿いに進みます。熊窪から赤岩を経由して竜頭滝までは、小さな登降を繰り返す道のりですが、トチやミズナラの巨木が点在して美しい湖畔を楽しむことができます。 -
社山から黒檜岳へ
- 日帰り
- 8時間30分
- 15.1km
社山から黒檜岳へ
- 日帰り
- 8時間30分
- 15.1km
このコースは全長15kmのロングコースで、道が不明瞭な区間も多く上級者向けなので、遅い時間帯や初心者だけでの入山は控えるようにしましょう。 中禅寺温泉から大鳥居で左折して、湖畔の道を阿世潟へと向かいます。この湖畔の道は何度訪れても美しく、特に阿世潟手前の白い砂浜から見る湖越しの男体山はひと目見ておきたい景色です。阿世潟から25分の上りで阿世潟峠に着いたら、社山への稜線はいきなり斜度を増して急登となります。 1550mピークの雨量計のある岩峰に着けば、社山への稜線がはっきりと見てとれます。この辺りからは中禅寺湖や男体山、太郎山などを見ながら歩く稜線なので、つらい急登も苦にはなりません。社山山頂からは南西側に足尾や皇海山などを望めます。 わずかな森区間を抜けるとすぐ先に稜線が見えますが、コースは右手のコメツガ林に入り込んで下るので、間違えないように注意しましょう。細いコメツガ林を目印のプレートを頼りに下りると、視界が開けて黒檜岳までの複雑な稜線が現れます。まずは快適な広い稜線をなだらかに登り、ササの濃い斜面を上ります。登り切ったら直角に左に折れて少し下れば、広々とした鞍部に出ます。シラカバ疎林のピンクリボンを目印に行きますが、濃霧時にはこのリボンを見失いやすいので要注意です。ここからひと登りすると1792mピークで、これから歩く稜線を望むことが出来ます。1816mピークへの稜線は南側の巻き道がいくつもありますが、心配であれば忠実に稜線を辿りましょう。1816mピークを過ぎるとなだらかな下りになり、ササの広場へと到着します。この先もササヤブが続きますが、大平山への稜線が派生する頃には苔むしたコメツガの深い森が始まります。黒檜岳への分岐標識が森の中でひっそりと立っているので、左へ折れて黒檜岳山頂を目指しましょう。これまでの苦労を考えれば山頂に立った満足感に満たされることでしょう。 先ほどの分岐に戻って千手ヶ浜への下山を始めます。1802mピークまでは歩きやすい道のりですが、その先は急激な下り坂です。途中、ゴヨウマツの巨木を過ぎれば尾根取付まではわずかで、さらに下れば水場があります。水場付近は足元が悪いので通行には注意しましょう。やがて傾斜が緩やかになれば黒檜岳登山口、その先の千手ヶ浜まではあと少しです。このコースは全長15kmのロングコースで、道が不明瞭な区間も多く上級者向けなので、遅い時間帯や初心者だけでの入山は控えるようにしましょう。 中禅寺温泉から大鳥居で左折して、湖畔の道を阿世潟へと向かいます。この湖畔の道は何度訪れても美しく、特に阿世潟手前の白い砂浜から見る湖越しの男体山はひと目見ておきたい景色です。阿世潟から25分の上りで阿世潟峠に着いたら、社山への稜線はいきなり斜度を増して急登となります。 1550mピークの雨量計のある岩峰に着けば、社山への稜線がはっきりと見てとれます。この辺りからは中禅寺湖や男体山、太郎山などを見ながら歩く稜線なので、つらい急登も苦にはなりません。社山山頂からは南西側に足尾や皇海山などを望めます。 わずかな森区間を抜けるとすぐ先に稜線が見えますが、コースは右手のコメツガ林に入り込んで下るので、間違えないように注意しましょう。細いコメツガ林を目印のプレートを頼りに下りると、視界が開けて黒檜岳までの複雑な稜線が現れます。まずは快適な広い稜線をなだらかに登り、ササの濃い斜面を上ります。登り切ったら直角に左に折れて少し下れば、広々とした鞍部に出ます。シラカバ疎林のピンクリボンを目印に行きますが、濃霧時にはこのリボンを見失いやすいので要注意です。ここからひと登りすると1792mピークで、これから歩く稜線を望むことが出来ます。1816mピークへの稜線は南側の巻き道がいくつもありますが、心配であれば忠実に稜線を辿りましょう。1816mピークを過ぎるとなだらかな下りになり、ササの広場へと到着します。この先もササヤブが続きますが、大平山への稜線が派生する頃には苔むしたコメツガの深い森が始まります。黒檜岳への分岐標識が森の中でひっそりと立っているので、左へ折れて黒檜岳山頂を目指しましょう。これまでの苦労を考えれば山頂に立った満足感に満たされることでしょう。 先ほどの分岐に戻って千手ヶ浜への下山を始めます。1802mピークまでは歩きやすい道のりですが、その先は急激な下り坂です。途中、ゴヨウマツの巨木を過ぎれば尾根取付まではわずかで、さらに下れば水場があります。水場付近は足元が悪いので通行には注意しましょう。やがて傾斜が緩やかになれば黒檜岳登山口、その先の千手ヶ浜まではあと少しです。 -
太郎山
- 日帰り
- 8時間25分
- 15.3km
太郎山
- 日帰り
- 8時間25分
- 15.3km
光徳温泉バス停から山王峠は木製階段が連続する登山道で、段差の大きな区間もあるのでマイペースで進みましょう。山王峠からはこれから向かう山王帽子山の姿が見えています。ここからは一旦、車道の山王峠へ出て、100mほど南に進むと太郎山登山口があります。入口付近はササヤブが深く、慌ててしまうかもしれませんが、すぐに明瞭な登山道が現れます。林内の急登をあえぎながら登るとやがて北側に南会津の山並みを見ることができます。 登り詰めた山王帽子山山頂に展望はありませんが、適度な休憩スペースがあるので一息入れて先へ進みましょう。行く先の小太郎山・太郎山が見えていますが、まずはササヤブの下り道です。下りきった鞍部から少し登り返すと右手にトラロープが張られたハガタテ薙分岐に着きます。分岐といってもハガタテ薙は崩落・落石の危険性があるため現在通行止です。小太郎山への登りもなかなかの急登ですが、振り返れば白根山が見え、元気をもらうことができます。 小太郎山山頂は日光連山や中禅寺湖、戦場ヶ原などの南側の展望が抜群です。ここから太郎山までは岩稜の尾根なので慎重に通過しましょう。 太郎山山頂は360度の大パノラマで、先ほどの小太郎山からは見えなかった北側の山並みもすっきりと見渡すことができます。 下山は来た道を少し戻り、左手に下りればお花畑の広場に到着します。この場所は太郎山の火口原で、かつては湿原があったと考えられていますが、現在はササ原へと遷移してお花もわずかに咲くだけとなっています。お花畑の真ん中を通過して反対側の端まで来たら、いよいよ新薙と呼ばれる崩落地の下りが始まります。 新薙は日光三険のひとつとされ、不安定で急なガレ場を下るため、複数人で通行する際には特に落石を起こさないように注意しましょう。林内に入ってもしばらくは崩落地に沿って下ることになりますが、少しずつ傾斜がゆるみ、シャクナゲが多くなります。この辺りからは太郎山を振り返ることができ、山肌に先ほど下った薙が見えます。 やがて林道出合に出て、ここから紅葉の美しい林道を進み、林道分岐で右折しておよそ1時間半で三本松に到着です。光徳温泉バス停から山王峠は木製階段が連続する登山道で、段差の大きな区間もあるのでマイペースで進みましょう。山王峠からはこれから向かう山王帽子山の姿が見えています。ここからは一旦、車道の山王峠へ出て、100mほど南に進むと太郎山登山口があります。入口付近はササヤブが深く、慌ててしまうかもしれませんが、すぐに明瞭な登山道が現れます。林内の急登をあえぎながら登るとやがて北側に南会津の山並みを見ることができます。 登り詰めた山王帽子山山頂に展望はありませんが、適度な休憩スペースがあるので一息入れて先へ進みましょう。行く先の小太郎山・太郎山が見えていますが、まずはササヤブの下り道です。下りきった鞍部から少し登り返すと右手にトラロープが張られたハガタテ薙分岐に着きます。分岐といってもハガタテ薙は崩落・落石の危険性があるため現在通行止です。小太郎山への登りもなかなかの急登ですが、振り返れば白根山が見え、元気をもらうことができます。 小太郎山山頂は日光連山や中禅寺湖、戦場ヶ原などの南側の展望が抜群です。ここから太郎山までは岩稜の尾根なので慎重に通過しましょう。 太郎山山頂は360度の大パノラマで、先ほどの小太郎山からは見えなかった北側の山並みもすっきりと見渡すことができます。 下山は来た道を少し戻り、左手に下りればお花畑の広場に到着します。この場所は太郎山の火口原で、かつては湿原があったと考えられていますが、現在はササ原へと遷移してお花もわずかに咲くだけとなっています。お花畑の真ん中を通過して反対側の端まで来たら、いよいよ新薙と呼ばれる崩落地の下りが始まります。 新薙は日光三険のひとつとされ、不安定で急なガレ場を下るため、複数人で通行する際には特に落石を起こさないように注意しましょう。林内に入ってもしばらくは崩落地に沿って下ることになりますが、少しずつ傾斜がゆるみ、シャクナゲが多くなります。この辺りからは太郎山を振り返ることができ、山肌に先ほど下った薙が見えます。 やがて林道出合に出て、ここから紅葉の美しい林道を進み、林道分岐で右折しておよそ1時間半で三本松に到着です。