【日帰り】の登山コースガイド
日帰り
検索結果851件中
441-460件
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土小屋から岩黒山・筒上山・手箱山
- 日帰り
- 6時間5分
- 11.9km
土小屋から岩黒山・筒上山・手箱山
- 日帰り
- 6時間5分
- 11.9km
土小屋から石鎚スカイラインを少し南下すると登山口があります。そこから1時間足らずで岩黒山の山頂に到着です。ルートは整備されています。山頂を経由して丸滝の修験道道場に出て筒上・手箱方面に進みます。筒上山、手箱山は信仰の山であり信者のグループが設置した桟道があるので、トラバース道も歩きやすいです。丸滝の分岐から1時間ほどで手箱越に到着すると、大峰宗覚心寺派の道場が現れます。道場の左側には仁淀川町の安居渓谷登山口へ下る道と、手箱山への道との分岐となりここを右へ石垣の坂を登ると鳥居があり、筒上山に続く鎖道があります。岩場を注意して登っていくと360度の眺望が得られる筒上山の山頂です。南峰に大山衹神社が、北峰に権現者が祀られています。 手箱越から東へ尾根を忠実に辿ると手箱山に至ります。そこから案内板は無いですが名野川分岐から番所跡を通過して、標識のある峠に出たあと、大瀧の大瀧登山口へと下ります。土小屋から石鎚スカイラインを少し南下すると登山口があります。そこから1時間足らずで岩黒山の山頂に到着です。ルートは整備されています。山頂を経由して丸滝の修験道道場に出て筒上・手箱方面に進みます。筒上山、手箱山は信仰の山であり信者のグループが設置した桟道があるので、トラバース道も歩きやすいです。丸滝の分岐から1時間ほどで手箱越に到着すると、大峰宗覚心寺派の道場が現れます。道場の左側には仁淀川町の安居渓谷登山口へ下る道と、手箱山への道との分岐となりここを右へ石垣の坂を登ると鳥居があり、筒上山に続く鎖道があります。岩場を注意して登っていくと360度の眺望が得られる筒上山の山頂です。南峰に大山衹神社が、北峰に権現者が祀られています。 手箱越から東へ尾根を忠実に辿ると手箱山に至ります。そこから案内板は無いですが名野川分岐から番所跡を通過して、標識のある峠に出たあと、大瀧の大瀧登山口へと下ります。 -
土小屋から瓶ヶ森を経て伊予富士へ
- 日帰り
- 9時間35分
- 17.6km
土小屋から瓶ヶ森を経て伊予富士へ
- 日帰り
- 9時間35分
- 17.6km
土小屋の岩黒山荘にその建物に入るように一つの車道があり、そこに縦走路の始まりがあります。縦走路に入ると岩黒山のトラバースが始まり、毎年2回ほど県内外の登山者のボランティア活動で縦走路の笹刈り作業を行っており歩き易く保全されています。20分も進めば瓶ヶ森林道に出ます。ここが名野川越です。自動車、バイク、自転車の往来が多く注意が必要な場所です。先へ進むとよさこい峠(予佐越峠)に土小屋から1時間足らずで到着します。車道を下ればいの町の越裏門集落に下ることができます。トイレ裏に登山道が延び、30分も登ればちょっとした広場に出て1503.1mの三角点が確認できる伊吹山の頂上となります。林道と交差しつつ今度はシラサ峠(白笹峠)に出て2021年4月に改装した山荘しらさに到着します。雲上のカフェで休憩もでき、宿泊も可能です。西に石鎚山を眺めながら瓶ヶ森林道の上部を歩き子持権現の東壁の真下を横切り再び林道に戻り瓶ヶ森登山口に着きます。峠から1時間20分ほどです。トイレもあるので休憩に適しますが、指定キャンプ場ではないのでテント等張るのは厳禁です。 瓶ヶ森は男山を40分ほどで登り、春にはイシヅチサクラなどが咲く尾根を女山に向かい、頂上をきわめたら少し引き返して瓶ヶ森の東側を下っていきます。コル(鞍部)に吉野川源流の碑があり西黒森への縦走路に接続します。この山は瓶ヶ森林道ができる前は登るのが難しい山でどこから登るにも遠い深山でしたが、林業が盛んだった昭和の時代に長大な林道ができ難易度が大きく下がりました。 縦走路から少し北にはずれて山頂がある西黒森は、その最頂部への急登が登山者の体力を奪います。ここは訪れる人も少なく静かな山頂を楽しめます。頂上ピストンの後、いったん林道に出て神鳴池の看板を見て、歩き続けると次に続くジネンゴノ頭(自念子の頭)を通ります。この縦走路のピークはどこも眺望がよく、コマーシャルのロケ地になったこともあるほどです。瓶ヶ森林道は別名UFO(雄峰)ラインと呼び、ロケ地巡りのバイク・車がこの辺りでよく休憩をしています。東黒森を過ぎると富士山型の山が前方に出張ってきます。これが300名山の伊予富士です。360度の展望があり、東に寒風山や200名山の笹ヶ峰を眺めることができます。土小屋を出て9時間ほどの時間が経ち一日の行動としては長めです。日が暮れるのが早い秋は下山のことを考えて早出に努めましょう。縦走は桑瀬峠から旧寒風山トンネル南口に下ります。ここは休日にはカフェが開き30台ほどの駐車場、トイレ、休憩舎などがある登山基地です。土小屋の岩黒山荘にその建物に入るように一つの車道があり、そこに縦走路の始まりがあります。縦走路に入ると岩黒山のトラバースが始まり、毎年2回ほど県内外の登山者のボランティア活動で縦走路の笹刈り作業を行っており歩き易く保全されています。20分も進めば瓶ヶ森林道に出ます。ここが名野川越です。自動車、バイク、自転車の往来が多く注意が必要な場所です。先へ進むとよさこい峠(予佐越峠)に土小屋から1時間足らずで到着します。車道を下ればいの町の越裏門集落に下ることができます。トイレ裏に登山道が延び、30分も登ればちょっとした広場に出て1503.1mの三角点が確認できる伊吹山の頂上となります。林道と交差しつつ今度はシラサ峠(白笹峠)に出て2021年4月に改装した山荘しらさに到着します。雲上のカフェで休憩もでき、宿泊も可能です。西に石鎚山を眺めながら瓶ヶ森林道の上部を歩き子持権現の東壁の真下を横切り再び林道に戻り瓶ヶ森登山口に着きます。峠から1時間20分ほどです。トイレもあるので休憩に適しますが、指定キャンプ場ではないのでテント等張るのは厳禁です。 瓶ヶ森は男山を40分ほどで登り、春にはイシヅチサクラなどが咲く尾根を女山に向かい、頂上をきわめたら少し引き返して瓶ヶ森の東側を下っていきます。コル(鞍部)に吉野川源流の碑があり西黒森への縦走路に接続します。この山は瓶ヶ森林道ができる前は登るのが難しい山でどこから登るにも遠い深山でしたが、林業が盛んだった昭和の時代に長大な林道ができ難易度が大きく下がりました。 縦走路から少し北にはずれて山頂がある西黒森は、その最頂部への急登が登山者の体力を奪います。ここは訪れる人も少なく静かな山頂を楽しめます。頂上ピストンの後、いったん林道に出て神鳴池の看板を見て、歩き続けると次に続くジネンゴノ頭(自念子の頭)を通ります。この縦走路のピークはどこも眺望がよく、コマーシャルのロケ地になったこともあるほどです。瓶ヶ森林道は別名UFO(雄峰)ラインと呼び、ロケ地巡りのバイク・車がこの辺りでよく休憩をしています。東黒森を過ぎると富士山型の山が前方に出張ってきます。これが300名山の伊予富士です。360度の展望があり、東に寒風山や200名山の笹ヶ峰を眺めることができます。土小屋を出て9時間ほどの時間が経ち一日の行動としては長めです。日が暮れるのが早い秋は下山のことを考えて早出に努めましょう。縦走は桑瀬峠から旧寒風山トンネル南口に下ります。ここは休日にはカフェが開き30台ほどの駐車場、トイレ、休憩舎などがある登山基地です。 -
肉淵から東赤石へ
- 日帰り
- 9時間30分
- 10.9km
肉淵から東赤石へ
- 日帰り
- 9時間30分
- 10.9km
銅山川沿いの県道6号の別子山から四国中央方面に向かう途中に肉淵バス停があります。この道路ののり面に二ツ岳登山口と書かれた案内板があります。この林道である別子山土居線を車で15分ほどで肉淵林道登山口に到着します。鉄の階段がある登山口から1時間20分ほど歩けば峨蔵越へに立ちます。 道中には水の補給に適した沢が数か所あるので縦走するときには峨蔵越までに給水を終えておくことが望ましいでしょう。この峠から二ツ岳へと四国でも有数の傾斜を誇る稜線を登ることとなります。ルートはアップダウンが激しく二ツ岳の半ばには鯛の頭と呼ばれる岩峰がそびえています。そこから1時間半ほどの急登に木の根っこにつかまりながら進めば二ッ岳山頂です。山頂の南峰からは縦走するルート上のエビラ山、黒岳が望むことができ、ここからは熟達者のみが踏み込める縦走路となります。水の補給もままならない稜線・ブッシュ歩きが続き、所々に目印である赤テープや登山道の表示があるので見落とさないように注意して下さい。時折間違ったテープもあるのでルートファインディング能力が必要となります。 エビラ山は漢字で箙と書き、矢を入れて肩や腰に掛け携帯する容器のことを意味し、登山口の肉渕もカモシカの肉をさばいた所を表しており、古くから猟師が入っていた山域であることがわかります。岩稜とブッシュ帯を抜け黒岳、保土野越とつづき、最後のピークの権現山に達します。その先には地質学でも貴重な存在である権現様を祀った岩峰があり、そこからの眺めも抜群です。なおその直下が権現越ですが、もし床鍋へ下る場合は鉄塔管理道ルートの下りがルートが分かりやすいのですが、所々で崩落があり注意が必要です。ジグザグ道を下り鉄塔No.24から谷へ下り始めます。巡視路分岐まで歩くと旧来の登山道と交わりそこからはゴールの床鍋へは約1時間ほどで下ることができます。 東赤石は花の百名山でもありますが、西赤石の賑やかな登山路に比べ東赤石以東二ツ岳を含む山塊は比較的静かな山歩きを楽しむ事ができます。 地図には描ききれませんが、峨蔵越、小箱越と東に進むと宇摩富士と称される赤星山と豊受山があり、そちらへの縦走も面白いです。銅山川沿いの県道6号の別子山から四国中央方面に向かう途中に肉淵バス停があります。この道路ののり面に二ツ岳登山口と書かれた案内板があります。この林道である別子山土居線を車で15分ほどで肉淵林道登山口に到着します。鉄の階段がある登山口から1時間20分ほど歩けば峨蔵越へに立ちます。 道中には水の補給に適した沢が数か所あるので縦走するときには峨蔵越までに給水を終えておくことが望ましいでしょう。この峠から二ツ岳へと四国でも有数の傾斜を誇る稜線を登ることとなります。ルートはアップダウンが激しく二ツ岳の半ばには鯛の頭と呼ばれる岩峰がそびえています。そこから1時間半ほどの急登に木の根っこにつかまりながら進めば二ッ岳山頂です。山頂の南峰からは縦走するルート上のエビラ山、黒岳が望むことができ、ここからは熟達者のみが踏み込める縦走路となります。水の補給もままならない稜線・ブッシュ歩きが続き、所々に目印である赤テープや登山道の表示があるので見落とさないように注意して下さい。時折間違ったテープもあるのでルートファインディング能力が必要となります。 エビラ山は漢字で箙と書き、矢を入れて肩や腰に掛け携帯する容器のことを意味し、登山口の肉渕もカモシカの肉をさばいた所を表しており、古くから猟師が入っていた山域であることがわかります。岩稜とブッシュ帯を抜け黒岳、保土野越とつづき、最後のピークの権現山に達します。その先には地質学でも貴重な存在である権現様を祀った岩峰があり、そこからの眺めも抜群です。なおその直下が権現越ですが、もし床鍋へ下る場合は鉄塔管理道ルートの下りがルートが分かりやすいのですが、所々で崩落があり注意が必要です。ジグザグ道を下り鉄塔No.24から谷へ下り始めます。巡視路分岐まで歩くと旧来の登山道と交わりそこからはゴールの床鍋へは約1時間ほどで下ることができます。 東赤石は花の百名山でもありますが、西赤石の賑やかな登山路に比べ東赤石以東二ツ岳を含む山塊は比較的静かな山歩きを楽しむ事ができます。 地図には描ききれませんが、峨蔵越、小箱越と東に進むと宇摩富士と称される赤星山と豊受山があり、そちらへの縦走も面白いです。 -
見ノ越から剣山頂へ
- 日帰り
- 2時間5分
- 4.1km
見ノ越から剣山頂へ
- 日帰り
- 2時間5分
- 4.1km
四国の山で一番奥深い山と言われている西日本第二の高峰剣山へは、高速道路=徳島道美馬ICもしくは脇町ICからつるぎ町貞光か、美馬市穴吹から国道をたどって登山基地である見ノ越に行くことができます。見ノ越にはJR徳島線の貞光駅・国道沿いの道の駅貞光から季節運行でバス便が運行されていますがバス便は極端に少ないので十分調べて利用して下さい。狭い道ですが自家用車の利用するのも一案でしょう。今回は登山初心者が楽しめるリフトを利用するルートを紹介します。まず見ノ越の二階建ての駐車場の隣にリフトの券売所があるのでそこで乗車券を準備し、一人掛けのリフトにザックを膝に置くようにして乗り込みましょう。15分ほど空中の散歩です。足元に咲く花々も楽しみつつ西島駅へ。ここからは西に延びる剣山系の丸石・三嶺などの眺望に感嘆することでしょう。西島駅は何本かのルートの起点となっており大剱神社に向かうにはその先の赤い鳥居くぐります。緩く登る道を30分進めば剣山の名前の由来の一つとされる大剣岩をご神体とする大剱神社に到着します。この神社の90m下に日本名水百選の剣山御神水の泉が湧いているので訪ねてみるのも良いでしょう。 大剱神社付近からは森林限界付近を歩きながらもう一つの神社である宝蔵石神社を目指します。山頂へはここを経由して剣山頂上ヒュッテ横の階段を上ってみると、ほどなく平家の馬場と呼ばれる頂上台地に出て一等三角点のある剣山山頂は目と鼻の先となります。この辺りからは四国の名だたる山が一望でき、天気が良ければ中国最高峰の伯耆大山も見ることができます。頂上一帯は笹原と登山道の保護のため木道が設置されています。ここへ至るどのルートも比較的短時間に登ることができ、8月には北面の行場に咲き誇るキレンゲショウマにも出会えます。 剣山頂上ヒュッテは四国で二番目に高いところにあるお宿で、宿泊はここに一泊することをお勧めします。ヒュッテでの食事は地元の食材が多く、献立に定評があります。季節毎のイベントもあるので何度でも訪れたくなる場所です。食事後は夕焼けや、夜全天に広がる星空を楽しむのも忘れずに。帰りは刀掛けの松のいわゆる尾根ルートを西島駅に向かいリフトで下るもいいですが、ブナや巨大なヒノキがある天然林を剣神社に下るのもお勧めします。鳥居をくぐり長い階段を下りれば見ノ越駐車場に着きます。 最近、剣山山頂南面にツキノワグマの目撃が多く報告されています。適切な対応を。四国の山で一番奥深い山と言われている西日本第二の高峰剣山へは、高速道路=徳島道美馬ICもしくは脇町ICからつるぎ町貞光か、美馬市穴吹から国道をたどって登山基地である見ノ越に行くことができます。見ノ越にはJR徳島線の貞光駅・国道沿いの道の駅貞光から季節運行でバス便が運行されていますがバス便は極端に少ないので十分調べて利用して下さい。狭い道ですが自家用車の利用するのも一案でしょう。今回は登山初心者が楽しめるリフトを利用するルートを紹介します。まず見ノ越の二階建ての駐車場の隣にリフトの券売所があるのでそこで乗車券を準備し、一人掛けのリフトにザックを膝に置くようにして乗り込みましょう。15分ほど空中の散歩です。足元に咲く花々も楽しみつつ西島駅へ。ここからは西に延びる剣山系の丸石・三嶺などの眺望に感嘆することでしょう。西島駅は何本かのルートの起点となっており大剱神社に向かうにはその先の赤い鳥居くぐります。緩く登る道を30分進めば剣山の名前の由来の一つとされる大剣岩をご神体とする大剱神社に到着します。この神社の90m下に日本名水百選の剣山御神水の泉が湧いているので訪ねてみるのも良いでしょう。 大剱神社付近からは森林限界付近を歩きながらもう一つの神社である宝蔵石神社を目指します。山頂へはここを経由して剣山頂上ヒュッテ横の階段を上ってみると、ほどなく平家の馬場と呼ばれる頂上台地に出て一等三角点のある剣山山頂は目と鼻の先となります。この辺りからは四国の名だたる山が一望でき、天気が良ければ中国最高峰の伯耆大山も見ることができます。頂上一帯は笹原と登山道の保護のため木道が設置されています。ここへ至るどのルートも比較的短時間に登ることができ、8月には北面の行場に咲き誇るキレンゲショウマにも出会えます。 剣山頂上ヒュッテは四国で二番目に高いところにあるお宿で、宿泊はここに一泊することをお勧めします。ヒュッテでの食事は地元の食材が多く、献立に定評があります。季節毎のイベントもあるので何度でも訪れたくなる場所です。食事後は夕焼けや、夜全天に広がる星空を楽しむのも忘れずに。帰りは刀掛けの松のいわゆる尾根ルートを西島駅に向かいリフトで下るもいいですが、ブナや巨大なヒノキがある天然林を剣神社に下るのもお勧めします。鳥居をくぐり長い階段を下りれば見ノ越駐車場に着きます。 最近、剣山山頂南面にツキノワグマの目撃が多く報告されています。適切な対応を。 -
別府峡谷から石立山へ
- 日帰り
- 5時間50分
- 6km
別府峡谷から石立山へ
- 日帰り
- 5時間50分
- 6km
四国の中で最難関の一般ルートはどこかと尋ねられたら、このルートを挙げてみてもいいのではないでしょうか。そういったルートも四国本島内で一番紅葉が綺麗だと言われる場所でもあります。高知別府峡とその東隣の剣山スーパー林道が通る高の瀬峡は、深く切れ込む渓谷の石灰岩の白さと笹の緑は紅葉の赤を際立たせます。その紅葉時期にここを訪れることをお奨めします。登山基地となる別府峡は駐車場・公衆トイレも整備され、シーズンは売店も営業し地元の料理を楽しむ事もできるので下山後は利用してみましょう。 別府峡登山口は峡谷を渡る吊り橋から。いきなりの急坂で息を弾ませることとなります、残念ながら頂上まで急坂は登り下りともにこの調子で続きます。登山口から竜頭谷へは40分ほどで着きますが谷への下りはザレ場となり、少々神経を使います。ルートが消えかかっていることもありテープを注意して見落とさないようにしましょう。そして尾根を根気よく登ることとなります。登りのルート半ばに石灰岩の露頭・岩場があり左右に転落しないように注意しましょう。数年前までは山頂に近づけばササが生い茂り、山に緑色を添えていたのですが、ニホンジカの食害による裸地化が進み茶色の地肌が目立つようになってきました。 山頂は二つに分かれており剣山系に縦走できる尾根との接続点である西峰に近づくとようやく傾斜が緩くなります。その先20分も歩けば石立山最高峰の東峰に立つことができます。山系の特徴である石灰岩の捨身嶽は西峰を北に数分で行けますが、左右に切れ込んだ谷が恐怖感をあおります。石灰岩のザレ場にもなっており、転落事故もあった危険個所になっています。自信が無ければチャレンジしないことが肝要です。東峰山頂は防獣ネットが設置されています。視界を邪魔するのですが、北に綱附森、天狗塚、三嶺、丸石、次郎笈と剣山の山脈が並び、南は室戸岬につながる山塊と太平洋が望まれます。 展望を楽しんだ後は徳島高知県境の尾根を南に下り、崩壊激しい元造林小屋を横目に見ながら1時間ほど歩いて滑りやすい石灰岩の尾根と別れます。スギ・ヒノキ林の中を下りますが、その急な坂道は疲労を高めます。尾根分岐から40分ほどで水場に出ます。その沢を渡り、皆伐した斜面になればあと30分ほどで日和田登山口に到着します。この石立山山塊もクマの生息域とされています。四国の中で最難関の一般ルートはどこかと尋ねられたら、このルートを挙げてみてもいいのではないでしょうか。そういったルートも四国本島内で一番紅葉が綺麗だと言われる場所でもあります。高知別府峡とその東隣の剣山スーパー林道が通る高の瀬峡は、深く切れ込む渓谷の石灰岩の白さと笹の緑は紅葉の赤を際立たせます。その紅葉時期にここを訪れることをお奨めします。登山基地となる別府峡は駐車場・公衆トイレも整備され、シーズンは売店も営業し地元の料理を楽しむ事もできるので下山後は利用してみましょう。 別府峡登山口は峡谷を渡る吊り橋から。いきなりの急坂で息を弾ませることとなります、残念ながら頂上まで急坂は登り下りともにこの調子で続きます。登山口から竜頭谷へは40分ほどで着きますが谷への下りはザレ場となり、少々神経を使います。ルートが消えかかっていることもありテープを注意して見落とさないようにしましょう。そして尾根を根気よく登ることとなります。登りのルート半ばに石灰岩の露頭・岩場があり左右に転落しないように注意しましょう。数年前までは山頂に近づけばササが生い茂り、山に緑色を添えていたのですが、ニホンジカの食害による裸地化が進み茶色の地肌が目立つようになってきました。 山頂は二つに分かれており剣山系に縦走できる尾根との接続点である西峰に近づくとようやく傾斜が緩くなります。その先20分も歩けば石立山最高峰の東峰に立つことができます。山系の特徴である石灰岩の捨身嶽は西峰を北に数分で行けますが、左右に切れ込んだ谷が恐怖感をあおります。石灰岩のザレ場にもなっており、転落事故もあった危険個所になっています。自信が無ければチャレンジしないことが肝要です。東峰山頂は防獣ネットが設置されています。視界を邪魔するのですが、北に綱附森、天狗塚、三嶺、丸石、次郎笈と剣山の山脈が並び、南は室戸岬につながる山塊と太平洋が望まれます。 展望を楽しんだ後は徳島高知県境の尾根を南に下り、崩壊激しい元造林小屋を横目に見ながら1時間ほど歩いて滑りやすい石灰岩の尾根と別れます。スギ・ヒノキ林の中を下りますが、その急な坂道は疲労を高めます。尾根分岐から40分ほどで水場に出ます。その沢を渡り、皆伐した斜面になればあと30分ほどで日和田登山口に到着します。この石立山山塊もクマの生息域とされています。 -
落合峠から寒峰へ
- 日帰り
- 5時間15分
- 9.2km
落合峠から寒峰へ
- 日帰り
- 5時間15分
- 9.2km
祖谷地方と吉野川方面を結ぶ落合峠は時にカモシカが歩いているような静かな峠です。四国山地の中央脊梁の北側に位置し、黒笠山や矢筈山を有するいわゆる祖谷山系と呼ばれる山塊に寒峰はあります。この寒峰に異常なまで登山者が多くなるのは残雪まだ残る3月中旬頃から4月にかけての初春です。日本の三瑞草であるフクジュソウ(福寿草)の観草登山が盛んになります。その一つ登山口である落合峠は祖谷街道である国道439号を三好市落合からか、吉野川沿いの国道192号を東みよし町西庄から県道44号を上ります。深淵地区を過ぎ、高度を稼いでいくと国土交通省が設置した雨量計施設のある場所が落合峠です。この峠にも小さいながら避難小屋といえる建物がありトイレも設置されています。 この登山起点からは東に矢筈山・黒笠山に延びる稜線と西に寒峰へと延びる尾根があります。この峠を西に緩やかに続く斜面を登っていくと落禿を通ります。この辺りには鎖を掛けた急坂があり笹が深く少し歩道は整備がなされていませんが踏み跡がしっかりしているので苦労なく歩けます。前烏帽子山は展望が良好で烏帽子山の分岐にもなっています。ここからアップダウンを繰り返し奥ノ井への分岐を過ぎればすぐに寒峰頂上です。ここは南に剣山系、北側の風景は西から愛媛の石鎚山系・赤石山系、阿讃山脈の展望が開けます。このピークは東側にある矢筈山も同様に、四国の高峰を一挙に見たいというのならこの山域をお勧めします。 フクジュソウの群落を目当てに急勾配を下り栗枝渡の住吉神社へ進みます。フクジュソウは途中の谷あいの残雪がある所に多く、雪の間に鮮やかな黄色い花の大群落を見ることができます。ただし登山道を離れる場合は節度ある行動をして自然破壊にならないよう努めることを忘れずに。この沢筋で転落事故も発生しています。住吉神社付近にも多くのフクジュソウを見ることができますので観草だけが目的であれば、山の中に入らずともこの周辺を散策するのもよいでしょう。なお、この住吉神社を起点に寒峰を周回するルートも取れます。この場合は寒峰を過ぎて奥ノ井分岐を南に下るのですが道中のヒノキ林は残雪期には迷うことがあるのでルートファインディングは慎重に。最も人出が見込まれるフクジュソウのシーズンは雪が多少なりともあります。アイゼンの準備はお忘れなく。 車を回送する場合は林道登山口、住吉神社登山口ともに駐車できますが、交通の障害にならないようにしましょう。祖谷地方と吉野川方面を結ぶ落合峠は時にカモシカが歩いているような静かな峠です。四国山地の中央脊梁の北側に位置し、黒笠山や矢筈山を有するいわゆる祖谷山系と呼ばれる山塊に寒峰はあります。この寒峰に異常なまで登山者が多くなるのは残雪まだ残る3月中旬頃から4月にかけての初春です。日本の三瑞草であるフクジュソウ(福寿草)の観草登山が盛んになります。その一つ登山口である落合峠は祖谷街道である国道439号を三好市落合からか、吉野川沿いの国道192号を東みよし町西庄から県道44号を上ります。深淵地区を過ぎ、高度を稼いでいくと国土交通省が設置した雨量計施設のある場所が落合峠です。この峠にも小さいながら避難小屋といえる建物がありトイレも設置されています。 この登山起点からは東に矢筈山・黒笠山に延びる稜線と西に寒峰へと延びる尾根があります。この峠を西に緩やかに続く斜面を登っていくと落禿を通ります。この辺りには鎖を掛けた急坂があり笹が深く少し歩道は整備がなされていませんが踏み跡がしっかりしているので苦労なく歩けます。前烏帽子山は展望が良好で烏帽子山の分岐にもなっています。ここからアップダウンを繰り返し奥ノ井への分岐を過ぎればすぐに寒峰頂上です。ここは南に剣山系、北側の風景は西から愛媛の石鎚山系・赤石山系、阿讃山脈の展望が開けます。このピークは東側にある矢筈山も同様に、四国の高峰を一挙に見たいというのならこの山域をお勧めします。 フクジュソウの群落を目当てに急勾配を下り栗枝渡の住吉神社へ進みます。フクジュソウは途中の谷あいの残雪がある所に多く、雪の間に鮮やかな黄色い花の大群落を見ることができます。ただし登山道を離れる場合は節度ある行動をして自然破壊にならないよう努めることを忘れずに。この沢筋で転落事故も発生しています。住吉神社付近にも多くのフクジュソウを見ることができますので観草だけが目的であれば、山の中に入らずともこの周辺を散策するのもよいでしょう。なお、この住吉神社を起点に寒峰を周回するルートも取れます。この場合は寒峰を過ぎて奥ノ井分岐を南に下るのですが道中のヒノキ林は残雪期には迷うことがあるのでルートファインディングは慎重に。最も人出が見込まれるフクジュソウのシーズンは雪が多少なりともあります。アイゼンの準備はお忘れなく。 車を回送する場合は林道登山口、住吉神社登山口ともに駐車できますが、交通の障害にならないようにしましょう。 -
中尾山高原から丸笹山へ
- 日帰り
- 4時間10分
- 8.3km
中尾山高原から丸笹山へ
- 日帰り
- 4時間10分
- 8.3km
穴吹川の上流に位置する中尾山高原は、剣山の北東、丸笹山・赤帽子山から連なる標高1,000mの高原で大森ノ池を中心としたアウトドア施設があります。ここを起点としたミニ縦走も楽しめます。その縦走の始まりはこの施設内から歩き始めますが注意しないといけないのは、グラススキー場の芝の中を通らないことです。幸いゲレンデ沿いに整備された遊歩道がありますので標識に従ってください。ログハウス横から中尾山の頂上には50分ほどで展望はあまりありませんが休憩するには都合のよい中尾山南峰の頂上に登れます。頂上へは北の樹林の中へ5分ほどヤブの中を移動しなければなりません。 赤帽子山へは忠実に目印のテープに従い、広葉樹林帯を抜け笹原を登ると360度展望の利くピークに出ます。三角点と頂上は少し離れていますが、そこは笹の高原を行くさわやかな歩行時間を提供してくれるでしょう。先へ進みアップダウンを繰り返すと鞍部に出ます。そこに標識があり40分ほど下れば国道438号に直接下りることができる道の分岐あります。中尾山と赤帽子山のミニ縦走であればここで下りればよいでしょう。 丸笹方向へはその分岐を西に向かいます。ほどなくして平坦部に出て、丸笹山ピークには源流への分岐から20分ほどで到着します。山頂から直接ゴールのラ・フォーレつるぎ山に下りるのも良いですが一度源流への分岐に戻り貞光川の源流を経由して、そこでノドを潤して下山するのもよいでしょう。このルートは苔の美しさで知られています。源流の水は清らかに涸れることなく苔の覆う谷間を流れ、つるぎ町の貞光川に注がれています。 下山すればそこは夫婦池という所で、宿泊施設でもあるラ・フォーレつるぎ山は冬期以外の期間は日帰りの温泉を利用できます。おしゃれなレストランでは食事を摂ることもでき、薪ストーブの燃えるラウンジは登山以外でも楽しめる癒しの場所となってまいます。ここは西に続くある塔ノ丸の登山の拠点にもなります。積雪期は塔ノ丸、丸笹山、赤帽子山は初心者の雪山経験・トレーニングにもってこいの山になります。丸笹山は徳島県の県民の森に指定されていて、花の百名山にも選ばれ、4月〜6月にはワチガイソウが出迎えてくれます。穴吹川の上流に位置する中尾山高原は、剣山の北東、丸笹山・赤帽子山から連なる標高1,000mの高原で大森ノ池を中心としたアウトドア施設があります。ここを起点としたミニ縦走も楽しめます。その縦走の始まりはこの施設内から歩き始めますが注意しないといけないのは、グラススキー場の芝の中を通らないことです。幸いゲレンデ沿いに整備された遊歩道がありますので標識に従ってください。ログハウス横から中尾山の頂上には50分ほどで展望はあまりありませんが休憩するには都合のよい中尾山南峰の頂上に登れます。頂上へは北の樹林の中へ5分ほどヤブの中を移動しなければなりません。 赤帽子山へは忠実に目印のテープに従い、広葉樹林帯を抜け笹原を登ると360度展望の利くピークに出ます。三角点と頂上は少し離れていますが、そこは笹の高原を行くさわやかな歩行時間を提供してくれるでしょう。先へ進みアップダウンを繰り返すと鞍部に出ます。そこに標識があり40分ほど下れば国道438号に直接下りることができる道の分岐あります。中尾山と赤帽子山のミニ縦走であればここで下りればよいでしょう。 丸笹方向へはその分岐を西に向かいます。ほどなくして平坦部に出て、丸笹山ピークには源流への分岐から20分ほどで到着します。山頂から直接ゴールのラ・フォーレつるぎ山に下りるのも良いですが一度源流への分岐に戻り貞光川の源流を経由して、そこでノドを潤して下山するのもよいでしょう。このルートは苔の美しさで知られています。源流の水は清らかに涸れることなく苔の覆う谷間を流れ、つるぎ町の貞光川に注がれています。 下山すればそこは夫婦池という所で、宿泊施設でもあるラ・フォーレつるぎ山は冬期以外の期間は日帰りの温泉を利用できます。おしゃれなレストランでは食事を摂ることもでき、薪ストーブの燃えるラウンジは登山以外でも楽しめる癒しの場所となってまいます。ここは西に続くある塔ノ丸の登山の拠点にもなります。積雪期は塔ノ丸、丸笹山、赤帽子山は初心者の雪山経験・トレーニングにもってこいの山になります。丸笹山は徳島県の県民の森に指定されていて、花の百名山にも選ばれ、4月〜6月にはワチガイソウが出迎えてくれます。 -
五色温泉からアンヌプリ、ヒラフ・鏡沼・見返坂
- 日帰り
- 4時間20分
- 7.7km
五色温泉からアンヌプリ、ヒラフ・鏡沼・見返坂
- 日帰り
- 4時間20分
- 7.7km
夏期(7~10月)、JRニセコ駅から五色温泉まで路線バスが運行され、終点「五色温泉郷」で下車。向かいにはニセコ野営場もあります。この先、水・トイレはありません。キャンプ場横が登山口です。 広かった道が20分ほどで狭まり斜度もでて、右手から見返坂コースと合流します。傾斜が増すと、登山道もジグザグに切られ、尾根に出ると、左手に白い地肌のイワオヌプリの山容が印象的です。 標高1065m展望台のすぐ先に「山頂へ1000m」という標識があり、本格的な登りとなります。足場もガレていますが、慎重に高度を稼ぎ、左手前に構造物が見えてくると、山頂はもうすぐです。ニセコアンヌプリ頂上部は比較的広く、小さな避難小屋がありますが、無人、かつ水・トイレはありません。 下りは、鏡沼・ヒラフスキー場へは東へ、展望の良い草付きを下ります。クマ笹・灌木から樹林帯に入り、ジャコ川の谷頭を通過すると、間もなく花園第3リフト(12/18支柱:)に出ます。付近は広いガレ場(冬のゲレンデ)のため登山道を見失いやすいので要注意です。ゲレンデを横断すると、鏡沼分岐に到着。左は鏡沼、右はヒラフスキー場への道になります。 鏡沼へは、再び花園第3リフト(6/18支柱)に出て、北へ。スキー場管理道路を横断すると、ほどなく鏡沼に到着します。鏡沼からは、少し戻って道道58号へ。あるいは先に進んでニセコ東急ゴルフコースに向かいます。 ヒラフスキー場へは更に1つゲレンデを横断し、作業道を少し北へ歩いて、冬のホリデーコース、ホリデー第1リフト終点・望羊荘を経て、キング第1リフト沿いに下りひらふスキー場バス停へ。 山頂からアンヌプリスキー場・ヒラフスキー場ゴンドラ利用は南西へ下ります。ニセコビレッジスキー場のリフト終点南方で両ゴンドラコースの分岐となります。アンヌプリスキー場へはジャンボ第4リフト沿いに、ヒラフスキー場へはキング第4リフトを下ります。 見返坂登山口へは、五色温泉コースを下り、855m標高点の下で、左へ。作業道から見返坂を経て、登山口へ。バス停へは更に30分弱必要です。夏期(7~10月)、JRニセコ駅から五色温泉まで路線バスが運行され、終点「五色温泉郷」で下車。向かいにはニセコ野営場もあります。この先、水・トイレはありません。キャンプ場横が登山口です。 広かった道が20分ほどで狭まり斜度もでて、右手から見返坂コースと合流します。傾斜が増すと、登山道もジグザグに切られ、尾根に出ると、左手に白い地肌のイワオヌプリの山容が印象的です。 標高1065m展望台のすぐ先に「山頂へ1000m」という標識があり、本格的な登りとなります。足場もガレていますが、慎重に高度を稼ぎ、左手前に構造物が見えてくると、山頂はもうすぐです。ニセコアンヌプリ頂上部は比較的広く、小さな避難小屋がありますが、無人、かつ水・トイレはありません。 下りは、鏡沼・ヒラフスキー場へは東へ、展望の良い草付きを下ります。クマ笹・灌木から樹林帯に入り、ジャコ川の谷頭を通過すると、間もなく花園第3リフト(12/18支柱:)に出ます。付近は広いガレ場(冬のゲレンデ)のため登山道を見失いやすいので要注意です。ゲレンデを横断すると、鏡沼分岐に到着。左は鏡沼、右はヒラフスキー場への道になります。 鏡沼へは、再び花園第3リフト(6/18支柱)に出て、北へ。スキー場管理道路を横断すると、ほどなく鏡沼に到着します。鏡沼からは、少し戻って道道58号へ。あるいは先に進んでニセコ東急ゴルフコースに向かいます。 ヒラフスキー場へは更に1つゲレンデを横断し、作業道を少し北へ歩いて、冬のホリデーコース、ホリデー第1リフト終点・望羊荘を経て、キング第1リフト沿いに下りひらふスキー場バス停へ。 山頂からアンヌプリスキー場・ヒラフスキー場ゴンドラ利用は南西へ下ります。ニセコビレッジスキー場のリフト終点南方で両ゴンドラコースの分岐となります。アンヌプリスキー場へはジャンボ第4リフト沿いに、ヒラフスキー場へはキング第4リフトを下ります。 見返坂登山口へは、五色温泉コースを下り、855m標高点の下で、左へ。作業道から見返坂を経て、登山口へ。バス停へは更に30分弱必要です。 -
五色温泉からイワオ・ニト・チセヌプリへ
- 日帰り
- 5時間30分
- 9.7km
五色温泉からイワオ・ニト・チセヌプリへ
- 日帰り
- 5時間30分
- 9.7km
イワオヌプリは夏の晴天時は暑く、悪天時は冷え、道も不明瞭になります。五色温泉郷の散策路から入山。急登の階段を越え、岩場から火山灰地の平坦地に変わります。ハイマツの間にお花畑が続いています。 お花畑の先でニトヌプリ・大沼方面と分れて右へ。少しで急な裸地に出て、ジグザグに30分弱で傾斜が緩くなると、ほどなく山頂標識に到着します。真の山頂は、溶岩の岩場を東に約10分ですが、道も不明瞭で足場も悪いので無理な登頂は避けましょう。火口は危険なので絶対立ち入らないように。 山頂標識から北へ周遊できます。すぐ右手に爆裂火口、続いて左前方に大沼が見えます。慎重に踏跡をトレースすると来た道に合流し、間もなく五色温泉・大沼分岐に出ます。 分岐を右へ。すぐにニトヌプリ・大沼分岐です。左(西)へ分れてガレ場を越え、少し直進すると眼前にニトヌプリの前衛1000m峰が現れます。標高差100mをジグザグに進みましょう。傾斜が緩くなると1000m峰のなだらかなピークです。 1000m峰から正面に女性の胸を思わせる2つのピークがニトヌプリ(北峰・南峰)です。道は僅かに下り、再び急登に変わると1ピッチで山頂の北峰へ。北峰から西へ、ハイマツからササ原、ダケカンバ帯を下ると、パノラマライン登山口(標高832m)に到着します。 チセヌプリへはパノラマラインを渡り、左手南西方へ。ダケカンバ帯の岩場、ハイマツ・草地を経て平坦なチセヌプリ山頂に出ます。北側にある三角沼は、山頂から見えません。 チセヌプリの平坦山頂から西方へ急斜面を下り、30分でチセヌプリ分岐へ出ます。左手はチセヌプリスキー場経由湯本温泉方面ですが、草刈りがなされずほぼ廃道状況です。右手へ10分程でビーナスの丘へ。左のシャクナゲ岳方面と別れて右手へ進むと約30分で長沼につきます。沼岸を歩くこともできます。長沼を過ぎると間もなく神仙沼分岐で左折。15分程で神仙沼レストハウスです。イワオヌプリは夏の晴天時は暑く、悪天時は冷え、道も不明瞭になります。五色温泉郷の散策路から入山。急登の階段を越え、岩場から火山灰地の平坦地に変わります。ハイマツの間にお花畑が続いています。 お花畑の先でニトヌプリ・大沼方面と分れて右へ。少しで急な裸地に出て、ジグザグに30分弱で傾斜が緩くなると、ほどなく山頂標識に到着します。真の山頂は、溶岩の岩場を東に約10分ですが、道も不明瞭で足場も悪いので無理な登頂は避けましょう。火口は危険なので絶対立ち入らないように。 山頂標識から北へ周遊できます。すぐ右手に爆裂火口、続いて左前方に大沼が見えます。慎重に踏跡をトレースすると来た道に合流し、間もなく五色温泉・大沼分岐に出ます。 分岐を右へ。すぐにニトヌプリ・大沼分岐です。左(西)へ分れてガレ場を越え、少し直進すると眼前にニトヌプリの前衛1000m峰が現れます。標高差100mをジグザグに進みましょう。傾斜が緩くなると1000m峰のなだらかなピークです。 1000m峰から正面に女性の胸を思わせる2つのピークがニトヌプリ(北峰・南峰)です。道は僅かに下り、再び急登に変わると1ピッチで山頂の北峰へ。北峰から西へ、ハイマツからササ原、ダケカンバ帯を下ると、パノラマライン登山口(標高832m)に到着します。 チセヌプリへはパノラマラインを渡り、左手南西方へ。ダケカンバ帯の岩場、ハイマツ・草地を経て平坦なチセヌプリ山頂に出ます。北側にある三角沼は、山頂から見えません。 チセヌプリの平坦山頂から西方へ急斜面を下り、30分でチセヌプリ分岐へ出ます。左手はチセヌプリスキー場経由湯本温泉方面ですが、草刈りがなされずほぼ廃道状況です。右手へ10分程でビーナスの丘へ。左のシャクナゲ岳方面と別れて右手へ進むと約30分で長沼につきます。沼岸を歩くこともできます。長沼を過ぎると間もなく神仙沼分岐で左折。15分程で神仙沼レストハウスです。 -
ニセコ沼めぐり
- 日帰り
- 5時間35分
- 13.2km
ニセコ沼めぐり
- 日帰り
- 5時間35分
- 13.2km
五色温泉郷からお花畑へ登り、右にイワオヌプリ、左にニトヌプリとコースは分れます。ここを直進します。 右イワオヌプリ、左小イワオヌプリのコルから下ると硫黄川上流に出ます。硫黄鉱山跡は裸地となり、登山道も不明瞭なので慎重に。視界不良時・残雪期は要注意です。 川を渡ると登りとなりますが、ほどなく大沼へ。大沼はダケカンバに囲まれ、イワオヌプリを映し出す静かで美しい沼です。 大沼から35分ほどで、大谷地が見えてきます。標高約730mの高層湿原です。ネマガリダケの竹床に、日本ではここでしか見られないというフサスギナを認めることができます。 大谷地を抜けるとニセコパノラマライン(道道66号)に出ます。道路から大谷地の全景を見渡せます。駐車場からは特にすばらしい景色が広がります。 舗装道路を横断し、南西へ向かうと25分ほどで神仙沼へ。神仙沼は標高770m。数あるニセコの沼の中で最も美しいといわれます。池塘が点在し、木道を進みます。 湿原を抜け、レストハウス方面と分れ、左手のササ原を進むと、まもなく小川を渡ります。砂利道に変わり、右手に続く作業道を通過すると、すぐ築堤のある長沼に着きます。人造湖ながら原生林に囲まれ、チセヌプリとのコントラストが美しい静かな沼です。 長沼を過ぎると上り坂に変わり、20分ほどでチセヌプリとシャクナゲ岳のコル、ビーナスの丘に出ます。ここから右へ進むと30分ほどで静かで美しいシャクナゲ沼に到着します。引き返してビーナスの丘、長沼を経て神仙沼レストハウスへ。以前はビーナスの丘からチセヌプリ西縁のチセヌプリスキー場を経て湯本温泉へ下ることが出来ましたが、刈り払いされず、ほぼ廃道状況で、残雪期のみ通行可能です。五色温泉から神仙沼まで約3時間。シャクナゲ沼を加えると約5時間コース。逆縦走も可能なので、バス便などで考えるとよいでしょう。10月の紅葉と6月の新緑がおすすめですが、秋は神仙沼が混雑します。五色温泉郷からお花畑へ登り、右にイワオヌプリ、左にニトヌプリとコースは分れます。ここを直進します。 右イワオヌプリ、左小イワオヌプリのコルから下ると硫黄川上流に出ます。硫黄鉱山跡は裸地となり、登山道も不明瞭なので慎重に。視界不良時・残雪期は要注意です。 川を渡ると登りとなりますが、ほどなく大沼へ。大沼はダケカンバに囲まれ、イワオヌプリを映し出す静かで美しい沼です。 大沼から35分ほどで、大谷地が見えてきます。標高約730mの高層湿原です。ネマガリダケの竹床に、日本ではここでしか見られないというフサスギナを認めることができます。 大谷地を抜けるとニセコパノラマライン(道道66号)に出ます。道路から大谷地の全景を見渡せます。駐車場からは特にすばらしい景色が広がります。 舗装道路を横断し、南西へ向かうと25分ほどで神仙沼へ。神仙沼は標高770m。数あるニセコの沼の中で最も美しいといわれます。池塘が点在し、木道を進みます。 湿原を抜け、レストハウス方面と分れ、左手のササ原を進むと、まもなく小川を渡ります。砂利道に変わり、右手に続く作業道を通過すると、すぐ築堤のある長沼に着きます。人造湖ながら原生林に囲まれ、チセヌプリとのコントラストが美しい静かな沼です。 長沼を過ぎると上り坂に変わり、20分ほどでチセヌプリとシャクナゲ岳のコル、ビーナスの丘に出ます。ここから右へ進むと30分ほどで静かで美しいシャクナゲ沼に到着します。引き返してビーナスの丘、長沼を経て神仙沼レストハウスへ。以前はビーナスの丘からチセヌプリ西縁のチセヌプリスキー場を経て湯本温泉へ下ることが出来ましたが、刈り払いされず、ほぼ廃道状況で、残雪期のみ通行可能です。五色温泉から神仙沼まで約3時間。シャクナゲ沼を加えると約5時間コース。逆縦走も可能なので、バス便などで考えるとよいでしょう。10月の紅葉と6月の新緑がおすすめですが、秋は神仙沼が混雑します。 -
新見峠から目国内岳・岩内岳・いわないオートキャンプ場へ
- 日帰り
- 6時間10分
- 10.6km
新見峠から目国内岳・岩内岳・いわないオートキャンプ場へ
- 日帰り
- 6時間10分
- 10.6km
JR蘭越駅より新見峠登山口までタクシーかレンタカーで入ります。登山口には駐車場とトイレ1基がありますが、水はありません。 新見峠登山口から前目国内岳南東尾根に取り付きます。標高差250mの緩急斜面はクマザサに埋め尽くされていますが、標高880mの三合目付近から眺望がよくなると四合目を経てまもなく前目国内岳へ。 目国内岳へは西へ900mコルまで下り、本峰東出尾根を登り返します。岩ノ門(六合目、)から明瞭な尾根筋となり、右手北面は切れ落ちています。ハイマツ帯を経て岩場をジグザグに登り、岩塊の山頂部へ。分岐は左へ。ちょっとしたロッククライミング気分で目国内岳山頂です。 分岐から右手北西方向に一気にパンケメクンナイ湿原まで下ります。パンケ沼と高山植物の咲く別世界が広がります。 湿原を抜けると、しばらく登りですが、ほどなくササ原の平坦地に出て、雷電・目国内分岐へ。分岐から岩内岳へは1ピッチで頂上へ。 岩内岳からは、北西尾根を下ります。九、八、七合目を岩レキ、ハイマツからダケカンバの疎林へと一気に抜けると、標高650m六合目で旧リフトに出ます。 この先はスキー場の管理道路や、コースを下りますが、休止後成長した灌木林が一部覆っています。再び旧リフト手前に出て二合目を経て、左手にあるオートキャンプ場登山口へ。右のスキー場登山口は草刈りがなされないため、利用は避けましょう。 5・6月の残雪期のルートファインディングと湿原の増水、7・8月のマムシに要注意です。JR蘭越駅より新見峠登山口までタクシーかレンタカーで入ります。登山口には駐車場とトイレ1基がありますが、水はありません。 新見峠登山口から前目国内岳南東尾根に取り付きます。標高差250mの緩急斜面はクマザサに埋め尽くされていますが、標高880mの三合目付近から眺望がよくなると四合目を経てまもなく前目国内岳へ。 目国内岳へは西へ900mコルまで下り、本峰東出尾根を登り返します。岩ノ門(六合目、)から明瞭な尾根筋となり、右手北面は切れ落ちています。ハイマツ帯を経て岩場をジグザグに登り、岩塊の山頂部へ。分岐は左へ。ちょっとしたロッククライミング気分で目国内岳山頂です。 分岐から右手北西方向に一気にパンケメクンナイ湿原まで下ります。パンケ沼と高山植物の咲く別世界が広がります。 湿原を抜けると、しばらく登りですが、ほどなくササ原の平坦地に出て、雷電・目国内分岐へ。分岐から岩内岳へは1ピッチで頂上へ。 岩内岳からは、北西尾根を下ります。九、八、七合目を岩レキ、ハイマツからダケカンバの疎林へと一気に抜けると、標高650m六合目で旧リフトに出ます。 この先はスキー場の管理道路や、コースを下りますが、休止後成長した灌木林が一部覆っています。再び旧リフト手前に出て二合目を経て、左手にあるオートキャンプ場登山口へ。右のスキー場登山口は草刈りがなされないため、利用は避けましょう。 5・6月の残雪期のルートファインディングと湿原の増水、7・8月のマムシに要注意です。 -
朝日温泉から雷電山・岩内岳へ
- 日帰り
- 7時間45分
- 14.4km
朝日温泉から雷電山・岩内岳へ
- 日帰り
- 7時間45分
- 14.4km
岩内からニセコバスで国道229号を日本海沿いに西へ約20分。雷電温泉郷で下車します。三浦屋旅館跡の裏山手(標高150m)で車は通行止めになります。朝日温泉(休業中)までの3km弱、標高差150mのアプローチが必要です。 登山口へは、朝日温泉右手を通り、丸太橋から入ります。登山口には水・トイレはなく、対岸に小さな露天風呂だけがあります。 登山口から雷電峠まで、広葉樹林帯の急中斜面、標高差約300mを一気に登ります。雷電峠手前200m、標高550mの標柱から左手南東方向に進路を変えると、緩やかな尾根に出ます。その後傾斜が急になり、岩場を越えると天狗岩です。もう一登りして視界が開けると、中山へ。標識は左手ハイマツに埋もれています。 その先を一度下ると、あとは緩やかな登り下りが続き、時折右手下にコックリ湖が美しい姿を見せます。873m標高点を過ぎたあたりから次第に傾斜がきつくなり、再び標高差300mの登りとなります。正面に見えていた急峻な1154m峰を手前で右にトラバースすると、眼前に前雷電山が現れます。登山道は前雷電山頂を通過しませんが、東方100mの位置に標識があります。ここで一呼吸入れれば雷電山へは1ピッチです。雷電山山頂は一等三角点ながら、眺望はありません。 雷電山頂から先はお花畑もあり、南面の見晴らしが抜群です。ササ原を過ぎると五ッ沼に到着します。ミニチュアですが、美しい池沼群です。緩やかな尾根を進むと幌別分岐に出ます。幌別岳へ向かう歩道は、数m先で不明瞭となり廃道です。分岐から右手南東方向に下るとすぐお花畑に出ます。その先約500mで水場入口です。右手下へ30秒で水場に着きます。湧水ですが、表流水は煮沸すること。水場からは1ピッチで目国内岳分岐となります。この先岩内岳へは、新見峠から目国内岳・岩内岳・いわないオートキャンプ場へ(コースガイド)参照のこと。雷電峠から五ッ沼・幌別岳はルート確認とヒグマに要注意です。ゴールはオートキャンプ場登山口です。岩内からニセコバスで国道229号を日本海沿いに西へ約20分。雷電温泉郷で下車します。三浦屋旅館跡の裏山手(標高150m)で車は通行止めになります。朝日温泉(休業中)までの3km弱、標高差150mのアプローチが必要です。 登山口へは、朝日温泉右手を通り、丸太橋から入ります。登山口には水・トイレはなく、対岸に小さな露天風呂だけがあります。 登山口から雷電峠まで、広葉樹林帯の急中斜面、標高差約300mを一気に登ります。雷電峠手前200m、標高550mの標柱から左手南東方向に進路を変えると、緩やかな尾根に出ます。その後傾斜が急になり、岩場を越えると天狗岩です。もう一登りして視界が開けると、中山へ。標識は左手ハイマツに埋もれています。 その先を一度下ると、あとは緩やかな登り下りが続き、時折右手下にコックリ湖が美しい姿を見せます。873m標高点を過ぎたあたりから次第に傾斜がきつくなり、再び標高差300mの登りとなります。正面に見えていた急峻な1154m峰を手前で右にトラバースすると、眼前に前雷電山が現れます。登山道は前雷電山頂を通過しませんが、東方100mの位置に標識があります。ここで一呼吸入れれば雷電山へは1ピッチです。雷電山山頂は一等三角点ながら、眺望はありません。 雷電山頂から先はお花畑もあり、南面の見晴らしが抜群です。ササ原を過ぎると五ッ沼に到着します。ミニチュアですが、美しい池沼群です。緩やかな尾根を進むと幌別分岐に出ます。幌別岳へ向かう歩道は、数m先で不明瞭となり廃道です。分岐から右手南東方向に下るとすぐお花畑に出ます。その先約500mで水場入口です。右手下へ30秒で水場に着きます。湧水ですが、表流水は煮沸すること。水場からは1ピッチで目国内岳分岐となります。この先岩内岳へは、新見峠から目国内岳・岩内岳・いわないオートキャンプ場へ(コースガイド)参照のこと。雷電峠から五ッ沼・幌別岳はルート確認とヒグマに要注意です。ゴールはオートキャンプ場登山口です。 -
倶知安(比羅夫)コースから真狩コースへ
- 日帰り
- 8時間40分
- 14.4km
倶知安(比羅夫)コースから真狩コースへ
- 日帰り
- 8時間40分
- 14.4km
倶知安駅前から道南バス・ニセコバスで羊蹄登山口へ。バス停から半月湖横の駐車場まで約2km。登山口にはキャンプスペースと水場・トイレもあります。 緩やかな林間を20~30分で急斜面となり、右へトラバースすると風穴に出ます。ジグザグの登りを経て二合目へ。 この先は、ひたすら高度を稼ぎます。エゾマツやダケカンバの林を抜けると展望も開け、高度も1000mに。傾斜が増しダケカンバの疎林、さらにハイマツのトンネルを通ると七合目に着きます。 八合目からはガレ場なので足元に注意。九合目からは右は避難小屋、左は山頂へ道が分かれます。避難小屋へは1700m等高線沿いに南へ20分です。悪天時は気づかないで通りすぎてしまうこともあるので要注意です。 山頂へは旧小屋か北山を経由して、大火口縁を時計回りに、旧山頂三角点、さらに5分で羊蹄山山頂に至ります 山頂から真狩コースへは時計回りが近いですが、南東の火口縁はやせている上に岩場なので転倒や滑落には要注意です。ルートを示すペイントを確実にトレースすること。逆回りも50分ほどなので、初心者は大火口縁を戻りましょう。北山分岐は左へ。旧小屋跡から約5分で、火口縁と分れ、右下(南)へ。1684mで尾根を下るとすぐ真狩コースに入ります。 九合目に出ると、ここから避難小屋へは、右手(北)へ10分ほどの距離です。 九合目から下ると間もなく左へトラバース。涸れ沢のガレ場が続くので要注意です。八合目からは急斜面をジグザグに下ります。六合目を過ぎると、涸れ沢が迫り、さらに急斜面が続きます。四合目から隣の尾根に渡ると861m標高点で、傾斜も少し緩やかになってきます。 三合目を過ぎて、右手へ進むと二合半に。緩やかな斜面を南コブ分岐を直進しエゾマツ・トドマツ林を進むと、ほどなく真狩登山口・羊蹄自然公園です。公園にはキャンプ場の他、樹木園や森林学習展示館があります。「羊蹄自然公園入口」バス停までは約20分。隣では、冷たくておいしい約8℃の羊蹄山湧水が年中飲むことができます。倶知安駅前から道南バス・ニセコバスで羊蹄登山口へ。バス停から半月湖横の駐車場まで約2km。登山口にはキャンプスペースと水場・トイレもあります。 緩やかな林間を20~30分で急斜面となり、右へトラバースすると風穴に出ます。ジグザグの登りを経て二合目へ。 この先は、ひたすら高度を稼ぎます。エゾマツやダケカンバの林を抜けると展望も開け、高度も1000mに。傾斜が増しダケカンバの疎林、さらにハイマツのトンネルを通ると七合目に着きます。 八合目からはガレ場なので足元に注意。九合目からは右は避難小屋、左は山頂へ道が分かれます。避難小屋へは1700m等高線沿いに南へ20分です。悪天時は気づかないで通りすぎてしまうこともあるので要注意です。 山頂へは旧小屋か北山を経由して、大火口縁を時計回りに、旧山頂三角点、さらに5分で羊蹄山山頂に至ります 山頂から真狩コースへは時計回りが近いですが、南東の火口縁はやせている上に岩場なので転倒や滑落には要注意です。ルートを示すペイントを確実にトレースすること。逆回りも50分ほどなので、初心者は大火口縁を戻りましょう。北山分岐は左へ。旧小屋跡から約5分で、火口縁と分れ、右下(南)へ。1684mで尾根を下るとすぐ真狩コースに入ります。 九合目に出ると、ここから避難小屋へは、右手(北)へ10分ほどの距離です。 九合目から下ると間もなく左へトラバース。涸れ沢のガレ場が続くので要注意です。八合目からは急斜面をジグザグに下ります。六合目を過ぎると、涸れ沢が迫り、さらに急斜面が続きます。四合目から隣の尾根に渡ると861m標高点で、傾斜も少し緩やかになってきます。 三合目を過ぎて、右手へ進むと二合半に。緩やかな斜面を南コブ分岐を直進しエゾマツ・トドマツ林を進むと、ほどなく真狩登山口・羊蹄自然公園です。公園にはキャンプ場の他、樹木園や森林学習展示館があります。「羊蹄自然公園入口」バス停までは約20分。隣では、冷たくておいしい約8℃の羊蹄山湧水が年中飲むことができます。 -
京極コースから喜茂別コースへ+火口壁周遊
- 日帰り
- 7時間30分
- 9km
京極コースから喜茂別コースへ+火口壁周遊
- 日帰り
- 7時間30分
- 9km
倶知安駅前から、道南バスで京極バスターミナルへ。西へ約1km進み尻別川を目名橋で渡ると、京極温泉、ふきだし公園があります。公園を左手へ200mで案内板前へ。左手南へ向きを変え、押出の川沿いに約1kmで登山口です。水・トイレは無いので注意です。 最初は畑の中の道を進みます。トドマツなど植林地を進むと、作業道が交錯しますがそのまま直進しましょう。沢状地を経て二合目から尾根に取り付き本格的な登りとなります。 広い尾根から次第にやせ尾根へ。標高1000mの先で五合目となります。この先は更に急斜面となり、それにともなって歩道もジグザグに進みます。 標高1600mで八合目を通過し、以前は約1750mから右手へ火口壁を目指しましたが、現在は左手から旧山頂横へ直登します。 最後の急なガレ場を登り切ると、火口縁に出ます。左回りに約30mで標高1892.7mの三角点(旧山頂)、更に5分で標高1898mの羊蹄山新山頂に至ります。 下りは東南東に直線的に進みます。山頂直下は踏跡が複数あるので注意して下さい。九合目を過ぎるとハイマツ帯となり、八合目・七合目と続きます。ダケカンバ帯に入りしばらく下ると五合目です。標高1000m付近から左手に沢が迫り、注意深く下ると621m小コルに至ります。あとは直線的な一本道。林道交錯も直進すると喜茂別登山口に着きます。水・トイレはありません。 京極コースは登山口標高が420mと高く、喜茂別コースは直線的で登山者が少なく、強いパーティには魅力的です。足を伸ばして火口壁周遊もオススメです。新山頂から右回りで旧山頂へ、一等三角点と最高点の位置を再確認しましょう。北縁の北山分岐を左に進んだ先に、アースハンモックが見られます。少し登ると旧小屋跡に出て、戦前の山岳測候所が想像されます。大火口を挟んで新山頂・三角点が正面に見えます。真狩分岐を過ぎると登りになり、丘状の峰を越えると次第に岩場のやせ尾根となります。転倒や滑落には十分注意するとともに、ルートファインディングを慎重に。ブロッケン現象や山影が見られることもあります。倶知安駅前から、道南バスで京極バスターミナルへ。西へ約1km進み尻別川を目名橋で渡ると、京極温泉、ふきだし公園があります。公園を左手へ200mで案内板前へ。左手南へ向きを変え、押出の川沿いに約1kmで登山口です。水・トイレは無いので注意です。 最初は畑の中の道を進みます。トドマツなど植林地を進むと、作業道が交錯しますがそのまま直進しましょう。沢状地を経て二合目から尾根に取り付き本格的な登りとなります。 広い尾根から次第にやせ尾根へ。標高1000mの先で五合目となります。この先は更に急斜面となり、それにともなって歩道もジグザグに進みます。 標高1600mで八合目を通過し、以前は約1750mから右手へ火口壁を目指しましたが、現在は左手から旧山頂横へ直登します。 最後の急なガレ場を登り切ると、火口縁に出ます。左回りに約30mで標高1892.7mの三角点(旧山頂)、更に5分で標高1898mの羊蹄山新山頂に至ります。 下りは東南東に直線的に進みます。山頂直下は踏跡が複数あるので注意して下さい。九合目を過ぎるとハイマツ帯となり、八合目・七合目と続きます。ダケカンバ帯に入りしばらく下ると五合目です。標高1000m付近から左手に沢が迫り、注意深く下ると621m小コルに至ります。あとは直線的な一本道。林道交錯も直進すると喜茂別登山口に着きます。水・トイレはありません。 京極コースは登山口標高が420mと高く、喜茂別コースは直線的で登山者が少なく、強いパーティには魅力的です。足を伸ばして火口壁周遊もオススメです。新山頂から右回りで旧山頂へ、一等三角点と最高点の位置を再確認しましょう。北縁の北山分岐を左に進んだ先に、アースハンモックが見られます。少し登ると旧小屋跡に出て、戦前の山岳測候所が想像されます。大火口を挟んで新山頂・三角点が正面に見えます。真狩分岐を過ぎると登りになり、丘状の峰を越えると次第に岩場のやせ尾根となります。転倒や滑落には十分注意するとともに、ルートファインディングを慎重に。ブロッケン現象や山影が見られることもあります。 -
千走コースから茂津多・真駒内コースへ
- 日帰り
- 7時間40分
- 14km
千走コースから茂津多・真駒内コースへ
- 日帰り
- 7時間40分
- 14km
寿都からニセコバス原歌・栄浜行き乗車。賀老通りで下車。ここから賀老高原キャンプ場(旧賀老登山口)まで15km、千走登山口までは20kmなのでタクシーかレンタカー利用が賢明です。千走登山口に水場・トイレはないので、キャンプ場を利用しましょう。 千走登山口から小沢を渡り登山道に入ると、すぐ急な登りとなります。ダケカンバの疎林を進むと小1時間で四合目(休み台:)に着きます。 次第に急斜面となり、ハイマツのつづら折りを上りきると五合目に。斜面は緩くなり、正面に真駒内コースの尾根が広がり、右へトラバース。1ピッチでお花畑入口(六合目:)へ。このお花畑は7月まで雪渓が残るので要注意です。手前の二俣は左へ。お花畑の上部で、左手真駒内ルートと合流します(八合目)。 この先は尾根に出て、岩場を通過。広い溶岩台地には高山植物に囲まれた小沼があり、まもなく旧賀老コースと合流し狩場山山頂へ。道南最高峰にふさわしい眺望です。賀老コースは廃道です。下り茂津多コースは山頂から西へ、前山までは展望の良い尾根道を進みます。前山からは溶岩台地を約2.5km。なだらかな下りが続きます。 小沼、続いて1000m台地を過ぎると急な丸太階段です。視界のきかないダケカンバ林を進むと突然、水場広場へ出ます。あとはブナ原生林の緩急斜面を下り、尾根が広がるとまもなく舗装道路に出た所が茂津多登山口です。ここにはトイレがあります。約2kmで国道229号、茂津多トンネル横に。須築バス停までは南へさらに20分です。 真駒内コースへは、八合目の分岐を直進。残雪期は要注意です。緩急斜面をP6.3、P5.3と通過し、馬場川分岐(五合目)、標高990mに着きます。分岐からはダケカンバから次第にブナ林に変わる尾根道を下ります。P2.3を過ぎた標高500m付近で旧道と分れて左へ。起伏多い尾根道を下りほどなく吊り橋へ。渡ると山小屋(無人)に着きます。水、トイレもあります。寿都からニセコバス原歌・栄浜行き乗車。賀老通りで下車。ここから賀老高原キャンプ場(旧賀老登山口)まで15km、千走登山口までは20kmなのでタクシーかレンタカー利用が賢明です。千走登山口に水場・トイレはないので、キャンプ場を利用しましょう。 千走登山口から小沢を渡り登山道に入ると、すぐ急な登りとなります。ダケカンバの疎林を進むと小1時間で四合目(休み台:)に着きます。 次第に急斜面となり、ハイマツのつづら折りを上りきると五合目に。斜面は緩くなり、正面に真駒内コースの尾根が広がり、右へトラバース。1ピッチでお花畑入口(六合目:)へ。このお花畑は7月まで雪渓が残るので要注意です。手前の二俣は左へ。お花畑の上部で、左手真駒内ルートと合流します(八合目)。 この先は尾根に出て、岩場を通過。広い溶岩台地には高山植物に囲まれた小沼があり、まもなく旧賀老コースと合流し狩場山山頂へ。道南最高峰にふさわしい眺望です。賀老コースは廃道です。下り茂津多コースは山頂から西へ、前山までは展望の良い尾根道を進みます。前山からは溶岩台地を約2.5km。なだらかな下りが続きます。 小沼、続いて1000m台地を過ぎると急な丸太階段です。視界のきかないダケカンバ林を進むと突然、水場広場へ出ます。あとはブナ原生林の緩急斜面を下り、尾根が広がるとまもなく舗装道路に出た所が茂津多登山口です。ここにはトイレがあります。約2kmで国道229号、茂津多トンネル横に。須築バス停までは南へさらに20分です。 真駒内コースへは、八合目の分岐を直進。残雪期は要注意です。緩急斜面をP6.3、P5.3と通過し、馬場川分岐(五合目)、標高990mに着きます。分岐からはダケカンバから次第にブナ林に変わる尾根道を下ります。P2.3を過ぎた標高500m付近で旧道と分れて左へ。起伏多い尾根道を下りほどなく吊り橋へ。渡ると山小屋(無人)に着きます。水、トイレもあります。 -
左俣川登山口から遊楽部岳へ
- 日帰り
- 9時間15分
- 17.6km
左俣川登山口から遊楽部岳へ
- 日帰り
- 9時間15分
- 17.6km
北檜山から函館バス「大成学校」行に乗車し、左股で下車。国道229号から道道42号八雲北檜山線を約11km南下し、「遊楽部岳登山口」の看板から右手へ。太櫓川(左俣川)左岸沿いの林道へ入り、500mほどで登山口です。右手に古い看板と2・3台の駐車スペースがあるだけで他は何もないので、タクシーかレンタカーが便利です。。 登山道へは右手(北東方向)へブルドーザーで押した作業道を使います。作業道や林務歩道が交差しますが、直進すると約500mで造林地(国有林内)に入り、あとはわかりやすい一本道です。 造林地のヤセ尾根を過ぎると一合目。造林地を出て、小尾根を越えると二合目。その先は緩急斜面のブナ原生林を進みます。右手に奥尻を見て三合目。676m標高点から緩やかな下りとなり、金ヶ沢支流を右手下に見ながら進みます。コルから徐々に傾斜を増しますが、四合目からは更なる長丁場が続きます。登り切ると標高915mの五合目に着き、展望が開けます。 五合目先600mのコルが旧水場入口ですが、右手臼別川への苅分道はササに覆われ使えません。ここから先は再び登りとなり、南東向きを変えへて急斜面を越すと六合目です。しばらく下りが続いた後、本格的な登りに変わり、七合目からはさらに急登となります。角度はさらに増しロープ場へ。登り切った先50mほどのピークが臼別頭(八合目)です。眺望は山頂より優れ、日本海と太平洋(噴火湾)を眼下におさめることができます。急斜面を下り、左手が「クマの遊び場」と呼ばれるコルへ。ヒグマに注意しながらコルを過ぎると、緩やかな登り下りとなります。九合目を越えると最後の急登です。這うように登ると白水岳分岐ですが、ルートは廃道になってしまいました。分岐から約50mで1277mの遊楽部岳新山頂です。ヒグマに壊されていた山頂標識は2022年に再設置されました。山頂稜線を東へ600mで、一等三角点の旧山頂広場に出ます。北檜山から函館バス「大成学校」行に乗車し、左股で下車。国道229号から道道42号八雲北檜山線を約11km南下し、「遊楽部岳登山口」の看板から右手へ。太櫓川(左俣川)左岸沿いの林道へ入り、500mほどで登山口です。右手に古い看板と2・3台の駐車スペースがあるだけで他は何もないので、タクシーかレンタカーが便利です。。 登山道へは右手(北東方向)へブルドーザーで押した作業道を使います。作業道や林務歩道が交差しますが、直進すると約500mで造林地(国有林内)に入り、あとはわかりやすい一本道です。 造林地のヤセ尾根を過ぎると一合目。造林地を出て、小尾根を越えると二合目。その先は緩急斜面のブナ原生林を進みます。右手に奥尻を見て三合目。676m標高点から緩やかな下りとなり、金ヶ沢支流を右手下に見ながら進みます。コルから徐々に傾斜を増しますが、四合目からは更なる長丁場が続きます。登り切ると標高915mの五合目に着き、展望が開けます。 五合目先600mのコルが旧水場入口ですが、右手臼別川への苅分道はササに覆われ使えません。ここから先は再び登りとなり、南東向きを変えへて急斜面を越すと六合目です。しばらく下りが続いた後、本格的な登りに変わり、七合目からはさらに急登となります。角度はさらに増しロープ場へ。登り切った先50mほどのピークが臼別頭(八合目)です。眺望は山頂より優れ、日本海と太平洋(噴火湾)を眼下におさめることができます。急斜面を下り、左手が「クマの遊び場」と呼ばれるコルへ。ヒグマに注意しながらコルを過ぎると、緩やかな登り下りとなります。九合目を越えると最後の急登です。這うように登ると白水岳分岐ですが、ルートは廃道になってしまいました。分岐から約50mで1277mの遊楽部岳新山頂です。ヒグマに壊されていた山頂標識は2022年に再設置されました。山頂稜線を東へ600mで、一等三角点の旧山頂広場に出ます。 -
六合目から駒ヶ岳・馬ノ背へ
- 日帰り
- 2時間0分
- 4.1km
六合目から駒ヶ岳・馬ノ背へ
- 日帰り
- 2時間0分
- 4.1km
JR赤井川駅または函館バス「年金保養地入口」が最寄りですが、7kmの車道歩行が必要です。車ならば道央自動車道大沼公園ICから国道5号線に出た「保養基地入口」交差点を北へ直進します。道路標示に気をつけて進むと舗装の駒ヶ岳登山道に入り、最後の未舗装1kmで登山口(六合目)に着きます。駐車スペースは広くトイレはありますが、水はありません。 登山口は、標高約490m。火山灰の道はザレており洗堀されることもあるので注意しましょう。30分も歩くと銚子口分岐に着きます。銚子口コースは現在閉鎖されています。 なお登山標識の距離は、頂上を馬ノ背として表示しています。 分岐付近からは次第に傾斜もきつくなりますが、火山礫の間にシラタマノキなどの高山植物も見られるようになります。振り返ると大沼が眼下に広がり、函館山が海上に突き出て見えます。 歩道の傾斜が緩やかになると、間もなく馬ノ背へ。正面には砂原岳、左手にはゴツゴツとした剣ヶ峰が一望でき、右手は墨田盛へと続いています。正面から墨田盛方向には火口と地割れがあるので、歩道以外は立ち入らないこと。岩礫の間にはイワギキョウなどを見ることができます。 下りは往路を戻ります。登山規制以前は、標高650m付近から左手へ銚子口コースを下りることもできましたが、現在は使用禁止です。登山道も廃道化が進んでいます。JR赤井川駅または函館バス「年金保養地入口」が最寄りですが、7kmの車道歩行が必要です。車ならば道央自動車道大沼公園ICから国道5号線に出た「保養基地入口」交差点を北へ直進します。道路標示に気をつけて進むと舗装の駒ヶ岳登山道に入り、最後の未舗装1kmで登山口(六合目)に着きます。駐車スペースは広くトイレはありますが、水はありません。 登山口は、標高約490m。火山灰の道はザレており洗堀されることもあるので注意しましょう。30分も歩くと銚子口分岐に着きます。銚子口コースは現在閉鎖されています。 なお登山標識の距離は、頂上を馬ノ背として表示しています。 分岐付近からは次第に傾斜もきつくなりますが、火山礫の間にシラタマノキなどの高山植物も見られるようになります。振り返ると大沼が眼下に広がり、函館山が海上に突き出て見えます。 歩道の傾斜が緩やかになると、間もなく馬ノ背へ。正面には砂原岳、左手にはゴツゴツとした剣ヶ峰が一望でき、右手は墨田盛へと続いています。正面から墨田盛方向には火口と地割れがあるので、歩道以外は立ち入らないこと。岩礫の間にはイワギキョウなどを見ることができます。 下りは往路を戻ります。登山規制以前は、標高650m付近から左手へ銚子口コースを下りることもできましたが、現在は使用禁止です。登山道も廃道化が進んでいます。 -
南暑寒荘から雨竜沼湿原・暑寒別岳へ
- 日帰り
- 12時間30分
- 25.6km
南暑寒荘から雨竜沼湿原・暑寒別岳へ
- 日帰り
- 12時間30分
- 25.6km
JR滝川駅または雨竜市街からタクシーで南暑寒荘へ。水場、トイレはありますが寝具はありません。キャンプ場が併設されています。管理棟で入山届、整備協力金(500円)を払いスタートです。ペンケペタン川左岸沿いに砂利道を進みます。ほどなく立派な第1吊橋を渡ると本格的な登山道となります。1ピッチで白竜ノ滝分岐へ、左右どちらも後で合流しますが、右へ行くと白竜ノ滝が見られます。第2吊橋を通過すると、剣竜坂と呼ばれる急登です。標高差150mを登り切ると左から沢が近づき、岸辺を進む。右(北)へ折れ再び登りとなりますが、まもなく視界が開け、雨竜沼湿原入口に到着です。木道となり湿原へ入ると、すぐ展望テラスがあります。木道は一方通行で、左へ。沼や高山植物を見ながら進むと、30分ほどで周回路と分れて左へ。階段状の登りを越えると展望台に着きます。振り返ると雨竜沼が一望できます。 展望台から先は、緩やかなササ原が続きます。標高1000m付近からハイマツが見られるようになり、尾根に出ると本格的な登りとなります。傾斜が緩くなると、7月初まで残る雪渓へ出ます。注意深くルートファインディングしながらやせ尾根に進むと、間もなく南暑寒別岳に到着です。 南暑寒別岳山頂からは西へ、標高差200mを一気に下ります。後はササに覆われた道を緩やかに登り下りが続き、最低コルへ。分岐右は沼へ。左へ進むとしだいにヤセ尾根となり、登り下りを繰り返しながら本格的な登りに変わります。 右手東斜面の切れ落ちた先に、目鏡沼が見られるようになり、続いて左手から崩壊が迫ります。補助ロープのある最後の急登、標高差約200mを登ると暑寒別岳山頂に到着です。 南暑寒別岳から本峰間は、ネマガリダケが覆い道も荒れているため2024年は通行止になりました。登山の際は事前に雨竜町役場に確認を。ヒグマにも要注意です。JR滝川駅または雨竜市街からタクシーで南暑寒荘へ。水場、トイレはありますが寝具はありません。キャンプ場が併設されています。管理棟で入山届、整備協力金(500円)を払いスタートです。ペンケペタン川左岸沿いに砂利道を進みます。ほどなく立派な第1吊橋を渡ると本格的な登山道となります。1ピッチで白竜ノ滝分岐へ、左右どちらも後で合流しますが、右へ行くと白竜ノ滝が見られます。第2吊橋を通過すると、剣竜坂と呼ばれる急登です。標高差150mを登り切ると左から沢が近づき、岸辺を進む。右(北)へ折れ再び登りとなりますが、まもなく視界が開け、雨竜沼湿原入口に到着です。木道となり湿原へ入ると、すぐ展望テラスがあります。木道は一方通行で、左へ。沼や高山植物を見ながら進むと、30分ほどで周回路と分れて左へ。階段状の登りを越えると展望台に着きます。振り返ると雨竜沼が一望できます。 展望台から先は、緩やかなササ原が続きます。標高1000m付近からハイマツが見られるようになり、尾根に出ると本格的な登りとなります。傾斜が緩くなると、7月初まで残る雪渓へ出ます。注意深くルートファインディングしながらやせ尾根に進むと、間もなく南暑寒別岳に到着です。 南暑寒別岳山頂からは西へ、標高差200mを一気に下ります。後はササに覆われた道を緩やかに登り下りが続き、最低コルへ。分岐右は沼へ。左へ進むとしだいにヤセ尾根となり、登り下りを繰り返しながら本格的な登りに変わります。 右手東斜面の切れ落ちた先に、目鏡沼が見られるようになり、続いて左手から崩壊が迫ります。補助ロープのある最後の急登、標高差約200mを登ると暑寒別岳山頂に到着です。 南暑寒別岳から本峰間は、ネマガリダケが覆い道も荒れているため2024年は通行止になりました。登山の際は事前に雨竜町役場に確認を。ヒグマにも要注意です。 -
箸別コースから暑寒沢コースへ
- 日帰り
- 8時間45分
- 16.7km
箸別コースから暑寒沢コースへ
- 日帰り
- 8時間45分
- 16.7km
増毛市街からバスはないので、タクシーで登山口へ。約16km、30分弱で箸別避難小屋に着きます。トイレはありますが水はありません。標高480mの登山口から山頂まで、標高100mごとに合目標柱が設定されています。 一合目〜三合目は傾斜が緩く、距離間隔が長いため時間も必要です。四合目付近から傾斜を増しますが、振り返ると時折視界が開けてきます。五合目までダケカンバとネマガリダケが続き、六合目付近でダケカンバが低くなり笹原となり展望も開けます。 七合目で突然お花畑に出て、頂上が眼前に広がります。マシケゲンゲなど固有種も見られます。高山植物帯が続き、九合目を過ぎると間もなく、右手から暑寒沢コースと合流です。山頂台地を南へ20分ほどで暑寒別岳山頂に着きます。 下りは山頂台地を北へ戻り、箸別コースと分れて左手へ。九合目付近は高山植物帯の急な下りが続き、緩くなると扇風岩(八合目)に着きます。 扇風岩から展望の良い尾根を下ると、ほどなく滝見台へ。すぐ先が七合目です。1075.8m三角点を過ぎると、ダケカンバ帯の急な下りとなります。五合目には、わずかな水場もあります。 四合目からはしだいに緩傾斜となり、展望のある佐上台を経て、なだらかなつつじヶ丘の先で尾根が広がります。一合目で西へ向きを変え、ポンショカンベツの谷に落ち込みます。標高差約200mを下ると、暑寒荘です。水場もトイレもあり、キャンプ場も併設されています。 縦走は逆コースも可能ですが、ベース標高差180mとアップダウンのため、登り箸別コースの方が負担は少なく済みます。どちらのコースもヒグマには要注意です。増毛市街からバスはないので、タクシーで登山口へ。約16km、30分弱で箸別避難小屋に着きます。トイレはありますが水はありません。標高480mの登山口から山頂まで、標高100mごとに合目標柱が設定されています。 一合目〜三合目は傾斜が緩く、距離間隔が長いため時間も必要です。四合目付近から傾斜を増しますが、振り返ると時折視界が開けてきます。五合目までダケカンバとネマガリダケが続き、六合目付近でダケカンバが低くなり笹原となり展望も開けます。 七合目で突然お花畑に出て、頂上が眼前に広がります。マシケゲンゲなど固有種も見られます。高山植物帯が続き、九合目を過ぎると間もなく、右手から暑寒沢コースと合流です。山頂台地を南へ20分ほどで暑寒別岳山頂に着きます。 下りは山頂台地を北へ戻り、箸別コースと分れて左手へ。九合目付近は高山植物帯の急な下りが続き、緩くなると扇風岩(八合目)に着きます。 扇風岩から展望の良い尾根を下ると、ほどなく滝見台へ。すぐ先が七合目です。1075.8m三角点を過ぎると、ダケカンバ帯の急な下りとなります。五合目には、わずかな水場もあります。 四合目からはしだいに緩傾斜となり、展望のある佐上台を経て、なだらかなつつじヶ丘の先で尾根が広がります。一合目で西へ向きを変え、ポンショカンベツの谷に落ち込みます。標高差約200mを下ると、暑寒荘です。水場もトイレもあり、キャンプ場も併設されています。 縦走は逆コースも可能ですが、ベース標高差180mとアップダウンのため、登り箸別コースの方が負担は少なく済みます。どちらのコースもヒグマには要注意です。 -
豊平峡から札幌岳・豊滝へ
- 日帰り
- 6時間5分
- 10.6km
豊平峡から札幌岳・豊滝へ
- 日帰り
- 6時間5分
- 10.6km
札幌駅前からじょうてつバス豊平峡温泉行きに乗車したら終点で下車し、約2㎞進んだ分岐地点で豊平峡ダム方面から左手林道へ。林道が大きく右折、冷水沢川を渡る手前の右手上が冷水登山口です。 冷水沢川沿いの道は、2度ほど徒渉を経て台風高原と呼ばれた倒木地帯を通過すると、標高約670mで林道と交差します。 林道を横切り樹林滞に入ると、次第に冷水沢川沿いの歩道となり、右岸から左岸に渡ると斜度を増しますが、まもなく冷水小屋に到着します。宿泊は予約が必要です。小屋前の冷たい水は煮沸してから飲用しましょう。 小屋からは尾根に取り付き、急斜面を登ります。標高1050mを過ぎ、右へトラバースして広い尾根に出ると傾斜も緩くなり、ハイマツが現れると札幌岳山頂はもうすぐです。山頂からの眺望はよく、札幌市街、石狩湾と背後に暑寒別岳など増毛山地を望みます。 山頂から東へ急な岩場を下ります。時折クマザサに覆われてヤブ漕ぎとなります。傾斜が緩み平坦になる所で、空沼岳への縦走路と分かれて左斜面に落ち込みます。分岐には小さな標識があるだけなので、十分な注意が必要です。 標高差300mを一気に下り、傾斜が緩くなると、尾根から右手・東側に旧道と分かれて沢に向かい、盤の沢川沿いに下ると、まもなく林道終点に出ます。この先は盤の沢川に沿って左岸の林道を下ります。途中で林道が交差するので注意しましょう。542m標高点付近から沢を少し離れて樹林帯となりますが、標高500m付近で盤の沢川を左岸から右岸に渡ると、約30分で豊滝登山口です。登山口は鉄製の林道ゲートで遮断され、近くに登山ポストと数台分の駐車スペースがあります。 豊滝コースは登山者も少なく、途中に指導標も少ないのでルートファインディングは慎重に。ヒグマにも注意が必要です。札幌駅前からじょうてつバス豊平峡温泉行きに乗車したら終点で下車し、約2㎞進んだ分岐地点で豊平峡ダム方面から左手林道へ。林道が大きく右折、冷水沢川を渡る手前の右手上が冷水登山口です。 冷水沢川沿いの道は、2度ほど徒渉を経て台風高原と呼ばれた倒木地帯を通過すると、標高約670mで林道と交差します。 林道を横切り樹林滞に入ると、次第に冷水沢川沿いの歩道となり、右岸から左岸に渡ると斜度を増しますが、まもなく冷水小屋に到着します。宿泊は予約が必要です。小屋前の冷たい水は煮沸してから飲用しましょう。 小屋からは尾根に取り付き、急斜面を登ります。標高1050mを過ぎ、右へトラバースして広い尾根に出ると傾斜も緩くなり、ハイマツが現れると札幌岳山頂はもうすぐです。山頂からの眺望はよく、札幌市街、石狩湾と背後に暑寒別岳など増毛山地を望みます。 山頂から東へ急な岩場を下ります。時折クマザサに覆われてヤブ漕ぎとなります。傾斜が緩み平坦になる所で、空沼岳への縦走路と分かれて左斜面に落ち込みます。分岐には小さな標識があるだけなので、十分な注意が必要です。 標高差300mを一気に下り、傾斜が緩くなると、尾根から右手・東側に旧道と分かれて沢に向かい、盤の沢川沿いに下ると、まもなく林道終点に出ます。この先は盤の沢川に沿って左岸の林道を下ります。途中で林道が交差するので注意しましょう。542m標高点付近から沢を少し離れて樹林帯となりますが、標高500m付近で盤の沢川を左岸から右岸に渡ると、約30分で豊滝登山口です。登山口は鉄製の林道ゲートで遮断され、近くに登山ポストと数台分の駐車スペースがあります。 豊滝コースは登山者も少なく、途中に指導標も少ないのでルートファインディングは慎重に。ヒグマにも注意が必要です。