【初心者向け】の登山コースガイド
初心者向け
検索結果343件中
121-140件
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えびの高原からえびの岳へ
- 日帰り
- 1時間35分
- 3.1km
えびの高原からえびの岳へ
- 日帰り
- 1時間35分
- 3.1km
霧島連山の中でも比較的に古い山で、えびの高原の中にあり小高いなだらかな丘のように見えるのがえびの岳です。新燃岳や硫黄山の噴火レベル警戒情報が出る前は、知る人ぞ知る短時間で周回できる小さな山でしたが、最近は登山客や軽装の観光客が増えています。 本紹介コースは火口壁を1時間30分で周回するルートです。登山道はしっかりしていますが、なだらかなルートゆえに、霧が出ると道に迷いやすいので気を付けましょう。 えびのエコミュージアムセンターからスタートします。アカマツ林の中の比較的緩やかな登りを進んでいきます。倒木などが並べられた尾根上の道であるため間違わずに歩けるはずです。最初のピークを過ぎ、しばらく行くと火口の鞍部への下りになります。雨の日などは滑りやすいので注意しましょう。鞍部から登りきって巨岩を左側から回りこむと、えびの岳山頂です。 山頂からは韓国岳や硫黄山、鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ桜島や開聞岳を望む事ができ、近くには栗野岳がくっきりと見えます。春から初夏はノカイドウをはじめとしてキリシマミズキ、シロモジ、キブシ、ヒカゲツツジ、ミツバツツジ、ヤマツツジやハルリンドウなど多くの草花が登山道に咲き乱れます。秋はモミジや霧島に多いウリハダカエデ、ツタやシロモジの黄色や赤色の紅葉に酔いしれることができ、落ち葉を踏みながら歩く足音は下界の喧騒を癒してくれるはずです。 山頂から樹林帯を抜けて高木のアカマツ林の中を下ると、やがてえびの高原キャンプ村に到着です。霧島連山の中でも比較的に古い山で、えびの高原の中にあり小高いなだらかな丘のように見えるのがえびの岳です。新燃岳や硫黄山の噴火レベル警戒情報が出る前は、知る人ぞ知る短時間で周回できる小さな山でしたが、最近は登山客や軽装の観光客が増えています。 本紹介コースは火口壁を1時間30分で周回するルートです。登山道はしっかりしていますが、なだらかなルートゆえに、霧が出ると道に迷いやすいので気を付けましょう。 えびのエコミュージアムセンターからスタートします。アカマツ林の中の比較的緩やかな登りを進んでいきます。倒木などが並べられた尾根上の道であるため間違わずに歩けるはずです。最初のピークを過ぎ、しばらく行くと火口の鞍部への下りになります。雨の日などは滑りやすいので注意しましょう。鞍部から登りきって巨岩を左側から回りこむと、えびの岳山頂です。 山頂からは韓国岳や硫黄山、鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ桜島や開聞岳を望む事ができ、近くには栗野岳がくっきりと見えます。春から初夏はノカイドウをはじめとしてキリシマミズキ、シロモジ、キブシ、ヒカゲツツジ、ミツバツツジ、ヤマツツジやハルリンドウなど多くの草花が登山道に咲き乱れます。秋はモミジや霧島に多いウリハダカエデ、ツタやシロモジの黄色や赤色の紅葉に酔いしれることができ、落ち葉を踏みながら歩く足音は下界の喧騒を癒してくれるはずです。 山頂から樹林帯を抜けて高木のアカマツ林の中を下ると、やがてえびの高原キャンプ村に到着です。 -
高千穂河原から中岳へ
- 日帰り
- 2時間20分
- 4.4km
高千穂河原から中岳へ
- 日帰り
- 2時間20分
- 4.4km
中岳山頂は、2011年1月に新燃岳が300年ぶりのマグマ噴火をして以来、2017年まで繰り返し噴煙を上げており登山規制が続いています。しかし中岳の中腹の約1230m地点あたりまで立入可能となっており(以降は立入禁止の看板が登山道に設置)、ミヤマキリシマなどの草花や景色は楽しめるようになりました。なお新燃岳が噴火する前は、ミヤマキリシマと言えば中岳山頂登山が代名詞で多くの登山客で賑わっていました。しかし今は火山灰に覆われ草木の姿すら見ることができません。一日も早い新燃岳の鎮静化と、緑多き中岳の勇姿がみられることを願うばかりです。 中岳中腹探勝路へは高千穂河原ビジターセンターからスタートします。高千穂河原ビジターセンター横の橋を渡り、石段が積み重ねられ比較的整備された登山道を登っていきます。およそ20分でつつじコースとの分岐となるもみじコース分岐にさしかかります。春はハルリンドウやクサボケ、初夏になるとミヤマキリシマ、秋はコミネカエデやウリハダカエデ、コハウチワカエデなどの紅葉が登山者の目を楽しませてくれます。 歩いていく中で探勝路の脇にくぼ地がありますが、これは2011年1月の新燃岳マグマ噴火で火山弾が衝突して出来たクレーターです。また、高千穂峰を目指す登山者たちが、御鉢を登っているのが肉眼で確認することもできます。コンクリートでできた椅子やテーブルなどの休憩場所もたくさん設置されているので、存分に散策を楽しみましょう。 帰りは往路を戻ります。 また一方で、高千穂河原にはビジターセンターや火山噴火時の避難壕があるので、時間に余裕があればそちらにも足を伸ばしてみましょう。ビジターセンターで得た、神宮の森散策路の草花の情報を持って歩くと一段と楽しいはず。初夏はミヤマキリシマが咲きセッコクやキリシマテンナンショウ、コガクウツギや野鳥の観察も可能です。秋は多くのカエデ類やツタ類が紅葉します。このように季節に合わせた森林浴を楽しみましょう。 二つのコースとも約1~2時間あれば軽装で楽しむことが出来ます。高千穂河原近くには、新燃岳の噴火による置き土産として20分ほどで行ける鹿ヶ原(2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで放映、撮影された場所)があり、春のミヤマキリシマの季節には多くの観光客が訪れ花々を満喫しています。中岳山頂は、2011年1月に新燃岳が300年ぶりのマグマ噴火をして以来、2017年まで繰り返し噴煙を上げており登山規制が続いています。しかし中岳の中腹の約1230m地点あたりまで立入可能となっており(以降は立入禁止の看板が登山道に設置)、ミヤマキリシマなどの草花や景色は楽しめるようになりました。なお新燃岳が噴火する前は、ミヤマキリシマと言えば中岳山頂登山が代名詞で多くの登山客で賑わっていました。しかし今は火山灰に覆われ草木の姿すら見ることができません。一日も早い新燃岳の鎮静化と、緑多き中岳の勇姿がみられることを願うばかりです。 中岳中腹探勝路へは高千穂河原ビジターセンターからスタートします。高千穂河原ビジターセンター横の橋を渡り、石段が積み重ねられ比較的整備された登山道を登っていきます。およそ20分でつつじコースとの分岐となるもみじコース分岐にさしかかります。春はハルリンドウやクサボケ、初夏になるとミヤマキリシマ、秋はコミネカエデやウリハダカエデ、コハウチワカエデなどの紅葉が登山者の目を楽しませてくれます。 歩いていく中で探勝路の脇にくぼ地がありますが、これは2011年1月の新燃岳マグマ噴火で火山弾が衝突して出来たクレーターです。また、高千穂峰を目指す登山者たちが、御鉢を登っているのが肉眼で確認することもできます。コンクリートでできた椅子やテーブルなどの休憩場所もたくさん設置されているので、存分に散策を楽しみましょう。 帰りは往路を戻ります。 また一方で、高千穂河原にはビジターセンターや火山噴火時の避難壕があるので、時間に余裕があればそちらにも足を伸ばしてみましょう。ビジターセンターで得た、神宮の森散策路の草花の情報を持って歩くと一段と楽しいはず。初夏はミヤマキリシマが咲きセッコクやキリシマテンナンショウ、コガクウツギや野鳥の観察も可能です。秋は多くのカエデ類やツタ類が紅葉します。このように季節に合わせた森林浴を楽しみましょう。 二つのコースとも約1~2時間あれば軽装で楽しむことが出来ます。高千穂河原近くには、新燃岳の噴火による置き土産として20分ほどで行ける鹿ヶ原(2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングで放映、撮影された場所)があり、春のミヤマキリシマの季節には多くの観光客が訪れ花々を満喫しています。 -
御岳登山口から御岳へ
- 日帰り
- 2時間40分
- 3.3km
御岳登山口から御岳へ
- 日帰り
- 2時間40分
- 3.3km
御岳は垂桜コース登山口から大箆柄岳を経て北から縦断している九州自然歩道の南端にあります。1等三角点のピラミッド型の美しい山容をしていて、高隈山系の中で最も気軽に登ることができる山でもあります。 鹿屋市営鳴之尾牧場を眼下に見下ろす御岳登山口からのコースを紹介します。 国道220号を垂水から鹿屋市方向へ進み、古江バイパスの途中から鳴之尾林道に入り鳴之尾牧場を目指します。牧場手前の三叉路に「御岳登山口」の道標があり、ここを右へ進みしばらく行くと、西側の眼下に赤い三角屋根の鳴之尾牧場が見えてきます。やがて登山口案内板のある5合目に着くので、この周辺に車を駐車してここから出発しましょう。林道終点からは手すりの付けられたコンクリートの階段で急坂の登りとなります。30分ほどでテレビ塔に到着です。テレビ塔の隣に934mの標点のある小さなピークで忠兵衛ヶ岳の山名の標石があります。春になるとこのあたりと9合目の北側斜面で、アケボノツツジの花を、秋になると高隈山系固有のタカクマホトトギスの黄色い花を楽しむことができます。一息入れて展望を楽しんだら、ここからいったん樹林の中を下ります。すぐに登りになり、途中の急坂では鎖やロープが数ヵ所に設置されています。振り返ると、東側に笠之原台地 が、南側には鹿屋市街地と大隅の山々を眺めることができます。8合目にある水場で喉を潤し、次第に平坦な稜線に出ると、9合目で上祓川からのコース(現在は廃道のため立ち入らない事)に到着です。御岳山頂を見ながら最後の急坂を登ると、高隈竜王大権現が祀られた石碑の立つ御岳山頂に到着です。眺望をさえぎるものはなく、360度の展望が広がっています。帰りは往路を引き返します。御岳は垂桜コース登山口から大箆柄岳を経て北から縦断している九州自然歩道の南端にあります。1等三角点のピラミッド型の美しい山容をしていて、高隈山系の中で最も気軽に登ることができる山でもあります。 鹿屋市営鳴之尾牧場を眼下に見下ろす御岳登山口からのコースを紹介します。 国道220号を垂水から鹿屋市方向へ進み、古江バイパスの途中から鳴之尾林道に入り鳴之尾牧場を目指します。牧場手前の三叉路に「御岳登山口」の道標があり、ここを右へ進みしばらく行くと、西側の眼下に赤い三角屋根の鳴之尾牧場が見えてきます。やがて登山口案内板のある5合目に着くので、この周辺に車を駐車してここから出発しましょう。林道終点からは手すりの付けられたコンクリートの階段で急坂の登りとなります。30分ほどでテレビ塔に到着です。テレビ塔の隣に934mの標点のある小さなピークで忠兵衛ヶ岳の山名の標石があります。春になるとこのあたりと9合目の北側斜面で、アケボノツツジの花を、秋になると高隈山系固有のタカクマホトトギスの黄色い花を楽しむことができます。一息入れて展望を楽しんだら、ここからいったん樹林の中を下ります。すぐに登りになり、途中の急坂では鎖やロープが数ヵ所に設置されています。振り返ると、東側に笠之原台地 が、南側には鹿屋市街地と大隅の山々を眺めることができます。8合目にある水場で喉を潤し、次第に平坦な稜線に出ると、9合目で上祓川からのコース(現在は廃道のため立ち入らない事)に到着です。御岳山頂を見ながら最後の急坂を登ると、高隈竜王大権現が祀られた石碑の立つ御岳山頂に到着です。眺望をさえぎるものはなく、360度の展望が広がっています。帰りは往路を引き返します。 -
奥入瀬渓流(焼山~石ヶ戸~子ノ口)
- 日帰り
- 4時間30分
- 14.1km
奥入瀬渓流(焼山~石ヶ戸~子ノ口)
- 日帰り
- 4時間30分
- 14.1km
奥入瀬渓流ホテル前にある焼山バス停からのスタートです。14km余りの自然散策路は、渓流沿いに東北自然歩道として整備されており膝に優しく変化に富んだ渓流の眺めや、小鳥の声を聞き、涼風を感じながら楽しく歩くことができます。 国道に沿って歩き出すとすぐに奥入瀬の自然を紹介する奥入瀬渓流館があるので、時間があれば寄って行きましょう(無料)。建物が見えなくなるとすぐ、文化財指定の石碑が立つ紫明渓のゆるやかな流れが待っています。さらに進んでいくと三乱の流れにさしかかります。この流れの岩上には5月にヤマツツジやムラサキヤシオツツジなどが咲き乱れます。ほどなく石ヶ戸に着きます。トイレ、休憩所、駐車場があるので体力に自信のない人はここからスタートしても良いでしょう。 馬門岩を越え、馬門橋を渡れば有名な阿修羅の流れです。その男性的な流れは奥入瀬を代表する景色で、休日ともなれば人が絶えません。すぐに穏やかで箱庭のような九十九島と、文字通り昭和にできた昭和池を過ぎ、しばらく行けば水量豊かな雲井ノ滝です。本流からは少し離れていて、以前は本流の近くにあったものが、長い年月の間に後退したものです。さらにこの滝の上流に向かって山道を15分ほど行くと、二条に落ちる美しい双竜ノ滝があります。一方本流をはさんだ左岸には白布ノ滝、それをはさむように両側に天狗岩があり、訪れる者の目を楽しませてくれます。 白銀の流れ、岩菅ノ滝を見送ると静かな流れが続き、しばらく歩くと玉簾ノ滝が右岸から流れ落ちています。そして左岸から白絹ノ滝、白糸ノ滝、不老ノ滝、右岸の岩壁から双白髪ノ滝が流れています。白糸ノ滝の前あたりに立つと両眼に一度に四つの滝が入り、これを一目四滝と呼びます。姉妹ノ滝を見て対岸に渡ると、九段ノ滝があります。段数をきちんと数えると九段が数えられます。流れを渡り返すと有名な銚子大滝です。高さ7m、幅20mの滝は、渓流の本流にかかる唯一の滝でもあります。 なごり惜しいですが、滝の左端にある木階段を登って進みましょう。神明橋を渡って少し先の橋は百両橋と呼ばれ、左岸の小さな滝が五両ノ滝で、千両岩、万両の流れがあります。百両橋の上に立つと「一万一千百五両の眺め」が得られます。 渓流の水を調節する子ノ口水門を過ぎてT字路へ。左折すると休屋方面へ続きますが、右折して橋を渡ると子ノ口でトイレとバス停、売店が並んでいるほか、遊覧船乗り場があります。奥入瀬渓流ホテル前にある焼山バス停からのスタートです。14km余りの自然散策路は、渓流沿いに東北自然歩道として整備されており膝に優しく変化に富んだ渓流の眺めや、小鳥の声を聞き、涼風を感じながら楽しく歩くことができます。 国道に沿って歩き出すとすぐに奥入瀬の自然を紹介する奥入瀬渓流館があるので、時間があれば寄って行きましょう(無料)。建物が見えなくなるとすぐ、文化財指定の石碑が立つ紫明渓のゆるやかな流れが待っています。さらに進んでいくと三乱の流れにさしかかります。この流れの岩上には5月にヤマツツジやムラサキヤシオツツジなどが咲き乱れます。ほどなく石ヶ戸に着きます。トイレ、休憩所、駐車場があるので体力に自信のない人はここからスタートしても良いでしょう。 馬門岩を越え、馬門橋を渡れば有名な阿修羅の流れです。その男性的な流れは奥入瀬を代表する景色で、休日ともなれば人が絶えません。すぐに穏やかで箱庭のような九十九島と、文字通り昭和にできた昭和池を過ぎ、しばらく行けば水量豊かな雲井ノ滝です。本流からは少し離れていて、以前は本流の近くにあったものが、長い年月の間に後退したものです。さらにこの滝の上流に向かって山道を15分ほど行くと、二条に落ちる美しい双竜ノ滝があります。一方本流をはさんだ左岸には白布ノ滝、それをはさむように両側に天狗岩があり、訪れる者の目を楽しませてくれます。 白銀の流れ、岩菅ノ滝を見送ると静かな流れが続き、しばらく歩くと玉簾ノ滝が右岸から流れ落ちています。そして左岸から白絹ノ滝、白糸ノ滝、不老ノ滝、右岸の岩壁から双白髪ノ滝が流れています。白糸ノ滝の前あたりに立つと両眼に一度に四つの滝が入り、これを一目四滝と呼びます。姉妹ノ滝を見て対岸に渡ると、九段ノ滝があります。段数をきちんと数えると九段が数えられます。流れを渡り返すと有名な銚子大滝です。高さ7m、幅20mの滝は、渓流の本流にかかる唯一の滝でもあります。 なごり惜しいですが、滝の左端にある木階段を登って進みましょう。神明橋を渡って少し先の橋は百両橋と呼ばれ、左岸の小さな滝が五両ノ滝で、千両岩、万両の流れがあります。百両橋の上に立つと「一万一千百五両の眺め」が得られます。 渓流の水を調節する子ノ口水門を過ぎてT字路へ。左折すると休屋方面へ続きますが、右折して橋を渡ると子ノ口でトイレとバス停、売店が並んでいるほか、遊覧船乗り場があります。 -
蔦六沼散策
- 日帰り
- 1時間30分
- 2.9km
蔦六沼散策
- 日帰り
- 1時間30分
- 2.9km
大町桂月の陶像近くにあるミニビジターセンターからスタート。小さな橋を渡ると蔦沼尻から流れる太い流れで、沼面に投影されたブナの姿が美しいです。 蔦沼に出ると対岸には赤倉岳がそびえ、絶好の撮影ポイントでもあります。ゆっくりと登って行くと、右手に小さな鏡沼が見え、すぐに月沼です。案内板のある赤沼への分岐を過ぎると、長沼が見えてきます。名前の通り長い沼ですが、長く見えるのは春先の雪解け時期だけで、夏秋は春の半分から3分の1程になってしまいます。 蔦沼入口からここまでで蔦自然研究路のちょうど半分ほどの距離です。ここからは少し下りになります。しばらく行くと左手に小さな滝があり、蔦温泉の水源です。さらに下っていき、平坦になると菅沼の沼尻です。木々の間から、沼面がキラキラ輝いています。新緑、紅葉時には、その場にたたずんでしまうほどの美しさです。少し石段を登ると再び平坦な道になり、さらに緩く下って行くと視界が開け、瓢箪沼に出て、蔦温泉バス停に出ます。大町桂月の陶像近くにあるミニビジターセンターからスタート。小さな橋を渡ると蔦沼尻から流れる太い流れで、沼面に投影されたブナの姿が美しいです。 蔦沼に出ると対岸には赤倉岳がそびえ、絶好の撮影ポイントでもあります。ゆっくりと登って行くと、右手に小さな鏡沼が見え、すぐに月沼です。案内板のある赤沼への分岐を過ぎると、長沼が見えてきます。名前の通り長い沼ですが、長く見えるのは春先の雪解け時期だけで、夏秋は春の半分から3分の1程になってしまいます。 蔦沼入口からここまでで蔦自然研究路のちょうど半分ほどの距離です。ここからは少し下りになります。しばらく行くと左手に小さな滝があり、蔦温泉の水源です。さらに下っていき、平坦になると菅沼の沼尻です。木々の間から、沼面がキラキラ輝いています。新緑、紅葉時には、その場にたたずんでしまうほどの美しさです。少し石段を登ると再び平坦な道になり、さらに緩く下って行くと視界が開け、瓢箪沼に出て、蔦温泉バス停に出ます。 -
十二湖散策
- 日帰り
- 0時間45分
- 2km
十二湖散策
- 日帰り
- 0時間45分
- 2km
森の物産館キョロロを後に歩きだすとすぐにT字路になり、右手に折れて進みます。再び道はY字路になり、左の舗装路を進みます。 鶏頭場ノ池畔を見ながら進みやがて池の端でT字路になります。左は崩山を経て白神岳と続く登山道です。右に折れると神秘の色、ブルー一色の青池が見える展望台です。展望台からブナの巨木に囲まれた広場に出ると東屋などが建っています。まっすぐ進んでいくとY字路になり、右に折れて少し進むと左に沸壷の池があります。ここでも展望台から池をのぞき込むことができます。 緩く下っていくと、舗装道にポンと出ます。左角には十二湖庵があります(営業日は要確認)。舗装道を右に進みY字路をさらに右に折れると森の物産館キョロロに戻ります。森の物産館キョロロを後に歩きだすとすぐにT字路になり、右手に折れて進みます。再び道はY字路になり、左の舗装路を進みます。 鶏頭場ノ池畔を見ながら進みやがて池の端でT字路になります。左は崩山を経て白神岳と続く登山道です。右に折れると神秘の色、ブルー一色の青池が見える展望台です。展望台からブナの巨木に囲まれた広場に出ると東屋などが建っています。まっすぐ進んでいくとY字路になり、右に折れて少し進むと左に沸壷の池があります。ここでも展望台から池をのぞき込むことができます。 緩く下っていくと、舗装道にポンと出ます。左角には十二湖庵があります(営業日は要確認)。舗装道を右に進みY字路をさらに右に折れると森の物産館キョロロに戻ります。 -
十和利山
- 日帰り
- 2時間0分
- 5.2km
十和利山
- 日帰り
- 2時間0分
- 5.2km
以前は多くの登山者で賑わった山ですが、今日ではその数は少なくなっているようです。 迷ヶ平駐車場から国道454号を渡った所が登山口です。道は直進します。東西分岐の標柱はクマにかじられ分からなくなっていますが、道は一本道なので分岐点はすぐ分かります。ここでは左の道をとります。平坦な道を進んでいくと、開けた場所に出ます。かつてキャンプ場だった所で、ここから登りになります。 すぐに左手の木々が伐採されている中を横目に登っていきます。登るに従って傾斜が増してきますが、登りやすい道です。山頂直下で左手(北)の三ッ岳からの道と合流しますが、ササの道になって歩くのが大変困難です。すぐに山頂分岐で右手に折れれば裸地化した十和利山山頂です。十和田湖の展望がすこぶる良い山頂で、ずっと景色を眺めていたい所です。 休んでから下山にかかります。山頂分岐を右手に折れると急坂の下りです。両側のササや木々につかまりながら下っていきます。滑りやすい黒土なので、十分に注意してください。とくに雨天や降雪直後は注意が必要です。降雪時は軽アイゼンがあると良いでしょう。 道が平坦になると前方に風力発電の風車などが見えてきます。再び下りにかかると、まもなく東西分岐に出ます。ここを左折して進むと登山口に戻ります。 ※この地区はタケノコ(ネマガリタケ・学名・チシマザサ)がよく生えます(5月末から6月中旬頃)。タケノコはクマが好んで食べるため、この時期クマによる死亡事故が何件も発生しています。時期をずらすなど、入山する際は十分注意してください。以前は多くの登山者で賑わった山ですが、今日ではその数は少なくなっているようです。 迷ヶ平駐車場から国道454号を渡った所が登山口です。道は直進します。東西分岐の標柱はクマにかじられ分からなくなっていますが、道は一本道なので分岐点はすぐ分かります。ここでは左の道をとります。平坦な道を進んでいくと、開けた場所に出ます。かつてキャンプ場だった所で、ここから登りになります。 すぐに左手の木々が伐採されている中を横目に登っていきます。登るに従って傾斜が増してきますが、登りやすい道です。山頂直下で左手(北)の三ッ岳からの道と合流しますが、ササの道になって歩くのが大変困難です。すぐに山頂分岐で右手に折れれば裸地化した十和利山山頂です。十和田湖の展望がすこぶる良い山頂で、ずっと景色を眺めていたい所です。 休んでから下山にかかります。山頂分岐を右手に折れると急坂の下りです。両側のササや木々につかまりながら下っていきます。滑りやすい黒土なので、十分に注意してください。とくに雨天や降雪直後は注意が必要です。降雪時は軽アイゼンがあると良いでしょう。 道が平坦になると前方に風力発電の風車などが見えてきます。再び下りにかかると、まもなく東西分岐に出ます。ここを左折して進むと登山口に戻ります。 ※この地区はタケノコ(ネマガリタケ・学名・チシマザサ)がよく生えます(5月末から6月中旬頃)。タケノコはクマが好んで食べるため、この時期クマによる死亡事故が何件も発生しています。時期をずらすなど、入山する際は十分注意してください。 -
釜臥山
- 日帰り
- 4時間20分
- 6.8km
釜臥山
- 日帰り
- 4時間20分
- 6.8km
水源池公園北駐車場から歩きはじめます。芦崎の砂嘴など陸奥湾の風景を振り返り、山頂近くの巨石群を見上げながら登っていくと「望海雪楼(休憩所)」に着きます。すぐ先にある七面山から少し登ると水源池コース、さらに進むと観音堂コースと合流します。この辺りから灌木帯となり、木の根や浮石が多く歩きにくくなります。灌木帯を抜けると巨石群(薬師天・大黒天)で、観音堂からの「山掛け」コースと合流します。 薬師天は、「山掛け」コース(観音堂~仁王岩~不動岩~薬師天~大黒天~山頂~胎内潜り~不動岩~観音堂)の通過点で、この先道は二つに分かれます。釜臥山山頂からは360度のパノラマ(宇曽利山湖・太平洋・津軽半島・北海道)を楽しむことができます。釜臥山展望台からは、田名部平野の夜景(世界夜景遺産「光のアゲハチョウ」)を眺めることができます。復路は、「水源池コース」の樹林帯を北駐車場へ下っていくこともできます。水源池公園北駐車場から歩きはじめます。芦崎の砂嘴など陸奥湾の風景を振り返り、山頂近くの巨石群を見上げながら登っていくと「望海雪楼(休憩所)」に着きます。すぐ先にある七面山から少し登ると水源池コース、さらに進むと観音堂コースと合流します。この辺りから灌木帯となり、木の根や浮石が多く歩きにくくなります。灌木帯を抜けると巨石群(薬師天・大黒天)で、観音堂からの「山掛け」コースと合流します。 薬師天は、「山掛け」コース(観音堂~仁王岩~不動岩~薬師天~大黒天~山頂~胎内潜り~不動岩~観音堂)の通過点で、この先道は二つに分かれます。釜臥山山頂からは360度のパノラマ(宇曽利山湖・太平洋・津軽半島・北海道)を楽しむことができます。釜臥山展望台からは、田名部平野の夜景(世界夜景遺産「光のアゲハチョウ」)を眺めることができます。復路は、「水源池コース」の樹林帯を北駐車場へ下っていくこともできます。 -
縫道石山
- 日帰り
- 2時間25分
- 3.7km
縫道石山
- 日帰り
- 2時間25分
- 3.7km
登山口駐車場には、案内板と熊除け鈴の貸出箱が設置されており、そこから歩きはじめます。ブナやヒバの樹林の中を進んでいくと約10分でじじ岩・ばば岩分岐に着きます。「ばば岩」からは緑に包まれた縫道石山が大きく見えます。 分岐から下り坂となり、鞍部には標識「野平分岐」があります。ここから登りとなり、道は岩壁の基部を右に回り込み山頂北東部の尾根へと続いています。鎖場、大岩、ハシゴ、ロープのある足場の悪い斜面を登りきると、平らで大きな岩が並んでいる縫道石山山頂です。 山頂からの展望は雄大で、津軽海峡の向こうに北海道の山々(北海道駒ケ岳、函館山)、陸奥湾の南方には八甲田連峰や岩木山が横たわっています。また山頂の大岩には、オオウラヒダイワタケがびっしりと張り付き、小さな割れ目には僅かながらミヤマキンバイが生育しています。山頂からは往路を引き返します。登山口駐車場には、案内板と熊除け鈴の貸出箱が設置されており、そこから歩きはじめます。ブナやヒバの樹林の中を進んでいくと約10分でじじ岩・ばば岩分岐に着きます。「ばば岩」からは緑に包まれた縫道石山が大きく見えます。 分岐から下り坂となり、鞍部には標識「野平分岐」があります。ここから登りとなり、道は岩壁の基部を右に回り込み山頂北東部の尾根へと続いています。鎖場、大岩、ハシゴ、ロープのある足場の悪い斜面を登りきると、平らで大きな岩が並んでいる縫道石山山頂です。 山頂からの展望は雄大で、津軽海峡の向こうに北海道の山々(北海道駒ケ岳、函館山)、陸奥湾の南方には八甲田連峰や岩木山が横たわっています。また山頂の大岩には、オオウラヒダイワタケがびっしりと張り付き、小さな割れ目には僅かながらミヤマキンバイが生育しています。山頂からは往路を引き返します。 -
五色沼自然探勝路
- 日帰り
- 1時間10分
- 3.7km
五色沼自然探勝路
- 日帰り
- 1時間10分
- 3.7km
五色沼入口バス停で下車し、裏磐梯ビジターセンターで道標、案内板を確認してからスタートしましょう。まっすぐ進むと車道沿いとなり駐車場に出ます。売店前を少し登った展望広場からは神秘的な毘沙門沼と特徴的な磐梯山が見えます。毘沙門沼は1888(明治21)年の噴火で形成された五色沼最大の沼で、探勝路の3分の1を占め、ほかの沼に比べて酸性度が低いのが特徴です。 毘沙門沼の畔を進み、美しい風景の中を歩くと、次々に沼が現れてきます。水中に含まれる酸化鉄のため強い赤色の赤沼、1つの沼で水質と生物相が異なっている深泥沼、魚類が生息している竜沼。青白色が美しい弁天沼は大きな沼で西吾妻山の展望が良いところです。さらに青く澄んだるり沼、透明度が高く青色が一段と美しい青沼と進み、柳沼に来ると道標があり車道に出ます。車道を横切れば裏磐梯高原駅バス停です。五色沼入口バス停で下車し、裏磐梯ビジターセンターで道標、案内板を確認してからスタートしましょう。まっすぐ進むと車道沿いとなり駐車場に出ます。売店前を少し登った展望広場からは神秘的な毘沙門沼と特徴的な磐梯山が見えます。毘沙門沼は1888(明治21)年の噴火で形成された五色沼最大の沼で、探勝路の3分の1を占め、ほかの沼に比べて酸性度が低いのが特徴です。 毘沙門沼の畔を進み、美しい風景の中を歩くと、次々に沼が現れてきます。水中に含まれる酸化鉄のため強い赤色の赤沼、1つの沼で水質と生物相が異なっている深泥沼、魚類が生息している竜沼。青白色が美しい弁天沼は大きな沼で西吾妻山の展望が良いところです。さらに青く澄んだるり沼、透明度が高く青色が一段と美しい青沼と進み、柳沼に来ると道標があり車道に出ます。車道を横切れば裏磐梯高原駅バス停です。 -
桧原湖畔探勝路
- 日帰り
- 1時間45分
- 5.1km
桧原湖畔探勝路
- 日帰り
- 1時間45分
- 5.1km
長峯舟付バス停から70m程の道標がある探勝路入口から入ります。すぐに出てくる分岐を左に進み、やがて松原キャンプ場になります。小さな舟付場がある付近から磐梯山が望めます。さらに行くと裏磐梯唯一の吊橋に出ます。橋を渡り行くと東屋があります。ここから湖畔に出れば噴火によって流れ落ちた火山泥流のこんもりとした大小の島、流れ山が見られます。 探勝路案内の古い道標を過ぎてオートキャンプ場、レイクランドヒバラを通り、入江の舟付場があり車道に出ます。橋の先で中瀬沼探勝路道標があり右へ入ります。左にレンゲ沼への分岐を過ぎて東屋のある中瀬沼展望台に着くと磐梯山が目の前に現れます。樹間に中瀬沼が見えて新緑、紅葉が美しい所です。緩やかに下り、道標の箇所で左のレンゲ沼コースに進みます。姫沼を過ぎると、レンゲ沼です。レンゲ沼はバリアフリーの周遊コースになっています。また、裏磐梯サイトステーションがあり、自然情報の入手・休憩に使えます。 帰りに利用する裏磐梯サイトステーションバス停は休暇村ホールの入口にあります。長峯舟付バス停から70m程の道標がある探勝路入口から入ります。すぐに出てくる分岐を左に進み、やがて松原キャンプ場になります。小さな舟付場がある付近から磐梯山が望めます。さらに行くと裏磐梯唯一の吊橋に出ます。橋を渡り行くと東屋があります。ここから湖畔に出れば噴火によって流れ落ちた火山泥流のこんもりとした大小の島、流れ山が見られます。 探勝路案内の古い道標を過ぎてオートキャンプ場、レイクランドヒバラを通り、入江の舟付場があり車道に出ます。橋の先で中瀬沼探勝路道標があり右へ入ります。左にレンゲ沼への分岐を過ぎて東屋のある中瀬沼展望台に着くと磐梯山が目の前に現れます。樹間に中瀬沼が見えて新緑、紅葉が美しい所です。緩やかに下り、道標の箇所で左のレンゲ沼コースに進みます。姫沼を過ぎると、レンゲ沼です。レンゲ沼はバリアフリーの周遊コースになっています。また、裏磐梯サイトステーションがあり、自然情報の入手・休憩に使えます。 帰りに利用する裏磐梯サイトステーションバス停は休暇村ホールの入口にあります。 -
男沼・仁田沼・女沼めぐり
- 日帰り
- 2時間15分
- 5.6km
男沼・仁田沼・女沼めぐり
- 日帰り
- 2時間15分
- 5.6km
男沼、女沼は平安時代の大同年間の山崩れによってできたといわれる沼で新緑、紅葉が特に美しく、また仁田沼のミズバショウの群落は圧巻です。 仁田沼駐車場は土湯温泉から車で10分ほど。ミズバショウのシーズンはすぐに満車になります。満車の場合は、つつじ山公園の駐車場の利用もできます。 駐車場から仁田沼、男沼への道を行きます。すぐに分岐となり左の男沼方面へ進みます。緩やかに登って行くと、テーブルとベンチがある男沼分岐に着きます。男沼一周は右回りで沼を見ながら一周します。分岐から70m程先右側に湧水があります。 分岐に戻り、仁田沼方面に向かうと、50m程先左側にわかりにくいですが木に赤スプレーで「山へ」とあります。道標はないですが、浄土平・仙水沼コースの登山口です。現在は先の分岐まで入山禁止です。ここを直進して、登り下りを経て湿原と樹林の中にあるミズバショウの群落が見事な仁田沼に着きます。ゆっくりと一周します。 仁田沼駐車場への分岐があり、コースを思いの滝展望台へ。展望台からは樹林越しに滝が見えます。分岐から川まで5分程下れば滝が間近に見えます。 思いの滝はふた筋の滝が折り重なってひと筋の滝になり、新緑、紅葉のころは圧巻です。思いの滝展望台に戻り、さらに進むと道が2つに分かれますが、どちらを進んでもまた合流し、静かなたたずまいの女沼に出ます。 車道を歩いてつつじ山公園の駐車場に着きます。つつじ山公園はヤマツツジ群生地で5月上旬が見ごろです。さらに車道歩きで、仁田沼駐車場に戻ります。男沼、女沼は平安時代の大同年間の山崩れによってできたといわれる沼で新緑、紅葉が特に美しく、また仁田沼のミズバショウの群落は圧巻です。 仁田沼駐車場は土湯温泉から車で10分ほど。ミズバショウのシーズンはすぐに満車になります。満車の場合は、つつじ山公園の駐車場の利用もできます。 駐車場から仁田沼、男沼への道を行きます。すぐに分岐となり左の男沼方面へ進みます。緩やかに登って行くと、テーブルとベンチがある男沼分岐に着きます。男沼一周は右回りで沼を見ながら一周します。分岐から70m程先右側に湧水があります。 分岐に戻り、仁田沼方面に向かうと、50m程先左側にわかりにくいですが木に赤スプレーで「山へ」とあります。道標はないですが、浄土平・仙水沼コースの登山口です。現在は先の分岐まで入山禁止です。ここを直進して、登り下りを経て湿原と樹林の中にあるミズバショウの群落が見事な仁田沼に着きます。ゆっくりと一周します。 仁田沼駐車場への分岐があり、コースを思いの滝展望台へ。展望台からは樹林越しに滝が見えます。分岐から川まで5分程下れば滝が間近に見えます。 思いの滝はふた筋の滝が折り重なってひと筋の滝になり、新緑、紅葉のころは圧巻です。思いの滝展望台に戻り、さらに進むと道が2つに分かれますが、どちらを進んでもまた合流し、静かなたたずまいの女沼に出ます。 車道を歩いてつつじ山公園の駐車場に着きます。つつじ山公園はヤマツツジ群生地で5月上旬が見ごろです。さらに車道歩きで、仁田沼駐車場に戻ります。 -
茶ノ木平から半月山へ
- 日帰り
- 5時間35分
- 12.6km
茶ノ木平から半月山へ
- 日帰り
- 5時間35分
- 12.6km
中禅寺温泉から茶ノ木平方面への登山道に入り込めば、静けさに包まれた登山が始まります。つづら折れの木製階段が続きますが、1時間10分ほどで茶ノ木平です。ここはかつてロープウェイ山頂駅があった場所で、芝地からは出発地の中禅寺温泉を見下ろすことができます。展望台までは自然散策路として整備された区間なので、のんびり歩くことができます。展望台からは男体山や中禅寺湖、白根山が望めます。車道を横断して、狸山へと向かいましょう。途中、アンテナ塔を過ぎて下れば車道沿いの中禅寺湖展望台です。駐車場の奥から半月山への登山道に入ると、南側には禅頂行者道や足尾の山々を望むことができます。半月山はコメツガに囲まれて展望がありませんが、すぐ先の半月山展望台からは、八丁出島が美しい中禅寺湖と男体山、奥には戦場ヶ原とその前後に竜頭滝・湯滝を見ることが出来ます。ここから阿世潟峠を経由して阿世潟へと下り、美しい湖畔の遊歩道を辿って中禅寺温泉に戻りましょう。中禅寺温泉から茶ノ木平方面への登山道に入り込めば、静けさに包まれた登山が始まります。つづら折れの木製階段が続きますが、1時間10分ほどで茶ノ木平です。ここはかつてロープウェイ山頂駅があった場所で、芝地からは出発地の中禅寺温泉を見下ろすことができます。展望台までは自然散策路として整備された区間なので、のんびり歩くことができます。展望台からは男体山や中禅寺湖、白根山が望めます。車道を横断して、狸山へと向かいましょう。途中、アンテナ塔を過ぎて下れば車道沿いの中禅寺湖展望台です。駐車場の奥から半月山への登山道に入ると、南側には禅頂行者道や足尾の山々を望むことができます。半月山はコメツガに囲まれて展望がありませんが、すぐ先の半月山展望台からは、八丁出島が美しい中禅寺湖と男体山、奥には戦場ヶ原とその前後に竜頭滝・湯滝を見ることが出来ます。ここから阿世潟峠を経由して阿世潟へと下り、美しい湖畔の遊歩道を辿って中禅寺温泉に戻りましょう。 -
高山
- 日帰り
- 3時間20分
- 7km
高山
- 日帰り
- 3時間20分
- 7km
本冊子では高山から中禅寺湖畔をめぐるコースを紹介しますが、戦場ヶ原方面から帰る事もできますので、自分なりにアレンジしてみましょう。滝上バス停で下車して竜頭の橋上から竜頭滝を見学したら、高山方面に向かって歩き出します。すぐにシカ柵があり、ドアをくぐればゆるやかな上りが始まります。高山までは適度な上りが続き歩きやすい道のりですが、倒木で道がふさがれている場合には、乗り越えた先で登山道を見失わないように注意しましょう。山頂が近づくと樹林越しに戦場ヶ原や中禅寺湖が見えます。1時間10分で高山山頂に着きますが展望はありません。シロヤシオやアカヤシオが見事なつづら折れを下ると熊窪分岐に着きます。ここから熊窪までは沢沿いに進みます。熊窪から赤岩を経由して竜頭滝までは、小さな登降を繰り返す道のりですが、トチやミズナラの巨木が点在して美しい湖畔を楽しむことができます。本冊子では高山から中禅寺湖畔をめぐるコースを紹介しますが、戦場ヶ原方面から帰る事もできますので、自分なりにアレンジしてみましょう。滝上バス停で下車して竜頭の橋上から竜頭滝を見学したら、高山方面に向かって歩き出します。すぐにシカ柵があり、ドアをくぐればゆるやかな上りが始まります。高山までは適度な上りが続き歩きやすい道のりですが、倒木で道がふさがれている場合には、乗り越えた先で登山道を見失わないように注意しましょう。山頂が近づくと樹林越しに戦場ヶ原や中禅寺湖が見えます。1時間10分で高山山頂に着きますが展望はありません。シロヤシオやアカヤシオが見事なつづら折れを下ると熊窪分岐に着きます。ここから熊窪までは沢沿いに進みます。熊窪から赤岩を経由して竜頭滝までは、小さな登降を繰り返す道のりですが、トチやミズナラの巨木が点在して美しい湖畔を楽しむことができます。 -
戦場ヶ原自然研究路
- 日帰り
- 2時間15分
- 6.6km
戦場ヶ原自然研究路
- 日帰り
- 2時間15分
- 6.6km
戦場ヶ原の北端から南端までを歩く定番コース。まずは湯滝入口バス停から湯滝を見に行きましょう。湯ノ湖から流れ落ちる湯滝ですが、触ってみても暖かさは感じません。落差は50mとも70mとも言われています。売店前を戻りシカ柵をくぐると、湯川の美しい流れに沿った小径が始まります。この歩道では6月にたくさんの野鳥を見ることができます。流れの中に白い泡を見かけますが、これは落ち葉や水草が分解されてできた糖類によるものです。小田代橋を渡るとすぐに泉門池です。近年水位が下がったせいか、奥に湧水を見ることも出来ます。幅広い木道は歩きやすく、湿原区間では男体山や太郎山、振り返れば先ほどの湯滝を見つけられるでしょう。青木橋から先が戦場ヶ原で、5月末~6月上旬のズミ、6月のワタスゲの頃にぜひ訪れてみたい場所です。途中で赤い色をした川を渡りますが、これは湿原内の鉄分が酸化したものです。左側に木道が入り込んだ辺りがワタスゲ名所です。赤沼分岐を過ぎ、湯川沿いに下れば竜頭の滝バス停に到着です。戦場ヶ原の北端から南端までを歩く定番コース。まずは湯滝入口バス停から湯滝を見に行きましょう。湯ノ湖から流れ落ちる湯滝ですが、触ってみても暖かさは感じません。落差は50mとも70mとも言われています。売店前を戻りシカ柵をくぐると、湯川の美しい流れに沿った小径が始まります。この歩道では6月にたくさんの野鳥を見ることができます。流れの中に白い泡を見かけますが、これは落ち葉や水草が分解されてできた糖類によるものです。小田代橋を渡るとすぐに泉門池です。近年水位が下がったせいか、奥に湧水を見ることも出来ます。幅広い木道は歩きやすく、湿原区間では男体山や太郎山、振り返れば先ほどの湯滝を見つけられるでしょう。青木橋から先が戦場ヶ原で、5月末~6月上旬のズミ、6月のワタスゲの頃にぜひ訪れてみたい場所です。途中で赤い色をした川を渡りますが、これは湿原内の鉄分が酸化したものです。左側に木道が入り込んだ辺りがワタスゲ名所です。赤沼分岐を過ぎ、湯川沿いに下れば竜頭の滝バス停に到着です。 -
刈込湖・切込湖
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.1km
刈込湖・切込湖
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.1km
戦場ヶ原が誰しも訪れるコースだとすれば、刈込湖・切込湖は知る人ぞ知る裏コースです。湯元温泉バス停から湯元源泉を抜けて急な山道を登ると国道へ出ます。車道を渡った小さな駐車場からなだらかな坂を上り、小峠を越えて刈込湖へ進みます。刈込湖と次の切込湖は流れ出る川の無い内陸湖と呼ばれる湖で、その水位が一定に保たれていることが不思議です。湖畔沿いの岩陰にはところどころにヒカリゴケが生えていて、夏から秋にかけて幼生だけが光って見えます。森の中を谷に沿って進み、急に視界が開けたところが涸沼です。名前のとおり水の無い場所ですが、周りを山に囲まれたすり鉢状の地形のため、冷たい空気が風もなくその場所に溜まっているように感じます。急な山道を登って山王見晴しに着いたら、長い木の階段を下って光徳温泉を目指しましょう。戦場ヶ原が誰しも訪れるコースだとすれば、刈込湖・切込湖は知る人ぞ知る裏コースです。湯元温泉バス停から湯元源泉を抜けて急な山道を登ると国道へ出ます。車道を渡った小さな駐車場からなだらかな坂を上り、小峠を越えて刈込湖へ進みます。刈込湖と次の切込湖は流れ出る川の無い内陸湖と呼ばれる湖で、その水位が一定に保たれていることが不思議です。湖畔沿いの岩陰にはところどころにヒカリゴケが生えていて、夏から秋にかけて幼生だけが光って見えます。森の中を谷に沿って進み、急に視界が開けたところが涸沼です。名前のとおり水の無い場所ですが、周りを山に囲まれたすり鉢状の地形のため、冷たい空気が風もなくその場所に溜まっているように感じます。急な山道を登って山王見晴しに着いたら、長い木の階段を下って光徳温泉を目指しましょう。 -
鳩待峠から尾瀬ヶ原へ
- 日帰り
- 5時間10分
- 14.2km
鳩待峠から尾瀬ヶ原へ
- 日帰り
- 5時間10分
- 14.2km
鳩待峠駐車場から徒歩2分で鳩待山荘(2025年の営業は事前要確認)や休憩所のある登山口に到着します。ここから1時間はトイレがないので、休憩所裏の公衆トイレで済ませておきましょう。尾瀬ヶ原方面へは「ゴミ持ち帰り」の白い横断幕をくぐって出発です。スタート直後の300mは滑りやすい石階段なので、はやる気持ちを抑えてゆっくり下りましょう。 ブナの森をゆるやかに下ると、左手に至仏山の雄大な山並みが見えます。混雑している時には3本目の木道に避けてゆっくり見ましょう。右から流れるヨセ沢の橋を渡り、5分ほど行くと小さな沢にパイプが取り付けられているので、触って水の冷たさを感じてみましょう。川上川が近くを流れるようになると歩道も平坦になります。テンマ沢湿原は早くからミズバショウが見ごろを迎えますが、実が熟す8月にはツキノワグマの出没が相次ぐため、クマよけの鐘が設置されています。山の川上川橋を渡ると5分ほどで山ノ鼻に到着です。ビジターセンターや公衆トイレ、山小屋が立ち並ぶ地区なので休憩時には集合場所と時間を決めておきましょう。 山小屋から先には尾瀬ヶ原が広がります。行く手には燧ヶ岳がそびえ、その麓まで尾瀬ヶ原が続いていると思うとその大きさが感じられます。すぐに原の川上川橋を渡りますが、拠水林を抜けると大小様々な池溏が点在する湿原を歩きます。池溏群の最後には水面に燧ヶ岳が逆さに映り込む「逆さ燧の池溏」があり、記念写真ポイントになっています。 上ノ大堀川橋周辺は右手から山が迫った地形ですが、この辺りを牛首と呼んでいます。橋を渡るとさらに風景は広がりを増してきます。すぐに牛首分岐に到着しますが竜宮へは直進します。下ノ大堀川橋を渡るとすぐに左手に入る分岐がありますが、そちらを進むと尾瀬で最も有名な場所のひとつ「下ノ大堀川のミズバショウ群生地」に到着します。ここのミズバショウは5月末から6月上旬に見ごろとなりますが、その風景は一見の価値があります。 先ほどの木道を直進すると、湿原を流れる川がいったん地下に吸い込まれ、別の場所から湧き出ている竜宮現象を見ることができます。ここから10分ほどで竜宮十字路に到着すれば龍宮小屋はすぐ目の前です。来た道を戻る前に龍宮小屋左裏にある公衆トイレに立ち寄りましょう。 余裕がある場合には山ノ鼻西側にある研究見本園もおススメです。訪れる人の少ない場所ですが、池溏や浮島が見られるだけでなく、個体数が増えているミズバショウ群生地もあり、知る人ぞ知る穴場となっています。帰路は同じ道を鳩待峠まで戻ります。鳩待峠駐車場から徒歩2分で鳩待山荘(2025年の営業は事前要確認)や休憩所のある登山口に到着します。ここから1時間はトイレがないので、休憩所裏の公衆トイレで済ませておきましょう。尾瀬ヶ原方面へは「ゴミ持ち帰り」の白い横断幕をくぐって出発です。スタート直後の300mは滑りやすい石階段なので、はやる気持ちを抑えてゆっくり下りましょう。 ブナの森をゆるやかに下ると、左手に至仏山の雄大な山並みが見えます。混雑している時には3本目の木道に避けてゆっくり見ましょう。右から流れるヨセ沢の橋を渡り、5分ほど行くと小さな沢にパイプが取り付けられているので、触って水の冷たさを感じてみましょう。川上川が近くを流れるようになると歩道も平坦になります。テンマ沢湿原は早くからミズバショウが見ごろを迎えますが、実が熟す8月にはツキノワグマの出没が相次ぐため、クマよけの鐘が設置されています。山の川上川橋を渡ると5分ほどで山ノ鼻に到着です。ビジターセンターや公衆トイレ、山小屋が立ち並ぶ地区なので休憩時には集合場所と時間を決めておきましょう。 山小屋から先には尾瀬ヶ原が広がります。行く手には燧ヶ岳がそびえ、その麓まで尾瀬ヶ原が続いていると思うとその大きさが感じられます。すぐに原の川上川橋を渡りますが、拠水林を抜けると大小様々な池溏が点在する湿原を歩きます。池溏群の最後には水面に燧ヶ岳が逆さに映り込む「逆さ燧の池溏」があり、記念写真ポイントになっています。 上ノ大堀川橋周辺は右手から山が迫った地形ですが、この辺りを牛首と呼んでいます。橋を渡るとさらに風景は広がりを増してきます。すぐに牛首分岐に到着しますが竜宮へは直進します。下ノ大堀川橋を渡るとすぐに左手に入る分岐がありますが、そちらを進むと尾瀬で最も有名な場所のひとつ「下ノ大堀川のミズバショウ群生地」に到着します。ここのミズバショウは5月末から6月上旬に見ごろとなりますが、その風景は一見の価値があります。 先ほどの木道を直進すると、湿原を流れる川がいったん地下に吸い込まれ、別の場所から湧き出ている竜宮現象を見ることができます。ここから10分ほどで竜宮十字路に到着すれば龍宮小屋はすぐ目の前です。来た道を戻る前に龍宮小屋左裏にある公衆トイレに立ち寄りましょう。 余裕がある場合には山ノ鼻西側にある研究見本園もおススメです。訪れる人の少ない場所ですが、池溏や浮島が見られるだけでなく、個体数が増えているミズバショウ群生地もあり、知る人ぞ知る穴場となっています。帰路は同じ道を鳩待峠まで戻ります。 -
尾瀬ヶ原満喫コース
- 1泊2日
- 6時間45分
- 19.2km
尾瀬ヶ原満喫コース
- 1泊2日
- 6時間45分
- 19.2km
山小屋泊なので、遅めの出発でも余裕をもって歩くことができます。例えば鳩待峠を10時前後に出発すれば、朝の入山ラッシュを避けられるだけでなく、尾瀬ヶ原では日帰り登山者が帰路を急ぐなか、誰もいない湿原を独り占めできるのが魅力です。 山ノ鼻を越えて、牛首分岐までは鳩待峠から尾瀬ヶ原へ(コースガイド)を参照して下さい。牛首分岐から進路を左手にとってヨッピ吊橋を目指しましょう。右手には燧ヶ岳を背景に池溏と細いシラカバが印象的です。しばらく歩くと下ノ大堀川の拠水林に着きますが、ツキノワグマ対策の鐘が設置されているので、心細い時には鳴らして行きましょう。すぐにベンチのある池溏に到着します。この池溏ではイモリやトンボが多く見られるだけでなく、燧ヶ岳が水面に映り込む逆さ燧の池溏として隠れたスポットとなっています。 ベンチから15分ほど歩くとヨッピ吊橋に到着します。しっかりとワイヤーが張られているので危険はありませんが、定員は最大10人なので注意して渡りましょう。ヨッピ吊橋を通過するとヨシッ堀田代という山沿いの湿原に出ます。ここの木道は高くなっていますが、ツキノワグマとのニアミスを防ぐためで、お互いに遠い場所から存在を確認できるよう工夫されています。目の前の東電小屋は尾瀬で唯一新潟県にある山小屋です。公衆トイレや水場があるので立ち寄りましょう。 東電小屋から10分ほど森を歩きます。やがて立派な東電尾瀬橋を渡りますが、対岸はすでに福島県。これで1日に3県を歩いて制覇したことになります。小高い湿原へ上がると燧ヶ岳が眼前に迫って迫力を増します。すぐに丁字路の東電分岐に着きますが、右に進路をとって見晴を目指しましょう。 見晴は6軒も山小屋があるので、入口の地図で宿泊予定の山小屋を確認しましょう。チェックイン後、入浴・夕食の時間をぬって夕暮れ時の湿原を散歩すれば、その日の疲れをヒンヤリした空気が癒してくれます。7月下旬から8月中旬にはホタルが見られますが、夜間の散策にはライトを持参して下さい。 翌朝はぜひ散歩にでかけましょう。日の出の時間は山小屋に掲示されているのでチェックしておきましょう。霧が立ち込める湿原は幻想的な風景ですが、太陽が当たると風景が動き出し、周りの山々が赤く照らされて神秘的な姿へと変わっていきます。この瞬間、運がよければ白虹を見ることができます。竜宮十字路までは約30分の道のりです。 竜宮十字路から鳩待峠までは、鳩待峠から尾瀬ヶ原へ(コースガイド)と同じ道を戻ります。山小屋泊なので、遅めの出発でも余裕をもって歩くことができます。例えば鳩待峠を10時前後に出発すれば、朝の入山ラッシュを避けられるだけでなく、尾瀬ヶ原では日帰り登山者が帰路を急ぐなか、誰もいない湿原を独り占めできるのが魅力です。 山ノ鼻を越えて、牛首分岐までは鳩待峠から尾瀬ヶ原へ(コースガイド)を参照して下さい。牛首分岐から進路を左手にとってヨッピ吊橋を目指しましょう。右手には燧ヶ岳を背景に池溏と細いシラカバが印象的です。しばらく歩くと下ノ大堀川の拠水林に着きますが、ツキノワグマ対策の鐘が設置されているので、心細い時には鳴らして行きましょう。すぐにベンチのある池溏に到着します。この池溏ではイモリやトンボが多く見られるだけでなく、燧ヶ岳が水面に映り込む逆さ燧の池溏として隠れたスポットとなっています。 ベンチから15分ほど歩くとヨッピ吊橋に到着します。しっかりとワイヤーが張られているので危険はありませんが、定員は最大10人なので注意して渡りましょう。ヨッピ吊橋を通過するとヨシッ堀田代という山沿いの湿原に出ます。ここの木道は高くなっていますが、ツキノワグマとのニアミスを防ぐためで、お互いに遠い場所から存在を確認できるよう工夫されています。目の前の東電小屋は尾瀬で唯一新潟県にある山小屋です。公衆トイレや水場があるので立ち寄りましょう。 東電小屋から10分ほど森を歩きます。やがて立派な東電尾瀬橋を渡りますが、対岸はすでに福島県。これで1日に3県を歩いて制覇したことになります。小高い湿原へ上がると燧ヶ岳が眼前に迫って迫力を増します。すぐに丁字路の東電分岐に着きますが、右に進路をとって見晴を目指しましょう。 見晴は6軒も山小屋があるので、入口の地図で宿泊予定の山小屋を確認しましょう。チェックイン後、入浴・夕食の時間をぬって夕暮れ時の湿原を散歩すれば、その日の疲れをヒンヤリした空気が癒してくれます。7月下旬から8月中旬にはホタルが見られますが、夜間の散策にはライトを持参して下さい。 翌朝はぜひ散歩にでかけましょう。日の出の時間は山小屋に掲示されているのでチェックしておきましょう。霧が立ち込める湿原は幻想的な風景ですが、太陽が当たると風景が動き出し、周りの山々が赤く照らされて神秘的な姿へと変わっていきます。この瞬間、運がよければ白虹を見ることができます。竜宮十字路までは約30分の道のりです。 竜宮十字路から鳩待峠までは、鳩待峠から尾瀬ヶ原へ(コースガイド)と同じ道を戻ります。 -
尾瀬沼めぐり
- 日帰り
- 5時間5分
- 13.2km
尾瀬沼めぐり
- 日帰り
- 5時間5分
- 13.2km
尾瀬沼山峠バス停から長蔵小屋の約1時間の道のりについては沼山峠から尾瀬沼(東岸へ)(コースガイド)を参照ください。長蔵小屋のある広場でトイレを済ませたら大江湿原を少し戻りましょう。すぐの分岐点を左に進めば尾瀬沼一周の道のりが始まります。ここから沼尻までの区間は通称「北岸コース」と呼ばれ、燧ヶ岳溶岩が尾瀬沼に流れ出たため、岸辺の形が入り組んでいることや、遠浅な地形に多くの湿原が見られるのが特徴です。 すぐに大江湿原を取り囲むシカ柵をくぐり、10分ほど歩けば長英新道分岐に着きます。この分岐を直進すれば浅湖湿原です。すぐに森の中の登り階段となり、後は小さな登降を繰り返します。この辺りにはトウヒをはじめとした針葉樹の巨木が多く、空気中に溶け出した松脂の甘く清々しいにおいが漂っています。 しばらく小さな湿原と針葉樹の森を交互に歩きます。湿原では尾瀬沼の景色が広がりますが、岸辺の植物に隠れて水鳥たちがヒナを育てている姿を見かけることもあります。1時間ほど歩けば沼尻(または「ぬしり」)に到着します。右手には燧ヶ岳のナデッ窪と呼ばれる直登コースが見えますが、ここが尾瀬を開山した平野長蔵氏の燧ヶ岳初登頂コースだと思うと驚いてしまいます。目線を木道前方に移すと、尾根のはるか向こうに約11km離れた至仏山が三角形に顔を出しています。 木道は十字路にさしかかりますが、ここは右へナデッ窪方向に少し入ってみましょう。すぐに左側へ入る細い木道があるのでそちらへ行くと、十字路からは見えなかった池溏が現れます。ここから見る池溏ごしの尾瀬沼の風景もぜひチェックしておきたい絶景ポイントです。 休憩所跡地の広場を右手から奥へと進めば「南岸コース」の始まりです。すぐに水門があり、尾瀬沼から尾瀬ヶ原へと流れる水量がここで調節されている事がわかります。小沼湿原を過ぎると三平下まで湿原はなく、北岸コースの遠浅な地形と異なり、山からすぐ湖へと落ち込んでいるのがわかると思います。南岸コースからは燧ヶ岳の姿がよく見えるだけでなく、フナの群れや、亀の形をした岩などがありいろいろな発見があります。途中、大清水平方面に向かう南岸分岐を通過すれば30分ほどで三平下に到着します。その後は、長蔵小屋を経て往路と同じ道を尾瀬沼山峠バス停まで戻ります。尾瀬沼山峠バス停から長蔵小屋の約1時間の道のりについては沼山峠から尾瀬沼(東岸へ)(コースガイド)を参照ください。長蔵小屋のある広場でトイレを済ませたら大江湿原を少し戻りましょう。すぐの分岐点を左に進めば尾瀬沼一周の道のりが始まります。ここから沼尻までの区間は通称「北岸コース」と呼ばれ、燧ヶ岳溶岩が尾瀬沼に流れ出たため、岸辺の形が入り組んでいることや、遠浅な地形に多くの湿原が見られるのが特徴です。 すぐに大江湿原を取り囲むシカ柵をくぐり、10分ほど歩けば長英新道分岐に着きます。この分岐を直進すれば浅湖湿原です。すぐに森の中の登り階段となり、後は小さな登降を繰り返します。この辺りにはトウヒをはじめとした針葉樹の巨木が多く、空気中に溶け出した松脂の甘く清々しいにおいが漂っています。 しばらく小さな湿原と針葉樹の森を交互に歩きます。湿原では尾瀬沼の景色が広がりますが、岸辺の植物に隠れて水鳥たちがヒナを育てている姿を見かけることもあります。1時間ほど歩けば沼尻(または「ぬしり」)に到着します。右手には燧ヶ岳のナデッ窪と呼ばれる直登コースが見えますが、ここが尾瀬を開山した平野長蔵氏の燧ヶ岳初登頂コースだと思うと驚いてしまいます。目線を木道前方に移すと、尾根のはるか向こうに約11km離れた至仏山が三角形に顔を出しています。 木道は十字路にさしかかりますが、ここは右へナデッ窪方向に少し入ってみましょう。すぐに左側へ入る細い木道があるのでそちらへ行くと、十字路からは見えなかった池溏が現れます。ここから見る池溏ごしの尾瀬沼の風景もぜひチェックしておきたい絶景ポイントです。 休憩所跡地の広場を右手から奥へと進めば「南岸コース」の始まりです。すぐに水門があり、尾瀬沼から尾瀬ヶ原へと流れる水量がここで調節されている事がわかります。小沼湿原を過ぎると三平下まで湿原はなく、北岸コースの遠浅な地形と異なり、山からすぐ湖へと落ち込んでいるのがわかると思います。南岸コースからは燧ヶ岳の姿がよく見えるだけでなく、フナの群れや、亀の形をした岩などがありいろいろな発見があります。途中、大清水平方面に向かう南岸分岐を通過すれば30分ほどで三平下に到着します。その後は、長蔵小屋を経て往路と同じ道を尾瀬沼山峠バス停まで戻ります。 -
御池から尾瀬ヶ原へ
- 1泊2日
- 8時間25分
- 19.5km
御池から尾瀬ヶ原へ
- 1泊2日
- 8時間25分
- 19.5km
御池には広い駐車場と山小屋、売店があり、駐車場の奥に登山口があります。出発後は赤田代までトイレがないので、まずは休憩所のトイレに立ち寄りましょう。休憩所前では携帯電話が使えます。 登山口からすぐに燧ヶ岳登山道との分岐点があります。直進するとすぐ御池田代が広がり、ここまではバリアフリー木道が整備されています。木道からは見えませんが、湿原にある三つの池が名前の由来になっています。 すぐに田代坂と呼ばれる登り階段が始まります。登りの途中には小さな姫田代があり、あえぐ登りでも心が安らぎます。御池から35分ほどで上田代に到着します。裏燧林道では最大の湿原で、起伏に富んだ見事な傾斜湿原です。 森を抜ければすぐに次の湿原、ノメリ田代と横田代があります。ノメリとは滑るの意味で、傾斜した湿原を横切る際に滑りやすかった事に由来しています。横田代の別名をノメリ田代とする文献もありますが、地元の案内標識では2つを分けて表示しています。横田代では2つの池溏が階段状に配置された不思議なようすも見られます。次の西田代を過ぎるとしばらくは深い森となり、30分ほどで天神田代の分岐に到着します。ここから渋沢温泉小屋の跡地への道はヤブが深く通行禁止になっています。天神田代は草丈が高くなっており、湿原の雰囲気はなくなっていますが、燧ヶ岳の双耳峰や岸壁が天を突きあげる姿は、自然と天神様の姿を重ねてしまいます。すぐに大きな吊橋の裏燧橋に到着、橋の両側のベンチで休憩していきましょう。 40分ほど歩けば兎田代上分岐です。ここは変則十字路になっているので行き先をよく確認しましょう。ここでは左に段吉新道へと向かいます。段吉新道はアップダウンの多い三条ノ滝を迂回する水平道で、希少植物が多く見られることでも知られているのでじっくり探してみてください、三条ノ滝との分岐点と合流すれば赤田代はすぐ先で、あとは尾瀬ヶ原を歩けば見晴に到着です。尾瀬沼方面へは第二長蔵小屋の前を燧ヶ岳方面へ進みます。ブナの巨樹に囲まれた道のりを15分で見晴新道との分岐点に着きます。幅広な木道をなだらかに登るとイヨドマリ沢を渡ります。急な登山道と木道を繰り返しながら1時間ほど歩けば白砂峠です。眺めのない峠からの下りは木道が滑りやすいので要注意です。大きな石がゴロゴロした坂道を下り切れば白砂田代。ここから15分で沼尻に到着です。沼尻から長英新道分岐を経て尾瀬沼山峠バス停までは尾瀬沼めぐり(コースガイド)を参照して下さい。御池には広い駐車場と山小屋、売店があり、駐車場の奥に登山口があります。出発後は赤田代までトイレがないので、まずは休憩所のトイレに立ち寄りましょう。休憩所前では携帯電話が使えます。 登山口からすぐに燧ヶ岳登山道との分岐点があります。直進するとすぐ御池田代が広がり、ここまではバリアフリー木道が整備されています。木道からは見えませんが、湿原にある三つの池が名前の由来になっています。 すぐに田代坂と呼ばれる登り階段が始まります。登りの途中には小さな姫田代があり、あえぐ登りでも心が安らぎます。御池から35分ほどで上田代に到着します。裏燧林道では最大の湿原で、起伏に富んだ見事な傾斜湿原です。 森を抜ければすぐに次の湿原、ノメリ田代と横田代があります。ノメリとは滑るの意味で、傾斜した湿原を横切る際に滑りやすかった事に由来しています。横田代の別名をノメリ田代とする文献もありますが、地元の案内標識では2つを分けて表示しています。横田代では2つの池溏が階段状に配置された不思議なようすも見られます。次の西田代を過ぎるとしばらくは深い森となり、30分ほどで天神田代の分岐に到着します。ここから渋沢温泉小屋の跡地への道はヤブが深く通行禁止になっています。天神田代は草丈が高くなっており、湿原の雰囲気はなくなっていますが、燧ヶ岳の双耳峰や岸壁が天を突きあげる姿は、自然と天神様の姿を重ねてしまいます。すぐに大きな吊橋の裏燧橋に到着、橋の両側のベンチで休憩していきましょう。 40分ほど歩けば兎田代上分岐です。ここは変則十字路になっているので行き先をよく確認しましょう。ここでは左に段吉新道へと向かいます。段吉新道はアップダウンの多い三条ノ滝を迂回する水平道で、希少植物が多く見られることでも知られているのでじっくり探してみてください、三条ノ滝との分岐点と合流すれば赤田代はすぐ先で、あとは尾瀬ヶ原を歩けば見晴に到着です。尾瀬沼方面へは第二長蔵小屋の前を燧ヶ岳方面へ進みます。ブナの巨樹に囲まれた道のりを15分で見晴新道との分岐点に着きます。幅広な木道をなだらかに登るとイヨドマリ沢を渡ります。急な登山道と木道を繰り返しながら1時間ほど歩けば白砂峠です。眺めのない峠からの下りは木道が滑りやすいので要注意です。大きな石がゴロゴロした坂道を下り切れば白砂田代。ここから15分で沼尻に到着です。沼尻から長英新道分岐を経て尾瀬沼山峠バス停までは尾瀬沼めぐり(コースガイド)を参照して下さい。