【日帰り】の登山コースガイド
日帰り
検索結果851件中
261-280件
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乾徳山
- 日帰り
- 7時間15分
- 10.6km
乾徳山
- 日帰り
- 7時間15分
- 10.6km
乾徳山は日帰りの山として、古くから親しまれてきました。その山名は、武田信玄の墓所のある恵林寺の山号ともなっています。 山梨市駅から乾徳山登山口(徳和)経由西沢渓谷行バスに乗り、乾徳山登山口バス停下車。バス停の近くに駐車場とトイレがあります。徳和川を渡り左へ川沿いの車道を進み、20分ほどで登山口です。右手の登山道に入り、沢沿いに登り銀晶水を経て、林道跡を3回横切り登り詰めると、錦晶水です。恰好の休憩地です。錦晶水から緩やかな道となり、国師ヶ原十字路に至ります。右手は大平・道満尾根コース。左手に旧高原ヒュッテ(トイレあり)があります。十字路からまっすぐ林の中を進みます。やがてカヤの草原となり月見岩の分岐に達します。岩の右手は道満尾根コースから合流し、左手にしばらく登ると扇平です。 そこから先は樹林帯に入り、高度が上がるにつれて岩場となりハシゴやクサリ場があります。山頂直下の鳳岩(おおとりいわ)は20mのクサリ場を登ります。クサリ場に自信のない場合は右手に回り道があるので、利用すると良いでしょう。乾徳山山頂は巨岩が積み重なり、高みに石祠が祀られており、360度の展望が楽しめます。下山で同じ道を歩くのが嫌な場合は、山頂から黒金山方面へハシゴやクサリを伝って、岩尾根を下ります。乾徳山頂北面の岩壁が荒々しく、アルペン的風貌を見せています。10分ほどで水ノタルの分岐に着きます。 迂回下山路はガレ場が多いので、十分な注意が必要です。カラマツ林を抜けると避難小屋(旧高原ヒュッテ、トイレあり)となります。200m先で、往路で通った十字路に出ます。作業路を1kmほど進むと道満尾根と大平の分岐道標となります。道満尾根を下ると乾徳山林道と接近しますが道標に従い、尾根伝いに徳和方面に下山します。やがて徳和峠の下に着きます。防獣柵を開閉して1kmくらい進むと乾徳山登山口バス停に着きます。乾徳山は日帰りの山として、古くから親しまれてきました。その山名は、武田信玄の墓所のある恵林寺の山号ともなっています。 山梨市駅から乾徳山登山口(徳和)経由西沢渓谷行バスに乗り、乾徳山登山口バス停下車。バス停の近くに駐車場とトイレがあります。徳和川を渡り左へ川沿いの車道を進み、20分ほどで登山口です。右手の登山道に入り、沢沿いに登り銀晶水を経て、林道跡を3回横切り登り詰めると、錦晶水です。恰好の休憩地です。錦晶水から緩やかな道となり、国師ヶ原十字路に至ります。右手は大平・道満尾根コース。左手に旧高原ヒュッテ(トイレあり)があります。十字路からまっすぐ林の中を進みます。やがてカヤの草原となり月見岩の分岐に達します。岩の右手は道満尾根コースから合流し、左手にしばらく登ると扇平です。 そこから先は樹林帯に入り、高度が上がるにつれて岩場となりハシゴやクサリ場があります。山頂直下の鳳岩(おおとりいわ)は20mのクサリ場を登ります。クサリ場に自信のない場合は右手に回り道があるので、利用すると良いでしょう。乾徳山山頂は巨岩が積み重なり、高みに石祠が祀られており、360度の展望が楽しめます。下山で同じ道を歩くのが嫌な場合は、山頂から黒金山方面へハシゴやクサリを伝って、岩尾根を下ります。乾徳山頂北面の岩壁が荒々しく、アルペン的風貌を見せています。10分ほどで水ノタルの分岐に着きます。 迂回下山路はガレ場が多いので、十分な注意が必要です。カラマツ林を抜けると避難小屋(旧高原ヒュッテ、トイレあり)となります。200m先で、往路で通った十字路に出ます。作業路を1kmほど進むと道満尾根と大平の分岐道標となります。道満尾根を下ると乾徳山林道と接近しますが道標に従い、尾根伝いに徳和方面に下山します。やがて徳和峠の下に着きます。防獣柵を開閉して1kmくらい進むと乾徳山登山口バス停に着きます。 -
黒金山から西沢渓谷へ
- 日帰り
- 5時間50分
- 12.3km
黒金山から西沢渓谷へ
- 日帰り
- 5時間50分
- 12.3km
黒金山は、奥秩父最高峰の北奥千丈岳を起点とする長大な支稜の東端に位置する雄峰です。奥秩父の核心部と相対しており、山頂の北側から国師ヶ岳・甲武信ヶ岳が望める眺望のすばらしい山です。現在では、乾徳山林道が延長したため、この山だけを目指すのも容易になりました。 塩山駅北口からタクシーに乗車。国道140号から大平高原に上がり、乾徳山林道の黒金山登山口(桧尾)で下車。広い駐車場もあります。 登山口から尾根に取り付くと、すぐ小笹の中の登り。やや傾斜が増してくると右側の窪みに水場が見られるようになります。急坂になり笹原が開けると、「笹原下展望台」に到着。行く手に牛首の三角峰と牛首のタル、その左手に黒金山への尾根がゆったりのびています。 展望台の先はササ原が一段と広くなり、左手に乾徳山に連なる尾根を眺めながらの登り。やがて道は尾根の左側を巻くようになり、樹林帯に入ります。道幅は狭まり、檜尾沢の源流を幾つも横切って行くと、牛首を巻き終えて牛首のタルに着きます。南面の斜面は草原が開けて明るく、休むには格好な場所です。 牛首のタルから少し草原を登ると、コメツガやシラベが茂る樹林帯に入ります。肩に出てシャクナゲをかき分けて登るようになります。山梨百名山の標柱の建つ黒金山山頂は展望が利きませんが、北に少し進むと北面が開けて、笛吹川源流の谷間を隔てて奥秩父主脈の核心部の展望が得られます。左奥に金峰山の五丈石も見えます。 牛首のタルに戻って、西沢渓谷に下ります。牛首山頂は北側を巻き、尾根筋に戻って北東に向きを変え、お丸のピークを越えます。お丸から登り下りして行くと岩場になります。この先下り一方となり、やがて紅葉台に着きます。 紅葉台からひと下りで、シャクナゲの群落が見られます。足元に沢音が聞こえてきて急坂を下り切ると、西沢渓谷の迂回路に出ます。黒金山登山口標柱の先にトイレと休憩用の板敷きがあります。 軌道跡の良く整備された遊歩道を下って行くと、途中、「大展望台」があって、鶏冠山の岩峰が圧巻です。ネトリ橋を渡れば、車道歩きとなって西沢渓谷入口バス停に着きます。黒金山は、奥秩父最高峰の北奥千丈岳を起点とする長大な支稜の東端に位置する雄峰です。奥秩父の核心部と相対しており、山頂の北側から国師ヶ岳・甲武信ヶ岳が望める眺望のすばらしい山です。現在では、乾徳山林道が延長したため、この山だけを目指すのも容易になりました。 塩山駅北口からタクシーに乗車。国道140号から大平高原に上がり、乾徳山林道の黒金山登山口(桧尾)で下車。広い駐車場もあります。 登山口から尾根に取り付くと、すぐ小笹の中の登り。やや傾斜が増してくると右側の窪みに水場が見られるようになります。急坂になり笹原が開けると、「笹原下展望台」に到着。行く手に牛首の三角峰と牛首のタル、その左手に黒金山への尾根がゆったりのびています。 展望台の先はササ原が一段と広くなり、左手に乾徳山に連なる尾根を眺めながらの登り。やがて道は尾根の左側を巻くようになり、樹林帯に入ります。道幅は狭まり、檜尾沢の源流を幾つも横切って行くと、牛首を巻き終えて牛首のタルに着きます。南面の斜面は草原が開けて明るく、休むには格好な場所です。 牛首のタルから少し草原を登ると、コメツガやシラベが茂る樹林帯に入ります。肩に出てシャクナゲをかき分けて登るようになります。山梨百名山の標柱の建つ黒金山山頂は展望が利きませんが、北に少し進むと北面が開けて、笛吹川源流の谷間を隔てて奥秩父主脈の核心部の展望が得られます。左奥に金峰山の五丈石も見えます。 牛首のタルに戻って、西沢渓谷に下ります。牛首山頂は北側を巻き、尾根筋に戻って北東に向きを変え、お丸のピークを越えます。お丸から登り下りして行くと岩場になります。この先下り一方となり、やがて紅葉台に着きます。 紅葉台からひと下りで、シャクナゲの群落が見られます。足元に沢音が聞こえてきて急坂を下り切ると、西沢渓谷の迂回路に出ます。黒金山登山口標柱の先にトイレと休憩用の板敷きがあります。 軌道跡の良く整備された遊歩道を下って行くと、途中、「大展望台」があって、鶏冠山の岩峰が圧巻です。ネトリ橋を渡れば、車道歩きとなって西沢渓谷入口バス停に着きます。 -
小楢山から差山へ
- 日帰り
- 5時間20分
- 7.3km
小楢山から差山へ
- 日帰り
- 5時間20分
- 7.3km
おおらかな山容の小楢山は、その山麓が一面のブドウ畑で、巨峰の里として知られています。2014年から塩山駅北口から焼山峠までバスが季節運行されるようになり、焼山峠からが一般的な登路になりました。 塩山駅北口からバスを利用して焼山峠へ。峠はロータリーで、駐車場・トイレがあります。小楢山の登山道に入るとすぐに子授け地蔵があります。尾根通しに防火帯を登ります。小さなコブを越えて行くと尾根が広くなり新・旧道の分岐です。 現在は的石の下を通る旧道が多く歩かれています。新道は急坂ですが、背後の展望が良いのが魅力です。やがて小楢峠への巻き道が分かれ、そのすぐ上に一杯水があります。 一杯水から坂道をわずかに登って右折し、緩やかな尾根をたどります。シラカバなどが増えて草原が開けると、小楢山山頂に着きます。屋根だけの鉄骨製の休憩舎が目印です。 山頂からは西、小楢峠に下ります。まっすぐ進むと尾根が細くなり、幕岩の基部を西側に回りこむようになります。幕岩取付点に道標があり、クサリを伝って登れば岩頭に立てます。幕岩下から急登し、大沢ノ頭に達します。山頂は狭いですが、幕岩以上に展望が優れているので、ぜひ立ち寄りましょう。 差山へは南西に尾根通しに下って行きます。急下降してまもなく左へジグザグに下ります。やがて右に尾根を外れて天狗岩があります。ここから真南に急坂を下って登り返します。さらに急坂の登りの先に、1467mの南頭のピークがあります。大沢ノ頭がぐっと遠ざかって見えます。そして長い下りとなります。やがて岩混じりの細尾根を通って塩平徳和林道に下り立ちます。ここが一次ノ峠です。 一次ノ峠からひと登りでクサリ場に達し、岩場をよじ登って見返り岩です。その先のピークが差山の三角点1358mです。尾根づたいに下り、富士見台を過ぎると、1224m標高点に妙見山の標柱があります。妙見山からさらに下って、牧平山を尾根づたいに急坂を南下し、桧山末端の防獣柵門扉を過ぎ農道を200m程下ると、鼓川温泉です(防獣柵付近は荒れているので注意)。 鼓川温泉からは山梨市営バスの便がありますが、窪平で乗換えなので、タクシーを利用するとよいでしょう。おおらかな山容の小楢山は、その山麓が一面のブドウ畑で、巨峰の里として知られています。2014年から塩山駅北口から焼山峠までバスが季節運行されるようになり、焼山峠からが一般的な登路になりました。 塩山駅北口からバスを利用して焼山峠へ。峠はロータリーで、駐車場・トイレがあります。小楢山の登山道に入るとすぐに子授け地蔵があります。尾根通しに防火帯を登ります。小さなコブを越えて行くと尾根が広くなり新・旧道の分岐です。 現在は的石の下を通る旧道が多く歩かれています。新道は急坂ですが、背後の展望が良いのが魅力です。やがて小楢峠への巻き道が分かれ、そのすぐ上に一杯水があります。 一杯水から坂道をわずかに登って右折し、緩やかな尾根をたどります。シラカバなどが増えて草原が開けると、小楢山山頂に着きます。屋根だけの鉄骨製の休憩舎が目印です。 山頂からは西、小楢峠に下ります。まっすぐ進むと尾根が細くなり、幕岩の基部を西側に回りこむようになります。幕岩取付点に道標があり、クサリを伝って登れば岩頭に立てます。幕岩下から急登し、大沢ノ頭に達します。山頂は狭いですが、幕岩以上に展望が優れているので、ぜひ立ち寄りましょう。 差山へは南西に尾根通しに下って行きます。急下降してまもなく左へジグザグに下ります。やがて右に尾根を外れて天狗岩があります。ここから真南に急坂を下って登り返します。さらに急坂の登りの先に、1467mの南頭のピークがあります。大沢ノ頭がぐっと遠ざかって見えます。そして長い下りとなります。やがて岩混じりの細尾根を通って塩平徳和林道に下り立ちます。ここが一次ノ峠です。 一次ノ峠からひと登りでクサリ場に達し、岩場をよじ登って見返り岩です。その先のピークが差山の三角点1358mです。尾根づたいに下り、富士見台を過ぎると、1224m標高点に妙見山の標柱があります。妙見山からさらに下って、牧平山を尾根づたいに急坂を南下し、桧山末端の防獣柵門扉を過ぎ農道を200m程下ると、鼓川温泉です(防獣柵付近は荒れているので注意)。 鼓川温泉からは山梨市営バスの便がありますが、窪平で乗換えなので、タクシーを利用するとよいでしょう。 -
棚山
- 日帰り
- 2時間55分
- 6.1km
棚山
- 日帰り
- 2時間55分
- 6.1km
山梨市駅からタクシーで太良ヶ峠へ。峠東側のゲート脇を抜け、電波塔の管理道に入ります。車道と分かれて右手の山道に入り尾根の左側を巻いて進みます。太良ヶ峠から35分ほどで岩堂峠分岐です。 岩堂峠分岐先からひとつピークを越えて登り返せば神峰に到着。さらに棚山に向かいます。ふたつ目のピークから大きく下った鞍部からロープの張られた坂を急登して棚山に着きます。山頂はアカマツと雑木に覆われており、眺望は梢を透かして甲府市街の半分が見え、遠く南アルプスが望めます。 山頂から南へ少し下ると、山ノ神コースの分岐となります。山ノ神コースは急坂なので注意が必要です。重ね石コースは尾根づたいに30分程下ると重ね石に至り、左の山腹に入り沢を下ると山ノ神コースと合流します。 分岐点から右下に廃屋が見えてくれば林道に出ます。しばらく下ると林道が分岐し、左に曲がっていくとほったらかし温泉に着きます。山梨市駅からタクシーで太良ヶ峠へ。峠東側のゲート脇を抜け、電波塔の管理道に入ります。車道と分かれて右手の山道に入り尾根の左側を巻いて進みます。太良ヶ峠から35分ほどで岩堂峠分岐です。 岩堂峠分岐先からひとつピークを越えて登り返せば神峰に到着。さらに棚山に向かいます。ふたつ目のピークから大きく下った鞍部からロープの張られた坂を急登して棚山に着きます。山頂はアカマツと雑木に覆われており、眺望は梢を透かして甲府市街の半分が見え、遠く南アルプスが望めます。 山頂から南へ少し下ると、山ノ神コースの分岐となります。山ノ神コースは急坂なので注意が必要です。重ね石コースは尾根づたいに30分程下ると重ね石に至り、左の山腹に入り沢を下ると山ノ神コースと合流します。 分岐点から右下に廃屋が見えてくれば林道に出ます。しばらく下ると林道が分岐し、左に曲がっていくとほったらかし温泉に着きます。 -
兜山
- 日帰り
- 3時間35分
- 4.5km
兜山
- 日帰り
- 3時間35分
- 4.5km
春日居町駅から兜山登山口駐車場までタクシーに乗車。駐車場から梅沢左岸の道を4、5分下ると、新岩場コース入口に着きます。コースに入り檜林を登ると、やがて旧登山道と一緒になり、すぐ岩場の下に至ります。 岩場は南面を巻き、クサリ場4本を登ります。尾根上に出ると、大岩が散在しています。コナラの中を進み、緩やかになって兜山山頂に着きます。休憩は南に少し下った所の展望台がおすすめです。 山頂に戻り、北西に向って尾根コースをたどります。ひと歩きで山腹コースが左に分かれ、駐車場近くに続いています。さらに尾根を進むと夕狩沢分岐の道標があり、岩が多くなり最高所の標高990mの岩場を越えると、急下降して神峰南尾根鞍部に着きます。ここに棚山への小さな道標があります。鞍部から左に曲がって20分ほど下ると、兜山尾根コース入口に着きます。 林道を2km程下り、ゲートを抜ければ兜山登山口駐車場に戻ります。春日居町駅から兜山登山口駐車場までタクシーに乗車。駐車場から梅沢左岸の道を4、5分下ると、新岩場コース入口に着きます。コースに入り檜林を登ると、やがて旧登山道と一緒になり、すぐ岩場の下に至ります。 岩場は南面を巻き、クサリ場4本を登ります。尾根上に出ると、大岩が散在しています。コナラの中を進み、緩やかになって兜山山頂に着きます。休憩は南に少し下った所の展望台がおすすめです。 山頂に戻り、北西に向って尾根コースをたどります。ひと歩きで山腹コースが左に分かれ、駐車場近くに続いています。さらに尾根を進むと夕狩沢分岐の道標があり、岩が多くなり最高所の標高990mの岩場を越えると、急下降して神峰南尾根鞍部に着きます。ここに棚山への小さな道標があります。鞍部から左に曲がって20分ほど下ると、兜山尾根コース入口に着きます。 林道を2km程下り、ゲートを抜ければ兜山登山口駐車場に戻ります。 -
大蔵経寺山から岩堂峠へ
- 日帰り
- 6時間0分
- 9.7km
大蔵経寺山から岩堂峠へ
- 日帰り
- 6時間0分
- 9.7km
大蔵経寺山は石和温泉のすぐ北側にあり、奥秩父山系の最南端の山。山裾には延喜式内社の山梨岡神社、行基創建の大蔵経寺、松本のお天狗さんで親しまれている山神宮があります。 石和温泉街に宿泊された方は石和温泉駅南口を西進して跨線橋の先の国道140号を渡ります。また、石和温泉駅下車の場合は北口から国道140号を渡り西に進むと大蔵経寺があります。墓所を抜けて赤鳥居をくぐり、物部神社の裏に回り込んで、砕石場の作業道に出てこれを進むと獣害防止柵がありこれを開けて、さらに進みます。 大きな絵看板で道が分岐します。右の作業道は遠回りになるので、左の道を進みます。まもなく山神宮本殿に着きます。大きくはないですが、立派な社殿です。 本殿の横から小尾根に取り付きます。いきなり急登が始まります。緩やかになると、立木に「積石塚古墳」の標識があり、あたりは大石が散在しています。平坦になり、道型らしきところを進み、ちょっとした崖のような箇所を登ります。雑木林をひたすら登ると、頭上に檜林が見えてきます。踏跡を登り詰めると、頂稜の「大堺」の石標の傍に出ます。山梨百名山の標柱の建つ大蔵経寺山山頂はすぐ近くです。 山頂から西北になだらかな頂稜を進み、小ピークをふたつ越えると、西斜面に造林地が広がり、眺望が開けます。その少し先で、長谷寺への道が下っている分岐に出ます。 分岐からひと登りで813m峰を越え、アップダウンして906m峰に着きます。御料局の標石があります。尾根が細まり、緩やかに下って急登し、枝尾根を突っ切ると951m峰に着きます。ひと下りで「三ツ石・横根方面」の分岐に出ます。八人山への分岐にもなっています。 横根方面への分岐から続くヤブっぽい道を、林班境界標を追って行くと、大岩園地分岐に着きます。北へひと登りで鹿穴に至ります。展望はありません。 大岩園地分岐から鹿穴の東面を巻いて下ります。見違えるほど良い道です。巻き終えて小尾根を越えると、岩堂峠に着きます。 西に急坂を下ると、右側の岸壁に風穴がいくつも見られます。石がごつごつとした道を下ると、まもなく深草観音の入口に着きます。苔むした石段を上がると、左上方の岩窟に長いハシゴが掛けられており、岩窟には観音菩薩が祀られています。深草観音からさらに沢沿いに下って行くと、深草林道の起点に着きます。これを下れば積翆寺。バスの便が悪いので、タクシーを呼びましょう。大蔵経寺山は石和温泉のすぐ北側にあり、奥秩父山系の最南端の山。山裾には延喜式内社の山梨岡神社、行基創建の大蔵経寺、松本のお天狗さんで親しまれている山神宮があります。 石和温泉街に宿泊された方は石和温泉駅南口を西進して跨線橋の先の国道140号を渡ります。また、石和温泉駅下車の場合は北口から国道140号を渡り西に進むと大蔵経寺があります。墓所を抜けて赤鳥居をくぐり、物部神社の裏に回り込んで、砕石場の作業道に出てこれを進むと獣害防止柵がありこれを開けて、さらに進みます。 大きな絵看板で道が分岐します。右の作業道は遠回りになるので、左の道を進みます。まもなく山神宮本殿に着きます。大きくはないですが、立派な社殿です。 本殿の横から小尾根に取り付きます。いきなり急登が始まります。緩やかになると、立木に「積石塚古墳」の標識があり、あたりは大石が散在しています。平坦になり、道型らしきところを進み、ちょっとした崖のような箇所を登ります。雑木林をひたすら登ると、頭上に檜林が見えてきます。踏跡を登り詰めると、頂稜の「大堺」の石標の傍に出ます。山梨百名山の標柱の建つ大蔵経寺山山頂はすぐ近くです。 山頂から西北になだらかな頂稜を進み、小ピークをふたつ越えると、西斜面に造林地が広がり、眺望が開けます。その少し先で、長谷寺への道が下っている分岐に出ます。 分岐からひと登りで813m峰を越え、アップダウンして906m峰に着きます。御料局の標石があります。尾根が細まり、緩やかに下って急登し、枝尾根を突っ切ると951m峰に着きます。ひと下りで「三ツ石・横根方面」の分岐に出ます。八人山への分岐にもなっています。 横根方面への分岐から続くヤブっぽい道を、林班境界標を追って行くと、大岩園地分岐に着きます。北へひと登りで鹿穴に至ります。展望はありません。 大岩園地分岐から鹿穴の東面を巻いて下ります。見違えるほど良い道です。巻き終えて小尾根を越えると、岩堂峠に着きます。 西に急坂を下ると、右側の岸壁に風穴がいくつも見られます。石がごつごつとした道を下ると、まもなく深草観音の入口に着きます。苔むした石段を上がると、左上方の岩窟に長いハシゴが掛けられており、岩窟には観音菩薩が祀られています。深草観音からさらに沢沿いに下って行くと、深草林道の起点に着きます。これを下れば積翆寺。バスの便が悪いので、タクシーを呼びましょう。 -
曲岳から黒富士へ
- 日帰り
- 6時間20分
- 8.7km
曲岳から黒富士へ
- 日帰り
- 6時間20分
- 8.7km
曲岳から黒富士、太刀岡山へと連なる山々は、いわゆる黒富士火山帯に属する山塊です。曲岳は、観音峠の東側の尾根上にやや西に傾いて突き出ている特徴のある山。黒富士は溶岩円頂丘で、その東面には燕岩の500mに及ぶ大岩脈があり、国の天然記念物に指定されています。 竜王駅からタクシーで観音峠に上がります。峠東の林道カーブ地点の右手に曲岳の登山口があります。 登山道はすぐに急な登りになって、曲岳山頂まではほぼ同じ勾配が続きます。最初は樹林帯の中で、めまい岩が壁のように切り立っています。やせ尾根の急坂を越え、回り込んでめまい岩の岩稜に立つと、すばらしい展望です。ごつごつした岩稜になり、やがて灌木に囲まれた曲岳山頂に着きます。樹木に阻まれ、展望はさほど良くありませんが、北面は金峰山から横尾山が見られます。 曲岳山頂直下の急斜面を下ると、20分ほどで広い鞍部に出ます。この鞍部は南側に尾根が張り出して迷いやすいので、右に行き過ぎないよう注意して進みます。鞍部から小さなコブをいくつも過ぎれば、小さな峠の八丁峠。右が平見城、左が観音峠林道脇の八丁峠下駐車場に道が下っています。観音峠から曲岳への直登はきついので、この駐車場から登って曲岳を往復する方法もあります。 八丁峠から黒富士へは、八丁峰の北面を巻いて東側の鞍部に出ます。途中、升形山への道があるので時間があれば往復するとよいでしょう。この山頂に立つと、展望絶佳、金峰山がまさに奥秩父の盟主であると実感できます。 八丁峰の鞍部からしばらく草原を登り、最後は樹林帯を登り詰めると岩場になり、黒富士山頂に着きます。少し灌木が邪魔ですが、ここも眺めが良いところです。 黒富士から太刀岡山に行くには、来た道を戻って、八丁峰東側から尾根通しに登ります。その山頂から南へ笹の中を下ります。次第に道がはっきりしてきて、左手に黒富士西面の岩壁が間近く見えるようになります。小さなコブをふたつほど越えて行くと、鬼頬山の急登です。鬼頬山の山頂付近は南斜面が広く、長い急下降が待ち構えています。ここはロープにつかまりながら下ります。 やがて尾根が狭くなり、越道峠に下りつくと、草鹿沢林道が尾根を横切っています。右へ下ると平見城集落に着きますがまっすぐ尾根通しに登って太刀岡山。下りは清川バス停へ下ります。曲岳から黒富士、太刀岡山へと連なる山々は、いわゆる黒富士火山帯に属する山塊です。曲岳は、観音峠の東側の尾根上にやや西に傾いて突き出ている特徴のある山。黒富士は溶岩円頂丘で、その東面には燕岩の500mに及ぶ大岩脈があり、国の天然記念物に指定されています。 竜王駅からタクシーで観音峠に上がります。峠東の林道カーブ地点の右手に曲岳の登山口があります。 登山道はすぐに急な登りになって、曲岳山頂まではほぼ同じ勾配が続きます。最初は樹林帯の中で、めまい岩が壁のように切り立っています。やせ尾根の急坂を越え、回り込んでめまい岩の岩稜に立つと、すばらしい展望です。ごつごつした岩稜になり、やがて灌木に囲まれた曲岳山頂に着きます。樹木に阻まれ、展望はさほど良くありませんが、北面は金峰山から横尾山が見られます。 曲岳山頂直下の急斜面を下ると、20分ほどで広い鞍部に出ます。この鞍部は南側に尾根が張り出して迷いやすいので、右に行き過ぎないよう注意して進みます。鞍部から小さなコブをいくつも過ぎれば、小さな峠の八丁峠。右が平見城、左が観音峠林道脇の八丁峠下駐車場に道が下っています。観音峠から曲岳への直登はきついので、この駐車場から登って曲岳を往復する方法もあります。 八丁峠から黒富士へは、八丁峰の北面を巻いて東側の鞍部に出ます。途中、升形山への道があるので時間があれば往復するとよいでしょう。この山頂に立つと、展望絶佳、金峰山がまさに奥秩父の盟主であると実感できます。 八丁峰の鞍部からしばらく草原を登り、最後は樹林帯を登り詰めると岩場になり、黒富士山頂に着きます。少し灌木が邪魔ですが、ここも眺めが良いところです。 黒富士から太刀岡山に行くには、来た道を戻って、八丁峰東側から尾根通しに登ります。その山頂から南へ笹の中を下ります。次第に道がはっきりしてきて、左手に黒富士西面の岩壁が間近く見えるようになります。小さなコブをふたつほど越えて行くと、鬼頬山の急登です。鬼頬山の山頂付近は南斜面が広く、長い急下降が待ち構えています。ここはロープにつかまりながら下ります。 やがて尾根が狭くなり、越道峠に下りつくと、草鹿沢林道が尾根を横切っています。右へ下ると平見城集落に着きますがまっすぐ尾根通しに登って太刀岡山。下りは清川バス停へ下ります。 -
羅漢寺山
- 日帰り
- 3時間55分
- 7.7km
羅漢寺山
- 日帰り
- 3時間55分
- 7.7km
甲府駅からタクシーに乗り、御岳町の夫婦木神社で下車。200m先で右折して麦坂道を50分程上り、植林地を過ぎ、やがてパノラマ台の一角に着きます。左手にある八雲神社の先にロープウェイ山頂駅があり、トイレ、食堂があります。東へマツの疎林の中、花崗岩のざらざらした道を進みます。岩峰の基部から北側を巻いて、右へひと登りで展望のよい丸い弥三郎岳山頂に着きます。 パノラマ台西の分岐に戻って南に進むとさらに分岐に至り、左に枝尾根をたどると白砂山に着きます。弥三郎岳、昇仙峡のシンボル覚円峰、鎧岩など、花崗岩にマツが点在する眺めがすばらしいです。分岐に戻って尾根の西側をたどると右手に白山展望台があり、一面の白砂の緩斜面で、南アルプスや近くに茅ヶ岳、黒富士、太刀岡山が見えます。展望台入口に戻って進むと、獅子平分岐に出ます。この分岐から100m先にある「刀の抜き岩」という珍しい名称は、富士山を背景に一閃空を切る太刀のような奇岩のことです。 獅子平分岐を右にふるさと自然観察路の獅子平バス停へ下ります。甲府駅からタクシーに乗り、御岳町の夫婦木神社で下車。200m先で右折して麦坂道を50分程上り、植林地を過ぎ、やがてパノラマ台の一角に着きます。左手にある八雲神社の先にロープウェイ山頂駅があり、トイレ、食堂があります。東へマツの疎林の中、花崗岩のざらざらした道を進みます。岩峰の基部から北側を巻いて、右へひと登りで展望のよい丸い弥三郎岳山頂に着きます。 パノラマ台西の分岐に戻って南に進むとさらに分岐に至り、左に枝尾根をたどると白砂山に着きます。弥三郎岳、昇仙峡のシンボル覚円峰、鎧岩など、花崗岩にマツが点在する眺めがすばらしいです。分岐に戻って尾根の西側をたどると右手に白山展望台があり、一面の白砂の緩斜面で、南アルプスや近くに茅ヶ岳、黒富士、太刀岡山が見えます。展望台入口に戻って進むと、獅子平分岐に出ます。この分岐から100m先にある「刀の抜き岩」という珍しい名称は、富士山を背景に一閃空を切る太刀のような奇岩のことです。 獅子平分岐を右にふるさと自然観察路の獅子平バス停へ下ります。 -
信州峠から横尾山へ
- 日帰り
- 2時間30分
- 4.5km
信州峠から横尾山へ
- 日帰り
- 2時間30分
- 4.5km
横尾山は奥秩父最西端に位置しており、さらに西進すれば、八ヶ岳に近い飯盛山に至ります。山容は名前通り横に長々とのびていて、山梨県側からはすぐそれと分かります。 信州峠西側のコンクリートの階段を登って雑木混じりのカラマツ林に入り、切り開きを進みます。ササが茂っていて、朝露でずぶ濡れになるので要注意。急坂になり、樹林が切れてツツジなどの灌木帯を抜け広々としたカヤトの原に出ます。振り返ると金峰山や瑞牆山が大きく見えます。平らな高原状の尾根を進むと、再び樹林帯となり、しばらく急登が続きます。このあたりは岩混じりで、夏から秋にかけて数多くの草花が見られるところ。小さなコブをいくつも越えて行くと、ひょっこり横尾山山頂に到着。 平らな頂上には、山梨百名山の標柱がぽつんと立っています。北面は見通しが悪いものの、ほかの三方向は申し分ない展望です。南面足元には、大平牧場跡の牧草地が緑つややかで、オアシスのように見えます。下山は信州峠まで往路を戻ります。横尾山は奥秩父最西端に位置しており、さらに西進すれば、八ヶ岳に近い飯盛山に至ります。山容は名前通り横に長々とのびていて、山梨県側からはすぐそれと分かります。 信州峠西側のコンクリートの階段を登って雑木混じりのカラマツ林に入り、切り開きを進みます。ササが茂っていて、朝露でずぶ濡れになるので要注意。急坂になり、樹林が切れてツツジなどの灌木帯を抜け広々としたカヤトの原に出ます。振り返ると金峰山や瑞牆山が大きく見えます。平らな高原状の尾根を進むと、再び樹林帯となり、しばらく急登が続きます。このあたりは岩混じりで、夏から秋にかけて数多くの草花が見られるところ。小さなコブをいくつも越えて行くと、ひょっこり横尾山山頂に到着。 平らな頂上には、山梨百名山の標柱がぽつんと立っています。北面は見通しが悪いものの、ほかの三方向は申し分ない展望です。南面足元には、大平牧場跡の牧草地が緑つややかで、オアシスのように見えます。下山は信州峠まで往路を戻ります。 -
天狗山から男山へ
- 日帰り
- 5時間50分
- 8.6km
天狗山から男山へ
- 日帰り
- 5時間50分
- 8.6km
信濃川上駅からタクシーで馬越峠に上がります。道路開発記念碑の横からの登りは最初から急で小ピークを越えると歩きやすくなります。登山道は明瞭で稜線に出て、岩尾根伝いにぐんぐん高度を上げ、山頂直下に至ります。最後は急登です。天狗山の山頂は狭いですが眺望は良く、男山が八ヶ岳を背にしてそそり立って見えます。 天狗山からは厳しい下降です。岩稜の左側を回り込んで下り、尾根筋に戻るとやせた岩尾根で、いくつか分岐を過ぎて雑木林の中のおだやかな道となり、垣越山を越えて左手に巨岩が並ぶ岩場に出ます。男山の東峰は南面を巻いて登り、ようやく男山山頂に着きます。男山は天狗山よりやや低いものの、展望はこちらの方が優れ、八ヶ岳の全山が裾野から余すところなく見えます。 下山は50mほど戻り、手挽坂の急坂を下ります。やがて広い林道に出て緩やかになり、舗装道路に出て男山登山口の標柱から少し上流側に進み、男橋を渡れば信濃川上駅はもうすぐです。信濃川上駅からタクシーで馬越峠に上がります。道路開発記念碑の横からの登りは最初から急で小ピークを越えると歩きやすくなります。登山道は明瞭で稜線に出て、岩尾根伝いにぐんぐん高度を上げ、山頂直下に至ります。最後は急登です。天狗山の山頂は狭いですが眺望は良く、男山が八ヶ岳を背にしてそそり立って見えます。 天狗山からは厳しい下降です。岩稜の左側を回り込んで下り、尾根筋に戻るとやせた岩尾根で、いくつか分岐を過ぎて雑木林の中のおだやかな道となり、垣越山を越えて左手に巨岩が並ぶ岩場に出ます。男山の東峰は南面を巻いて登り、ようやく男山山頂に着きます。男山は天狗山よりやや低いものの、展望はこちらの方が優れ、八ヶ岳の全山が裾野から余すところなく見えます。 下山は50mほど戻り、手挽坂の急坂を下ります。やがて広い林道に出て緩やかになり、舗装道路に出て男山登山口の標柱から少し上流側に進み、男橋を渡れば信濃川上駅はもうすぐです。 -
高登谷山
- 日帰り
- 2時間25分
- 3.4km
高登谷山
- 日帰り
- 2時間25分
- 3.4km
信濃川上駅から高登谷山登山口までタクシーを利用します。登山道はコナラ林の中を一直線の急登で、「カッコウの鳴く丘」でひと休み。振り返ると、八ヶ岳連峰が見え、眼下に高原野菜畑が広がっています。いったん傾斜がきつくなり、右の樹間に富士山が見えてきます。再び傾斜がきつくなると、高登谷山北峰です。南西に横尾山が見え、そのはるか後方に南アルプスの北岳・甲斐駒ヶ岳も見えます。 北峰からわずか先で、小川山、金峰山、瑞牆山が見えるようになります。少し下って登り返せば、北峰より高い南峰です。 南峰からわらび山荘方向の看板に従い、中沢新道を下ります。急なガレ場を通って大きな岩を乗り越えると、展望の良い天狗岩。 天狗岩から先はコナラの樹林帯を一気に下ります。だいぶ下って、わらび山荘方向へ尾根を離れます。斜面の下降が終ると別荘が見えてきて登山道は終わり、しばらくして車道に出ます。また、時間があれば高登谷湖に寄ってみるのも一興。 帰りは高原野菜畑の中を歩いて、信濃川上駅に向かいます。信濃川上駅から高登谷山登山口までタクシーを利用します。登山道はコナラ林の中を一直線の急登で、「カッコウの鳴く丘」でひと休み。振り返ると、八ヶ岳連峰が見え、眼下に高原野菜畑が広がっています。いったん傾斜がきつくなり、右の樹間に富士山が見えてきます。再び傾斜がきつくなると、高登谷山北峰です。南西に横尾山が見え、そのはるか後方に南アルプスの北岳・甲斐駒ヶ岳も見えます。 北峰からわずか先で、小川山、金峰山、瑞牆山が見えるようになります。少し下って登り返せば、北峰より高い南峰です。 南峰からわらび山荘方向の看板に従い、中沢新道を下ります。急なガレ場を通って大きな岩を乗り越えると、展望の良い天狗岩。 天狗岩から先はコナラの樹林帯を一気に下ります。だいぶ下って、わらび山荘方向へ尾根を離れます。斜面の下降が終ると別荘が見えてきて登山道は終わり、しばらくして車道に出ます。また、時間があれば高登谷湖に寄ってみるのも一興。 帰りは高原野菜畑の中を歩いて、信濃川上駅に向かいます。 -
稲荷山コースから高尾山へ
- 日帰り
- 3時間25分
- 7.5km
稲荷山コースから高尾山へ
- 日帰り
- 3時間25分
- 7.5km
高尾山口駅から右に進んでケーブルの清滝駅に出ます。駅の左の車道に入るとすぐ左に稲荷山コースの登山口があります。 しばらくは急な階段の登山道を登ると旭稲荷の小社を過ぎて、尾根上をたどって行くと稲荷山に着きます。ここには東屋があり東側に八王子市街から都心にかけての展望が開けます。小さく下って尾根上を行くと、右側の木の間越しに薬王院周辺の大きな杉並木など、豊かな森林を観察できます。いったん傾斜が緩くなって右に6号路、左に高尾林道から森林ふれあいの館への道を分けて正面の尾根をさらに登って行くと、高尾山頂を周回する5号路に出合います。ここから最後の階段の急登を頑張ると、多くの人で賑わう高尾山山頂です。 山頂からは西側の展望が開け、晴れていれば丹沢山地と中央本線沿線の山々の向こうに雄大な富士山を眺めることができます。また、名物のとろろそばなどを味わえる茶店があり、休日は大盛況となります。また、山頂にあるビジターセンターでは、高尾山の自然や歴史を展示で学べ、周辺のガイドウォークなども開催されているので、高尾山の自然をより深く味わえます。 山頂から下山を始めると樹林帯の中に入り、尾根上を行くと奥の院不動堂に出ます。ここからは急な階段を下って、権現堂から薬王院本堂を過ぎてお守りの授与所やみやげものの売店などが並ぶ賑やかな境内を進みます。大勢の参拝者や観光客に混じって杉苗の奉納板と杉並木を見ながら下ります。浄心門を出て右にタコ杉、サル園などを過ぎて霞台園地になり、分岐を左に行けばケーブルカーの高尾山駅です。正面の広い舗装路を下っていくと、すぐ右にエコーリフトの乗り場があるので、体調や時間によってはリフトを使って市街地を見下ろしながらの楽しい下山も良いでしょう。 さらに下って平坦になったところで、直進する金比羅台園地への道を分けて右に大きく折れて、急坂を沢に向かって下ります。沢に着いたら左折して沢に沿って下るようになり、ケーブルカー清滝駅を右に見て高尾山口駅に戻ります。 駅の裏には、日帰りの京王高尾山温泉極楽湯があるので、立ち寄って汗を流すこともできます。高尾山口駅から右に進んでケーブルの清滝駅に出ます。駅の左の車道に入るとすぐ左に稲荷山コースの登山口があります。 しばらくは急な階段の登山道を登ると旭稲荷の小社を過ぎて、尾根上をたどって行くと稲荷山に着きます。ここには東屋があり東側に八王子市街から都心にかけての展望が開けます。小さく下って尾根上を行くと、右側の木の間越しに薬王院周辺の大きな杉並木など、豊かな森林を観察できます。いったん傾斜が緩くなって右に6号路、左に高尾林道から森林ふれあいの館への道を分けて正面の尾根をさらに登って行くと、高尾山頂を周回する5号路に出合います。ここから最後の階段の急登を頑張ると、多くの人で賑わう高尾山山頂です。 山頂からは西側の展望が開け、晴れていれば丹沢山地と中央本線沿線の山々の向こうに雄大な富士山を眺めることができます。また、名物のとろろそばなどを味わえる茶店があり、休日は大盛況となります。また、山頂にあるビジターセンターでは、高尾山の自然や歴史を展示で学べ、周辺のガイドウォークなども開催されているので、高尾山の自然をより深く味わえます。 山頂から下山を始めると樹林帯の中に入り、尾根上を行くと奥の院不動堂に出ます。ここからは急な階段を下って、権現堂から薬王院本堂を過ぎてお守りの授与所やみやげものの売店などが並ぶ賑やかな境内を進みます。大勢の参拝者や観光客に混じって杉苗の奉納板と杉並木を見ながら下ります。浄心門を出て右にタコ杉、サル園などを過ぎて霞台園地になり、分岐を左に行けばケーブルカーの高尾山駅です。正面の広い舗装路を下っていくと、すぐ右にエコーリフトの乗り場があるので、体調や時間によってはリフトを使って市街地を見下ろしながらの楽しい下山も良いでしょう。 さらに下って平坦になったところで、直進する金比羅台園地への道を分けて右に大きく折れて、急坂を沢に向かって下ります。沢に着いたら左折して沢に沿って下るようになり、ケーブルカー清滝駅を右に見て高尾山口駅に戻ります。 駅の裏には、日帰りの京王高尾山温泉極楽湯があるので、立ち寄って汗を流すこともできます。 -
高尾山から城山へ
- 日帰り
- 4時間35分
- 10.8km
高尾山から城山へ
- 日帰り
- 4時間35分
- 10.8km
高尾山口駅から右にケーブルの清滝駅前へ向かいます。ケーブル駅の左から沢に沿ってたどる6号路(森と水コース)に入ると、道端に石仏などが現れて宗教的な雰囲気があります。右にケーブルカーの線路を見上げながら登って東京高尾病院を正面見て、妙音橋で左の山道に入って行きます。春にはニリンソウなどの花、6月頃には珍しい着生ランのセッコクなどが観察できます。右側に岩屋大師の岩窟をみるとすぐに琵琶滝の水行道場の建物があります。右に1号路へ登る道を分けますが、この道は急傾斜で岩混じりの道なので注意して下さい。左の道に入って琵琶滝の周りの金網に沿って登って行きます。深い森の中の道にはところどころにベンチなどもあり、ゆっくり沢沿いの道を楽しめます。大山橋で右に沢を渡り登って行き、沢の中にある飛び石を伝って行きます。飛び石を過ぎると沢から離れ、右の尾根に出て階段を登ってメインの1号路に合流すると左側が高尾山山頂です。 城山への道は、高尾山頂の西の端、展望台の右から階段を下って始まります。高尾山頂を廻る5号路の横切る鞍部に降りますが、ここで左右に巻き道を分けます。どちらも先でいっしょになります。尾根を行く登山道は整備されていて、快適に尾根を行くともみじ台で新緑・紅葉の美しいところです。左に遠く富士山を見ながら鞍部に降りて、左に大垂水峠への学習の歩道、右に北斜面を巻いていく道を分けます。ここからひと登りで広い一丁平園地に到着します。のんびりと休憩していきたいところです。一丁平の先には展望デッキもあって設置された展望図を参考に富士山方面を見ていきましょう。登山道を外さずに登っていくと右に山頂を巻いて山頂に向かう道を分けて城山に着きます。 山頂には他の山から眺めた時にランドマークとなる大きなアンテナがあり、たくさんのテーブルも設置されています。高尾山から城山の稜線も眺めることができ、茶店を利用して多くの人がくつろいでいます。その茶店の脇から眼下に見える相模湖に向けて尾根を下り始めます。途中で送電線鉄塔を過ぎて下り続けると尾根を左に外して竹林が現れて茶店に着きます。さらに国道を横断して眼下に見える吊橋の弁天橋に向かって下ります。相模川を渡ってキャンプ場の間を登り返して車道に出たら右に向かって嵐山登山口を通り過ぎ、相模湖大橋を渡ります。国道から相模湖公園の横を通るか、正面の近道をとって相模湖駅まで登ります。高尾山口駅から右にケーブルの清滝駅前へ向かいます。ケーブル駅の左から沢に沿ってたどる6号路(森と水コース)に入ると、道端に石仏などが現れて宗教的な雰囲気があります。右にケーブルカーの線路を見上げながら登って東京高尾病院を正面見て、妙音橋で左の山道に入って行きます。春にはニリンソウなどの花、6月頃には珍しい着生ランのセッコクなどが観察できます。右側に岩屋大師の岩窟をみるとすぐに琵琶滝の水行道場の建物があります。右に1号路へ登る道を分けますが、この道は急傾斜で岩混じりの道なので注意して下さい。左の道に入って琵琶滝の周りの金網に沿って登って行きます。深い森の中の道にはところどころにベンチなどもあり、ゆっくり沢沿いの道を楽しめます。大山橋で右に沢を渡り登って行き、沢の中にある飛び石を伝って行きます。飛び石を過ぎると沢から離れ、右の尾根に出て階段を登ってメインの1号路に合流すると左側が高尾山山頂です。 城山への道は、高尾山頂の西の端、展望台の右から階段を下って始まります。高尾山頂を廻る5号路の横切る鞍部に降りますが、ここで左右に巻き道を分けます。どちらも先でいっしょになります。尾根を行く登山道は整備されていて、快適に尾根を行くともみじ台で新緑・紅葉の美しいところです。左に遠く富士山を見ながら鞍部に降りて、左に大垂水峠への学習の歩道、右に北斜面を巻いていく道を分けます。ここからひと登りで広い一丁平園地に到着します。のんびりと休憩していきたいところです。一丁平の先には展望デッキもあって設置された展望図を参考に富士山方面を見ていきましょう。登山道を外さずに登っていくと右に山頂を巻いて山頂に向かう道を分けて城山に着きます。 山頂には他の山から眺めた時にランドマークとなる大きなアンテナがあり、たくさんのテーブルも設置されています。高尾山から城山の稜線も眺めることができ、茶店を利用して多くの人がくつろいでいます。その茶店の脇から眼下に見える相模湖に向けて尾根を下り始めます。途中で送電線鉄塔を過ぎて下り続けると尾根を左に外して竹林が現れて茶店に着きます。さらに国道を横断して眼下に見える吊橋の弁天橋に向かって下ります。相模川を渡ってキャンプ場の間を登り返して車道に出たら右に向かって嵐山登山口を通り過ぎ、相模湖大橋を渡ります。国道から相模湖公園の横を通るか、正面の近道をとって相模湖駅まで登ります。 -
景信山から相模湖へ
- 日帰り
- 3時間10分
- 8km
景信山から相模湖へ
- 日帰り
- 3時間10分
- 8km
高尾駅北口からバスに乗って終点の小仏バス停で下車します。余裕があれば小仏関所跡などを見ながら旧甲州街道を歩いてみるのも良いでしょう。車道を登り始めると右上の中央自動車道から聞こえる車の音が少々気になるところです。左側に大きな樹木に囲まれた小佛山寶珠寺を通り過ぎ、右側の高速道路のコンクリート壁に息苦しさを感じながらも、小仏川のせせらぎを聞きながら舗装路を登って行きます。傾斜がきつくなって2つ目のヘアピンカーブを曲がると右側に登山口があります。車道をそのままたどれば、ヤゴ沢作業道入口から山道となって小仏峠に導かれます。 気持ちの良い広葉樹林の中にジグザグを繰り返して行くと植生保護のための迂回路もありますが、ほとんど尾根上を登って行きます。杉林に入って左に斜めに登るようになると東尾根上に出て、砂利窪からの道を合わせます。左に山頂を目指して尾根を登り続けます。木の根などで滑らないように注意しながら尾根筋を進んで行くと、やがて明るいカヤなどの草地になります。わずかで左にトイレを見て3分ほどで景信山山頂です。 山頂には茶店があります。東側は切り開かれ、遠く都心の高層ビル群など関東平野の絶景が、手前には高尾山の豊かな森林が眺められます。 小仏峠へは茶店の間から下ります。始めは滑りやすい急な下りですが、左からヤゴ沢コースの道を合わせて尾根をまっすぐに進んで行きます。平坦になると左側の展望が開けます。高尾山の山腹を貫く圏央道なども見えてきます。多くの登山者やトレイルランナーとすれ違いますがお互いに譲り合いを忘れずに。 平坦な小仏峠に降り立つと左から登山口で分かれた旧甲州街道が水平に合流します。峠には壊れそうな茶店が残っていて少々陰気な感じもしています。平地の南西の端から旧甲州街道に入ると、人の気配が急に少なくなります。1888(明治21)年に大垂水峠に甲州街道が開設されるまでは、この峠道を甲州の絹糸などの産物が行き来してにぎやかだったと思われます。古い峠道だけに、無理のないほぼ一定の傾斜で下って行きます。やがて送電鉄塔を過ぎると、中央道を走る車の轟音が大きくなり車道に出ます。50〜60mで右に折り返して、中央自動車道の下を通ります。美女谷橋で桂林寺からの道を合わせて底沢バス停に出ます。 相模湖駅に向かって歩きますが、5分ほどで小原宿本陣と資料を展示した小原の里があるので立ち寄って、小原からバスを利用してもよいでしょう。高尾駅北口からバスに乗って終点の小仏バス停で下車します。余裕があれば小仏関所跡などを見ながら旧甲州街道を歩いてみるのも良いでしょう。車道を登り始めると右上の中央自動車道から聞こえる車の音が少々気になるところです。左側に大きな樹木に囲まれた小佛山寶珠寺を通り過ぎ、右側の高速道路のコンクリート壁に息苦しさを感じながらも、小仏川のせせらぎを聞きながら舗装路を登って行きます。傾斜がきつくなって2つ目のヘアピンカーブを曲がると右側に登山口があります。車道をそのままたどれば、ヤゴ沢作業道入口から山道となって小仏峠に導かれます。 気持ちの良い広葉樹林の中にジグザグを繰り返して行くと植生保護のための迂回路もありますが、ほとんど尾根上を登って行きます。杉林に入って左に斜めに登るようになると東尾根上に出て、砂利窪からの道を合わせます。左に山頂を目指して尾根を登り続けます。木の根などで滑らないように注意しながら尾根筋を進んで行くと、やがて明るいカヤなどの草地になります。わずかで左にトイレを見て3分ほどで景信山山頂です。 山頂には茶店があります。東側は切り開かれ、遠く都心の高層ビル群など関東平野の絶景が、手前には高尾山の豊かな森林が眺められます。 小仏峠へは茶店の間から下ります。始めは滑りやすい急な下りですが、左からヤゴ沢コースの道を合わせて尾根をまっすぐに進んで行きます。平坦になると左側の展望が開けます。高尾山の山腹を貫く圏央道なども見えてきます。多くの登山者やトレイルランナーとすれ違いますがお互いに譲り合いを忘れずに。 平坦な小仏峠に降り立つと左から登山口で分かれた旧甲州街道が水平に合流します。峠には壊れそうな茶店が残っていて少々陰気な感じもしています。平地の南西の端から旧甲州街道に入ると、人の気配が急に少なくなります。1888(明治21)年に大垂水峠に甲州街道が開設されるまでは、この峠道を甲州の絹糸などの産物が行き来してにぎやかだったと思われます。古い峠道だけに、無理のないほぼ一定の傾斜で下って行きます。やがて送電鉄塔を過ぎると、中央道を走る車の轟音が大きくなり車道に出ます。50〜60mで右に折り返して、中央自動車道の下を通ります。美女谷橋で桂林寺からの道を合わせて底沢バス停に出ます。 相模湖駅に向かって歩きますが、5分ほどで小原宿本陣と資料を展示した小原の里があるので立ち寄って、小原からバスを利用してもよいでしょう。 -
陣馬高原下から陣馬山へ
- 日帰り
- 3時間10分
- 9.3km
陣馬高原下から陣馬山へ
- 日帰り
- 3時間10分
- 9.3km
高尾駅北口からバスに乗って終点の陣馬高原下バス停で下車します。ここには、トイレもあります。和田峠を示す道標に従って右に橋を渡り案下川に沿って舗装された道を登り始めます。狭い陣馬街道は時折車が通るので、注意して下さい。人家が無くなり左に林道南郷線の橋を分けるとすぐに登山道入口となります。 登山道は沢を右岸に渡り、しばらく沢に沿って進んで左の小さな沢に入ります。この沢が急になり始めるところから右の小尾根上に上がって、この尾根を忠実に登っていきます。薄暗い檜林から右の大きい尾根をあわせると右側が広葉樹林となり、気分の良い尾根をいきます。やがて尾根を行く道から右に入り、山腹をほぼ水平に進んで和田峠から山腹を巻いてくる道に合流します。左に進むとすぐ左に昔「陣馬山の家」のあった広場があります。さらにひと登りで白馬像が目立つ陣馬山山頂に到着します。 山頂からの展望は360度さえぎる物もなく、大菩薩連嶺、奥多摩、丹沢山地まで申し分ありません。冬の空気の澄んだ時には、南アルプスや都心方面のビル群まで見ることができます。「藤野町十五名山」「かながわの景勝50景」などの石碑なども建っていて開放的な雰囲気です。また、山頂には茶店もあり軽食や飲み物を売っています。 下山は少々長いですが傾斜の緩い一ノ尾尾根を下ります。茶店の脇から一度急に下ると、傾斜が緩んで幅広い尾根歩きとなります。右に和田への道を2回分けますが、和田バス停へは2つ目の分岐の方が近くなります。 尾根は緩く左に曲がるようになり、右に藤野北小前バス停への道を分けていったん急に下って傾斜が緩むと右に上沢井への分岐となります。さらに下ると左側が開けて畑が現れると車道となります。人家も現れて舗装された道を下ると県道に出ます。右に170mのカーブの所にトイレがあります。 県道を左に進むとわずかで陣馬登山口バス停です。ちょうど良い時間のバスがなければ、藤野駅まで30分ほどなので歩いてもよいでしょう。高尾駅北口からバスに乗って終点の陣馬高原下バス停で下車します。ここには、トイレもあります。和田峠を示す道標に従って右に橋を渡り案下川に沿って舗装された道を登り始めます。狭い陣馬街道は時折車が通るので、注意して下さい。人家が無くなり左に林道南郷線の橋を分けるとすぐに登山道入口となります。 登山道は沢を右岸に渡り、しばらく沢に沿って進んで左の小さな沢に入ります。この沢が急になり始めるところから右の小尾根上に上がって、この尾根を忠実に登っていきます。薄暗い檜林から右の大きい尾根をあわせると右側が広葉樹林となり、気分の良い尾根をいきます。やがて尾根を行く道から右に入り、山腹をほぼ水平に進んで和田峠から山腹を巻いてくる道に合流します。左に進むとすぐ左に昔「陣馬山の家」のあった広場があります。さらにひと登りで白馬像が目立つ陣馬山山頂に到着します。 山頂からの展望は360度さえぎる物もなく、大菩薩連嶺、奥多摩、丹沢山地まで申し分ありません。冬の空気の澄んだ時には、南アルプスや都心方面のビル群まで見ることができます。「藤野町十五名山」「かながわの景勝50景」などの石碑なども建っていて開放的な雰囲気です。また、山頂には茶店もあり軽食や飲み物を売っています。 下山は少々長いですが傾斜の緩い一ノ尾尾根を下ります。茶店の脇から一度急に下ると、傾斜が緩んで幅広い尾根歩きとなります。右に和田への道を2回分けますが、和田バス停へは2つ目の分岐の方が近くなります。 尾根は緩く左に曲がるようになり、右に藤野北小前バス停への道を分けていったん急に下って傾斜が緩むと右に上沢井への分岐となります。さらに下ると左側が開けて畑が現れると車道となります。人家も現れて舗装された道を下ると県道に出ます。右に170mのカーブの所にトイレがあります。 県道を左に進むとわずかで陣馬登山口バス停です。ちょうど良い時間のバスがなければ、藤野駅まで30分ほどなので歩いてもよいでしょう。 -
生藤山から醍醐峠へ
- 日帰り
- 4時間55分
- 11.1km
生藤山から醍醐峠へ
- 日帰り
- 4時間55分
- 11.1km
和田バス停から上流に向かい、「やさか茶屋」の手前で佐野川を渡って車道を鎌沢集落へ向けて登り始めます。斜面に作られた茶畑が青々と美しい曲線を描いています。連行沢に沿って車道を登って行くと右側に10台程停められる駐車場があります。さらに車道を行くと急に左折して沢から離れて急な車道を登るようになります。やがて東に開けた登里の集落に着きます。鎌沢休憩舎とトイレがあるので、陣馬山の大きな姿を見ながら休憩します。だいぶ車道で登ってきたことが分かります。 すぐに生藤山・三国山登山口の石標があり山道となります。斜めに登って行くと尾根上で左に上岩方面への道を分けて傾斜の緩い尾根を進んでいきます。桜並木があり、4月下旬の頃には花を愛でながらの登りになります。軍刀利神社を過ぎて平坦な尾根を行くと佐野川峠に着き、石楯尾神社前バス停からの道を合わせます。登り続けるとやがてベンチなどがある平坦地に着きます。富士山を遠くに眺められ、休憩に良い場所です。右に尾根を離れて2~3分で、日本武尊伝説の残る甘草水があります。水は出ていますが飲用には適しません。 尾根を登り続けると軍刀利神社の奥の院へ下る道を分けます。さらに登ると、右に生藤山への巻き道を分けて、甲州、武州、相州の三国の境の三国山に着きます。ここは西の扇山や権現山の方向が開けて気持ちの良い場所。ゆっくり休憩したら右に下って先ほど分かれた巻き道を合わせて、すぐに生藤山の北を巻く道を分けて尾根を急登すると生藤山に着きます。2等三角点がポツンとある山頂からは、南西北向にわずかに展望があります。 東に向かって岩のある急な尾根を下り、山頂を巻いてきた道を合わせて北側を巻く所で左に矢沢林道へ下る踏み跡を分けます。右に巻き道を分けて再び登り返すと茅丸のピークに着きます。さらに東に向かって気持ちの良い広葉樹の幅広い尾根を進んで行くと連行峰です。左に柏木野への峠道が下っています。幅広い尾根道を快適に下り、途中の山の神から右に和田への道を分けて大蔵里山から登り返します。さらにひとつピークを越えて醍醐丸に着きます。醍醐丸からは左に市道山への道が分かれます。右に曲がって下ると平坦な醍醐峠に出ます。 右の斜面から下って沢沿いの道となり、和田浄水場の脇から陣馬街道に出ます。車道を下り、和田集落のたたずまいなど見ながら和田バス停に戻ります。和田バス停から上流に向かい、「やさか茶屋」の手前で佐野川を渡って車道を鎌沢集落へ向けて登り始めます。斜面に作られた茶畑が青々と美しい曲線を描いています。連行沢に沿って車道を登って行くと右側に10台程停められる駐車場があります。さらに車道を行くと急に左折して沢から離れて急な車道を登るようになります。やがて東に開けた登里の集落に着きます。鎌沢休憩舎とトイレがあるので、陣馬山の大きな姿を見ながら休憩します。だいぶ車道で登ってきたことが分かります。 すぐに生藤山・三国山登山口の石標があり山道となります。斜めに登って行くと尾根上で左に上岩方面への道を分けて傾斜の緩い尾根を進んでいきます。桜並木があり、4月下旬の頃には花を愛でながらの登りになります。軍刀利神社を過ぎて平坦な尾根を行くと佐野川峠に着き、石楯尾神社前バス停からの道を合わせます。登り続けるとやがてベンチなどがある平坦地に着きます。富士山を遠くに眺められ、休憩に良い場所です。右に尾根を離れて2~3分で、日本武尊伝説の残る甘草水があります。水は出ていますが飲用には適しません。 尾根を登り続けると軍刀利神社の奥の院へ下る道を分けます。さらに登ると、右に生藤山への巻き道を分けて、甲州、武州、相州の三国の境の三国山に着きます。ここは西の扇山や権現山の方向が開けて気持ちの良い場所。ゆっくり休憩したら右に下って先ほど分かれた巻き道を合わせて、すぐに生藤山の北を巻く道を分けて尾根を急登すると生藤山に着きます。2等三角点がポツンとある山頂からは、南西北向にわずかに展望があります。 東に向かって岩のある急な尾根を下り、山頂を巻いてきた道を合わせて北側を巻く所で左に矢沢林道へ下る踏み跡を分けます。右に巻き道を分けて再び登り返すと茅丸のピークに着きます。さらに東に向かって気持ちの良い広葉樹の幅広い尾根を進んで行くと連行峰です。左に柏木野への峠道が下っています。幅広い尾根道を快適に下り、途中の山の神から右に和田への道を分けて大蔵里山から登り返します。さらにひとつピークを越えて醍醐丸に着きます。醍醐丸からは左に市道山への道が分かれます。右に曲がって下ると平坦な醍醐峠に出ます。 右の斜面から下って沢沿いの道となり、和田浄水場の脇から陣馬街道に出ます。車道を下り、和田集落のたたずまいなど見ながら和田バス停に戻ります。 -
百蔵山から扇山へ
- 日帰り
- 6時間45分
- 16.2km
百蔵山から扇山へ
- 日帰り
- 6時間45分
- 16.2km
猿橋駅から国道へ出て右折してすぐの信号で左折して正面に百蔵山を見ながら宮下橋で桂川を渡ります。橋の建設によって移転された石仏が道端に並んでいます。さらに葛野川を渡り、県道を横切って大きくカーブを描きながら高度を稼いでいきます。やがて右に市営グラウンドを見ると、すぐに百蔵山登山口バス停があります。猿橋駅から土日のみの運行なので、時間を確認して利用してもよいでしょう。 グラウンドの上の分岐を左に入ってすぐに右へ、相変わらずの車道を進みます。さらに200mほどで左の山道に入って登ります。右に立派な門のある美術館を見ると先ほど分かれた車道が百蔵浄水場を回って合流します。沢沿いの道になって水道水源を回り込んで登り左の小尾根に上がるとベンチがあり、振り返ると富士山が大きく見えます。広葉樹林の中の小尾根から左に巻く様になると主稜線に出て、右に15分ほどで百蔵山山頂です。平坦な山頂からは南側に富士山を中心とした展望が広がっています。 扇山に向かうとすぐに右に百蔵浄水場へ下る道を分けて急激に下ります。平坦になると、コタラ山を右に巻いて尾根は東に向きを変えます。小さなコブを越えてカンバノ頭の南を小さく巻きながら長い登りを続けます。木の間越しにだんだん低くなっていく百蔵山が思ったより鋭い山容で望めます。やっとたどり着く大久保山を越えて梨の木平からの道を合わせてわずかで扇山の山頂に出ます。 扇山の山頂も平坦で広く、百蔵山と同じ様に御正体山などを従えた堂々とした富士山の展望が待っています。下山は、南東の犬目へ向かって滑りやすい道を下ります。平坦になると、右に山谷への道を分けて杉林の中を緩く下ります。次の分岐を右に入って県道で犬目へ出ます。犬目は旧甲州街道の宿場町で、葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつ「甲州犬目峠」が描かれた場所です。きれいな家並みを見ながら進み、犬目バス停に着きます。 バスの本数が少ないので、そのまま宿場街を進んで三差路の右端をとって、中央自動車道を渡り大野貯水池に出ます。4月にはソメイヨシノが咲き誇る桜の名所でもあり、冬には数多くのガン・カモ類が羽を休める静かな貯水池です。四方津駅まで車に注意して下ります。猿橋駅から国道へ出て右折してすぐの信号で左折して正面に百蔵山を見ながら宮下橋で桂川を渡ります。橋の建設によって移転された石仏が道端に並んでいます。さらに葛野川を渡り、県道を横切って大きくカーブを描きながら高度を稼いでいきます。やがて右に市営グラウンドを見ると、すぐに百蔵山登山口バス停があります。猿橋駅から土日のみの運行なので、時間を確認して利用してもよいでしょう。 グラウンドの上の分岐を左に入ってすぐに右へ、相変わらずの車道を進みます。さらに200mほどで左の山道に入って登ります。右に立派な門のある美術館を見ると先ほど分かれた車道が百蔵浄水場を回って合流します。沢沿いの道になって水道水源を回り込んで登り左の小尾根に上がるとベンチがあり、振り返ると富士山が大きく見えます。広葉樹林の中の小尾根から左に巻く様になると主稜線に出て、右に15分ほどで百蔵山山頂です。平坦な山頂からは南側に富士山を中心とした展望が広がっています。 扇山に向かうとすぐに右に百蔵浄水場へ下る道を分けて急激に下ります。平坦になると、コタラ山を右に巻いて尾根は東に向きを変えます。小さなコブを越えてカンバノ頭の南を小さく巻きながら長い登りを続けます。木の間越しにだんだん低くなっていく百蔵山が思ったより鋭い山容で望めます。やっとたどり着く大久保山を越えて梨の木平からの道を合わせてわずかで扇山の山頂に出ます。 扇山の山頂も平坦で広く、百蔵山と同じ様に御正体山などを従えた堂々とした富士山の展望が待っています。下山は、南東の犬目へ向かって滑りやすい道を下ります。平坦になると、右に山谷への道を分けて杉林の中を緩く下ります。次の分岐を右に入って県道で犬目へ出ます。犬目は旧甲州街道の宿場町で、葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつ「甲州犬目峠」が描かれた場所です。きれいな家並みを見ながら進み、犬目バス停に着きます。 バスの本数が少ないので、そのまま宿場街を進んで三差路の右端をとって、中央自動車道を渡り大野貯水池に出ます。4月にはソメイヨシノが咲き誇る桜の名所でもあり、冬には数多くのガン・カモ類が羽を休める静かな貯水池です。四方津駅まで車に注意して下ります。 -
雨降山から権現山へ
- 日帰り
- 5時間40分
- 11.3km
雨降山から権現山へ
- 日帰り
- 5時間40分
- 11.3km
初戸バス停で下車し、県道から分かれて初戸橋を渡って鶴川沿いの車道に入ります。すぐに左の民家の脇から川をめがけて下り、おだやかな流れの鶴川を渡ります。左に少し水平に進んでから登山道となって檜の植林の中のきつい登りになります。尾根筋を右に左にからみながら、無理のない傾斜で高度を上げていきます。左側がコナラなどの広葉樹林となって傾斜が緩むと、右から腰掛から登ってくる大きな尾根を合わせます。ここで尾根は左に曲がり、緩急を繰り返して、広葉樹林の柔らかな雰囲気と檜林の違いなどを感じながらじっくりと登って行きます。やがて少し急な登りをこなすと主稜線に到着です。すぐ左の雨降山には、遠くからも目立つ防災無線のアンテナと雨量観測施設があります。 ここから権現山を往復します。平坦な道を権現山に向かって尾根筋を進むとすぐに、樹間からわずかながら北側の山々が遠望できます。和見分岐で左に和見峠へ下る道を分けて快適に歩を進めます。あまり急なアップダウンのない気持ちの良い尾根歩きです。道端の馬頭尊の石碑から右の山腹を巻いて登ります。やがて檜林の暗い雰囲気の中、正面に岩を削った石段を持つ大ムレ権現の社殿が見えてきます。この神社が権現山の山名の由来となっています。社殿の中は雨宿りや、冬の季節風の強い時などの休憩に使えるので、大事にしたいものです。大ムレ権現の裏で山頂を左から巻く道を分け、滑りやすい急な尾根を直登して権現山山頂に着きます。2等三角点の石標と小さな標識がある静かな山頂です。富士山方向の切り開きに加えて北側の展望があり、大菩薩嶺、飛龍山や先ほど通ってきた雨降山が大きくはっきりと見え、足元には鶴川沿いの山村集落の穏やかな風景が広がります。 山頂を後にして、先ほどの道を雨降山まで戻ります。雨降山からは相変わらず緩い下りを続けますが、単調な下りになります。寺ノ入山の北側をかすめ通り、二本杉が近づいて平らな檜林の中にトレイルランニングの標識があります。ここから左に「ゆずりはら青少年自然の里」へ下る道が分岐します。すぐに二本杉の三角点ですが、登山道は右に巻き気味に下ります。右に御林峠へのはっきりした道を分けて進みますが、単調な下り途中、右の展望が開ける所があります。右に墓村へ下る少々荒れ気味の道を分けさらに下ると、トレイルランニングの標識のある所で再び墓村へ下る道を分けます。殿村バス停への道を分けて急な下りとなって傾斜が緩むと、ガードレールのある行き止まりの車道に出ます。すぐ下が墓村に行く車道となって、これを下ってすぐに県道の用竹バス停です。初戸バス停で下車し、県道から分かれて初戸橋を渡って鶴川沿いの車道に入ります。すぐに左の民家の脇から川をめがけて下り、おだやかな流れの鶴川を渡ります。左に少し水平に進んでから登山道となって檜の植林の中のきつい登りになります。尾根筋を右に左にからみながら、無理のない傾斜で高度を上げていきます。左側がコナラなどの広葉樹林となって傾斜が緩むと、右から腰掛から登ってくる大きな尾根を合わせます。ここで尾根は左に曲がり、緩急を繰り返して、広葉樹林の柔らかな雰囲気と檜林の違いなどを感じながらじっくりと登って行きます。やがて少し急な登りをこなすと主稜線に到着です。すぐ左の雨降山には、遠くからも目立つ防災無線のアンテナと雨量観測施設があります。 ここから権現山を往復します。平坦な道を権現山に向かって尾根筋を進むとすぐに、樹間からわずかながら北側の山々が遠望できます。和見分岐で左に和見峠へ下る道を分けて快適に歩を進めます。あまり急なアップダウンのない気持ちの良い尾根歩きです。道端の馬頭尊の石碑から右の山腹を巻いて登ります。やがて檜林の暗い雰囲気の中、正面に岩を削った石段を持つ大ムレ権現の社殿が見えてきます。この神社が権現山の山名の由来となっています。社殿の中は雨宿りや、冬の季節風の強い時などの休憩に使えるので、大事にしたいものです。大ムレ権現の裏で山頂を左から巻く道を分け、滑りやすい急な尾根を直登して権現山山頂に着きます。2等三角点の石標と小さな標識がある静かな山頂です。富士山方向の切り開きに加えて北側の展望があり、大菩薩嶺、飛龍山や先ほど通ってきた雨降山が大きくはっきりと見え、足元には鶴川沿いの山村集落の穏やかな風景が広がります。 山頂を後にして、先ほどの道を雨降山まで戻ります。雨降山からは相変わらず緩い下りを続けますが、単調な下りになります。寺ノ入山の北側をかすめ通り、二本杉が近づいて平らな檜林の中にトレイルランニングの標識があります。ここから左に「ゆずりはら青少年自然の里」へ下る道が分岐します。すぐに二本杉の三角点ですが、登山道は右に巻き気味に下ります。右に御林峠へのはっきりした道を分けて進みますが、単調な下り途中、右の展望が開ける所があります。右に墓村へ下る少々荒れ気味の道を分けさらに下ると、トレイルランニングの標識のある所で再び墓村へ下る道を分けます。殿村バス停への道を分けて急な下りとなって傾斜が緩むと、ガードレールのある行き止まりの車道に出ます。すぐ下が墓村に行く車道となって、これを下ってすぐに県道の用竹バス停です。 -
大月駅から岩殿山へ
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.5km
大月駅から岩殿山へ
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.5km
大月駅に降り立つと、背後に大きな鏡岩と呼ばれる大岩壁を抱く岩殿山がそびえて見えます。この大岩壁の山頂付近が2019年8月27日頃崩落したため正面の強瀬ルートは中腹の丸山公園までしか通ることができません。また、台風により登山道が崩壊した岩殿ルートも通行止めになっています。(大月市で新強瀬ルートを検討中) そこで北側の畑倉ルートから山頂を経て、稚児落としへ向かうルートを紹介します。大月駅前を左折して中央本線の踏切を渡り交通量の多い国道を行くと、左側に岩殿山登山道の階段があります。さらに国道を進んで岩殿山を回り込んで自動車教習所前のバス停の先に登山道入口があります(本数は少ないが大月駅からバスの便もあります)。登山道に入って沢沿いの暗い道を登ると鬼の岩屋と呼ばれる岩屋への分岐があります。分岐から右に進むと小さな祠が二つ並ぶ広場に出ます。左に曲がって小尾根を登って行くと露岩に突き当たり、一旦左の沢まで行って折り返し、尾根に戻ってジグザグに登ります。急な登りを続けて、防災無線のアンテナ等のある岩殿山山頂に飛び出します。富士山方向に展望が大きく開けます。右に下って見晴台まで行って大月市街の向こうに大きく見える富士山や中央本線沿線の山々の展望を楽しみます。 稚児落としへの道は、少し下って揚木戸跡の下の分岐から入りますが、小石のある山道となるので注意して下ります。築坂峠から登りになって送電鉄塔を過ぎると、ひとつ目の岩場の鎧岩になるので右の林間コースをとった方が良いでしょう。2つ目の岩場兜岩は、手すりをつかんで高度感のある岩のトラバースから始まり、クサリを頼って直上していましたが、ロープが張られて通行止になっています。岩を巻いていく林間コースに入りますが、巻道も岩裾をロープ頼りに進む厳しい道です。山腹を進んで尾根上に出て登り返し、天神山に到着します。少し進んだ天神社のあるところから高川山など西側の展望が開けます。さらに送電線に沿って尾根上を進んで行くと、稚児落しの大岩壁の縁に出ます。岩稜の上を歩く道は高度感があって丸い小石で滑ったりするので、右の樹林帯の中を登ります。笹平への分岐で左に曲がって、浅利集落への下りにかかります。礫岩の岩尾根を下ると、左に稚児落しの迫力ある大岩壁を見下ろすことができます。急な尾根を下って行くと、鉄パイプのハシゴで水平の道に出ます。左に近道を水平に進んで民家の脇から浅利川を渡って左折、大月駅に向かいます。大月駅に降り立つと、背後に大きな鏡岩と呼ばれる大岩壁を抱く岩殿山がそびえて見えます。この大岩壁の山頂付近が2019年8月27日頃崩落したため正面の強瀬ルートは中腹の丸山公園までしか通ることができません。また、台風により登山道が崩壊した岩殿ルートも通行止めになっています。(大月市で新強瀬ルートを検討中) そこで北側の畑倉ルートから山頂を経て、稚児落としへ向かうルートを紹介します。大月駅前を左折して中央本線の踏切を渡り交通量の多い国道を行くと、左側に岩殿山登山道の階段があります。さらに国道を進んで岩殿山を回り込んで自動車教習所前のバス停の先に登山道入口があります(本数は少ないが大月駅からバスの便もあります)。登山道に入って沢沿いの暗い道を登ると鬼の岩屋と呼ばれる岩屋への分岐があります。分岐から右に進むと小さな祠が二つ並ぶ広場に出ます。左に曲がって小尾根を登って行くと露岩に突き当たり、一旦左の沢まで行って折り返し、尾根に戻ってジグザグに登ります。急な登りを続けて、防災無線のアンテナ等のある岩殿山山頂に飛び出します。富士山方向に展望が大きく開けます。右に下って見晴台まで行って大月市街の向こうに大きく見える富士山や中央本線沿線の山々の展望を楽しみます。 稚児落としへの道は、少し下って揚木戸跡の下の分岐から入りますが、小石のある山道となるので注意して下ります。築坂峠から登りになって送電鉄塔を過ぎると、ひとつ目の岩場の鎧岩になるので右の林間コースをとった方が良いでしょう。2つ目の岩場兜岩は、手すりをつかんで高度感のある岩のトラバースから始まり、クサリを頼って直上していましたが、ロープが張られて通行止になっています。岩を巻いていく林間コースに入りますが、巻道も岩裾をロープ頼りに進む厳しい道です。山腹を進んで尾根上に出て登り返し、天神山に到着します。少し進んだ天神社のあるところから高川山など西側の展望が開けます。さらに送電線に沿って尾根上を進んで行くと、稚児落しの大岩壁の縁に出ます。岩稜の上を歩く道は高度感があって丸い小石で滑ったりするので、右の樹林帯の中を登ります。笹平への分岐で左に曲がって、浅利集落への下りにかかります。礫岩の岩尾根を下ると、左に稚児落しの迫力ある大岩壁を見下ろすことができます。急な尾根を下って行くと、鉄パイプのハシゴで水平の道に出ます。左に近道を水平に進んで民家の脇から浅利川を渡って左折、大月駅に向かいます。 -
顕鏡寺から石老山へ
- 日帰り
- 3時間20分
- 6.7km
顕鏡寺から石老山へ
- 日帰り
- 3時間20分
- 6.7km
相模湖駅からバスで、相模湖を回って石老山入口バス停で下車。大きな標識に従って車道を登って行き、車道から右に、相模湖病院の前を通って山道に入ります。少しジメジメしたような登山道を登って行くと、仁王岩や駒立岩など様々な名前が付けられた奇岩が現れてきます。それらを鑑賞しながら登ると顕鏡寺前に出ます。本堂の下の駐車場の脇にはトイレもあるので一安心。 顕鏡寺の大イチョウの脇から登山道に入りますが、岩窟などの宗教的な雰囲気が漂います。蓮華岩・大天狗岩を過ぎるとまもなく右に展望のよい桜山展望台を通るコースに入ります。右に斜めに登って行くと右側が刈払われて津久井城山の向こうに相模原市街方面の展望が開けます。小尾根を回り込んだところに展望台の表示があり、左に曲がって登って行くと先ほど分かれた登山道と合流します。少し薄暗い檜林の中を登って行くと融合平見晴台。北側の陣馬山や生藤山を結ぶ尾根が、相模湖を眼下によく見えます。 融合平見晴台から幅広い尾根を斜め左に登って行くと尾根がはっきりして、危険なところもなく順調に歩を進めていきます。小さなピークを右から巻くように登り、ひと頑張りで石老山に着きます。山頂から富士山の方向が刈払われて丹沢山地が高く険しく見えます。三角点は山頂ではなく、篠原への分岐付近の道端にあります。 下山は北側に向かって一段下ると、左に篠原への道を分けます。小さなコブをいくつか越えると右に大明神の小さな赤い社があり、その先が大明神展望台です。鉄骨で一段高く作られた展望台からは、相模湖方面をすっきりと見ることができます。展望台を後に下り続け、杉林の中の急な下りとなります。沢筋に降りて進むと幅広い道となり、左に関川公衆トイレがあります。すぐにキャンプ場の中を進む道となって、夏などは大勢の人がキャンプを楽しんでいます。 キャンプ場の管理棟を過ぎると箕石橋で車道に出ます。車の通行が多いので注意します。畑などが現れ人家の間を進んで、さがみ湖MORIMORI前バス停に着きます。途中に相模湖の渡し舟の標識があり、みの石の入江から相模湖駅下まで約10分で結んでいるので、営業していれば左の湖畔まで降りて舟(定員8名)で相模湖を渡って対岸の公園まで利用しても良いでしょう。相模湖駅からバスで、相模湖を回って石老山入口バス停で下車。大きな標識に従って車道を登って行き、車道から右に、相模湖病院の前を通って山道に入ります。少しジメジメしたような登山道を登って行くと、仁王岩や駒立岩など様々な名前が付けられた奇岩が現れてきます。それらを鑑賞しながら登ると顕鏡寺前に出ます。本堂の下の駐車場の脇にはトイレもあるので一安心。 顕鏡寺の大イチョウの脇から登山道に入りますが、岩窟などの宗教的な雰囲気が漂います。蓮華岩・大天狗岩を過ぎるとまもなく右に展望のよい桜山展望台を通るコースに入ります。右に斜めに登って行くと右側が刈払われて津久井城山の向こうに相模原市街方面の展望が開けます。小尾根を回り込んだところに展望台の表示があり、左に曲がって登って行くと先ほど分かれた登山道と合流します。少し薄暗い檜林の中を登って行くと融合平見晴台。北側の陣馬山や生藤山を結ぶ尾根が、相模湖を眼下によく見えます。 融合平見晴台から幅広い尾根を斜め左に登って行くと尾根がはっきりして、危険なところもなく順調に歩を進めていきます。小さなピークを右から巻くように登り、ひと頑張りで石老山に着きます。山頂から富士山の方向が刈払われて丹沢山地が高く険しく見えます。三角点は山頂ではなく、篠原への分岐付近の道端にあります。 下山は北側に向かって一段下ると、左に篠原への道を分けます。小さなコブをいくつか越えると右に大明神の小さな赤い社があり、その先が大明神展望台です。鉄骨で一段高く作られた展望台からは、相模湖方面をすっきりと見ることができます。展望台を後に下り続け、杉林の中の急な下りとなります。沢筋に降りて進むと幅広い道となり、左に関川公衆トイレがあります。すぐにキャンプ場の中を進む道となって、夏などは大勢の人がキャンプを楽しんでいます。 キャンプ場の管理棟を過ぎると箕石橋で車道に出ます。車の通行が多いので注意します。畑などが現れ人家の間を進んで、さがみ湖MORIMORI前バス停に着きます。途中に相模湖の渡し舟の標識があり、みの石の入江から相模湖駅下まで約10分で結んでいるので、営業していれば左の湖畔まで降りて舟(定員8名)で相模湖を渡って対岸の公園まで利用しても良いでしょう。